『アカペラ』山本文緒

image.jpg2013.04.06 Saturday
いつもは絵日記ってことでもう少し適当に描くんだけど
今日はフォトレーションを本格的に描いてみて、試行錯誤したりして
それが少し反映されて、きちんと描いてる感が出てるかも。

しかし、トランプがスペードの2と5と7ってのは知らなくて
ずっと適当にハートで描いてた気がするー。
今日も途中で気がついて、なので片方の頭だけハートなんですが(笑)
そこ、my365で突っ込まれた。あはは。すみませんーーー
展示ではちゃんと描くから許してw

そんなわけで、展示まで一ヶ月を切ったので、本腰入れて描き始めてる。
今回はフォトレーションと言って、オットの写真の上に絵を描いてるのだけど
彼の写真が強過ぎて、絵が完全に負けてる。うーむ、頑張らねば。
image.jpgimage.jpgimage.jpg
もう二年も前に休学した帽子の学校から誕生日カードが届いた。
ホントに、先生はこの世で尊敬する人の三本の指に入る。
先生に出逢えて、本当によかった。
いつか、絶対に帽子の世界に戻りますので、もう少しだけ、待ってて下さいね、と心に誓う。

やっと食べた横手焼きそばスナック。
これうんまい!!軽くてサクサク食べられちゃう〜


読み始めたら、止まらなくなってしまって、3時近くまでかかって読んでしまった。
面白かったー。3つのお話は全く無関係で連作でもないのだけど、主要な登場人物が
4月生まれなのと、いわゆる「血」が近い者同士の恋愛なのが同じ。

情報が極めて遅いのだが、これは著者がうつ病から復帰した第一作だったのだそうだ。
以前より、ちょっとやわらかくなったかなーと思うけど、やっぱ山本文緒は健在だ。

『アカペラ』
3つの中で一番好きな話。全部切ないんだけど、コレが一番かわいいー。
自分に無関心な両親に見捨てられた15歳の「タマコ」はおじいちゃんが大好き。
まることトモゾウさんみたいと周りから言われるが、おじいちゃんは
なぜかタマコを「まぁこさん」と呼ぶ・・・コレがのちに深い意味を持つのだが。
そこに、物語のもう一人の語り部の担任教師・蟹江(カニータ)とその彼女とか
タマコが年をサバ読んでバイトしてる古着屋の元ヤンの社長・姥山とか
いろいろからまって、うんうんとうなずきながら読んでしまった。

家ではDVなのに、外では被害者みたいにふるまう母親にゲゲーッという感じで
DVされるトモゾウさんと何かを重なり合わせてしまう私なのだった。
それにしても最後は切ない。これが表面化して事件になったら、心のケアとか
イロイロ言われるような事例だけど、きっとタマコはたくましく、雄々しく
生きて行くんだろうと思う。「タマや」と呼ぶおじいちゃんを看取ってからも。

『ソリチュード』
イケメンだが、誰もが認めるダメ男の春一(はるいち)が、父の死をきっかけに
20年ぶりに帰った故郷で、年老いた母や、かつての恋人の美緒やその娘の一花(いっか)
悪友の武藤などとの交流を通じて、「スナフキンごっこ」をしている自分を自覚する。
「オレはいつでも旅に出ますよって顔で、でもずっとムーミン谷のはしっこで
ギター弾いてるニートな男」
そう言えば、今の私たちだってそんなものなんじゃないかって思ったけど
昨日この本を読みながら、彼は私に楽しい話をしてくれた。
未来がパーっと明るくなるような話。
スナフキンは、ごっこじゃなくなる。
いずれは旅をしながら暮らしていきたいと思う。
もっと年をとったら、そんな風には思わなくなるんだろうか。そうかもしれないけど。
そういえば、主人公と元恋人の美緒は、いとこ同士だからと仲を裂かれたのだが
同じ二つ違いのいとこ同士でも、彼と秋に結婚したあの子とは全然違うねーと笑いあった。

『ネロリ』
ネロリとはアロマオイルの名前。催淫作用があるらしい。
50歳になる姉・志保子と、39歳の弟の日出男は寄り添うように暮らしている。
日出男は絶望的に体が弱く、食事も生活も精神的にも管理した生活を送らねばならず
一度も働いたことがない。
そんな中、姉の志保子はリストラされることになり、ほぼ時期を同じくして
一回り年下の須賀からプロポーズされる。
結局、須賀とは結婚せず、どうにか姉弟二人での生活を模索してるところで
この二人の話は終わるのだが、その後、この物語のもう一人の語り部である
19歳の心温(ココア)ちゃんのモノローグで、意外な事実が判明する。
しかし、その節で行くと、年齢がちょっと合わないような気がするのは、私だけだろうか。
日出男の体調が崩れるところとか、須賀との結婚が破談になるところとか
ちょっと自分たちに重なる部分もあるようなないような・・・
私は恵まれてると改めて思うのだった。


                  


image.jpg2013.04.07 Sunday 「アリスとミヤケン。」
ひよこです。

ずっとこのブログ、どうせだれも読んでないと思い
自分の備忘録的に、好き勝手に書いてきたんですが
ちょっと反省して、もう少し「読まれるブログ」を意識して
今日から書いて行こうと思います。

と・こ・ろ・で

2009年秋から、ワタクシ、とある理由でプリン断ちをしてました。
それが、この春に見事「解禁」となったのですー。

それにしても、どういうわけか、私がプリン好きというのは方々で広まっていて
プリンをいただくことの多いこと多いこと!!

