ダークナイト

週末にテレビでダークナイトを見た。
実はバットマンには不勉強で「西洋版鼠小僧みたいな感じ?」程度の感覚で見たんですが、その世界観のとりこに。

最初の銀行強盗のシーンからすっかりくぎ付けになってしまった。
私は典型的な「ながら族」で、いろいろ見落としがちなんですが、それ差し引いてもよかった。
ノーラン監督の映画は好き嫌いがあるようだけど、私は大抵好きだ。

このところ虜になっていたのが「バットマン」と「伊坂幸太郎」と「ノーラン監督」で
特に、伊坂幸太郎とノーラン監督に共通するのは「主人公以外の悪役や本のわき役にもドラマがあること」

この作品は、ノーラン監督のバットマンシリーズ「バットマン・トリロジー」三部作の二作目。
3作のうち、最高傑作と言われているんだそう。

とっても切なかった。
自身も幼いころに両親を殺され、昼間は何不自由ない大富豪の顔ブルース・ウェインがバットマンの正体。
裏では、潤沢な資産を投じたパワースーツやマシンに身を包んで暗躍するヒーロー・バットマン。


ここからネタバレ。


だけど、良いことをしても理解されず、権力から追われるのは、鼠小僧や石川五右衛門と同じなのね。

志を同じくしていたハービー・デントには愛するレイチェル・ドーズを取られてしまう上、レイチェルは死んでしまう。
そのショックでデントはツー・ファーストなり、バットマンの宿敵と変わってしまう。

レイチェルを失ったことを悲しむことも許されないまま、バットマンは、ジョーカーを追い
警察に追われ、ついにはジェームズ・ゴードン警察本部長の息子を守るために、デントを殺害。

しかし、デントの名誉とゴッサム・シティを悪の手から守るため、バットマンはすべての罪をかぶって、逃げ続ける。。。。
切ない。。。

クリスチャン・ペールのバットマンはすごくよかった。抑えた演技と言う感じで。ちょっとトム・クルーズに似てる?
前には同じノーラン監督の「プレステージ」で見たけど、あんまり愛想がいい役じゃなくて(秘密を抱えている役なのだ)
今回、人間味が感じられて、印象が変わった。

彼と彼の親代わりである執事のアルフレッド・ペニーワース役のマイケル・ペインさんが素晴らしい。
はまり役ってこのことだな。
ダークナイト The Dark Knight

監督    クリストファー・ノーラン
脚本    クリストファー・ノーラン、ジョナサン・ノーラン
原案    デヴィッド・S・ゴイヤー、クリストファー・ノーラン
原作    ボブ・ケイン、ビル・フィンガー『バットマン』
製作    クリストファー・ノーラン、チャールズ・ローヴェン、エマ・トーマス
製作総指揮 ベンジャミン・メルニカー、マイケル・E・ウスラン、ケビン・デ・ラ・ノイ、トーマス・タル
出演者   ブルース・ウェイン / バットマン(億万長者/主人公でヒーロー)  クリスチャン・ベール
      ジョーカー(バットマン最大の敵・サイコパス)  ヒース・レジャー(本作完成後に急死)
      ハービー・デント / トゥーフェイス(地方検事/二重性のある犯罪者)  アーロン・エッカート
      レイチェル・ドーズ(バットマン最愛の女性でデントの婚約者)  マギー・ジレンホール
      アルフレッド・ペニーワース(バットマンの執事・後見人)  マイケル・ケイン
      ジェームズ・“ジム”・ゴードン(ゴッサム市警察の本部長)  ゲイリー・オールドマン
      ルーシャス・フォックス(ウェイン・エンタープライズ社長)  モーガン・フリーマン
音楽    ハンス・ジマー、ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影    ウォーリー・フィスター
編集    リー・スミス
製作会社  レジェンダリー・ピクチャーズ、シンコピー・フィルムズ
配給    ワーナー・ブラザース
公開    アメリカ合衆国 2008年7月18日、日本 2008年8月9日
上映時間  152分
製作国   アメリカ合衆国、イギリス
言語    英語
製作費   $185,000,000
興行収入  $1,001,921,825(世界) $533,345,358(アメリカ合衆国 カナダ) 16億円(日本)
前作    バットマン ビギンズ
次作    ダークナイト ライジング


                  


食べたものの記録:9/4(水)〜9/7(土)
いろんなチーズに凝っております。ブルーチーズは買い過ぎて、まだ冷凍庫にいっぱい(笑)
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
塩田千春展:魂がふるえる
2019.6.20(木)〜 10.27(日)会期中無休 森美術館

バスキア展
2019年9月21日(土)〜11月17日(日)森アーツセンターギャラリー

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館

◆名古屋◆
ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

木梨憲武展 Timing‐瞬間の光り‐
2019年9月13日(金)〜10月20日(日)松坂屋美術館

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
萩尾望都 ポーの一族展
2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/




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万引き家族

190908_manbiki-kazoku.jpg7/20にテレビで放映されたのを視聴。
昨年話題になっていたので、気になっていたが、見られてよかった。
今まで、正直「どこがいいかわからなかった」安藤サクラの魅力が
ようやくわかった、気がする。特に後半。

もちろん、リリーフランキーのダメ男っぷりも、樹木希林の底知れぬ
怖さも、この映画には不可欠だ。子役もめちゃくちゃうまい。
それでもやっぱりこの映画で、何を置いてもその存在感を放っているのは、
安藤サクラだ。

いくら貧しいからと言って、物を盗むのはよくない。
ましてや、子供に犯罪の片棒を担がせるのはもってのほか。
そんなことはわかっていても、この作品に皆が惹かれるのは何故だろう。

それはもしかすると、今の日本人、私たちが、裕福さと引き換えに
どこかに置き忘れてしまったものをこの家族は持っているから?

この物語の中で、一番そういったことが象徴的だと感じたのは
樹木希林と松岡茉優の関係かなぁと思った。

ネタバレになるけど、樹木希林の元夫には後妻がいて、その息子の二人の娘のうちの一人が松岡茉優。
詳しい事情は語られないが、なんらかのきっかけで、松岡茉優は樹木希林の元に来て、安藤サクラの妹として
暮らしている。職業はJKの格好で「見せる」風俗嬢。

裕福そうな瀟洒な一軒家で、松岡茉優の存在などなかったかのように、もう一人の娘との3人の生活を
普通に営む彼らは異常ではないというのか。

また、松岡茉優が勤務するJK見学店の常連さん「4番さん」との交流も象徴的だ。
言葉を交わさなくても通じ合うことはある。たとえ、出会った場所が風俗だとしても。

家族が「家族らしさ」を構成するのは、血なのか?「一緒に暮らすこと」なのか?
こういうテーマって、昔から「子供の取り違え事故」をテーマに描かれることが多かったけれど
是枝監督はそのテーマで2013年に福山雅治主演の「そして父になる Like Father, Like Son」を制作している。
裕福な家庭の父親を福山が、取り違えられた先の貧しい家の父親がリリーフランキーを演じていて
樹木希林も出演し、まさに是枝ファミリーだね。(2015年「海街Dairy」にもリリーさんや希林さんは出演)
私は同じ福山主演の2017年「三度目の殺人」が好きだけど。というか、役所広司の演技が素晴らしすぎた。

次回作の『真実』(La vérité)も楽しみだ。カトリーヌ・ドヌーヴにジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークだよ!
パルムドールってすごいなぁ。。。ていうか、ずっとコンスタントに映画を撮り続けて、
2015年からは毎年映画を公開させている是枝監督すごすぎる。
実際にあった、親の死亡届を出さずに年金を不正に貰い続けていたある家族の事件をもとに、
構想10年近くをかけて作った。日本国内での公開に当たっては、PG12のレイティング指定がなされている。

第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム・ドールを獲得した。
日本人監督作品としては、1997年の今村昌平監督『うなぎ』以来21年ぶり。

脚本段階では子どもに「お父さん」「お母さん」と呼んでほしいと願う主人公の想いが
重点的に描かれており、撮影中につけられていた映画のタイトルは『万引き家族』ではなく
『声に出して呼んで』だった。
万引き家族 Shoplifters
◇監督・脚本・原案  是枝裕和

