鳥の研究ノートからダ・ヴィンチ30代の自画像復元

巨匠ダ・ヴィンチですが、近年では
ダ・ヴィンチコードなどの大ヒットで
絵画だけにとどまらないその非凡な多才さは
広く知られるところとなりました。
彼はライト兄弟が飛行機での飛行に成功する
400年も前に、すでに飛行機についての
アイデアを持っていましたが
飛行機開発のために鳥の飛行を研究していた
ノートが残されていて、そこに彼の自画像が
浮かび上がったんだとか。
ダビンチは当時、「この世の最高の美男子」と評判だったと言われ
16世紀の画家バザーリは「端麗な容姿と才能を兼ね備えたまれな例」と
ダ・ビンチを紹介していますが、彼は生涯特定の女性と関係を持たず
独身を貫いたんだそうです。同性愛者だったとも、男女問わず愛することができたとも
言われる彼ですが、美貌と才能に恵まれ、悪魔的な魅力を漂わせていたのでは
などと想像してしまいますね。
ダビンチ、30代の自画像か 鳥の研究ノートから発見
2009/02/28 10:06 【共同通信】
2009/02/28 10:06 【共同通信】
【ローマ28日共同】イタリアの科学ジャーナリスト
ピエロ・アンジェラ氏が、同国のルネサンス期の芸術家
レオナルド・ダビンチ(1452-1519年)が
鳥の飛行する様子を研究したノートから、ダビンチの
30代の自画像である可能性が高い人物像を発見したと
発表した。ANSA通信が27日、伝えた。
ダビンチはヘリコプターなどの飛行装置の開発を夢見て
数多くの鳥に関する研究ノートを残したが、人物像は
その中から見つかった。ノート一面に書かれた文字の合間に
赤いチョークのようなもので描かれていた。
現存するダビンチの60歳前後のころの晩年の自画像と
比較した結果、より若い時期に描かれたもので
顔の特徴などが一致した。
ノートの記述などから人物像が描かれた時期は、ダビンチの
30代に当たる1482年から89年とみられる。
2009/02/28 10:06 【共同通信】