毎日、食べるのが止まらない。
考えてみれば、オットが脱ステを始めて、厳しい食事制限をしたまま、母との同居が始まって
監獄みたいな窮屈な生活を強いられて(これフツーは、オットの両親と同居した場合だよね(苦笑))
やっと、自分たちで好きなものを好きなように食べられるようになって。
なんというか、何を食べても美味しい〜。
外食はほとんどしないので、その分ちょっと高くても美味しくて体に良いものを買おうと決めて。
ハーブや小さな野菜なんかはベランダで育てたのを朝採りして。
少しだけ手をかけてやれば、たちまちご馳走になる。
これが一番のゼイタクのように思う。シアワセのように思う。
フリーランスもある程度年齢の行ったヒトも、体が資本ですから。
当たり前だけど、身体は食べたもので出来上がるのだ。
しかし気付けば、何やら丸くなりました。
先日美容院に行ったら、思いがけず髪が短くなり。。。(オットより短い)
食べてるものを見れば納得。
何か二回くらい、お弁当のご飯に振りかけ乗せるの忘れてるし。一度なんか梅干しも忘れてる。疲れてたのか〜
それにしても、アイス食べ過ぎやで〜〜〜
最近、いろんなことに自信がついてきた。
これは私にしては本当にいい傾向で、今までこんな風に思ったことは無かった。
キチンとご飯を作って、キチンと生活していれば、きっと大丈夫。
毎日ちゃんと頑張っていれば、絶対大丈夫。
少しずつ、ちゃんと上を向いて行っているのがわかる。
最近、ちょっと楽しみにしているドラマ「ノンママ白書」。
知らない間に東海テレビの昼ドラが終わって、今は夜ドラ作ってるんだね。
昼ドラより豪華出演陣で頑張ってるよね。
私もこのドラマで言うノンママで
(この言葉自体流行らせたい作為が見え見えで萎えるけれども)
身につまされるっちゃあ身につまされるんだけれども
自分ではけっこうもう吹っ切れたかなって思っているので
何でこう保奈美ちゃんはすぐに落ち込んでやたら泣くのかが不思議だ。
(で必ず、泣いてると元カレ・高橋克典が入ってくる(笑))
んで、初回の飲み会での部下の暴言とか今回のモンスターワーママの逆切れとか
もうこれって「逆パワハラ」「逆マタハラ」って言って良いんでね?ってレベル。
なんで保奈美ちゃんはこれにひとっことも言い返せず、泣くだけなんだぁ〜〜〜と思うと、歯がゆくてしょうがない。
でも考えてみれば、元々大げさで急展開トンでも展開何でもありの昼ドラが夜に来たんだから
「んなばかな」って展開が多少なくちゃ、面白くないってことなのかもしれないね。
んでも今回、最後に母親からの電話のシーンでは不覚にも泣いてしまった。。。
バツイチで子供はないけど、都会でひとり頑張って、代理店で初の女性部長になった娘を自慢の娘だという両親。。。
ホント救われたよね。
だけど、誰もがキャリアを積んでる訳じゃない。
キャリアもなく、結婚していなくて子供がいない女性の救いどころは、このドラマにあるのか?と考えたら
それが、菊池桃子演じる大野なんだなと。
意外にも、キャリアなんかない桃ちゃんの方が、保奈美ちゃん程悲壮感を感じさせず、のほほんと楽しそうに見えるから不思議。
でも実際の桃ちゃんがすごい人だからこそ、こういう役が出来るんだよね。
実際にはノンママじゃない保奈美ちゃんや桃ちゃんだからこそ、できる役なのかもと思った。
実際に最近話題に上った他の女優さんたちが演じたら、やっぱり痛々しいのかもしれないなぁ。
でもそんなに可哀想な存在なんだろうか、ノンママって。
確かに、何かが足りないという気持ちは常にあるけれども、それを人に言われたくはない気がする。
たぶん、今回悪役だったモンスターワーママだって、ふたを開けてみれば、きっと虚しいことも一杯あって
最後にわざわざ保奈美ちゃんに、子供のいる幸せを見せつけたのだって
本当にシアワセだったらそんなことしないと思うんだよねぇ。。。
とりあえず、どんな落としどころに収まるのか、楽しみに最後まで見ようと思う。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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食べる食べる。
『Roots of Kawaii 内藤ルネ展〜夢をあきらめないで』(名古屋三越)
2016.08.19 Friday
月曜日の「シンジカトウ・ワールド」に続き
名古屋三越で開催されていた内藤ルネ展に行ってきました。
この週は「カワイイ」モノをお腹いっぱい見た!と言う感じの週でした。
ルネさんと言えば、のちの「カワイイ」に多大な影響を与えた方。
何と言っても「カワイイ」のルーツですから!