そのたびに理由をつけて(大抵一緒にいる)オットに食べてもらうのが、実はプリンを我慢する以上に辛かったのでした。
あーそんなことももうなくなるんだ!と思うと超うれしい!

そんなわけで(どんなわけで?)今日のプリン。
image.jpgimage.jpg
サークルKサンクスのプリンです。

窯出しとろけるプリン|シェリエドルチェ(Cherie Dolce)
http://www.circleksunkus.jp/wakuwaku/cherie_dolce/torokeru_pudding/

これ、うまいですっ。先日函館ですっごく濃厚なプリンを食べて、それがおいしくて
私はかなり濃厚なのが好きなんだ!って思ったんですが、それに比べると
このプリンはさほど濃厚ではないのですが、何とも言えない食感とやさしい甘さ
これならいくらでも食べられます、私・・・w

嫌いな人っているんだろうか?
コレが120円なら安いっって思います〜


image.jpg今日も今日とてフォトレーション。
ちょっといい感じに仕上がってきました。ひさびさのアクリルも絶好調。

お天気は回復したのですが、寒い上に、すごい風!
「出かけてる場合じゃない」
とオットも言うし、私もそうなので、結局、犬山まつりにも商店街のお祭にも顔出せず。
外のぴゅーぴゅー言う音聞きながら、ひたすら描いてました。

ところで、アリスとミヤケン。
アリスは、打ち明けてしまいますと、次回の展示のテーマ。
ミヤケンってのは、冬に行う展示に誘った友人Aちゃんが言った言葉。
初めて聞いた、宮沢賢治をミヤケンってw


さて、それより、これすごいっ感動しましたっ
途中までもワクワクしながら見られますが、何と言っても最後!!おお!!って感じ!

[ototoy] ニュースとライヴ
1.5万年におよぶ音楽の歴史を7分で見渡せる動画が登場"História da Música "
http://ototoy.jp/news/73497

人類が築き上げてきた5万年におよぶ音楽史を、わずか7分に凝縮して説明した動画が話題を呼んでいる。

実際の音源を流しながら、次々とホワイトボードに描かれる図と共に説明してくれるこの動画。太古の音楽から中世の教会音楽、バッハ、ベートーヴェン、ロマン派を経て、気づけばジャズへ。その後は、ビートルズの登場、パンクの誕生、そしてエレクトロニカまで、怒涛の展開を見せていく。あっと驚くオチまで用意された秀逸な動画だ。


そして、本日ついに、悪名高きク○ネコメ△ル便で「荷物が届かない」という
憂き目に遭ったひよこでございます。
いやーまいったまいった。詳細は明日書きます。もー疲れたびー(古っ)


                  


image.jpg2013.04.08 Monday さようなら、市場Girls。
みなさま、ひよこです。

これ書いてて思いましたが、私も手が長くなりたい。
脚はもっと長くなりたいけど(笑)
あと、仏さまのおまつりというか、仏さまの誕生日ですね。
ちょい間違えたw

image.jpgIMG_6520.JPGimage.jpg週末天気が悪かったので、久しぶりの散歩でした。

朝からひと仕事(空きカン集め)を終えて、ビール飲んでるおじさんが連れてたネコ。
白いのでシロ(♀)。
ネコって、猫じゃらし与えると、本当に真剣なのねー。ハンターなのね。
おかしくて笑い転げてしまいました。

そこへショックなお話が。

今日は一ヶ月半ぶりくらいに市場に行ったのですが・・・な、なんと
大好きな玉子屋さんが、閉店されちゃうんだって!

その店の女社長さんはたまこさんって言うの。
「たまことひよこって、コンビみたいね。市場Girlsね」って言ってくださってたのに。
お得意先のお弁当屋さんやお寿司屋さんが、コンビニや回転寿司チェーン店に押されて
どんどん潰れた結果。悲しいなぁ。

お団子は、いつもお買い物するはんぺん屋さんが下さったもの。
確かに、私達は市場研究所の中では、沢山通ってる方かもしれないけど
一回の買い物は数百円から千円くらいで、毎回こうやっておまけしてくれて
ありがたいけど、大丈夫かな、苦しくないのかな、と心配になる。

はんぺん屋さんのおかあさんと、たまこさんは幼馴染で大の仲良しだったので
おかあさん、寂しそうだった・・・

3/3には、中京TVの「PS」で、はんぺん屋さん「間瀬商店」の玉ねぎはんぺんと
たまこさんのお店「東海畜産農園」の本玉があらそった結果、わずか一票差で
玉ねぎはんぺんに軍配が。

2013年3月3日放送「名古屋お持ち帰りグルメ最強決定戦」
http://www.ctv.co.jp/ps/2013/0303/03.html

たまこさんは、お店を辞めると間瀬さんのおかあさんに打ち明けた時に
「こないだの対決で負けたからだよ」
と茶目っ気たっぷりにおっしゃったそうだ・・・


円頓寺商店街の喫茶店「散歩道」でモーニング。平日でもほぼ満席!
おばちゃん(おばあちゃん?)パワー炸裂でした。
見た目ごくフツーの喫茶店ですが、コーヒー美味しいの!

