バリケンとドバン
女子の会仲間のとってもかわいいライターさんの
チエコさんからいただいた情報。
ワタシは見たことがないんだけど
「なんか変な鳥がいる!」
と騒ぎになるのは大抵このバリケンだとか。
特徴は「アヒルより少し大きくて、顔が赤くて、羽が白や黒のもの」
チエコさんの見た右のは一見アヒルっぽいけど顔が赤い。
ちなみにアヒルはこんな感じ。
このバリケン、もともとはメキシコより中央アメリカを経て
南アメリカのアマゾン川ラプラタ川流域までの地域に
生息していた留鳥ノバリケン (Cairina moschata)を
家禽(かきん)として品種改良したもの。
ノバリケン。いかにも飛び立ちそう。
食用として日本に持ち込まれたようだが、あまり普及せず
今では利用価値もなく、またバリケンは飛ぶことができるので
逃げ出したバリケンが各地の川や池などでのんびり
暮らしているとのこと。
バリケン(英:Muscovy Duck 学名:Cairina moschata)
カモ目カモ科の鳥。別名:タイワンアヒル・フランスガモ。
こう呼ぶと何やら優雅な。
チエコさんが見たのは、もうちょっと小さい感じだったらしい。
調べてみると、バリケンはアヒルや鴨とも繁殖をするらしく
その子供を土蕃(ドバン、中国語でトゥファン)というのだそうだ。
ドバンは一代雑種なので子孫をつくる事はない。
もしかしたらこっちなのかなぁ?とのこと。
バリケンとドバンって、馬とロバとラバの関係みたい。
(イロイロ詳しく調べてみたのを続きにまとめてみた)
2009/02/01 Sun
ワタシのマンガブログ。ひよこカップルが大活躍☆
https://ameblo.jp/hiyoko-dagane/
* * * * *
バリケンとドバン以外で鳥の交配で名前が変わるもの
・雄キンケイ×雌キジ=テンケイ
・ナベヅル×クロヅル=ナベグロヅル(自然交雑)
・マガモ×カルガモ=マルガモ(自然交雑)
・マガモ×アヒル=アイガモ(アヒルはもともとマガモを飼い慣らしたもの)
ネコ科の動物は混ざってもなんだかカッコいい。
・雄ヒョウ×雌ライオン=レオポン
・雄ライオン×雌トラ=ライガー
・雄トラ×雌ライオン=タイゴン
ライオンとトラの交雑種は雄雌の違いで名前が違うんですね。
種間雑種は普通は繁殖力がないものだが、まれにメスのタイゴンに
繁殖力がある場合があり、ライオンやトラとの間に子供を儲けることも。
また雄イノシシ×雌ブタ=イノブタというそうですが
もともとブタはイノシシを飼いならしたものなので学術的には同種だそう。
そして関係ないけどラバの雑学。
雄ロバと雌ウマの間に生まれるのがラバ。
(騾馬, 英語 : Mule, ラテン語 : Mulus)
雄ウマと雌ロバの間に生まれる「逆ラバ」は、ケッティ。
(??, 英語 : Hinny)
からだが丈夫で従順で良く働くロバと、頭が良く力強いウマの
特徴を上手に受け継いだ優れた家畜であるラバに対して
同じウマとロバの混血でもケッティはひ弱で役立たずだとされる。
見事にウマのへばり癖とロバのひ弱さと言う弱点を兼ね備えてしまうのだ。
母親が体の小さいロバであるという点も、体の大きいウマから
生まれるラバより劣る理由のひとつのようだ。
また、ラバは子供を作ることができない。これは別種の交配は
2種のDNAの違いが染色体の違いとなり、染色体の対合・複製
組換え・娘細胞への配分がうまくできない為に子供を作ることが
できないのだと言われている。
オスのラバは生殖能力がないが、雌のラバはまれに生殖能力のある
個体が生まれることがある。それは、母親のウマのDNAだけを
受け継いでいる場合で、そのラバと雄ウマの間にはウマが生まれ
雄ロバとの間にはラバが生まれる。そのラバは生物学的には
ウマそのものなのだそうだ。
ウマ類の種間雑種はこの通り。
・雄ロバ×雌ウマ=ラバ
・雄ウマ×雌ロバ=ケッテイ
・雄シマウマ×雌ウマ=ゼブロース(zebra + horse = zebrorse)
馬の頑強さとシマウマの耐久力・抵抗力を併せ持つ使役家畜。
薄い縞模様があるだけで、馬とほとんど変わらない。
シマウマが凶暴で家畜化に向いていないため作出された一代雑種。
親馬であるシマウマが保護動物となってしまったため、野生から