イラストの世界にとどまらず、ファッションデザインの世界でも
彼は「VOGUE」などの先端のファッションを、日本人向けに上手く噛み砕いて
「カワイイ」に昇華させて紹介するという高度なことをサラリと
されておられたのですね。
カワイイものイッパイ!
愛知県岡崎市生まれなんですね、内藤ルネさん。一体どこでこの感性がはぐくまれたんでしょうか。
残念なのは、初期の彩色原画が少なめだったこと。それには理由があって、まず一個目は、ルネさんの作画方法は特殊で
最終的な作品がいいものになればよいので、一枚の原画で最後まで仕上げるという感覚では無く
線だけを描いてコピーしたものに彩色して、またコピーして、そこに仕上げをしてという感じで
重ねることで仕上げて行ったそうなんです。
だから、最終的な全部手書きで仕上げた原画と言うのが存在しないんです。
また、ルネさんの時代はまだ、イラストレーターに原画を返却するということが少なく
出版社等で原画を紛失することがよくあることだったそうです。それは本当に残念ですねー。
今は原画は返してもらえるのが普通ですが、そもそも原画で納品することが少ないですしね。
私も、仕事ではデジタルで彩色することも多いので、ちゃんとした原画ってあまりないんです。
展示などでは、デジタルをプリントして見せてもあまり意味がない気がして
アナログで描いたものをお見せするようにしています。(注:2018年以降デジタル展示も増えました)
ルネさんに話を戻すと、初期の鉛筆画や中期以降の彩色原画はたくさん展示されていて、とても素晴らしかったです。
鉛筆や色鉛筆だけで、ものすごく存在感があるのに圧倒されました。
断髪の女性等、描きたいテーマがぶれることなく続いていて
それでも飽きさせないのは、絵を進化させ続けているからなんだろうな、と思いました。
ルネさんの功績はすごくよくわかり、先日のシンジカトウさんと同じく(ルネさんの方が一回り以上年上ですが)
ごくごく初期は要望によって「ダサポップ」なものも描いていたということ。
そう言う仕事の中から、自分の世界を広げ、頭角を現して行ったことなどがよくわかり、有意義な展示でした。
まだ日本にパンダが来日する前に目を付けて、ルネパンダとして商品化したことは先見の明があったし
イチゴやサクランボを「カワイイ」ものとして認知させた功績は大きいですよね。
あと、ゴスロリのルーツだったのも!私は初期の「カワイイ」よりこっちが好きでした。
すみずみまで、ルネさんの世界観に溢れていました。
こんな風に世界観を展開させることが、自分にはできるかな、と考えてしまいました。
ルネさんいわく、時代が良かったと。
自分の突拍子もないアイデアを実現してくれたメーカーなどのバックアップがあり
それが当たったおかげでここまで来られたと。
そう言われると、本当に羨ましい時代です。
もちろん、そこにはルネさんのたぐいまれなる才能とセンスを認めさせたということがあったわけですが。
夢をあきらめないで。うん、あきらめなければ、夢はかないますよね、絶対に。
ポートレートを拝見した時、何の先入観もなしに「この人、ゲイだな」と思いました。
ルネさんがゲイの雑誌「薔薇族」の表紙を長年描かれていたことも初めて知ったのですが
ルネさん曰く「竹久夢二などが描いたような古臭い男性ではない男性を描く」という趣旨で描かれた男性像が
いかにも「本当のゲイの人が好きそうな」男性の絵でしたので、これはほんまもんやと(^^;
そしたら、亡くなる2年前の2005年に書かれた自伝の中で、同性愛者だということを
カミングアウトされていると知り、「おお!」と思いました。
いえね、私たちのようないわゆるノンケは、ゲイに好かれる男性って、線の細い美形だと思いがちなんですが
実際のゲイの方って、マッチョが好きな方が多いんですよね。
実はうちのオットは、かつては「ゲイに好かれそうな容貌」だと言われ
騙して二丁目に置き去りにしようなどと言う悪だくみを、影で仲間内からされていたそうなんですが
数年前にその仲間で、青山にあるゲイの男性3人組の経営する料理屋さんで飲んだとき(貸切)
