自分の半生を振り返ってみた。
ひよこじゃなかったのか・・・・って、突っ込みどころはそこじゃなくて!!なんかもう正直、痛かった思い出っていうか、人生そのものが痛かったです。ブスでデブで、コンプレックスの塊だったし、自分なんか何やったって駄目だって思ってたし。そのくせ、自己顕示欲だけは強いので、人から注目されたくて仕方なかったし、うらやましがられたくて、でも人がうらやむようなものは何一つ持っていなくて。
そんな私が、イラストレーターになったきっかけは、とある講座を受講したことだったのですが、そのとき、講師の方がおっしゃった言葉が、今も心に残っています。「人は、何か一つでも成功体験をもつと、その後大抵のことは、うまくいくようになるものだ」というような言葉でした。つまり、人に認められたという体験がないと、いつまで経っても、自分がダメだという気持ちから抜け出せずに、どんどん負のループになってしまうということ。
そこからいろいろあって、何とか負のループを抜け出すべく頑張って、今の私がいるわけですが、長くなりそうなので、またおいおいに。
昨日、こんな本を読みました。
たたかえ! ブス魂
すすす、すごいタイトル!!正直、子どもの頃から、自分はブスだと思い続け、ブスという言葉に恐怖心を持っていた者は、たとえ四十路を過ぎても、この言葉の持つ破壊力にはかなわないのです。レジでこの本を差し出しながら、「ああ、やっぱりブスだから、こういう本が気になるのね」と思われているのではと、一人ドキドキしながら(名古屋駅のジュンク堂は激混みで、いちいち客の買う本なんか、気にしてねーよ)勇気を振り絞って買ってきました!
著者のペヤンヌマキさんは、なんと女性でありながら、AV監督をしながら、女性だけの演劇ユニット「ブス会」を主宰するという異色な経歴の持ち主。マキさんも、学生時代は自分がブスなのでは?女としての魅力に欠けるのでは?と悶々と悩んでいたのだそうです。そんなマキさんが、AV業界に入ったことで、なぜか、どんどん自分のコンプレックス=ブス魂を克服できた、というお話。すごいでしょ?なんでって思うでしょ?
だからといって、誰もがAV業界に飛び込めるというわけではないけど、たとえどんな生活をしていても、考え方次第で、コンプレックスは武器にも変えられるのかもしれません。この本には、そのためのヒントがたくさん詰まってると思うのです。
この文章をここまで読んできて、共感できたという方、今もコンプレックスで悶々としてしまうという方、読んでみてはいかがでしょうか?あ、もちろん、業界の裏話としても面白い読み物になってます♪
本の書評のはずなのに、気づいたら、めっちゃ心の中をさらけ出していましたーーーーー。恥ずかしくて、当分人に会えないかもっ(出たっ自己顕示欲の塊っw)。今日の私の話は途中で終わっちゃってるので、また続きは書く予定。それにしても、今日の絵日記は力作だ!