まるで妖精?まるで天使!〜シマエナガ〜
コウライシマエナガ Aegithalos caudatus caudatus
数年前からネットでは「かわゆすぎる」と話題になっていたようですが
今更ながら取り上げてみます。
鳥の大きさって、小さいと「スズメくらい」中くらいだと「ハトぐらい」みたいに言いますが
このエナガは、スズメよりだいぶ小さいんですね。ちょーかわゆい!
しかし、ホバリングしながらアブラムシを食べたり、意外と肉食。
かわいい顔して、脂ぎったものがお好きなのですね。
シマエナガ(島柄長)
学名:Aegithalos caudatus japonicus
日本では北海道に生息。
本州以南に生息する3亜種とは異なり、頭部全体が白い。
シマエナガ(A. c. japonicus)はエナガの亜種ですが
シマエナガをシノニムとする説もあるそうです。
エナガ(柄長)(長い尾を柄の長い柄杓に例えたことに由来)
学名:Aegithalos caudatus(長い尾をもつカラ類の意)
スズメ目エナガ科エナガ属。
和名:エナガ(柄長)
英名:Long-tailed Tit
◇分布
ユーラシア大陸の中緯度地方を中心にヨーロッパから中央アジア、日本まで広く分布。
日本では九州以北に留鳥または漂鳥として生息。
◇大きさ
体長:約14 cm(12.5-14.5 cm)このうち、尾の長さ:7-8 cm
翼開長:約16 cm
体重:5.5-9.5 g
尾羽を含めない身体は、スズメ(体重約24 g)よりだいぶ小さい。
◇見られる場所
おもに平地から山地にかけての林や、木の多い公園や街路樹の上など。
◇その他生態
3月から繁殖期。つがいで樹木に苔をクモの糸で丸くまとめた袋状の精巧な巣を作る。
1腹7-12個の卵を産む。4月には雛が見られることがある。
木の枝先などで小さな昆虫類、幼虫、クモを食べる。
特にアブラムシを好みホバリングしながら捕食することもある。
さえずりは、「チーチー」、「ツリリ」、「ジュリリ」。