a・鳥・家だより(atelier-dayori)・vol.2

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オットについて。

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【不思議の国のアリス・その3】
すでに絶滅した鳥・ドードーの登場するこの場面は、インコ、アヒル、カササギ、
子ワシと鳥ばかりオンパレードで、鳥好きには狂喜のシーン。
しかし、アリスの迂闊なネコ話で、彼らは急にそそくさと立ち去ってしまうのでした。
ところで、右のドードーですが、最近の進んだDNA解析では、ハトの近縁らしいそうです!
ホンマかいな?!


このところ暖かい日が続いているが、今日は特別温かく、ホント春だ。
東京は、史上最も早い夏日になったそうだ。
東京の都心では気温が25度3分に達し、統計を開始して以来
最も早い「夏日」になり、3月としても最も高い気温になっています。7

こういう日はいっぱい飛んでいるようで、しかも黄砂もPM2.5も。
ぴぴちゃんじゃなくても、黄色くなってしまう。そんな週末。
このところ、朝起きると腰が痛いことが増えて、うーむ。


秋に、sweets-roses.comというドメインを辞めたんだけど、そのときに、ブログを
ドサッとhiyoko.tvに移したのだが、ブログって、普通のサイトと違って画像は
絶対アドレスで指定することが多い(このsbは階層的に相対アドレスでは無理)ので
画像が全部見られなくなっちゃうんだよね。
んで、このブログの一個前の「a・鳥・家1」はもとからこのドメインで作ってたので
画像が見られなくなるはずはないのに、一部見えないので、なんでだ?と思って
見てみたら、sweets-roses.com/blog2/という場所に指定されてて
blog2って、自分の過去のクラフトとかのブログだったはずで
なんでここにこれが?って考えたら・・・思い出した。

そもそも「a・鳥・家1」を作ったのって、だんだん仕事とプライベートの区別が
つかなくなってきて、特にオットと付き合い始めたばかりで
仕事のブログにデートのこととか書けないし(笑)んで、こっそり書き始めたのが
blog2だったというわけ。

んでももう結婚も決まったし、よいかな―と思って、5月には統合しちゃったんだけどねw
いやー。いろいろ忘れてるもんだよね。あまったblog2に過去写真乗っけたってことも!


それを画像が見られるようにサクサクなおす。手間だけどこういう作業って結構好き。
それに、いろいろ面白い写真を見つけたので、収穫あり。


ドメインと言えば、最近、hiyoko.tvのメアドに海外からの迷惑メールがめっちゃ届いて
どうも2/16が最初のようなんだけど、ちょうど2/13に一個メルマガ解除してるんだよね。
それが、去年てんたまで知り合ったDという人物の会社がやってるメルマガで
名刺交換した結果届くようになったモノ。
名刺交換しただけだと大丈夫だけど、メルマガ解除したら、メアドがバラまかれるという
仕掛けになってるのかなー?とか思う。技術的には不可能ではない。
(私は元プログラマ、オットは元SEなので、こういうことは結構わかる)

名刺交換しても油断も隙もないのね。怪しい人には気をつけねば。
まぁそんなこと言ったら、ギャラリーに名刺置いたりするだけで危険だよね。
住所なんかは乗せないようにはしてるけど。
ていうか、メルマガ解除ってやっちゃダメなんだな、ホントに。

んで、outlookで排除できないかと調べてみたら、海外のドメイン一括で迷惑メール行き
とかできるのを見て、こりゃ、私のメアドも排除してる人って結構いるよな、と見た。

hiyoko.tvを辞めれば手っ取り早いのだが、また画像が見えなくなるのはつらい。
本気で、hinahiyokoのドメイン取ろうかな―と思う。
サーバだけ今のと同居させればよいのだし。


昨日色鉛筆のみで描いた絵と比べてみた。
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あら、増えてるーと思ったら、また人気に選ばれてたー
最近は、あんまり見てないんだけど、見ない間に選ばれててうれしい♪

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今日あげたのも、あれよあれよという間にきれいな数字。昨日のも。

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もうじき1300!!




さて、タイトルの「オットについて」

オットを昔からよく知る人々(私を含む)からすると、信じられないような話だが
最近、オットは「アグレッシブ」とか「粘着質」と評されることが多い。

オットが仲間たちと作ってる冊子に、仲間の一人からオットの人物像が
紹介されたのだが(全員持ち回りで誰かのことを書くようになっている)
「アグレッシブ」
という文字を読んで、私はこの目を疑った。(と同時に笑った)

また、スナップ写真に関して、先生から
「面白いものを撮ろうとすることに関して粘着質的なところがある」
と言われたのだそうで。それにも笑ってしまった。


しかし、ホッとした。
彼に対して一番懸念していた、一番彼に欠けていると思えた部分が
その「アグレッシブさ」であり「粘着質さ」だったからだ。


控えめで「僕はいいですよ」と人に譲ってしまう性質は、美徳ではあるが
ここぞというときにシャッターチャンスを逃してしまうのではないか
カメラマンという仕事には、ある程度の厚かましさ、ずうずうしさが
求められる素養であるのは否めないからだ。

彼はたとえ、人(被写体自身への配慮や、撮影の障害になるヒト)に遠慮して
シャッターチャンスを逃したとしても
「そこまでして撮らなくてもいいんです」
と涼しい顔をして笑っているような人なのだ。


けれど、そうした部分とは別の部分で、ちゃんと粘り強く前へ前へと出て
撮っているんだなーと感じて、ホッとしたのだ。


ただ、面白いものに対する粘着質さは、少しわかる気がした。
彼はどちらかというと夜型人間ではなく、すぐに眠くなる方なのだが
アブスタ(共通の仲間グループの名前)の飲み会などでは、自分がいない間に
面白いことがあると悔しいので、絶対二次会、三次会にまで出ていたからだ。


思えば、2007年11月21日(土)(たぶん)に初めて二人で会ったとき
彼は病み上がりで、当時就いていたSEの仕事について悩んでいた。
「僕はどうしても詰めが甘いと言うか、もう少し頑張れば、もっといいものが
出来るに違いないのに、その一歩手前で、何となくあきらめてしまうんです」
と言っていたのを今でもよく覚えている。

それが、本当に自分の好きなことだと、違うと言うことなんだな。

当時の彼は、SEの仕事が好きだと言っていたし、ソフトの開発の仕事も
クリエイティブだし、お客様に喜んでもらえるのはうれしいと言っていたが
たぶん「嫌いじゃない」止まりな仕事だったのではないかと思う。

そして、当時の彼は、年に一回メンテに出して大事に使っていたPentaxの
コンデジででも、それはもうキラリと光る写真を撮った。

彼はスナップに関しては、既に世界が出来上がってると言われるのだが
それは数多く撮ったおかげでもあるし、天性のおかげもあると言われる。

数多く撮ったのはもちろん、天性のものがあるのは確かだ、と私は思う。

だって、あの頃の私はひしひしと感じたのだもの。
この人の写真は、何かが違うと。


だからよく
「旦那さんの夢のために、えらいねぇ」「夢ばかり見せて甘えさせちゃだめだよ」
なんて言われることもあるのだが、それは違うのだ。

だって、彼がフォトグラファーになるのは、彼以上に私の夢だからだ。

それは別に「カメラマンの妻」になりたいとかそんな甘い夢ではない。
ただ、才能が世の中に出て行かずに埋もれてしまうのが惜しいだけなのだ。


ただそれだけ。


今はまだ何者でもない彼だが、一年後は絶対に違うよ、と私は断言する!!
(えらそ〜〜〜(笑))
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