クローマー・バード〜ウィリアム・モリスの愛した鳥・8〜
ウィリアム・モリスのテキスタイル
”Cromer Bird”
内装用ファブリック 1882年頃
アーサー・ヘイゲイト・マクマードゥ
木版刷り、クレトン更紗
赤い色のせいもあるのでしょうか。
風にそよぐ花の中を飛ぶ鳥というよりは
水の中で揺れる海藻の間を泳ぐ魚のように
見えませんか?
ウィリアム・モリスについて
”Cromer Bird”
内装用ファブリック 1882年頃
アーサー・ヘイゲイト・マクマードゥ
木版刷り、クレトン更紗
赤い色のせいもあるのでしょうか。
風にそよぐ花の中を飛ぶ鳥というよりは
水の中で揺れる海藻の間を泳ぐ魚のように
見えませんか?
ウィリアム・モリスについて
A・H・マクマードゥはラスキン・スクール・オブ・ドローイングに学んだ後、2004年『ウィリアム・モリスとアーツ&クラフツ』展図録より
1875年に建築家として独立した。1877年「古建築物保護協会(SPAB)」
設立にあたって、モリスと関わるようになる。
マクマードゥは王立建築家協会(RIBA)の準会員であり、「家庭芸術産業展」
(1885年)に積極的に関わり、「芸術の復興と産業への応用協会」の支持者、
そして1888年にはアート・ワーカーズ・ギルドのメンバーとなった。
ラスキンとホイットラーの友人でもあり、1882年にはセンチュリー・ギルドを
創設。このギルドの目的は、室内装飾の全分野において製品を作ることであった。
「あらゆる分野の芸術品を手がけることで、それらは商売人ではなく
芸術家のものとなる」として、仲買人を排除し芸術家と購入者が直接的な
つながりを持てることを目指した。
(大丸ミュージアム・東京・梅田)
2008/05/01 Thu