トリモノ帖

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愛知県の鳥・コノハズク(都道府県の鳥・3)

090220konohazuku.jpg北海道、青森と来て、ココでなぜか愛知県。
理由はただ単に管理人の故郷だからというだけ。

コノハズク、と言う名前のフクロウさん
というか、ミミズク(木菟)の仲間。

とっても小柄で黄色い目をしているのが特徴。


ミミズクとフクロウの違いは、耳のようなもの
(羽角)があるかないかという点だけで
羽角があるかどうかわかりにくいものや
羽角があってもミミズクと呼ばれないもの
ミミズクと名がついても羽角のないものなどさまざま。

フクロウの仲間に加えないこともあるそうだけど
英名はどちらもOwl。

コノハズク(木葉木菟、木葉梟)
学名:Otus scops
英名:Eurasian Scops-owl
鳥綱フクロウ目フクロウ科

アフリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシアの
温帯から熱帯にかけて生息。
日本では北海道、本州北部では夏鳥。本州南部では留鳥。

別名の「声の仏法僧(ブッポウソウ)」は、その鳴き声から。
コノハズクの鳴き声は、「ウッ・コッ・コー」または
「ブッ・ポウ・ソウ(仏法僧)」と聞こえる。

この鳴き声は長年別種のブッポウソウという鳥のものだとされ
そこから命名されたが、1935年(昭和10年)6月7日
現在のNHK名古屋放送局の実況中継(全国放送)で
コノハズクのものだと明らかになった。

なお、愛知県の木はハナノキ、県の花はカキツバタである。

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コノハズクとブッポウソウ


2009/02/20 Fri
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