入手できなくなってしまい、作出自体が困難に。いずれ絶滅か。
・雄ウマ×雌シマウマ=ホーブラ(horse + zebra = horbra)
・雄シマウマ×雌ロバ=ジンキー
・雄ロバ×メス雌ウマ=ゼブロイド
そういえば世界的に少ない肥料で効率よくよく働く家畜として
よく飼育されていたロバなのに、日本では家畜として定着しなかったそうで
これは日本の家畜史の最大の謎とまで言われているそうだ。
別名うさぎうまとも呼ばれるロバは、日本では「ロバのパン屋さん」として
有名だが、実際にはポニー(小型の馬)で代用されていたとのこと。
現在の日本では200頭ほどしか飼育されていないらしい。
最後にお笑いを
・オレンジ×カラタチ=オレタチ
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バリケンとドバン以外で鳥の交配で名前が変わるもの
・雄キンケイ×雌キジ=テンケイ
・ナベヅル×クロヅル=ナベグロヅル(自然交雑)
・マガモ×カルガモ=マルガモ(自然交雑)
・マガモ×アヒル=アイガモ(アヒルはもともとマガモを飼い慣らしたもの)
ネコ科の動物は混ざってもなんだかカッコいい。
・雄ヒョウ×雌ライオン=レオポン
・雄ライオン×雌トラ=ライガー
・雄トラ×雌ライオン=タイゴン
ライオンとトラの交雑種は雄雌の違いで名前が違うんですね。
種間雑種は普通は繁殖力がないものだが、まれにメスのタイゴンに
繁殖力がある場合があり、ライオンやトラとの間に子供を儲けることも。
また雄イノシシ×雌ブタ=イノブタというそうですが
もともとブタはイノシシを飼いならしたものなので学術的には同種だそう。
そして関係ないけどラバの雑学。
雄ロバと雌ウマの間に生まれるのがラバ。
(騾馬, 英語 : Mule, ラテン語 : Mulus)
雄ウマと雌ロバの間に生まれる「逆ラバ」は、ケッティ。
(??, 英語 : Hinny)
からだが丈夫で従順で良く働くロバと、頭が良く力強いウマの
特徴を上手に受け継いだ優れた家畜であるラバに対して
同じウマとロバの混血でもケッティはひ弱で役立たずだとされる。
見事にウマのへばり癖とロバのひ弱さと言う弱点を兼ね備えてしまうのだ。
母親が体の小さいロバであるという点も、体の大きいウマから
生まれるラバより劣る理由のひとつのようだ。
また、ラバは子供を作ることができない。これは別種の交配は
2種のDNAの違いが染色体の違いとなり、染色体の対合・複製
組換え・娘細胞への配分がうまくできない為に子供を作ることが
できないのだと言われている。
オスのラバは生殖能力がないが、雌のラバはまれに生殖能力のある
個体が生まれることがある。それは、母親のウマのDNAだけを
受け継いでいる場合で、そのラバと雄ウマの間にはウマが生まれ
雄ロバとの間にはラバが生まれる。そのラバは生物学的には
ウマそのものなのだそうだ。
ウマ類の種間雑種はこの通り。
・雄ロバ×雌ウマ=ラバ
・雄ウマ×雌ロバ=ケッテイ
・雄シマウマ×雌ウマ=ゼブロース(zebra + horse = zebrorse)
馬の頑強さとシマウマの耐久力・抵抗力を併せ持つ使役家畜。
薄い縞模様があるだけで、馬とほとんど変わらない。
シマウマが凶暴で家畜化に向いていないため作出された一代雑種。
親馬であるシマウマが保護動物となってしまったため、野生から
入手できなくなってしまい、作出自体が困難に。いずれ絶滅か。
・雄ウマ×雌シマウマ=ホーブラ(horse + zebra = horbra)
・雄シマウマ×雌ロバ=ジンキー
・雄ロバ×メス雌ウマ=ゼブロイド
そういえば世界的に少ない肥料で効率よくよく働く家畜として
よく飼育されていたロバなのに、日本では家畜として定着しなかったそうで
これは日本の家畜史の最大の謎とまで言われているそうだ。
別名うさぎうまとも呼ばれるロバは、日本では「ロバのパン屋さん」として
有名だが、実際にはポニー(小型の馬)で代用されていたとのこと。
現在の日本では200頭ほどしか飼育されていないらしい。
最後にお笑いを
・オレンジ×カラタチ=オレタチ
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