◇製作        石原隆 依田巽 中江康人
◇出演者
 柴田治(リリー・フランキー)・・・本作の主人公である東京の下町に暮らす日雇い労働者。
 柴田信代(安藤サクラ)・・・治の年若い妻。クリーニング店工場のパート従業員。
 柴田亜紀(松岡茉優)・・・信代の妹。「さやか」という源氏名でJK見学店に勤務。
 柴田祥太(城桧吏)・・・治の息子。登校せず治と万引きして稼ぐ。愛読書は絵本「スイミー」。
 ゆり(佐々木みゆ)・・・治が連れ帰った少女。両親からネグレクトなど虐待を受ける。
 柴田初枝(樹木希林)・・・治の母。年金受給者である。夫とはすでに離婚している。
 4番さん(池松壮亮)・・・亜紀が勤務する店の常連客。発話障害があり筆談で意思を伝える。
 柴田譲(緒形直人)・・・亜紀の本当の父親。初枝の元夫と後妻との間の子。
 柴田葉子(森口瑤子)・・・亜紀の本当の母親。
 柴田さやか(蒔田彩珠)・・・亜紀の本当の妹。高校2年生。
 北条保(山田裕貴)・・・ゆりの父。希とゆりに対しDVを働いている。
 北条希(片山萌美)・・・ゆりの母。保からDVを受ける一方でゆりにネグレクトをする。
 JK見学店 店長(黒田大輔)・・・亜紀が勤務する性風俗店の店長。
 根岸三都江(松岡依都美)・・・信代が勤務するクリーニング店の同僚。
 クリーニング店店主(清水一彰)・・・信代が勤務するクリーニング店の店主。
 山戸頼次(柄本明)・・・柴田家の近隣にある駄菓子屋の店主。
 米山(井上肇)・・・民生委員。
 日雇い派遣の管理者(毎熊克哉)・・・治の日雇い労働の管理者。正社員。
 前園巧(高良健吾)・・・警察官。
 宮部希衣(池脇千鶴)・・・警察官。
 ニュースキャスター(笠井信輔)
 ニュースキャスター(三上真奈)
◇音楽        細野晴臣
◇撮影        近藤龍人
◇編集        是枝裕和
◇制作会社      AOI Pro.
◇製作会社      フジテレビ AOI Pro. ギャガ
◇配給        日本   ギャガ
           アメリカ マグノリア・ピクチャーズ
◇公開        日本      2018年6月8日
           香港      2018年7月5日
           台湾      2018年7月13日
           大韓民国    2018年7月26日
           中華人民共和国 2018年8月3日
           アメリカ合衆国 2018年11月23日
           フランス    2018年12月12日
           ドイツ     2018年12月28日
◇上映時間      120分
◇製作国       日本
◇言語        日本語
◇興行収入      45.5億円(2019年1月時点)

                  


食べたものの記録:8/16(金)〜8/18(日)
好きなカレーをいろいろ工夫して食べて、ちょっと高いビールをご褒美に飲んで、たまに海鮮丼を食べて。
ただそれだけで幸せなんだよ。安上がりだね。
それでもこんな映画を観た後だと、なんだかすごく贅沢をしているような気になる。
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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塩田千春展:魂がふるえる
2019.6.20(木)〜 10.27(日)会期中無休 森美術館

原田治 展 「かわいい」の発見
Osamu Harada: Finding “KAWAII”
2019年7月13日(土)〜9月23日(月・祝) 世田谷文学館

バスキア展
2019年9月21日(土)〜11月17日(日)森アーツセンターギャラリー

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館

みんなのレオ・レオーニ展
2019年7月13日(土)〜9月29日(日)東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

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クリムト展 ウィーンと日本1900
2019年7月23日(火)〜10月14日(月・祝)豊田市美術館
https://klimt2019.jp/

ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

木梨憲武展 Timing‐瞬間の光り‐
2019年9月13日(金)〜10月20日(日)松坂屋美術館

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2019年9月21日(土)〜10月14日(月・祝)美術館「えき」KYOTO
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2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/




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グラスホッパー(映画と小説)

190907glasshopper_book.jpg190907glasshopper_cinema.jpgもともと2008〜2009年頃に小説を読んだんだけど、どうやら感想文は残していないらしい。
オット宮田と知り合ったばかりの頃、彼が待ち合わせ場所で読んでいた伊坂幸太郎。
興味を持って、借りて読んで私もはまった。
「オーデュボンの祈り」「ラッシュライフ」「死神の精度」どれも名作。
「アヒルと鴨のコインロッカー」は、面白すぎて徹夜して読んでしまったほど。
「週末のフール」も好きな作品だ。

伊坂幸太郎の魅力はもちろんたくさんあるけれど
ひとつだけ挙げるなら「驚異の伏線回収能力」だろう。
その真骨頂を味わえるのが「ラッシュライフ」かなと個人的には思う。

伊坂作品は、文体のソフトな割にハードボイルドで、
残酷に人が殺されたりするのも特徴の一つではあるんだけど、
その中でも特にその傾向が強いのがこの「グラスホッパー」

登場人物は、主人公の「鈴木」以外は皆コードネーム的な名前で呼ばれる。
鈴木と並ぶ語り部の”自殺屋”「鯨」、”ナイフ遣い”「蝉」と、
鈴木が潜り込む組織の女性幹部「比与子」。
鈴木の復讐の相手・寺原Jr.を殺害する”押し屋”「槿(あさがお)」と
その妻の「すみれ」、鯨が出入りする店の年齢不詳の店主「桃」、
偶然比与子に拉致されたバカップルと見せかけて、物語の最後に正体が
明らかになる「スズメバチ」など。

それぞれに人生や哲学を背負わせて、作中でちょいちょい語らせるのも
伊坂文学の魅力のひとつである。

小説を読んだ時に、一番印象に残ったのは「鯨」だった。
そしてゾッとしたのは「スズメバチ」のふたり。
「蝉」にはあまりいい印象がなく、「鈴木」に至ってはあまり記憶が無い。
正直、小説版では、さほど個々の登場人物に魅力を感じなかった。
「ラッシュライフ」での黒沢に匹敵する強烈な魅力をも持つ人物は、
私にはこの小説の中には見つけられなかったのだ。

それでも、鮮やかな手法で伏線を回収していく伊坂作品に最後は持って行かれた。さすがだ。

伊坂作品は映像化には向かない。
なぜなら、伊坂作品のいちばんの魅力である「伏線」は、「文字」表現形式だからこそ成り立つものだから。

たとえば「アヒルと鴨」は、物語の一番重要な「どんでん返し」が、文字だからこそ書けるもので
映画化されたと知った時「あれを一体どうやって?」と思ったものだ。
実際、原作を知っていても楽しめるようになっていて、さすがだと思った。

さて、「グラスホッパー」はどうか。
あんまり評判がよろしくないとも言うけれど、それは「伊坂らしさ」を期待し過ぎるからなんじゃないか。

色々な記事を流し読みしていたら、この映画は
「伊坂作品から伊坂幸太郎らしさを消して、ロマンスとアクションを加えたもの」
という一文が印象に残った。
これはもう、小説とは別物だと思って見るのが正しい映画だと思う。


(この先ネタバレあり)


確かに、伏線らしきものはほとんどない。
唯一、最初の方に、鈴木の元の教え子だというバカっぽい女の子が拉致されるくだりがあり
それが最終的には「槿」や「すみれ」の仲間で、寺原にとどめを刺すことになる。(メッシュの女)
原作では、「スズメバチ」に当たる役回りである。

また、ロマンスに関する伏線はいくつかある。
鈴木の婚約者「百合子」が冒頭に子供を助けるが、その子供が百合子の死体の近くに落ちていた指輪を持ち去る。
その子は「槿」と「すみれ」の子供として登場し、最後に鈴木に指輪を返しにやってくる。

原作では、種明かしをするのは槿だが、映画版では、槿は不気味な存在感だけを残して去り
鈴木に全てを明かすのは、すみれの役割である。

また、原作では、鈴木も鯨も蝉も”押し屋”を追うという設定だが、映画版では鈴木だけが槿を追う。

原作では殺し合うだけの関係であった鯨と蝉が、映画版では死後に奇妙な友情が芽生え、蜆の味噌汁を飲みに行く。

鯨を演じる浅野忠信の存在感は半端ない。原作には登場しない父親役の宇崎竜童の気の弱い感じもいい。
でも何よりよかったのは、蝉役の山田涼介の狂気を含んだ目。
ナイフ遣いのキレッキレな感じや、最後に耳を切るシーンなど、素晴らしかった。
蝉に関しては、原作より魅力を感じた。蝉の相棒の岩西もよかった。

そして、ゾッとしたのは、吉岡秀隆演じる槿。めっちゃ怖い。
彼は悪ではなく、最終的には鈴木の味方のはずなんだけど、マジで怖い。
まるでカピバラみたいに常に横目で伺っている。すべてお見通しなのだ。
ほとんどしゃべらない彼が唯一雄弁に語るのが「バッタ」の話。

自然界では緑色をしているバッタは、密集している環境では、黒っぽい色の「群衆相」に変わり、凶暴化するという。
人間も同じ。そうして凶暴化したバッタも人間も、一掃されなければならない。。。

「グラスホッパー」とは、バッタのことなんですね。

この映画を見て、小説以上に、それぞれの人生に背負うものを想像してしまった。
殺し屋となった鯨や蝉が背負うものもそうだけど、特に槿やすみれについては語られていないだけに余計に。
もしかすると彼らも過去に、大切な人を無残に殺されたりした過去を持つのだろうか。

そして最後に、主人公鈴木。生田斗真って、本当にすごく整った顔した「イケメン」ですよね。
でもその彼が、この映画ではまったく「カッコ良くない」。「イケメン」の匂いが全然しない。

