トリモノ帖

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「名古屋コーチン」2割偽物、独立行政法人がDNA検査

071002hiyoko_nagoya.jpgショックです。
我らが名古屋コーチンさまに
混ぜ物がされていたそうで!

今の技術の進歩はスゴイですね。
ほんのちょっとのお肉のDNA検査だけで
どれくらい混ぜ物がされているか、だけでなく
加工のどの段階で混ぜられたかまで、
わかってしまうそうです。
悪いことはできません。

名古屋コーチンのヒヨコはおっきくて、ちょっとグレイかかってます。
そしてみゃーみゃー鳴きます。(これはウソ)

最初からあんなに大きいから、エサもいっぱい食べるんだろうなぁ。
お金かかるんだろうなぁ。
でもほかのと混ぜちゃダメだよね。
     
    
「名古屋コーチン」2割偽物、独立行政法人がDNA検査

愛知県特産の地鶏「名古屋コーチン」と表示して
売られている鶏肉やその加工品の2割に、
名古屋コーチン以外の肉が含まれていることが、
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構が行った
市場調査でわかった。

食肉の高級ブランドに偽物が流通している実態を示すもので、
適正な品質表示を定めた日本農林規格(JAS)法に
違反する可能性もある。この結果は、9月29日の
日本家禽(かきん)学会で発表された。

同機構の畜産草地研究所は、肉片を少量採取するだけで
名古屋コーチンかどうかを判別できる簡易DNA検査法を
バイオ・リジェネレーションズ社と開発。
名古屋コーチン普及協会がお墨付きを与える
「純系名古屋コーチン」のシールが張られたり、
原材料名に「名古屋コーチン」だけが表示された
生肉と加工品計90点を、愛知県や首都圏の有名百貨店、
小売店、飲食店やインターネットなどで入手して分析した。

その結果、名古屋コーチン以外の鶏肉が検出されたのは
全体の21%。生肉は50点中の6点(12%)、
焼き鳥やミンチなどの加工品では40点中13点(32%)で、
加工品に偽物が含まれる割合が高かった。

名古屋コーチンは、比内地鶏、薩摩地鶏と並び三大地鶏といわれる。
「純系」のシールは、愛知県畜産総合センター種鶏場から供給された
名古屋コーチンだけを使って、普及協会の会員業者が生産した
商品であることを示す登録商標だ。
しかし、「想定量より多くの商品が流通しているようだ」と
普及協会も認めている。

 調査を行った畜産草研の高橋秀彰主任研究員は、
「この技術を応用すれば、流通のどの段階で偽物が混入したかの
追跡も可能」と説明している。

(2007年10月1日3時4分 読売新聞)

2007/10/04 Thu
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