赤と黒の東京〜写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−

mainvisual.jpg180324_080406roppongi15pola.jpg21_21 DESIGN SIGHTで「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」を見てきた。
最初に映像で、クライン氏の写真を見ることが出来るんだけど、それがすごくイカス、カッコイイ写真ばかりで見せ方の素晴らしさと相まって、ホント刺激的☆
いろんな都市の写真なんだけど、いちばん行っちゃってると思っていたのが、東京だったw

それから場所を移して、現代の他の写真家による都市の写真。
台湾のお祭りに登用する舞台ばかり撮ってる沈昭良さんと、北極や南極の最果ての人の居住地を撮った石川直樹さん+森永泰弘さんのユニット、そして特に「愛着ある大田区の市井の人々」を撮り続ける水島貴大さんが気に入った。

自分の好きな写真は、技巧とかじゃなくて、被写体にこだわってる写真。執念で撮り続けてる、的な写真なのだとつくづく思う。


六本木は桜がちらほら咲いていて、お花見のイベント準備でバタバタと人の姿が。そんな様子を見ていたら、まだオットと結婚前に見た六本木の桜の光景を思い出した。あの頃彼は中野に住み、私は池袋(大塚)に住んでいたのだ。なつかし〜〜〜

忘れもしない2008年の春。
Polaroid a520というポラロイド社のコンデジがトイカメラ風(これも今では懐かしい)に撮れるというので、彼にお誕生日プレゼントにあげたのが、そもそもその後の彼をカメラマンに仕立て上げる私の作戦(?)に繋がっていたのかもしれません(笑)。当時はまだ一眼レフは持っていませんでした。左上は六本木の桜、人が写っているのは銀座、下二枚はディズニーランド。
http://hiyoko.tv/journal/log/study/eid1231.html
http://hiyoko.tv/journal/log/study/eid1290.html
http://hiyoko.tv/journal/log/joy/eid1291.html
http://hiyoko.tv/journal/log/museum/eid1301.html

21_21 DESIGN SIGHTでは、2018年2月23日より企画展「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」を開催します。
展覧会ディレクターには、数々の著書や展覧会の企画で知られる写真評論家で美術史家の伊藤俊治を迎えます。

写真が発明されてまもなく2世紀になろうとしています。この200年近くに生み出された写真は天文学的な数に及び、テクノロジーやネットワークの革新とともに、その表現形式や制作手法、つくり手と受け手の関係にも大きな変化がおこっています。

20世紀を代表する写真家 ウィリアム・クラインは、写真、映画、デザイン、ファッションのジャンルを超えた表現と、ニューヨーク、ローマ、モスクワ、東京、パリなどの世界の都市を捉えた作品で、現代の視覚文化に決定的な影響を与えました。

本展では、クラインの都市ヴィジョンを迫力あるマルチ・プロジェクションで表現するほか、斬新な眼差しで21世紀の都市と人間を見つめ、従来の写真のフレームを大きく飛び越えようとする日本やアジアの写真家たちを紹介します。22世紀をも見据えた未来の写真都市の鼓動を描きだす、ヴィジュアル・コミュニケーションの新しい冒険をご覧ください。

東京。展示以外の部分を切り取ってみたら、なぜかこちらも、赤と黒に彩られていた。
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数年ぶりに、気心知れた友人と再会。
たった1時間のランチも、至極の時間。笑いっぱなし。

最高のおもてなしは、2010年、まだ東京在住だった時以来。
それにしてもこれで儲けあるのかしらん?と心配になるほどのこだわりのおもてなし。また行きたい。

そういえば、先日会った人たちは皆、名古屋に来たい来たいって。ホントみんな来てよね!絶対よ?(=^ェ^=)


                  


個展の始まった頃。なんかだいぶ前な感じ。
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル
2017.11.18(土)〜 2018.4.1(日) 会期中無休 10:00〜22:00(最終入館 21:30) 
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/LeandroErlich2017/

マイク・ケリー展 デイ・イズ・ダーン 〜自由のための見世物小屋〜
2018年1月8日(月・祝)〜3月31日(土) ワタリウム美術館
http://www.watarium.co.jp/exhibition/1801mike/index.html 

写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−
2018年2月23日(金)- 6月10日(日)21_21 DESIGN SIGHT
http://www.2121designsight.jp/program/new_planet_photo_city/

