【映画】『宮廷画家ゴヤは見た』
2010.07.26 Monday 16:17
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ナタリー演ずるイネスも、ロレンゾ修道士も実在しないのですが、こういうことは実際にあったのでしょう。
15年後に牢から出られたのも、単にナポレオン軍の侵略で、異端尋問が廃止されたから。でもその頃には、イネスは正気ではなく、また、家族はみんなナポレオン軍に虐殺されていました。牢にいたおかげで助かったともいえるけど・・・
そいでもって、ここで衝撃の事実が。イネスはなんと、獄中でロレンゾ神父の子を産んだと言います。
この辺りから物語はがぜん面白くなって、ぐいぐい引き込まれます。
んで、ここでゴヤが活躍。
もともと、ゴヤは、イネスもロレンゾも肖像画を描いた間柄。イネスが囚われた時に、ゴヤを通じて、イネスの父がロレンゾにとりなしを願ったということもありました。
そこで「拷問での自白は信用できる。なぜなら、無実ならば、神に守られて痛みも苦しみも感じないからだ」と言い放ち、イネスの家族によって拷問され、自分は猿だと自白させられます。
そんなこんなで、国外に逃げ出したロレンゾが、フランス軍の力を借りてすごい権勢をバックに、鼻息荒く帰ってきます。すでに家庭もあるロレンゾに、イネスとその娘は邪魔なだけ。ロレンゾは、イネスを精神病院に入れてしまいます。
んで、ロレンゾもゴヤもそれぞれに、イネスの娘を探します。ゴヤは偶然、町でイネスそっくりの娘に出会います。それが、イネスが産んで、預けられた修道院を脱走して、今は娼婦をしている娘のアリシアでした。
逃げ出したものの、女が生きていくには身を売るしかなかった時代。イネス獄中にいたのは15年なので、アリシアはまだ14〜5歳なのに。
イネス役のナタリーが、なんだか中途半端な金髪なのに、アリシア役は黒髪でいかにもスペイン美女という感じで、こっちのほうがいいなーと思いました。
イネスはすっかり正気を失って、拾った赤ん坊を自分の娘だと言い張ったり、とにかく悲惨のひとこと。ナタリーの熱演がすごい。
そんなイネスを救えなかったことを悔やんだゴヤは、イネスを精神病院から救い出し、必死に母子を会わせようとするのですが、すんでのところをロレンゾに阻まれ、アリシアは軍にとらわれ、アメリカ行きの船に乗せられる道中、イギリス軍の大軍とはちわせに。
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