ひよこの脳みそ - 言葉の辞典/古嶋 美加 (著)
ある言葉を辞書という形にするために別の言葉に置き換えて行く作業。
それによって、普段使い慣れた言葉を
急に生き生きとしたものに感じ始める。
最初ピンと来なくても、何度か読んで噛み締めるうち
するめの味みたいに、じんわり心にしみてくる。
26歳女性の等身大の言葉に思わず共感。
納得したり勇気づけられたり。
この脳みそを持つひよこは、大人になっても
ひよこの心を満ち続けている人、なんですね。
ちなみに少し抜粋してみると
【いま】過去の自分の集大成こんな感じ。
【臆病】《その一歩》にビビる、こころの震え
【愚痴】こころのゴミ出し
【健全】無駄を無駄と思わない気持
【無敵】好きな人を想い、空想にふける時のオーラ
【けんか】もっとなかよくなるためのチャンス
【恋】相手も自分のことを思ってる、という思い込み
【仲直り】おヘソとおヘソの握手
【支え】《自分のいいとこ》10個
【悟り】だれもが主役であることを知っていること
私は特にこの「支え」が気に入っちゃったなぁ。
今から書き出してみよう。自分のいいとこ10個。
単行本(ソフトカバー): 115ページ
出版社: 朱鳥社 (1999/12)
ISBN-10: 4434000233
ISBN-13: 978-4434000232
発売日: 1999/12
Amazonのおすすめ度:★★★★☆
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ひょっとして、あなたもひよこ?26歳のひよっこOLが、悩んで迷って
ポコポコ生んだキャハハな言葉が、ここにたんまり!ちょっぴりシリアス、
時にはラブリー。思わずあなたもにっこり、クスッ。
内容(「MARC」データベースより)
「愛-人生ぜんぶの時間を使って奏でてみたい主旋律」「会いたい-生理現象」
等々。一つ一つの言葉に対して、26歳のOLが持っている自分なりの意味を
書き込んだ、ちょっぴりシリアスでラブリーな辞典。
著者:古嶋美加(ふるしま・みか)
1973年、群馬県太田市生まれ。東京女子大学現代文学部言語文化学科卒。
現在、月刊誌の企画・編集を担当。言葉のマジシャンになるのが夢で、趣
味は、川柳、作詞、ネットサーフィン、旅行(14カ国)写真、ピアノ、
温泉めぐり、おしゃべりetc.
ぷらいべーとほーむぺーじ: http://www.webs.to/mika/
2008/06/11 Wed