百合子を失うまでは、人生にさほど深刻な悩みや挫折などとは無縁だったことを想像させるその「人の良さ」は
殺伐とした本作の一服の清涼剤だ。

生徒だった記憶もない「メッシュの女」を救うためにあえて人質として寺西の元に向かうシーンは
情けないけどカッコイイ。そして子供を助けて死んだ百合子をあざ笑う寺西に怒りをぶちまけるシーンも。

物語の最初の方で、婚約者に死なれ、荒れ果てた部屋でコンビニの麺をすする彼の後ろをGが行くシーンがあり
最後の方にすみれから「あなたに復讐なんて似合わないわ。虫も殺せない顔してるんですもん」と笑われる。

そのあとに百合子との想い出のシーン。料理を作ってくれた百合子がキッチンでGを見つけて外に逃がす。
怖がるだけの鈴木を「Gもやっつけられないの?」と笑う百合子。
そのとき百合子が冷凍した料理を解凍するところでオシマイ。って、2年経ってるんだけど。。。大丈夫か??
グラスホッパー
監督   瀧本智行
脚本   青島武
原作   伊坂幸太郎「グラスホッパー」
製作   水上繁雄 杉崎隆行 椿宜和
出演者  
鈴木 - 生田斗真
鯨 - 浅野忠信
蝉 - 山田涼介
百合子(鈴木の婚約者) - 波瑠
すみれ - 麻生久美子
比与子 - 菜々緒
槿(あさがお) - 吉岡秀隆 ※槿は、本来はアオイ科のムクゲのこと。
岩西 - 村上淳
鯨の父 - 宇崎竜童
寺原会長 - 石橋蓮司
寺原Jr - 金児憲史
メッシュの女 - 佐津川愛美
桃 - 山崎ハコ
音楽   稲本響
主題歌  YUKI「tonight」
撮影   阪本善尚
編集   高橋信之
制作会社 角川大映スタジオ
製作会社 「グラスホッパー」製作委員会
配給   KADOKAWA 松竹
公開 日本 2015年11月7日
上映時間 119分
製作国  日本
言語   日本語
興行収入 10.2億円[1]
                  


食べたものの記録:8/16(金)〜8/18(日)
いわゆる「夏休み」も終わり。17日は8月前半で唯一電車に乗った日。びっくりだね。
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Art FARMing〜街に根付くArt@長者町〜(あいちトリエンナーレ関連事業)

あいちトリエンナーレ関連イベント「ManiA ミーティング&ミートアップ」については、noteにも書いた。
長者町を拠点に街づくりに心血を注いでおられたのが、司会の名畑さんのボスで、前NPOまちの縁側育み隊代表理事の延藤安弘先生。延藤先生は「幻燈会」というイベントで、絵本を題材に人の生き方やまちづくりについてお話されていました。

吉田さんは、芸術監督に津田さんが就任された際に、ぜひ延藤先生と津田さんの対談を実現したいと、このイベントを計画します。

残念ながら、昨年2月に延藤先生が急逝され、対談は実現できなくなりました。そこへ、大阪のARTLOGUE代表の鈴木さんから、名古屋でManiAイベントを開催したいという話が持ち込まれた結果、このイベント企画が生まれたのです。

イベントが開催されたのは中区の長者町繊維街。ビジネス街・伏見にほど近い商店街です。今回はトリエンナーレの会場(今回は西区の円頓寺商店街)から外れましたが、前三回のトリエンナーレでは会場となり、現在では街並みにアートが息づいています。
190817_11414217.jpg17日当日に見た、
「Artの息づく街・長者町」で現在展開されている
「Art FARMing」についてまとめる。


「Art FARMing」とは、まちとアートを農園に見たてて、
まちを舞台に「育んでいく」プロジェクト。

まちで育てた綿で布を織ったり、綿で綿を育てたり、
好きな雑誌の好きなマンガのページで植物を育てたり、
未完成の植物の絵があったり、トイレがグリーングリーンだったり、
いろいろな試みが楽しかった。

まちの人たちが、楽しんで気軽にアートに
触れているのがいいと思った。

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食べたものの記録:8/9(金)〜8/14(水)
ここからカレー週。一番右下のは伊勢うどん。うまかった♡
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています



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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
原田治 展 「かわいい」の発見
Osamu Harada: Finding “KAWAII”
2019年7月13日(土)〜9月23日(月・祝) 世田谷文学館

バスキア展
2019年9月21日(土)〜11月17日(日)森アーツセンターギャラリー

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館

みんなのレオ・レオーニ展
2019年7月13日(土)〜9月29日(日)東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

◆名古屋◆
クリムト展 ウィーンと日本1900
2019年7月23日(火)〜10月14日(月・祝)豊田市美術館
https://klimt2019.jp/

ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

木梨憲武展 Timing‐瞬間の光り‐
2019年9月13日(金)〜10月20日(日)松坂屋美術館

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
ルート・ブリュック 蝶の軌跡
2019年9月7日(土)〜10月20日(日)伊丹市立美術館
https://rutbryk.jp/

ショーン・タンの世界展
2019年9月21日(土)〜10月14日(月・祝)美術館「えき」KYOTO
http://www.artkarte.art/shauntan/

萩尾望都 ポーの一族展
2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/




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ManiA ミーティング&ミートアップ@愛知 文化と政治をむすんでひらく

190817_02384752.jpg190817_11280787.jpg190817instagram_ns.jpg190818instagram_ns.jpgあいちトリエンナーレ関連事業で、ART FARMing開催中の長者町の会場にて「ManiA ミーティング&ミートアップ@愛知 文化と政治をむすんでひらく」というトークイベントに参加。
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渦中の津田大介さんが無事に登壇され、お話を聞けた。すごくよかった。終了後には少しお話もできた。
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今回のイベントは、日本ではマニフェストに文化やアートを掲げる政治家が少なすぎるので、もっと政治家にアートに関する公約を掲げてもらおう!と言うManiA(マニフェスト・フォー・アート)がテーマのはずだったのだけど、メインはやはり「表現の不自由展」になっていた。津田さんは、警備の問題などで、なかなか話す機会が与えられなかったのが、とてもつらかったようで。この場で話せたことを、とても喜んでおられた。
    
ところでFBが教えてくれたんだけど、6年前の今日、瀬戸内トリエンナーレの会場・男木島に向かう船の中で、美術家の会田誠さんに会ったのだそうだ。
    
イベント&懇親会終了後は、このイベントに招待してくれた司会の名畑さんとしゃべっていたら、CHOJYAMACHIBAで今日もイベントやってるよと言うので、飛び込みで参加。ボンちゃんの上手い料理を味わって帰って来た。8月に入って初めて電車に乗った私。ひさびさに充実してたわ。

→プロジェクターで昭和歌謡を見る。中国ではひばりさまはHipariさまなのか!


                  

    
懇親会の際に、ある女性に「どうにかわかり合う方法ってないんでしょうか」と尋ねられました。
    
「私もそう思うんですが、こちら側にいる人は『わかり合いたい』と考える人が多いのですが、向こう側の人は『自分は正しいから、相手をわからせないと』って考えてる人が多いので、無理なんです」と答えて、お互い、すごく共感できて。ああ、ここにも仲間がいた(笑)とホッとできたのですが。
 
人間、実名や顔を出していれば、どこかで「ここまで言ったらダメだ」と抑制が働くと思いますが、匿名ってそんなのないものね。そんな中、顔と名前を出して、堂々と自分の意見を言ってる方ってすごい。昨日お会いした津田さんも。
   
私は震災の時に東京に住んでいて、オットのアトピーの一番ひどいときでもあり、本当に心細くて辛かったのですが。そんな中、Twitterで津田さんや今回辞任された東さんが発信していたことで、本当に励まされた。そのことを津田さんに伝えたら「ホントですか?うれしいな」と喜んでくださって。   
   
その津田さんは、トリエンナーレ前から「泊りと日帰りとどっちがイイだろう」と言うTwitterユーザーのつぶやきに、ひとりひとり「豊田が遠いので泊りがいいですよ」と丁寧に返答されていて、「この人やっぱりスゴイ!」と感動していたところだった。
     
今も毎日トリエンナーレの感想を全部リツイートされている。ホント、「津田さんらしい」やり方で、真摯に地道に頑張っておられるのを感じていたので、今回の件は、個人的に非常に残念。


                  


食べたものの記録:7/20(土)〜7/31(水)
前半は梅雨の名古屋。前半のあとの方は、宮田が池田公園夏祭りのお仕事でお弁当持って行ったり
会場で味噌串カツ(激ウマ)など食べてお祭りを満喫したり。なんかもう夏前に夏を味わった感じ。
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
台所見聞録−人と暮らしの万華鏡−
2019年6月6日(木)〜2019年8月24日(土) 
LIXILギャラリー

