区別がややこしい、ミツユビカワセミとセアカ&セグロ
Photo:Prateik Kulkarni
美しい色彩を持つ種が多く、たくさんのファンを持つ「カワセミ(翡翠)」の仲間の中でもひときわ美しいのが、このミツユビカワセミ。
カワセミの仲間の中では最も小型の種で、中型のハチドリよりわずかに大きい。
名前の由来は、足の指が三つあることから。しかし、他にも三爪のカワセミは存在する
◎学名:Ceyx erithaca
◎英名:Oriental Dwarf Kingfisher
◎属名:ブッポウソウ目カワセミ科
◎分布:森林や湿地に生息する。インドと東南アジアの多くの地域で固有種
◎生息域:小川や池の近くの日陰の多い森林や低地を好むが、巣は水からかなり離れたところにあることが多い。標高1000-1300mを超えない場所に生息
◎体長:12.5〜14cm(嘴と尾を含む)
◎体重:オス・14〜21.5g メス・14〜16g
◎色彩
《雌雄成鳥》
・額に黒点、首の横に青と白の斑点
・冠、尻、尾は薄紫色
・背中と翼は紺色
・あごと喉は白
・下腹部は淡い黄色とオレンジ
・虹彩は黒褐色
・脚、足、嘴は赤
《幼鳥》
・色が全体的に鈍い色
・薄紫色が少なく、顎、喉、腹は白
・嘴は黄橙色で先端は青
Photo:Shantanu Kuveskar
しかし、このミツユビカワセミにはいろんな見解があるようで?
セグロミツユビカワセミ(Black-backed)とセアカミツユビカワセミ(Rufous-backed)の2種の総称だという説も。
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