トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

世界中の鳥好きさんに捧ぐ。
<< 北海道のカントリーサイン・その3『七飯町』 :: main :: かもめのジョナサン/リチャード・バック >>

神奈川県の鳥・カモメ(都道府県の鳥・9)

090323kamome1.jpg090323kamome2.jpg090323kamome1b.jpg神奈川県の県鳥は、その中心地
港町・横浜を象徴するような
海鳥のカモメさんです。

翼を開くとM字になるのが特徴で
M字に描き先っぽを濃く塗れば
子供でも「カモメだ」とわかるほど
親しみやすい造形をしています。

カモメ(鴎) 学名:Larus canus
英名:Seagull 
カモメ科の中型のカモメ種。

夏にはユーラシア大陸北部および
北米大陸北西部の海岸で繁殖。
渡り鳥であり、冬季には日本や南部へ移動する。
全長約43cm、翼幅120cm。


→画像で遊んでみました。すみません。
 特に『C』はありえないです。

カモメの仲間は、全世界に約45種ほど
生息しているそうです。

日本産のカモメ属は、オオセグロカモメ
セグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ
ウミネコ、ユリカモメなど約10種類。
ひとくちに「カモメ」といってもいろんな
種類がいるのですね。

では有名な童謡『かもめの水兵さん』に出てくるカモメの種類は
上に挙げたどのカモメなのでしょうか?

詞の作者の武内俊子さんは、叔父さんがハワイに旅立つのを
まさしく横浜のメリケン波止場(大桟橋)から見送ったときに
この曲の歌詞が浮かんだのだそうです。

「白い帽子 白いシャツ 白い服」という歌詞のイメージからすると
ユリカモメがぴったりくるのですが、この歌詞が作られたのは9月。

冬鳥であるユリカモメは9月には日本にはいないので、この時期に
横浜にいるカモメといえば、ウミネコではないかと推測されるそうです。
(参考『図解雑学・鳥のおもしろ行動学』(ナツメ社))

2009/03/23 Mon


ワタシのマンガブログ。ひよこカップルが大活躍☆
https://ameblo.jp/hiyoko-dagane/
120712_hiyoko-dagane1383487780473.jpg
edit

    このエントリーをはてなブックマークに追加