原田治 展 「かわいい」の発見
Osamu Harada: Finding “KAWAII”
2019年7月13日(土)〜9月23日(月・祝) 世田谷文学館

バスキア展
2019年9月21日(土)〜11月17日(日)森アーツセンターギャラリー

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館

みんなのレオ・レオーニ展
2019年7月13日(土)〜9月29日(日)東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

◆名古屋◆
クリムト展 ウィーンと日本1900
2019年7月23日(火)〜10月14日(月・祝)豊田市美術館
https://klimt2019.jp/

ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

木梨憲武展 Timing‐瞬間の光り‐
2019年9月13日(金)〜10月20日(日)松坂屋美術館

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
ヒグチユウコ展 CIRCUS(サーカス)
2019年6月15日(土)〜9月1日(日) 神戸ゆかりの美術館

ルート・ブリュック 蝶の軌跡
2019年9月7日(土)〜10月20日(日)伊丹市立美術館
https://rutbryk.jp/

ショーン・タンの世界展
2019年9月21日(土)〜10月14日(月・祝)美術館「えき」KYOTO
http://www.artkarte.art/shauntan/

萩尾望都 ポーの一族展
2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/




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平成・東京・スナップLOVE/HEISEI - TOKYO Snap Shot Love

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すごく楽しかった。
偶然、えーほん展の会場のスペースゼロにDMが置いてあったのを宮田が見つけて、急きょ行ってきたのだ。

会場にはちょうど有元伸也さんがいらしてて、すごい存在感だった。
外国人の方と談笑されていて、私たちがフォトスポットで記念撮影していたら
その外国人の方はほほえましい感じでご覧になっていた。
宮田がカメラを下げているので、写真好きの若者だと思われたのだろう。
(そんなに若くはないのだが)

どの写真もすごく面白くて、迫力あるもの、しんみりするもの、記録として貴重なものなど
スナップって面白いなあ、としみじみ思った。

一番好きなのは、オカダキサラさん。もう爆笑に爆笑。
DMの写真もいいけど、特に気に入ったのは、
背を向けてバイクにまたがったおっちゃんの手に持つスマホの中の女の子と
バイクのミラーに映るオッチャンの姿がシンクロしている、という写真。

これぞ奇跡。これぞスナップ!という写真。最高でした♡


                  


食べたものの記録:6/12(水)〜6/15(土)

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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR

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190620_IMG_4710.jpg21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」を見てきました。
とても興味深くて、大いなる刺激を受けました。

絵描きなので、絵のタッチを見せるような展覧会はもちろん見るのは必須だとしても、思考の方向や発想の仕方のヒントを得るってすごく大事で。面白いクリエイターってたくさんいらっしゃるなぁ、としみじみ感心。

私が気に入ったのは、中村至男さん。

「彼女はリンゴを見ている」(2017年)は、女の子の目の前にと右の棚と左の壁に、リンゴやメロン、バナナなどが置かれている。女の子が見ている時には常にリンゴ、という設定。4枚のモニタで、女の子がどこを向くかで、リンゴの位置が変わる。それを「目の前」「右の棚」「左の壁」「女の子の目」の4枚でシンプルに表現してて、絵も可愛くて、面白い!

「7:14」(2010年)は、ある家の7時14分の風景。(画像一番下の真ん中)
トースターからパンが飛び出すテーブルを軸に、角度や場所を変えて見える風景を並べて行くというもの。
家の外からも飛び出すトーストが見え、街路の大きな時計で時間がわかるというのは心憎い。
これ、好きだなぁ〜〜〜〜〜

和田 誠さんの「似顔絵 浅葉克己」(雑誌『話の特集』1990年5月号表紙)は、いろんな人の似顔絵。
わりといろんなタッチで描かれている。安西水丸さんは、学校の先生でもあるので、すぐにわかった。
水丸さんとの共作も展示されていた。(画像真ん中一番右)
タッチは全く違うお二方なのだけど、不思議に木の絵はとてもよく似ている。

クリヨウジ(久里洋二)さんのアニメーション(「LOVE」(1963年)など)はすごく面白かったのだけど
上の方に展示され過ぎてて、首が疲れてしまった。

今回のは昨年の野獣展に比べるとわかりやすくてホッとした。

東京と名古屋の差って、こういうものを気軽に見られるかどうかってことのように思う。
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ディレクター
ユーモアと聞いて...最初は、五大陸の笑いを探して歩く旅をしようと深圳、香港、ニュージーランド、メキシコと探し回ったが意外とむずかしい。30年はかかってしまうなあと氣が付いた。

今、僕の机の上には2017年秋に三宅一生さん、佐藤 卓さんと訪ねた、八ヶ岳の茅野、そこで出会った縄文時代の仮面の女神の等身大の置物がある。三角の仮面をつけた表現だが、毎日見ていても笑える。一万年も前のことを考えると氣が遠くなってしまうが、笑いは現在までずーっと続いている。

時間軸や空間軸を超えて、会場は必ずゴチャゴチャにしたい。こんなモノやあんなモノが交差し交換する。メキシコの旅から帰ってきて、すぐにノーベル賞作家のM.A.アストゥリアスの『マヤの三つの太陽』(岸本静江訳 新潮社 1979年)を取り寄せた。読んでみると...
「あたり一面が骨肉の争いを演じていた。椅子は椅子に突き当たった。ナイフはナイフに、フォークはフォークに、スプーンはスプーンに、ソース入れはソース入れに、皿は皿に、盃は盃に、コップはコップに、ナプキンはナプキンに、爪楊枝は爪楊枝に、灰皿は灰皿に、静止画の果物は天然の果物に、天然の果物は蝋細工の果物に、小ぶりのナイフと小ぶりのフォークをのせた魚料理用の食器一式は魚料理用の大振りの食器一式に、壜は壜に、食卓用水差しは食卓用水差しに、音もなく...それがみんな音もなく、音もなく、音もなく...死にものぐるいの戦いだ......」
このシュルレアリスムの文体が最後まで続く。21_21 DESIGN SIGHTの会場はこんな風になるのでは...。と想像した。

晴海埠頭の作品倉庫から漆塗りの世界地図が出てきた。世界は、この国々で回っているのだ。浅葉克己が地球僻地探検家として、今までに地球を歩き回って見てきたモノ、集めてきたモノたちと、身の回りのモノを並べてみることにした。

すると、モノとモノが共鳴し合い(あるいは不協和音を奏で)、時間も場所も言葉も意味も超えた不可解だが愉快な、訳のわからぬ「何か」を発し始めた。

人間の笑いは、どこから来るのか。ユーモアの本質とはどこにあるのだろうか。ひとりで笑うこともあるが(孤独な笑い、ブラックユーモアというのか)、人間は誰かと会って、これ面白いよねと同意して笑うこともある。時代や国や文化によって異なるユーモア感覚もあるが、すべてを超えた笑いも存在するのではないだろうか。

あまねく地球上に存在するすべてのユーモアの源泉を集めてみたい。表現は異なるかもしれないが、小さな笑い、大きな笑い、爆笑、失笑、艶笑、冷笑、微笑、苦笑...。ひとつひとつを拾いだし、一堂に見てみたい。

.罅璽皀△録瓦鯱造泙擦襦▲罅璽皀△楼鼎ぽ羯ちをひきたてる。
ユーモアの中身は複雑であるが、このふたつを頭の隅に置いて見てほしい。

ユーモアは、コミュニケーションの本質だ。

浅葉克己
21_21 DESIGN SIGHTでは、2019年3月15日より、企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」を開催します。展覧会ディレクターには、アートディレクターとして時代を牽引し続ける浅葉克己を迎えます。

世界中を旅しながら、各地で様々な人々やモノたちに出会ってきた浅葉にとって、「ユーモア」とは、コミュニケーションにおける最も大切な感性のひとつです。
本展では、グラフィックデザインを通して人々を楽しませ続けてきた浅葉が国内外から集め、その活動のインスピレーションのもととなっている資料やファウンド・オブジェとともに、浅葉がそのセンスにおいてユーモアのシンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を一堂に集めます。

価値があるとされるもの、価値が未だ見出されていないもの、人がつくったもの、自然のなかから生まれたもの。時代や国を超えた人々の営みから生み出されたユーモアのかたちと表現を一望することで、私たちは日々の営みのなかにある身近なユーモアを見つめ直すことになるでしょう。そして、そこにあるユーモアの感性こそが、デザインやものづくりにおいて重要な、コミュニケーションの本質のひとつと言えるのかもしれません。

