トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

世界中の鳥好きさんに捧ぐ。
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脱走の鳥 樹上で職員見下ろす

090404news1.jpg千葉市の動物園で
羽を切って屋根のない展示場で
飼育していたアフリカハゲコウが
逃げ出したんだそうです。

いつの間にか切った羽が生えて
飛べるようになってたと言うのが
ちょっと間抜け?それにしても
飼育係さんはちょっとお気の毒。


《千葉市動物公園近くの高校の木に止まるアフリカハゲコウ》
(3日午前5時50分、千葉市稲毛区で)

※5日に無事保護された模様。民家の屋根から落下しましたが
 怪我もなくひと安心。

『切られた羽が生えて…逃げたアフリカハゲコウ、捕獲難しく』
4月3日12時8分配信 読売新聞
千葉市動物公園(千葉市若葉区)から大型鳥「アフリカハゲコウ」の
雌1羽が逃げ出した。3日早朝から、職員による捕獲作戦が行われている。

同園によると、2日午後3時頃、飼育している2羽のうち1羽が
逃げたのに職員が気付き、夕方、近くの民家の屋根にいるのを
見つけた。夜明けを待って約20人の職員総出で捕獲する予定だったが
職員が近づくと、すぐに飛び立ち、樹木などに移動。
3日午前7時半頃からは、高さ約20メートルの木に止まったまま
職員を見下ろしている。

同園によると、アフリカハゲコウはコウノトリ科で、体長約1m20
体重は5〜7キロ。肉食性だが人を攻撃することはないという。
逃げた1羽は2008年11月から片方の翼の羽を切って
屋根のない屋外展示場で飼育していたが、飛べるまでに羽が伸びていた。
職員は「鳴かないので鳴き声で呼び寄せることも出来ない」
と頭を抱えていた。

大トリ物…逃亡中のハゲコウついに捕獲 
鎮静剤入りアジをパクリ 2009/04/05 19:02
千葉市動物公園(同市若葉区)から2日に逃げだし
“逃亡劇”を繰り広げていたコウノトリ科の大型鳥
「アフリカハゲコウ」(体長約120センチ)が5日
同市稲毛区長沼町の住宅街で捕獲された。

逃げ出して以降、絶食状態だったハゲコウ。
空腹も限界だったのか、午前10時45分ごろ
稲毛区のマンション屋上で、市職員が差し出した
鎮静剤入りの2匹のアジをパクリ。その後も
飛び回っていたが、午後3時10分、民家の屋根で
ふらついているところを、高所作業者で近づいた
市の職員に棒でつつかれて落下。路上でついに
捕獲された。ハゲコウとの攻防を制し、捕獲した
動物公園飼育課副主査の水上恭男さん(42)は
「もうヘトヘト。長いこと翻弄されたが、無事
捕まりほっとした」と疲れ切った様子で話した。

ハゲコウは2日午後、市動物公園から逃げだした。
職員ら計約80人が連日早朝から麻酔入りの
吹き矢やネットなど数々の道具を駆使して
捕獲を試みたが、そのたびに高所を好む習性の
ハゲコウはマンション屋上や木の上など職員の
手の届かない場所へ“逃亡”。地上で戸惑う
職員らをあざ笑うかのような優雅な飛翔に
長期戦が予想されていた。

京増裕行園長(59)は「お騒がせしてしまい
申し訳ない。市民にも鳥にもけががなくて本当に
よかった。二度とこういうことがないよう
動物たちの点検を強化する」と話した。

2009/04/04 Sat 2009/04/07 Tue
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