男子10名くらいのうち、一番モテたのが、というか、唯一モテたのが、運送屋さん勤務のマッチョ男子だったんです。
(ちなみにオットは、一番年長(60代?)の和装のゲイの方と茶をすすりながら世間話で盛り上がり、その方から私は
「あんた、いい人つかまえたわね。この子は本当にいい子よ」と、太鼓判を押されたのでした(笑)
年季の入ったゲイから太鼓判!ある意味本当にありがたい。。。)
随分とカッ飛ばしてしまいましたが、ゲイの方に失礼な発言等があったらすみません。
と言いつつ、失礼な発言になるのかもしれませんが、ルネさんの描く
男性はそのまんま「やらないか」の世界だなーと思ったのでした。
そして、カワイイカワイイルネさんの世界を期待して行った身に
この「やらないか」コーナーは結構キツイものがありました。
これもルネさんの一部として、知ることが出来たと言う意味では
良かったとは思いますが。。。。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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月曜日の「シンジカトウ・ワールド」に続き
名古屋三越で開催されていた内藤ルネ展に行ってきました。
この週は「カワイイ」モノをお腹いっぱい見た!と言う感じの週でした。
ルネさんと言えば、のちの「カワイイ」に多大な影響を与えた方。
何と言っても「カワイイ」のルーツですから!
イラストの世界にとどまらず、ファッションデザインの世界でも
彼は「VOGUE」などの先端のファッションを、日本人向けに上手く噛み砕いて
「カワイイ」に昇華させて紹介するという高度なことをサラリと
されておられたのですね。
カワイイものイッパイ!
愛知県岡崎市生まれなんですね、内藤ルネさん。一体どこでこの感性がはぐくまれたんでしょうか。
残念なのは、初期の彩色原画が少なめだったこと。それには理由があって、まず一個目は、ルネさんの作画方法は特殊で
最終的な作品がいいものになればよいので、一枚の原画で最後まで仕上げるという感覚では無く
線だけを描いてコピーしたものに彩色して、またコピーして、そこに仕上げをしてという感じで
重ねることで仕上げて行ったそうなんです。
だから、最終的な全部手書きで仕上げた原画と言うのが存在しないんです。
また、ルネさんの時代はまだ、イラストレーターに原画を返却するということが少なく
出版社等で原画を紛失することがよくあることだったそうです。それは本当に残念ですねー。
今は原画は返してもらえるのが普通ですが、そもそも原画で納品することが少ないですしね。
私も、仕事ではデジタルで彩色することも多いので、ちゃんとした原画ってあまりないんです。
展示などでは、デジタルをプリントして見せてもあまり意味がない気がして
アナログで描いたものをお見せするようにしています。(注:2018年以降デジタル展示も増えました)
ルネさんに話を戻すと、初期の鉛筆画や中期以降の彩色原画はたくさん展示されていて、とても素晴らしかったです。
鉛筆や色鉛筆だけで、ものすごく存在感があるのに圧倒されました。
断髪の女性等、描きたいテーマがぶれることなく続いていて
それでも飽きさせないのは、絵を進化させ続けているからなんだろうな、と思いました。
ルネさんの功績はすごくよくわかり、先日のシンジカトウさんと同じく(ルネさんの方が一回り以上年上ですが)
ごくごく初期は要望によって「ダサポップ」なものも描いていたということ。
そう言う仕事の中から、自分の世界を広げ、頭角を現して行ったことなどがよくわかり、有意義な展示でした。
まだ日本にパンダが来日する前に目を付けて、ルネパンダとして商品化したことは先見の明があったし
イチゴやサクランボを「カワイイ」ものとして認知させた功績は大きいですよね。
あと、ゴスロリのルーツだったのも!私は初期の「カワイイ」よりこっちが好きでした。
すみずみまで、ルネさんの世界観に溢れていました。