◆会期   2019年3月15日(金) - 6月30日(日)
◆会場   21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
◆休館日  火曜日(4月30日は開館)
◆開館時間 10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
      *六本木アートナイト特別開館時間:5月25日(土)10:00 - 23:30(入場は23:00まで)
◆入館料  一般 1,100円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料
      各種割引についてはをご覧ください
◆主催   21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
◆後援   文化庁、経済産業省、港区教育委員会
◆助成   在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
◆特別協賛 三井不動産株式会社
◆協力   株式会社グリーンディスプレイ、株式会社タマス、公益財団法人DNP文化振興財団 
◆企画協力 中村至男、鈴野浩一/トラフ建築設計事務所、上條桂子
◆参加作家 
   赤木 仁、anothermountainman(又一山人/スタンリー・ウォン)、ロン・アラッド、浅葉 春、
   シュー・ビン、福田繁雄、GOO CHOKI PAR、早川祐太、ジャンピン・ヘ、日比野克彦、細谷 巖、
   井上嗣也、金子國義、加納典明、バスター・キートン、クリヨウジ(久里洋二)、トミー・リー、
   仲條正義、中村至男、ディーン・プール、ダミアン・プーラン、サイトウ・P・ヒロヒサ、瀧口修造、
   玉屋庄兵衛、立石大河亞、上野真未、トミー・ウンゲラー、和田 誠、渡辺紘平、山本修平、四谷シモン、
   ジョン・ウッド&ポール・ハリソン

◆展覧会ディレクター、グラフィックデザイン 浅葉克己
◆21_21 DESIGN SIGHTディレクター    三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
◆アソシエイト・ディレクター        川上典李子

◆ご来場に関するご注意
本展では、展示内容の一部に、性的・暴力的表現を含む刺激の強い作品が含まれています。
また、社会風刺の要素を含む作品も一部展示していますので、ご入場前にその旨ご確認のうえ、予めご了承いただきますようお願いいたします。

なお、春画など、特に刺激が強いと思われる作品は、18歳以上の方に限り立ち入り可能なエリアに展示し、18歳未満の方の鑑賞は、ご遠慮いただいております。

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食べたものの記録:6/10(月)〜6/12(水)
え〜ほん展最後の追い込みで、死にそうになりつつ、でも食べるのは辞めない。
途中のソバ屋は楽しい打合せ。よかったなぁ。
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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フィンチャーの世界観にどっぷり浸れる傑作「ドラゴン・タトゥーの女」

一番好きな監督の名を聞かれたら「デヴィッド・フィンチャー」と答えることにしている。
中でも一番好きなのが「ゲーム」だと言ったら悪趣味だと言われるだろうか。
そのせいか、「デヴィッド・フィンチャー」監督で「ドラゴン・タトゥーの女」と聞いて
「またマイケル・ダグラスが悪い女に翻弄される映画か?」と思ったのは否めない。

実際には全然違った内容で、むしろ「ドラゴン・タトゥーの少女」だよねって感じ。
んでも超ド級に面白く、目が離せなかった。
なかなかに刺激の強い映像が続いて、意外な犯人に驚き、そして何より、ラストにビックリ。

こんな終わり方って、アリ?

上記のように、まったく予備知識なしに見たので、見終わった後に調べたら、もともとこの作品は、
スウェーデンの作家スティーグ・ラーソンによる推理小説『ミレニアム』の三部作の一作目なのだね。

ラーソンはジャーナリストとして反人種差別・反極右を掲げており
この「ドラゴン・タトゥーの女」の原題 "Män som hatar kvinnor" は直訳すると「女を憎む男達」で
シリーズ全篇を通して、女性に対する蔑視および暴力(ミソジニー)がテーマとなっている、とのこと。

(ここから先ネタバレあり)

そのためか、本作のヒロインで「ドラゴン・タトゥーの女」であるリスベット(ルーニー・マーラ)は、
後見人である弁護士ビュルマン(ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン)からとんでもなく醜悪な性的暴行を受ける。
それに対してリスベットが報復する場面が痛快。全編を通じてリスベットがホント賢くてカッコイイ。

そして、主人公のミカエル(ダニエル・クレイグ)が依頼を受けて行方を探す富豪の令嬢・ハリエット
(ジョエリー・リチャードソン)も、父や兄から性的暴行を受けていたことが最後に判明する。

序盤は、主人公とヒロインがどう繋がるのか想像もつかず、ワクワクしてみていた。
大富豪が調査を依頼するために、ミカエルの身辺調査をしたのが、天才ハッカーであるリスベットだったというだけで
他にどこに接点があるのだろうと思っていたら、ミカエルの調査が佳境に入り、助手としてリスベットが雇われることに。

リスベットにミカエルが問う。「なんで23歳なのに後見人なんかついてるんだ?」
それに対してリスベットは父を焼き殺そうとしたから、精神障害の疑いをかけられている、と答える。
恐らく、リスベット自身も父親から日常的に暴力を受けていたのだろう。

ものすごく賢いリスベットが時に覗かせる、不安げな表情。
そして、リスベットは、女性の友人とも寝るし、ミカエルにも誘いをかけて寝てしまう。このことは、リスベットが、
父親からコミュニケーションの手段として、寝ることしか教えられなかったことを示唆しているのだろうか。

まるで少年のようなリスベットと一緒にいると、ミカエルはお父さんにしか見えない。
それでも、リスベットは、最初の後見人(脳卒中で倒れたため、後見人がビュルマンに変更になってしまう)に
抱いたのと同じような信頼をミカエルに対して抱くようになり、その結果がセックスなのかぁ。。。。
うーん、病んでいるよねぇ。。。仕方がないのだろうけれども。

(ダニエル・クレイグ→すごいおじさんかと思ったら、設定上もご本人(当時)もまだ42歳だって。
くたびれた中年感はたまらなくかっこいいけど、老け過ぎじゃ。。。)

そんなわけで、ハリエットの件は、二人の協力で無事解決するも、報酬の一部であったミカエルを陥れた実業家への
報復は、依頼主の財力や切り札として持っていた資料をもってしても難しいことが判明する。

ところで、このシリーズ名の「ミレニアム」は、雑誌の名前で、ミカエルとエリカ(ロビン・ライト)の共同経営。
二人は互いに既婚者だが関係を持ち、ミカエルは離婚。エリカの夫も公認で関係を続けているというのが背景にあり。
ミカエルが「ミレニアム」に載せた記事が裁判沙汰になり、敗訴して全財産を失ったところから物語は始まる。

ハリエットの事件が解決しても、自分の状況が好転しないことに肩を落とすミカエル。
そこで、暗躍するのがリスベット。彼女に6クローネを貸してくれと言われたミカエルが、ないと答えても、
ハッキングの天才・リスベットには残高はお見通し。「知っててごめんね」というリスベットがかわいい。

その資金を元に、変装して(美人さんなので、金髪ロングヘアの美女に変身する様子も楽しい♡)、
偽造パスポートを取り、各国で投資をしては資産を移動させる(ようなやり取りをしている)
いったいこの子はこんな技術をどこで身に付けたのか?

リスベットは相手の実業家の仲間として映像に残り、それで何かしらはめられた実業家は失脚。
でも永遠に誰なのかは明かされることもなく、もちろんミカエルもそれがリスベットだとは知らぬまま。
お金を返すリスベットに「早かったね」と言うだけで終わる。

事件が終われば二人に接点はない。
「クリスマスはどうするの?」と尋ねるリスベットに、ミカエルは「娘と会うんだ」とすげもなく答える。

ミカエルにとっては、そもそもリスベットは恋愛の対象ではない。
誘いをかけられた時も、こんなおじさんとしちゃダメだと断る自制心も良識もあるので、
若い彼女に自分はふさわしくないとも思うのだろう。

それでもリスベットは、脳梗塞で倒れた最初の後見人に「友だちができた」とうれしそうに語る。
友だち?友だち、なのかぁ。。。。何度もセックスしてたけど、なぁ。。。

クリスマス、リスベットがミカエルへのプレゼントを準備して部屋の前(?会社の前?)に行くと、
中から腕を組んでミカエルとエリカが出てくる。最初にリスベットが調査したように、二人はずっとそういう関係なのだ。

目を潤ませてしばらく足ちすくむリスベット。ミカエルへのプレゼントをゴミ箱に放り投げると、バイクでその場を去る。

エンディング。。。ええええ〜〜〜〜〜〜〜!!!