円頓寺(えんどうじ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E9%A0%93%E5%AF%BA
名古屋市西区那古野(なごの)にある長久山圓頓寺の門前町として
広がっている商店街。

市道江川線を境に円頓寺通(円頓寺商店街)と円頓寺本町通(円頓寺本町商店街)
に分かれている。
本町通の西には西円頓寺商店街もあって西端は名古屋駅にほど近い。

明治時代、東海道本線の開通に伴って、町の西方に日本陶器や豊田紡織などの
工場が立地し、市街地の拡大によって商店街も市道江川線の西側へ押切線まで
伸び(現在の本町商店街)、南側も志摩町商店街(現在の那古野2丁目)の地域まで
広がった。

1911年(明治44年)、町の東端付近に名鉄瀬戸線の終点である堀川駅が開業。
また、1913年(大正2年)には名古屋電気鉄道の江川線(後に名古屋市電上江川線)が
開業するなど交通至便であり、多くの利用客で賑わっていた。

1932年(昭和7年)の調査では飲食店・食料品・家庭装飾品・日用品を扱う店が
大半で、瀬戸線・江川線の利用者や工場勤務者を主な顧客とする食品・衣服・
日用品の市場であり、古くからの商家が集まる市西北部唯一の盛り場として
特に夜間に賑わいを見せたという。

昭和30年代まで賑わった円頓寺界隈も、堀川駅と市電の双方が廃止された後は
衰退の一歩を辿っていたが、名古屋城の城下町の雰囲気が残る四間道(しけみち)
地区と共に「名古屋駅からの徒歩散策コース」として近年脚光を浴びている。

同じく名古屋の下町商店街として全国的な知名度を誇る大須と比して集客面では
劣っているが、昭和30年代から続く「円頓寺七夕まつり」や「中日ドラゴンズ
応援ビールかけ」(優勝時)のほか、着物姿の客にサービスする「円頓寺・
四間道界隈着物日和」、フリーマーケットや骨董品から大道芸人など各種の
出展による「ごえん市」などの独自イベントや、地域通貨の「おむすび通貨」
導入などを行なっている。

町おこしとして2009年から2011年にかけて円頓寺映画祭が開催されたほか
2009年に円頓寺を舞台に映画を制作するプロジェクト「円頓寺活動写真」が
発足し映画『歪屋』が制作され、2011年10月には円頓寺商店街を舞台とした
ご当地映画『WAYA! 宇宙一のおせっかい大作戦』が全国公開された。

image.jpg本日のプリン。ひさびさの焼きプリン。
やわらかプリンが登場するまでは、一世を風靡したプリンでした。
懐かしい味。うまかー。

ところで、永江一石さんのブログを読んで、これを真剣に考えてます。
TwitterとFacebookの次に来るのは、再びブログだ!!ってことで
ブログラブな私も本気で取り組みたい。

◆年末だろうが病気だろうができる限り毎日書く
◆「人はなにを読みたいのか」を耳から血が出るほど考える。
◆リアルタイムに話題になっているものはすかさず書く

                  


『アカペラ』山本文緒
内容紹介
苦しみ抜いた日々から再生を果たした著者が贈る、あなたの心を温める珠玉の物語。

無職で病弱な弟と暮す50歳独身の姉。20年ぶりに田舎の実家に帰省したダメ男。じっちゃんと二人で生きる健気な中学生。人生がきらきらしないように、明日に期待し過ぎないように、静かにそーっと生きている彼らの人生を描き、温かな気持ちと深い共感を呼び起こす感動の物語。6年ぶり、待望の小説集にして最高傑作!
内容(「BOOK」データベースより)
ひたむきに、健気に、静かにそーっと生きているあなたに、切ないほどの優しさがゆるやかに胸にしみ入る珠玉の小説集。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山本/文緒
1962年神奈川県生れ。OL生活を経て作家デビュー。99年『恋愛中毒』で第20回吉川英治文学新人賞、2001年『プラナリア』で第124回直木賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

単行本: 254ページ
出版社: 新潮社 (2008/07)
ISBN-10: 4103080116
ISBN-13: 978-4103080114
発売日: 2008/07
商品の寸法: 19.4 x 13.6 x 2.4 cm
おすすめ度: 5つ星のうち 3.9 (27件のカスタマーレビュー)


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