こんな風に世界観を展開させることが、自分にはできるかな、と考えてしまいました。
ルネさんいわく、時代が良かったと。
自分の突拍子もないアイデアを実現してくれたメーカーなどのバックアップがあり
それが当たったおかげでここまで来られたと。
そう言われると、本当に羨ましい時代です。
もちろん、そこにはルネさんのたぐいまれなる才能とセンスを認めさせたということがあったわけですが。
夢をあきらめないで。うん、あきらめなければ、夢はかないますよね、絶対に。
ポートレートを拝見した時、何の先入観もなしに「この人、ゲイだな」と思いました。
ルネさんがゲイの雑誌「薔薇族」の表紙を長年描かれていたことも初めて知ったのですが
ルネさん曰く「竹久夢二などが描いたような古臭い男性ではない男性を描く」という趣旨で描かれた男性像が
いかにも「本当のゲイの人が好きそうな」男性の絵でしたので、これはほんまもんやと(^^;
そしたら、亡くなる2年前の2005年に書かれた自伝の中で、同性愛者だということを
カミングアウトされていると知り、「おお!」と思いました。
いえね、私たちのようないわゆるノンケは、ゲイに好かれる男性って、線の細い美形だと思いがちなんですが
実際のゲイの方って、マッチョが好きな方が多いんですよね。
実はうちのオットは、かつては「ゲイに好かれそうな容貌」だと言われ
騙して二丁目に置き去りにしようなどと言う悪だくみを、影で仲間内からされていたそうなんですが
数年前にその仲間で、青山にあるゲイの男性3人組の経営する料理屋さんで飲んだとき(貸切)
男子10名くらいのうち、一番モテたのが、というか、唯一モテたのが、運送屋さん勤務のマッチョ男子だったんです。
(ちなみにオットは、一番年長(60代?)の和装のゲイの方と茶をすすりながら世間話で盛り上がり、その方から私は
「あんた、いい人つかまえたわね。この子は本当にいい子よ」と、太鼓判を押されたのでした(笑)
年季の入ったゲイから太鼓判!ある意味本当にありがたい。。。)
随分とカッ飛ばしてしまいましたが、ゲイの方に失礼な発言等があったらすみません。
と言いつつ、失礼な発言になるのかもしれませんが、ルネさんの描く
男性はそのまんま「やらないか」の世界だなーと思ったのでした。
そして、カワイイカワイイルネさんの世界を期待して行った身に
この「やらないか」コーナーは結構キツイものがありました。
これもルネさんの一部として、知ることが出来たと言う意味では
良かったとは思いますが。。。。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
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『シンジカトウ・ワールド』(名鉄百貨店)
2016.08.15 Monday
名鉄百貨店で8月16日まで開催されていた「シンジカトウ・ワールド」に行ってきました。
私とシンジカトウさんとの出会いは、30代後半に一人暮らしをしていた池袋で
サンシャインにカトウさんの直営店があったことでした。
以前にも書きましたが、私はあんまりファンシーグッズの類が好きではなく
あまりキャラクターの入ったものは買わないのですが
原田さんのオサムグッズ以来、久々にお買い物をしたのが、このお弁当箱。
上の部分が三角になっていて、おにぎりが入れられるようになっているのだー。
(ちなみに、左は脱ステ前のお弁当、右は脱ステ後・・・野菜ばっか(笑))
このお弁当箱は、以前描いていた「ひよこマンガ」にも登場。懐かしい!!
1.『玉子焼き殺人事件』
2.『恐怖のおにぎり』
3.『恐怖の殺人未遂事件・その後』
もう本当にカトウさんの世界が大好きなので、ひたすらかわいさに萌えまくり。
カトウさんといえば、童話の世界をたくさん描かれていますが、
特にお気に入りが赤ずきんのようで
会場中にたくさんの赤ずきんがいました♡
ここは撮影用の赤ずきんコーナーで、オオカミもいたりするんですが
なぜか、みにくいアヒルの子も!涙がたまりませんーーーー!!
