名古屋めし連載2回目〜自分にとっての「代表作」とは

中日新聞金曜夕刊連載「読む名古屋めし」(大竹敏之さん・著)
10/13掲載の第2回はきしめん。
このお仕事、すでに5回分は納品が済んでいるが、担当さんから修正は入ったことがない。
でもきしめんは納品後も自分で気に入らず、3回くらい納品し直した経緯が・・・
そのたびに差し替えてくださり、担当さんには申し訳なかった。
とFBに書いたら、大竹さんが「うみゃそうですよ」漫画家仲間のTくんが「麺類は難しいですよね。おいしそうです」と書いてくれて。
ちょっとなんでみんなそんなにあったかいのよ!とホロリとする。
昼のフレンチトーストはわたし、夜はオット担当。

ある仕事の担当さんは自分でも記事を書かれる。
その記事が大好き過ぎて、つい熱を込めて感想を書き送ってしまった。
ちょっと暑苦しかったかな💦と反省していたら、もっと長文で返事が返って来てホッ。
そして私のある記事をめちゃほめてくださったので、私はその記事を自分の代表作にしようと思う。
Tさん:記事のほうは追加いただいたものをもとに長さを圧縮し、同じ要素ごとに段落を入れ替えました。
泣く泣く削った要素もありますがご容赦ください。
陽菜:確かに短くなりましたが、わたしの一番書きたいことはほぼそのままの形で残していただけたので、ありがたいです。
駄菓子文化の歴史のルーツが築城だというのは、拙著『ナゴヤ愛』の企画出しの際に調べたはずなのですが、すっかり頭から抜けていました。
こうした一文があるだけで、グッと歴史的な重みが増しますね。ありがとうございました。
以前にもお伝えしましたが、Tさんの記事は個人的にとても好きです。
じんわりと心にしみて、読後感が良いので。
わたしはどちらかというと人情味のある話が好きで、書くものも情緒的になりがちなのですが、Tさんの記事はビジネス的なファクトが中心でありながら、最後にじわっと来て、理想的だと感じます。
長々と失礼いたしました。
Tさん:Yahoo!での記事、ご覧いただきありがとうございます。おかげさまでプチヒットになりました。
以前問い合わせいただきましたが、サイト全体での記事本数を増やすため、最近は私も自分での執筆が増えている次第です。
Nakaさんの記事、どこを削るか悩みましたが、そう言ってもらえてほっとしました。
ちなみにわかりやすいルーツの話を短くいれるのは、新聞記事でもよく使うテクニックだったりします(信憑性が低い話をいれないよう注意は必要ですが…)
記事のご感想もいただき感謝です。おっしゃる通り、当媒体の方向性として、まずビジネス的ファクトを優先したいというのがあり、また私は新聞記者時代に経済部だったので、よりその傾向が強いかもしれません。
ただ読者からいろいろ感想を聞いていると、ファクトにもとづいたノウハウも知りたい一方で、自分と近い立場にある経営者がどんな風に苦境を乗り越えたかという人情的なドラマを知りたい、という声も多く聞きます。
このあたりのバランスは答えがないので、そのときどきの取材で得られた話をもとに、ライターさんとやりとりしながら進めていくのがよいかなあと考えています。
そういう意味でやはり、Maedaさんの記事は改善のファクトと人情味のストーリーが両立しているお手本記事だったと思います。
長文、失礼しました。引き続きよろしくお願いします。

note毎日更新43日目!
今日は恒例のお仕事紹介です。
32歳のときに亡くした父に見せたい仕事とは?
#中日新聞 #note #クリエイターフェス
亡き父に一番見せたかった仕事|陽菜ひよ子 / インタビューライター&イラストレーター

自分の視点では仕事に優劣はつけるべきではないと考えているけれど、父親視点だったらきっと・・・という視点で書いてみた。