もうこれ、続編があると想定された終わり方だよね。
ということで、2018年に続編「蜘蛛の巣を払う女」が制作されている。
しかし、これもまた複雑な話がある。

このシリーズは、スティーグ・ラーソンの遺作で、
「ドラゴン・タトゥーの女」「火と戯れる女」「眠れる女と狂卓の騎士」
の三部作から成る。

ラーソンは5部まで構想しており、4分の3/4まで書き進めていたが、
長年のパートナー・ガブリエルソンとは入籍しておらず
その草稿を出版する権利を持つ者がいないために宙ぶらりんになっていた。
出版社がンノンフィクション作家のダヴィド・ラーゲルクランツに依頼して書かれたのが「蜘蛛の巣を払う女」で
さらに6作目まで出版が決まっているそうだ。

そんなわけで、シリーズ2つ分を飛ばして4つめが次に映像化されたというわけで。
シリーズ全編を通じてミカエルもリスベットも登場するので、続きは見られるらしい。
絶対見なくちゃ!!(主人公の二人は別のキャストになっちゃうけど)

そういえば、この日(家にいる日曜は映画の日と決めている)は「オブリビオン」に続いてこの映画を観たのだけど
ミカエル役のダニエル・クレイグといえば、6代目ジェームズ・ボンドとして知られているが、
彼の2作目「007 慰めの報酬」(ボンドシリーズ22作目)のボンドガールが
「オブリビオン」のヒロインを演じたオルガ・キュリレンコなのね。
奇しくもボンドガールとボンドの映画を立て続けに見たのであった。

ところでこの映画、登場人物多すぎだし、しかも同じ苗字多すぎて、誰これ?状態だった。
原作のWikiみてようやくだいぶわかった。んでもまだ全部じゃない。。。
ミカエル・ブルムクヴィスト(ダニエル・クレイグ)・・・主人公
リスベット・サランデル(ルーニー・マーラ・・・ヒロイン「ドラゴン・タトゥーの女」
ヘンリック・ヴァンゲル(クリストファー・プラマー)・・・依頼主。ヴァンゲル・グループ前会長。
若年のヘンリック・ヴァンゲル(ジュリアン・サンズ)・・・5人兄弟の末っ子。
マルティン・ヴァンゲル(ステラン・スカルスガルド)・・・ヴァンゲル・グループ現会長。リカルドの孫。ゴットフリードの息子。ハリエットの兄。
ディルク・フルーデ(スティーヴン・バーコフ)・・・ヘンリックの弁護士。68歳。
エリカ・ベルジェ(ロビン・ライト)・・・『ミレニアム』編集長兼共同経営者。ミカエルの愛人。
ニルス・ビュルマン(ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン)・・・弁護士。リスベットの後任の後見人。
アニタ・ヴァンゲル(ジョエリー・リチャードソン)・・・ハラルドの次女。セシリアの妹。イギリス在住。
セシリア・ヴァンゲル(ジェラルディン・ジェームズ)・・・ハラルドの娘。
ドラガン・アルマンスキー(ゴラン・ヴィシュニック)・・・警備会社ミルトン・セキュリティーの社長。
グスタフ・モレル警部補(ドナルド・サムター)・・・元警部補。ハリエット失踪事件を捜査した。
ハンス=エリック・ヴェンネルストレム(ウルフ・フリバーグ)・・・ミカエルを陥れた大物実業家
ホルゲル・パルムグレン(ベント・C・W・カールソン)・・・弁護士。リスベットの後見人。脳卒中で倒れた。
プレイグ(トニー・ウェイ)・・・リスベットより3歳年上の親友。身長189cm、体重152kg。
ハラルド・ヴァンゲル(ペル・マイヤーバーグ)・・・ヘンリックの2番目の兄。ナチズムに傾倒。
ペニラ・ブルムクヴィスト(ジョセフィン・スプランド)・・・ミカエルとモニカの娘。16歳。
アンナ・ニーグレン(エヴァ・フリトヨフソン)・・・ヘンリックの身の回りの世話をする家政婦。
ハリエット・ヴァンゲル(モア・ガーペンダル)・・・リカルドの孫娘。40年前に行方不明に。
ビルエル・ヴァンゲル(マーティン・ジャーヴィス)・・・ハラルドの息子。市会議員。
イザベラ・ヴァンゲル(インガ・ランドグレー)・・・ゴットフリードの妻。マルティンとハリエットの母。
グンナン・ニルソン(マッツ・アンデルソン)・・・ヘンリックの雑用係。56歳。ハリエットと仲が良かった。
リヴ(アーリー・ジョバー)・・・マルティンの恋人?
グレーゲル(アラステア・ダンカン)・・・
イサクソン刑事(アラン・デイル)・・・
ミルドレッド(レナ・ストロンダール)・・・
リンドグレーン(アン=リー・ノルバーグ)・・・
トリニティ(レオ・ビル)・・・プレイグらハッカー共和国の仲間。相棒ボブ・ザ・ドッグと仕事をこなす。
ミリアム・ウー(エロディ・ユン)・・・リスベットの親友。名の知れたレズビアン。時々肉体関係を持つ。
アニカ・ジャンニーニ(エンベス・デイヴィッツ)・・・ミカエルの3歳年下の妹。弁護士。
ドラゴン・タトゥーの女
The Girl with the Dragon Tattoo

監督    デヴィッド・フィンチャー
脚本    スティーヴン・ザイリアン
原作    スティーグ・ラーソン
製作    ソロン・スターモス
      オーレ・センドベリ
      スコット・ルーディン
      セアン・チャフィン
製作総指揮 アンニ・ファウルビエ・フェルナンデス
      ミカエル・ヴァレン
      スティーヴン・ザイリアン
出演者   ダニエル・クレイグ
      ルーニー・マーラ
      クリストファー・プラマー
      ステラン・スカルスガルド
      スティーヴン・バーコフ
      ロビン・ライト
      ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン
      ジョエリー・リチャードソン
音楽    トレント・レズナー
      アッティカス・ロス
撮影    ジェフ・クローネンウェス
編集    カーク・バクスター
      アンガス・ウォール
製作会社  MGM
      オプティマム・リリーシング
      BBCフィルムズ
      ベータ・シネマ
      レラティビティ・メディア
      スコット・ルーディン・プロダクションズ
      イエロー・バード
配給    アメリカ合衆国 コロンビア映画
      スウェーデン ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
      日本 ソニー・ピクチャーズ
公開    アメリカ合衆国 2011年12月20日
      スウェーデン 2011年12月21日
      日本 2012年2月10日
上映時間  158分
製作国   アメリカ合衆国、スウェーデン、イギリス、ドイツ
言語    英語
製作費   $90,000,000[1]
興行収入  $232,617,430[2]
      12.5億円(日本)
次作    蜘蛛の巣を払う女

                  


食べたものの記録:6/4(火)〜6/6(木)
ホットサンド&炊き込みご飯&夜中にシリアル生活、継続中。
冷やし中華はじめました。今年はキュウリもトマトもたくさんあってウレシイ。
去年はキュウリが高くて買えなかったからねぇ。酷暑だったからねぇ。
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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映像美を堪能・映画「オブリビオン」

気付けば、トム・クルーズの映画ばっかり見ている、ような気がする。
とはいえ、トムの映画自体、そんなには見てないのかもしれない。
去年まではこれだけしか見たことなかった。
「レインマン」「ミッション:インポッシブル」「M:I-2」「ラストサムライ」「M:I:III」
(「M:I」シリーズは6まであるのね!)

しかし、今年見た9本の映画のうち、3本がトムの映画だ。
3/31(日)「マイノリティ・リポート」(2002・米)SFスリラー(S・スピルバーグ)
5/2(木)「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014・米)SFスリラー(ダグ・リーマン)

そして今回の
6/17(日)「オブリビオン」(2013・米)SFスリラー(ジョセフ・コシンスキー)
は、5月に見た「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(絶対タイトル覚えられん)の前の出演作。
SFばっか連続して出ると、世界観とかごっちゃにならないかしらん、なんていらんこと思いながら。

この映画をひとことで言うと「美しい映画」だと思う。

リアリティにこだわり、できるだけロケに近い状態で制作されたのだそうだ。

映像にはとてもこだわったのだそうで、タワーと呼ばれるトムたちの住む宙に浮かぶような建物は、
通常はCGで作られ、背景の映像も、青く切り抜いた窓にCGを張り付けるものらしい。
しかし、この映画では、基地であるタワーもトムの乗る乗り物もすべてCGではなく実際に作られたものを使用。
背景も、実際の写真を使用するという徹底ぶり。

そのためか、本当に映像が美しかった。現在の荒廃した地球だけでなく、過去のニューヨークの映像もとても美しい。
トムの奥さん・ジュリアを演じるオルガ・キュリレンコの美しさもこの映画の素晴らしい要素。
オルガはなんと、6カ国語(英語・ウクライナ語・ロシア語・フランス語、スペイン語、イタリア語)を操る才女だそう!

