トリモノ帖

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グアテマラの国鳥・ケツァール(世界の国鳥・4)

090101quetzale.jpg世界で一番美しい鳥と言われ
マヤ人やアステカ人からはは
神聖な鳥として崇拝され
手塚治虫の『火の鳥』のモデルと
なったと言われる鳥。

それがこのケツァール。
学名:Pharomachrus mocinno
英名:Resplendent Quetzal
和名:カザリキヌバネドリ
メキシコ南部からパナマにかけての山岳地帯の森林に生息。
鮮やかな色彩をもつ美しい鳥。

オスは特に美しく、頭から背にかけては緑色、腹部は鮮やかな赤色。
メスは少しくすんだ色をしている。
全長は35cm程度だがオスは1m近い長い飾り羽をもつ。

古代アステカでは農耕神ケツァルコアトルの使い。
王族や聖職者は儀式の際にケツァールの羽毛を身に付けていた。


現在グアテマラではほとんど見ることができないのに
なぜか国鳥になってるのだ。通貨までケツァール。
やはりマヤ文明の国と言うことは大きいのだろうか。

このケツァール、絶滅の危機にさらされている。
原因は捕獲や殺戮以上に、生息地である熱帯林の減少が挙げられる。

そのためケツァールの生息地を確保するために保護区をもうけて
保護する活動が各地で行われている。特にエコツーリズム先進国
コスタリカの雲霧林の取り組みはよく知られている。

※エコツーリズム・・・自然を保護しながら、それを観光に利用する
           などして自然との共存を図ること。

そのコスタリカの国鳥はバフムジツグミ。
粘土色もしくは土色のツグミという英名からわかるとおり
とっても地味な鳥。
地上の鳥類の10%が生息して、あんなに色鮮やかな
鳥がたくさんいてあえてなぜ地味な鳥を選んだのか。

グアテマラにケツァールを、トリニダード・トバゴに
ハチドリをとられちゃって、すねてるのかなぁ。


2009/02/24 Tue・2009/04/01 Wed
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