かわいすぎて、ひさびさ鳥好き熱が発動!
たくさんの赤ずきんに囲まれて!
今までそんなに意識してこなかった赤ずきんですが、こうやってみるとカワイイ!!
自分大好きっぽい写真ばっかでスミマセン(汗)
カトウさんの年譜を見ると、イイ感じにバブルの波に乗っかって
独立してブランドを立ち上げ、大成功をおさめるわけですが
初期の頃は、本当に70〜80年代らしい、今見ると「ダサポップ」な感じの
いわゆる「ファンシーグッズ」を多く手掛けていらして
「ああこれ、見たことある!」ってのが多くて、楽しかったー。
80年代ってヤンキーブームだったりするから、今からは想像つかないような
リーゼントのマンガチックなイラストとかも手がけておられて!
昔は各地の観光地にこういう微妙なお土産ものがあったよなぁ。。。
なんて懐かしく思い出したりしました。。。
→このソフトクリームの貯金箱も元はカトウさんのデザインらしい。
これ、昔ウチにあったよ。懐かしい!!置くと一気に部屋がアメリカンになるのだ。
今も売られてるのねー。実は隠れたロングセラー??
そして現在はネコ萌えの私のお気に入りスポット。この絵柄のハンカチを今日の記念に二枚買いました。
この近くには、アリスのイラストの間違い探しがあったりして、楽しめました。
そして原画以外ほぼ撮影OKなのもうれしいところ。
原画も予想よりたくさん展示されていて、それがすごくよかった。
キャラクターそのままのかわいい作品もあれば、アートな感じのものもあって。
画材はほぼアクリルでした。やはり商業クリエイターはちんたら油彩など使ってられませんよね(笑)
ティム・バートンはアクリルと油彩とミックスしていましたが。
それにしても、この多忙な中、こんな大きな作品を描かれているのって本当にすごい。
この個展のために描かれたのでしょうか。ほぼほぼここ2〜3年くらいの間の作品でした。
私ももっと描かなくちゃなぁ。。。大きな絵をもっと、と反省。
カトウさんといえば、あのディズニーとコラボした作品で有名ですが
ウルトラマンやポケモンまで手掛けておられて、でもどれもちゃんと「シンジカトウ風」に味付けされていて
ホント素晴らしかったー!!
ライセンスビジネスというイラストレーターやデザイナーなら誰もが憧れる舞台で、大成功を収められたシンジカトウさん。
時代が後押しをしたとは言っても、やっぱり、今の私たちにも学ぶべきところの多い展示でした。
初期と全然絵が違ってもいいんだなぁ。。。デザイナーだからか!と言うのも率直な感想。
焦らず自分の世界を追求していこうと思います。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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名鉄百貨店で8月16日まで開催されていた「シンジカトウ・ワールド」に行ってきました。
私とシンジカトウさんとの出会いは、30代後半に一人暮らしをしていた池袋で
サンシャインにカトウさんの直営店があったことでした。
以前にも書きましたが、私はあんまりファンシーグッズの類が好きではなく
あまりキャラクターの入ったものは買わないのですが
原田さんのオサムグッズ以来、久々にお買い物をしたのが、このお弁当箱。
上の部分が三角になっていて、おにぎりが入れられるようになっているのだー。
(ちなみに、左は脱ステ前のお弁当、右は脱ステ後・・・野菜ばっか(笑))
このお弁当箱は、以前描いていた「ひよこマンガ」にも登場。懐かしい!!
1.『玉子焼き殺人事件』
2.『恐怖のおにぎり』
3.『恐怖の殺人未遂事件・その後』
もう本当にカトウさんの世界が大好きなので、ひたすらかわいさに萌えまくり。
カトウさんといえば、童話の世界をたくさん描かれていますが、
特にお気に入りが赤ずきんのようで
会場中にたくさんの赤ずきんがいました♡
ここは撮影用の赤ずきんコーナーで、オオカミもいたりするんですが
なぜか、みにくいアヒルの子も!涙がたまりませんーーーー!!