もう一人のヒロインで、トムが記憶を失っていた間のパートナーであるヴィカはまたタイプの違った女性で
美しい人なんだろうけど、女性ウケはよくなさそう。オルガのスラブ系の美しさって、万人受けするよねぇ。

舞台は2077年の地球。60年前の2017年に異星人スカヴに月と地球の半分を破壊され、人類は勝利したものの
核戦争や月がなくなったことによる津波や地震などの天変地異で地球は荒廃し、人類の大半は、
土星の衛星であるタイタンへの移住を目指していた、と、主人公の元海兵隊司令官コードネーム「Tech49」
ジャック・ハーパー(トム・クルーズ)を通じて語られる。

ジャックはパートナーのヴィクトリア(ヴィカ)(アンドレア・ライズボロー)と共にたった二人で地球で、
高度1,000mの上空にあるタワーから地上を監視しながら、偵察用のドローンの修理や
海水を汲み上げる施設・採水センターを管理するのが仕事。

ヴィカは宇宙管制センター「テット」のサリーと通信しながらジャックの任務をサポートするのが役目なんだけど
そのやり取りが結構不気味で、毎回サリーはしつこいくらいに「あなたたちは最高のパートナー?」と聞いてくる。
サリーの言葉は何だか常に型にはまった感じで違和感を感じる。なにか怪しい。

採水センターの海水の汲み上げが終わり、タイタンへの居住が始まるのは2週間後。
ジャックとヴィカの任務も残り2週間。

彼らは、任務に過去はいらないと、5年前に任務につく以前の記憶は消されている。
しかし、ジャックは繰り返し同じ夢を見る。その中に出てくる女性がジュリアで、ジャックは誰かは覚えていない
それでも、記憶のかすかな残り香のようなものが、ジャックに地球への愛着を感じさせている。
ヴィカは地球に未練がなく、タイタンへの居住に積極的だ。それには彼らの過去に理由があった。

ある日ジャックは廃墟で本を拾う。それを彼の秘密の場所に持って行く。
そこは、彼のコレクション?が集められた荒廃した地球の中で唯一のオアシスの様な場所。
途中に「シカゴ近辺だけは岩盤の影響で地震などの天変地異から逃れられた」というセリフがあるので、
そのあたりなのかも?その「秘密の場所」がのちに大きな意味を持つ。

ある日スカヴが、人が居住しているとは思えない場所に、何かパラシュート的なものを落とす。
彼がサリーの静止も聞かず、現場に急行すると、そこには墜落した古い宇宙船の残骸があり、宇宙飛行士の眠るカプセルが
何体か安置してあった。そこへドローンが現れ、なぜかカプセルを攻撃する。

ジャックは何とか一体だけ救ってタワーへ戻る。その中の女性こそが、彼の夢に出てきた女性・ジュリア。
知らないはずなのに、目覚めた彼女は最初にジャックの名を口にする。

明らかに動揺を隠せないヴィカ。女の本能で、この女は邪魔だって思ったんでしょうね。
そんなヴィカには内緒で、ジャックとジュリアはボイスレコーダーを取りに現場に戻る。
何とか見つけるものの、二人はスカヴに捕えられてしまう。

スカヴのリーダー・マルコム・ビーチ(モーガン・フリーマン)と名乗る謎の男から、
スカヴは人間で、人類の敵は「テット」の方からだという恐ろしい話を聞かされる。

ジャックとジュリアはビーチの指示で、夢に出てきた想い出の場所に行く。ジュリアは「私はあなたの妻だ」と告げる。
ジャックがジュリアにプロポーズした回想シーンも、それを思いだす現実のシーンも絵のように美しい。

ジュリアの話では、ジャックもジュリアもヴィカも、タイタンを観測する宇宙船に乗り込む飛行士だったのだが
直前に「テット」が現れ、飛行直前に観測先が「テット」に変更された。

皆睡眠状態だったが、ジャックとヴィカだけが起こされ、ジュリアたちが地球に戻された、のだという。

二人はタワーに戻るが、ドローンに映像を通じてすべてを知っていたヴィカによって、
“ジャックが任務に不適当”だとテットに報告されてしまう。
タワーの地下から現れたドローンの攻撃で、ヴィカは殺害され、ジャックとジュリアはパトロール機に乗りこみ逃亡する。

その後ドローンの攻撃を受けて、パトロール機を失った二人の前に、衝撃的な出来事が起こる。
同じパトロール機を見かけて駆け寄るジャック。目の前の人物を見て思わず目を疑う。彼はジャックだった。
パトロール機には「52」と書いてある。彼はコードネーム「Tech52」ジャック・ハーパーだったのだ。
「Tech52」ジャックはジュリアを認識するけど、攻撃の手は休めない。

しばらくやり合ったあと、52のジャックを捕えると、流れ弾に当たったジュリアが倒れていた。
急いで52のパトロール機でタワーに戻ると、そこには死んだはずのヴィカの姿が。

ジャックはすべてを悟ると、タワーから救命道具を持ちだしてジュリアの元へ戻る。
彼は治療を施して秘密の隠れ家にジュリアを連れて行き、けがの回復した彼女に「自分はクローンだ」と告げる。
それでも、君をずっと愛していた、信じてほしいというジャックに、あなたの記憶が残るならあなただとジュリア。
この場面はラストへの大きな布石となります。

ジャックはビーチたちを助けるためにスカヴの本拠地に戻り、ビーチから真実を聞かされる。
テットがジャックの数千人のクローンを地球に送りこんで地球を攻撃したことを。
地球最強の男が人類の敵になったのだと。

映画の冒頭で、スカヴはジャックを監視していたが、そのうちにジャックが本を拾い、ジュリアを助けたことで
ビーチはそこに一筋の光明を見た。彼の中の本来の彼を引きだそうと決めたのだ。

以前に捕獲したドローンをジャックの力で再プログラミングして命令を与え、テットを攻撃する準備をしていると
3台のドローンに攻撃を受け、所持していたドローンも破壊されてしまう。

そこで、テットより、新参者(ジュリア)と一緒にテットに来るように指示されたのを利用して、
パトロール機でテットに向かう。そこで、ジャックは回収したボイスレコーダーを聞く。

そこでは本物のサリーの指示で、ジャックとヴィカがテットに向かう途中、不具合が起き、
ジャックはジュリアたちの眠るポットを切り離して地球へ戻したことが録音されていた。

その時点で、ヴィカがジャックを好きなことがよくわかった。彼女もその記憶が残っていたのだろう。
だからジュリアのいないタイタンへジャックと一緒に行くことを望んだのだ。

テット内部では、サリーの音声(サリー自身ではない)にジャックのウソは見抜かれてしまう。
『ジュリアを生かし、人類を存続させたい』と本音を話すと、テットの警戒は解かれ、内部へ。
そこには、おびただしい数のジャックとヴィカのクローンが。(この映像、SF的だけど、この時点でこんなに必要?)
恐らく毎日サリーがヴィカに「最高のパートナー?」と聞いて、いい返答が得られなければ、彼らはさっさと抹殺されて
次のジャックやヴィカが派遣されて行くのだろう。

ジャックはテットの前で睡眠装置を開けるが、中に入っていたのはジュリアではなくビーチ。
ここでは思わず「なんでやねん」と突っ込んでしまった。

そこで二人は各爆弾を使ってテットごと自爆。ジャックもビーチももちろん死亡。
地上のスカヴを攻撃していたドローンたちも消滅する。
二人の秘密の湖畔の家でジュリアは目を覚まし、テットの爆発を見て涙を流す。

3年後、湖畔の家で娘と暮らすジュリア(いつの間に?と思ってしまったのは私だけではあるまい。)の前に
大勢の人が現れる。スカヴの仲間たちといつか会った「Tech52」ジャックだった。
彼らはジュリアを3年間探し続けたのだ。

なるほど!そうか、そういうことか!
私の中では、これはアリな結末だった。
「あなたの記憶があればあなた自身だ」ジュリア自身の言葉がそのまま証明された。

なかなか壮大なラブストーリーでした。

オブリビオン
Oblivion
監督     ジョセフ・コシンスキー
脚本     ジョセフ・コシンスキー
       カール・ガイダシェク
       マイケル・アーント
原作     ジョセフ・コシンスキー
       アーヴィッド・ネルソン
製作     ジョセフ・コシンスキー
       ピーター・チャーニン
       ディラン・クラーク
       バリー・レヴィン
       ダンカン・ヘンダーソン
製作総指揮  イェッセ・ベルガー
       デイヴ・モリソン
出演者    トム・クルーズ
       オルガ・キュリレンコ
       アンドレア・ライズボロー
       モーガン・フリーマン
       メリッサ・レオ
       ニコライ・コスター=ワルドー
音楽     M83
撮影     クラウディオ・ミランダ
編集     リチャード・フランシス=ブルース
製作会社   チャーニン・エンターテインメント
       アイアンヘッド・スタジオズ
       ラディカル・ピクチャーズ
       レラティビティ・メディア
配給     アメリカ合衆国 ユニバーサル・ピクチャーズ
       日本 東宝東和
公開     アメリカ合衆国 2013年4月12日
       日本 2013年5月31日
上映時間   124分
製作国    アメリカ合衆国
言語     英語
製作費    $130,000,000
興行収入   $286,168,572
       日本13.1億円

                  


食べたものの記録:6/1(土)〜6/3(月)
悲願の(?)カレーホットサンドのために、キーマカレーを作った。おいしかった。
だけど、ゆるすぎたのか、なんか思ったのと違った。
この写真だけだとカフェ飯みたいだよねー。
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日本・スウェーデン外交樹立150周年記念「長くつ下のピッピの世界展 〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜」

190529_IMG_3932.JPG5月アタマに思い立って買ったホットサンドメーカー。
月半ばに届いてから、毎日のように作っている。
それでもまったく飽きないし、明日は何を挟もうと、考えるだけでワクワクが止まらない。

