ペンギンの憂鬱/アンドレイ・クルコフ (著), 沼野 恭子 (翻訳)
この本、ずーっと読みたいと思いつつ
未だ読んだ事がない本の一冊。
『憂鬱症のペンギンと一緒に暮らす売れない小説家』
というありえないシチュエーションに心ひかれる。
あののんきで無邪気な(に見える)ペンギンが
憂鬱症とは?そういえば奴ら(ペンギン)は、
水の中で泳ぐ時、決して目は笑っていないのだ。
あなどってはいけないのだ。
おそらくペンギンの憂鬱とは、主人公の憂鬱を
そのまま写し取ったものの象徴なのだろう。
それにしても表紙の愛らしさとは裏腹な、漂う憂鬱館と閉塞感に、
どうしようもなく惹かれる。
読後の感想は、追って載せる事に。(いつになるかは謎)
未だ読んだ事がない本の一冊。
『憂鬱症のペンギンと一緒に暮らす売れない小説家』
というありえないシチュエーションに心ひかれる。
あののんきで無邪気な(に見える)ペンギンが
憂鬱症とは?そういえば奴ら(ペンギン)は、
水の中で泳ぐ時、決して目は笑っていないのだ。
あなどってはいけないのだ。
おそらくペンギンの憂鬱とは、主人公の憂鬱を
そのまま写し取ったものの象徴なのだろう。
それにしても表紙の愛らしさとは裏腹な、漂う憂鬱館と閉塞感に、
どうしようもなく惹かれる。
読後の感想は、追って載せる事に。(いつになるかは謎)
ペーパーバック: 315ページ
出版社: 新潮社 (2004/9/29)
言語 日本語
ISBN-10: 4105900412
ISBN-13: 978-4105900410
発売日: 2004/9/29
商品の寸法: 18.6 x 13 x 3 cm
Amazonのおすすめ度:★★★★☆(4個半) (23件のカスタマーレビュー)
内容(「BOOK」データベースより)
恋人に去られた孤独なヴィクトルは、憂鬱症のペンギンと暮らす売れない小説家。
生活のために新聞の死亡記事を書く仕事を始めたが、そのうちまだ生きている
大物政治家や財界人や軍人たちの「追悼記事」をあらかじめ書いておく仕事を
頼まれ、やがてその大物たちが次々に死んでいく。
舞台はソ連崩壊後の新生国家ウクライナの首都キエフ。ヴィクトルの身辺にも
不穏な影がちらつく。そしてペンギンの運命は…。欧米各国で翻訳され絶大な
賞賛と人気を得た、不条理で物語にみちた長編小説。
内容(「MARC」データベースより)
憂鬱症のペンギン・ミーシャと暮らす売れない小説家ヴィクトル。
新聞の死亡記事を書く仕事をきっかけに次々起きる不可解な変死。
不条理な世界を描く新ロシア文学。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クルコフ,アンドレイ
ウクライナのロシア語作家。1961年レニングラード(現サンクト・ペテルブルグ)
に生まれ、3歳のとき家族でキエフに移る。キエフ外国語大学卒業。
出版社勤務、オデッサでの兵役を経て、小説、シナリオ、児童書を書いていたが、
長らく日の目を見なかった。
クルコフの名を一躍有名にしたのが『ペンギンの憂鬱』(1996)である。
約20ヵ国語に訳され、国際的なベストセラーとなる。キエフ在住。
妻はイギリス人
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2008/08/24 Sun