没後50年 藤田嗣治 本のしごと ─ 文字を装う絵の世界 ─ Léonard Foujita Private on Works
2018年4月14日(土)〜6月10日(日)目黒区美術館
http://mmat.jp/exhibition/archives/ex180414

「猫都(ニャンと)の国宝展 〜猫の都の国宝アート〜」
2018年3月29日(木) - 5月13日(日) 目黒雅叙園・東京都指定有形文化財「百段階段」
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/nyanto

アール・デコ・リヴァイヴァル!鹿島茂コレクション フランス絵本の世界
2018年3月21日(水)〜6月12日(火) 東京都庭園美術館
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/180321-0612_frenchpicturebooks.html


◆名古屋◆
クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム
2018年4月7日(土)- 2018年5月20日(日)岡崎市美術博物館
http://www.city.okazaki.lg.jp/museum/exhibition/openexhibition/p022419.html

ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展
2018年3月17日(土)〜6月10日(日) 三重県立美術館
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/000211092.htm

世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦
怪談えほん原画展+稲生モノノケ録『ぼくはへいたろう』の世界展
2018年4月21日(土)〜6月3日(日) 刈谷市美術館
https://www.city.kariya.lg.jp/museum/exhibition/schedule/H30tarabooks.html
トークイベント 野瀬奈津子さん×松岡宏大さん×矢萩多聞さん
【日にち】4月21日(土曜)
【時間】午後1時30分から午後3時
【会場】美術館研修室
【定員】80名
【参加費】無料※当日先着順(午後1時開場予定)

驚異の超絶技巧! -明治工芸から現代アートへ-


サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
2018年6月30日(土)〜2018年9月2日(日) 三重県立美術館

スヌーピー×おもしろサイエンスアート展「SNOOPY FANTARATION」
2018年8月15日(水)〜8月27日(月) JRタカシマヤ
https://sn-fantaration.snoopy.co.jp/


◆大阪◆
ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展
2018年4月7日(土)〜5月20日(日)伊丹市立美術館
http://artmuseum-itami.jp/jp/wp-content/uploads/2018/02/2018slitami_press.pdf

兵庫県政150周年記念事業/開館5周年記念展 横尾忠則の冥土旅行
2018年2月24日(土)-5月6日(日)横尾忠則現代美術館
http://www.ytmoca.jp/exhibitions/2018/02/nextworld.html

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2018アソシエイテッド・プログラム
蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢 KYOTO DREAMS of KAGAI
2018.4.14 SAT 〜5.13 SUN 美術館「えき」KYOTO
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_1805.html

ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展
2018年5月18日(金)〜2018年6月3日(日) 美術館「えき」KYOTO
https://www.walkerplus.com/event/ar0726e217515/


                  


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会期   2018年2月23日(金)- 6月10日(日)
会場   21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
休館日  火曜日(5月1日は開館)
開館時間 10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
*六本木アートナイト特別開館時間:5月26日(土)10:00-23:30(入場は23:00まで)
入場料  一般1,100円、大学生800円、高校生 500円、中学生以下無料
各種割引については をご覧ください
主催   21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援   文化庁、経済産業省、港区教育委員会
助成   在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
特別協賛 三井不動産株式会社
協賛   ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ株式会社
協力   キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、日本航空
展覧会ディレクター 伊藤俊治
会場構成 中原崇志
グラフィックデザイン 刈谷悠三+角田奈央(neucitora)
参加作家 ウィリアム・クライン、石川直樹+森永泰弘、勝又公仁彦、沈 昭良、須藤絢乃、TAKCOM、多和田有希、西野壮平、朴 ミナ、藤原聡志、水島貴大、安田佐智種
21_21 DESIGN SIGHTディレクター 三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
アソシエイトディレクター 川上典李子
プログラム・マネージャー 齋藤朝子
ポップアップストア in 代官山蔦屋書店
本展開催に伴い、2018年3月1日 - 29日の間、代官山蔦屋書店に21_21 DESIGN SIGHTポップアップストアが登場します。
本展ディレクター 伊藤俊治や参加作家の書籍を中心に、新たに2 種加わった 21_21 DESIGN SIGHTオリジナルグッズも揃います。本展にあわせて、是非お出かけください。
期間: 2018年3月1日(木) - 29日(木)
場所: 代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町17-5)


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