豊川に行ってから、不思議に明るく楽しく暮らしている私たちだけど、そんな5月最後の日は、まるで神様から私たちに与えられたギフトの様な一日だった。

起きるとまず、前日に送った原稿への称賛と、テストに合格したことを知った。それだけでも自分の今目指してる場所からすれば、ものすごくありがたいことだったし、認められて本当にうれしかった。

そして夕方、そのメールは届いた。決定ではなかったけれど、この10日ほどの間に、実現に向けて動いて下さっていたこと、前向きな返事ができるところまでこぎつけたということが書かれていた。この人が、ここまでおっしゃるなら、もう大丈夫。ここまで長かったような短かったような。。。不思議な時間。

本音を言えば、人生は過酷なことの方が多いと私は思う。過酷で辛くて、やるせないことが多いからこそ、ほんのたまにきらりと光る、一筋の星が見えると、とてつもなく幸せだと思えるのだ。

私は決して恵まれた人間ではない。もっとお金持ちで美人で、才能に恵まれていたら、こんなに苦労しなくても、もっと結果を出せていたかもしれない、と思わなくもない。

裕福ではない家に生まれ、美大にも行けず、人並みかどうかも分からない容姿で、才能もあるかどうかもわからないけど(笑)(随分やな 笑)、それでも、諦めずに絶対にやりぬくという才能だけは、神さまから与えられたのかもしれない。ただそれだけ、その才能だけが、私にあるたった一つの武器なのだと思う。

卑下している訳ではなく、冷静に自分を見つめた時に、恵まれていなくても、自分自身で人生を好転させることってできるんだよって思うのだ。


                  


190530_IMG_4054.JPG松坂屋美術館で開催中の「長くつ下のピッピ展」を観に行った。宮田はこのお話を全く知らなかったという。私も読んだことはなかったけれど、小学校の時に、学校の講堂で映画を観た記憶がある。

お話の筋なんかは全然覚えてなくて、ただ、ピッピって華奢なのに、怪力で、両足の靴下の色が違って、とんでもない破天荒な女の子だったという記憶しかなかった。今回展覧会を見てみると、その印象通りの、でもとってもチャーミングな女の子だった。

そうそう、お父さんが南の国の王様で、ピッピは金貨のたくさん入ったカバンを持ってるんだった。そしてウマをひょいっと持ち上げて出かけちゃう。普通の人にはできないようなことを軽々とやってのけて、みんなにやさしくて、本当にカッコイイ。

ガーターベルトってセクシーな目的以外で使うものなんだ!って初めて知った。ふふふ。

『長くつ下のピッピ』以外に『やかまし村の子どもたち』『ロッタちゃん』などの作品とその挿絵がふんだんに見られた。あまり好みではない絵もあり、ピッピのイングリッド・ヴァン・ニイマンの絵が一番好きかも。

「田園地帯の小さな牧場で家族と共に過ごした幸福な子供時代の経験が作品の下敷きになっている」とあるように、どの作品も、幸福な子供時代を過ごした人にしか描けない愛情あふれた作品。

展覧会を見ているうちに、なぜピッピのことを思い出すときに、少し心にピリリと苦い気持ちが混じるのかが、わかった気がした。そんな幸福な子供時代は、自分にはなかったからだ。

ああ、私はピッピみたいになりたかったなぁ、と改めて思った。子供のころも、もしかしたら今も。でも、ピッピみたいにその力を周りのために仕えるような、優しい子には、どうしてもなれない。なりたいのに、なれない。

それでも大人になった今は、幸せな大人時代を過ごしている(笑)相変わらずやさしくはなれなくても、理想の自分からは遠くても、理想に少しでも近づきたい。私は私のやり方で。周りを元気づけたり、応援して生きて行きたいのだ。

リンドグレーンは、子どもの権利や動物の権利の擁護者としても知られ、あらゆる虐待に反対の立場を表明。1993年、ライト・ライブリフッド財団から、財団賞受賞。1958年には青少年のための文学作品に与えられる国際アンデルセン賞受賞。2002年創設の児童青少年文学賞である「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」は、2005年に絵本作家・荒井良二が日本人初の受賞。

ピッピ役のインゲル・ニルッセンはホント適役!真ん中右のは、日本のピッピのイメージを決定したイラスト。
ピッピは本当にたくさんの画家に描かれているのね。なのに、スウェーデンの作家だってことも知らなかった。反省。
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日本・スウェーデン外交樹立150周年記念
長くつ下のピッピの世界展 〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜
http://www.pippi-ten.com/
2019年4月27日(土)〜6月16日(日)松坂屋美術館
https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/exhibition/2019_pippi_ten/

 このたび、日本・スウェーデン外交関係樹立150周年を記念して「長くつ下のピッピTMの世界展〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜」を開催する運びとなりました。
 1941年の冬、アストリッド・リンドグレーンは、風邪で寝込んでいた愛娘を喜ばせようと、天衣無縫な女の子の活躍を次々に即興で語りました。これが『長くつ下のピッピ』誕生のきっかけです。そして1945年、第2次世界大戦終戦の年に出版された世界一強い女の子ピッピの本は、またたく間に世界中の子どもたちの人気を集め、今日まで70年以上にもわたり読み継がれてきました。
 本展では、スウェーデン王立図書館所蔵、ユネスコ“世界の記憶”に登録された『長くつ下のピッピ』等の貴重な原画をはじめ、スウェーデン、デンマーク、エストニア他より、「ピッピ」「ロッタちゃん」「やかまし村」シリーズ等の原画、さらにはリンドグレーン自らがタイプして愛娘の10歳の誕生日に贈った「ピッピ」のオリジナル原稿、愛用品など約200点が出品され、その多くが日本初公開となります。
 さらに、本展のために製作された特別映像や、ピッピの住む〈ごたごた荘〉を再現した大型模型もお楽しみいただけます。
 また、リンドグレーン作品に描かれる、スウェーデンの生活文化、自然との共生、子育てといったテーマにも焦点があてられます。
 94年の生涯に多くの子ども向け作品を生み出し、“子どもの本の女王”と呼ばれたアストリッド・リンドグレーンは、その人生と作品において、子どもの人権を守り、不正に対して声をあげ、動物の権利の擁護者としても、あらゆる虐待に反対の立場を表明したオピニオンリーダーでもありました。そんな作者の知られざる人生もご紹介します。
 すべての子どもたちと家族、かつて子どもだった大人たちに贈る、ノスタルジックで心温まる展覧会です。

アストリッド・リンドグレーン(1907-2002)とは・・・スウェーデンの世界的に有名な児童文学作家。その著書は、全世界100ヵ国語以上で翻訳され、出版部数は総計1億6000万部に上る。子どもの人権や動物の権利の擁護者としても知られ、あらゆる虐待に反対の立場を表明している、オピニオンリーダーでもある。そして、男女同権、女性の社会進出や男性の育児参加があたりまえの北欧社会における、先進的な女性としての先駆的存在でもある。

© The Astrid Lindgren Company / Ingrid Vang Nyman

名古屋会場
●会場
松坂屋美術館
〒460-8430 名古屋市中区栄三丁目16番1号 松坂屋名古屋店 南館7階

●会期
2019年4月27日(土)→6月16日(日) 会期中無休

●開館時間
10時〜19時30分
ただし、最終日6月16日(日)は17時閉館(いずれも入館は閉館30分前まで)

●入館料
一般1,200円(1,000円)/小学生600円(500円) 未就学児無料
※( )内は前売り・団体割引料金(団体は10名様以上)
※税込 ※未就学児無料 ※小学生以下は保護者同伴で入場可
※障害者手帳・特定疾患医療受給者証をお持ちの方と、付添の方1名様まで無料

●主催
東海テレビ放送

●後援
スウェーデン大使館、デンマーク大使館、エストニア大使館、名古屋市、名古屋市教育委員会

●協賛
野崎印刷紙業

●協力
アストリッド・リンドグレーン社、コピーライツアジア、徳間書店、岩波書店、偕成社、スウェーデンハウス、イケア・ジャパン

●企画
東映、東京富士美術館

●監修
菱木晃子(北欧児童文学翻訳家)

●巡回展
東京会場 東京富士美術館 2018年7月28日(土)〜9月24日(月・祝)
宮崎会場 みやざきアートセンター 2018年12月15日(土)〜2019年1月27日(日)
京都会場 美術館「えき」KYOTO 2019年2月8日(金)〜3月4日(月)
福岡会場 福岡市博物館 2019年7月6日(土)〜8月25日(日)
愛媛会場 愛媛県美術館 2019年9月14日(土)〜11月10日(日)(予定)
神戸会場 神戸ファッション美術館 2020年2月1日(土)〜3月29日(日)

●展覧会公式サイト
http://www.pippi-ten.com/
                  


食べたものの記録:5/15(水)〜5/19(日)
ついにホットサンド生活開始。いきなり二日目にフレンチトーストに挑戦して失敗したり。
シミジミ5月はいい月だったなぁ。。。
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