たまごにいちゃん/あきやまただし
大好きな絵本。もうとっくにカラを破って
出て来なくてはいけないのに
ずっとタマゴのままで
お母さんにあたためていて欲しい
弟のほうが先に大きくなってもいい
そんなたまごにいちゃん。
そんなたまごにいちゃんに
「早くカラから出てきなさい」
なんて言わないで、あったかく見守るお母さん。
たまごのまんまのおにいちゃんのことも、素直に慕う弟。
設定がすばらしくて、もうそれだけでツボ。
途中「たまごだとこんないいことがある」といって
いろんなところに隠れるのが本当にかわいい。
きっと、弟や妹ができたり、少しずつ大きくなって
お母さんからちょっとずつ自立して行く過程で
どんな子供も何かしらの葛藤があるんだろうな。
でもそれは普通の当たり前のことなんで
みんないつのまにか乗り越えて、思い出すこともないのだろうけど。
そんな想いを忘れてしまった大人が読んでも
なんとなく考えさせられる一冊です。
シリーズでたくさん出ていますが、どれもかわいいのです。
2007/09/29 Sat
途中「たまごだとこんないいことがある」といって
いろんなところに隠れるのが本当にかわいい。
きっと、弟や妹ができたり、少しずつ大きくなって
お母さんからちょっとずつ自立して行く過程で
どんな子供も何かしらの葛藤があるんだろうな。
でもそれは普通の当たり前のことなんで
みんないつのまにか乗り越えて、思い出すこともないのだろうけど。
そんな想いを忘れてしまった大人が読んでも
なんとなく考えさせられる一冊です。
シリーズでたくさん出ていますが、どれもかわいいのです。
2007/09/29 Sat



