トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

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青森県・島根県の鳥・ハクチョウ(都道府県の鳥・2)

040703swan1.jpg2004年7月3日
名古屋城のお堀の白鳥。

白鳥のイメージと言えば
「みにくいアヒルの子」
に出てくるように
ヨーロッパの空を南に北に
渡りをする鳥というもの。


西洋の鳥という感じですが、青森県と島根県の県鳥なのだそうです。
まぁこの白鳥も純和風のお城のお堀にいるんですけどね。

青森県東津軽郡平内町浅所海岸のハクチョウは「小湊のハクチョウ
およびその渡来地」として、国の特別天然記念物に指定されています。


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https://ameblo.jp/hiyoko-dagane/
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白鳥
カモ目カモ科の7種の水鳥の総称。
英名:Swan
古和名:くぐい(鵠)
シベリアやオホーツク海沿岸で繁殖し
冬季は温暖な日本などに渡って越冬する大型の冬鳥。

オオハクチョウ(大白鳥)
学名:Cygnus cygnus
英名:Whooper Swan
体重は10kgを越え、空を飛ぶ生物としては限界の重さ。
離陸時は助走を必要とする。

コハクチョウ(小白鳥)
学名:Cygnus columbianus
英名:Bewick's Swan
オオハクチョウより一回り小型。
オオハクチョウよりも南の地域で越冬するものが多い。
他のハクチョウ類と比べると、頸が太く短めである。

コブハクチョウ(瘤白鳥)
学名:Cygnus olor)
英名:Mute Swan
扁平なくちばしはオレンジ色。
日本ではヨーロッパから移入したものが野生化。
上の名古屋城のもどうやらこれのようですね。

クロエリハクチョウ
学名:Cygnus melancoryphus
英名:Black-necked Swan
南アメリカ南部に分布。
首の部分だけが黒く、小型の白鳥。

ナキハクチョウ(鳴白鳥)
学名:Cygnus buccinator
英名:Trumpeter Swan
アラスカで繁殖し、冬季は北アメリカ北西部に渡り越冬。
他のハクチョウ類のように長距離の渡りはしない。
オオハクチョウより一回り大きく、クチバシが全て黒いのが特徴。

コクチョウ(黒鳥)
学名:Cygnus atratus
英名:Black Swan
黒い白鳥。
オーストラリア全州で見られ、西オーストラリア州の州の鳥。
留鳥。生まれた場所で一生を過ごす。やや凶暴。

カモハクチョウ
学名:Coscoroba coscoroba
英名:Coscoroba Swan
他の仲間とは別属(Coscoroba)に分類される。
南アメリカ南部の湖沼に生息。
赤いクチバシと脚が特徴。
目の周りに黒いアイラインが入りとても色っぽい。

090219hakucyou.jpgコブハクチョウ以外の白鳥たち。
どれも優雅で美しいですね。


040413himeringo.jpg青森県の花はりんご。
コレはナットクと言う感じですね。
津軽と言えばりんご。
この画像はヒメリンゴですが
本種も白くてかわいい花です。
青森県の木はヒバ。
こちらはヒノキやサワラの別名で
有名な天然林の青森ヒバは
東北地方以北に見られる
ヒノキアスナロという日本特産の
樹種に当たるそうです。

島根県の木はクロマツ。
県の花はボタン。
ボタンはすごいですね。別名がこ~んなに。
「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」
「花神」「花中の王」「百花の王」「鎧草」
「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」
「天香国色」 「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」
などなど。
ボタンはボタン科の落葉小低木で、よく似た芍薬は
ボタン科の多年草なのだそう。英名はどちらもPeony。

2009/02/19 Thu


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