かわいすぎて、ひさびさ鳥好き熱が発動!
たくさんの赤ずきんに囲まれて!
今までそんなに意識してこなかった赤ずきんですが、こうやってみるとカワイイ!!
自分大好きっぽい写真ばっかでスミマセン(汗)
カトウさんの年譜を見ると、イイ感じにバブルの波に乗っかって
独立してブランドを立ち上げ、大成功をおさめるわけですが
初期の頃は、本当に70〜80年代らしい、今見ると「ダサポップ」な感じの
いわゆる「ファンシーグッズ」を多く手掛けていらして
「ああこれ、見たことある!」ってのが多くて、楽しかったー。
80年代ってヤンキーブームだったりするから、今からは想像つかないような
リーゼントのマンガチックなイラストとかも手がけておられて!
昔は各地の観光地にこういう微妙なお土産ものがあったよなぁ。。。
なんて懐かしく思い出したりしました。。。
→このソフトクリームの貯金箱も元はカトウさんのデザインらしい。
これ、昔ウチにあったよ。懐かしい!!置くと一気に部屋がアメリカンになるのだ。
今も売られてるのねー。実は隠れたロングセラー??
そして現在はネコ萌えの私のお気に入りスポット。この絵柄のハンカチを今日の記念に二枚買いました。
この近くには、アリスのイラストの間違い探しがあったりして、楽しめました。
そして原画以外ほぼ撮影OKなのもうれしいところ。
原画も予想よりたくさん展示されていて、それがすごくよかった。
キャラクターそのままのかわいい作品もあれば、アートな感じのものもあって。
画材はほぼアクリルでした。やはり商業クリエイターはちんたら油彩など使ってられませんよね(笑)
ティム・バートンはアクリルと油彩とミックスしていましたが。
それにしても、この多忙な中、こんな大きな作品を描かれているのって本当にすごい。
この個展のために描かれたのでしょうか。ほぼほぼここ2〜3年くらいの間の作品でした。
私ももっと描かなくちゃなぁ。。。大きな絵をもっと、と反省。
カトウさんといえば、あのディズニーとコラボした作品で有名ですが
ウルトラマンやポケモンまで手掛けておられて、でもどれもちゃんと「シンジカトウ風」に味付けされていて
ホント素晴らしかったー!!
ライセンスビジネスというイラストレーターやデザイナーなら誰もが憧れる舞台で、大成功を収められたシンジカトウさん。
時代が後押しをしたとは言っても、やっぱり、今の私たちにも学ぶべきところの多い展示でした。
初期と全然絵が違ってもいいんだなぁ。。。デザイナーだからか!と言うのも率直な感想。
焦らず自分の世界を追求していこうと思います。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
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悪いことは出来ない。
名古屋というのは、小粒に出来ている街なので、本当に世間が狭い。
昨今は特にFBで繋がることが多いので、知り合う人知り合う人、まー大概が同じグループの人たちと繋がっていて
すかさず、大いなる田舎という言葉を思いだしてしまう。村社会みたいだよね。
イラストレーターの世界も狭い世界だし、私は一応マスメディアで働いているので(笑)
いわゆる業界の方々ともそこそこ広く知り合っていて、そっちは主に東京の知り合いですが
やっぱ業界も結構狭くて「あ、ここも知り合いかぁ、意外〜」と言うことは往々にしてあるけれど
それでも、いつもいつも同じメンツが全部知り合いってことはあんまりなくて
こことここは知り合いだけど、こっちとは違って、でもこっちとは繋がってて、と言う感じ。
円が完全には重ならずに、ちょっとずつずれてずれて、グラデーションになっているのだ。
そんなわけで、名古屋では狭い世界で生きているので、本当に悪いことは出来ないという感じなんだけど
先日、うれしい偶然があった。
オットが、撮影から帰るなり、大コーフンしているので、どうしたんだろうと思っていると
その日の撮影は取材で、一緒に組んだライターさんが、先日私がお仕事いただいた「セナリコ★コーヒー」のご家族と親族だそうで!
すごくかわいいって、喜んでくださっっているとのことだった。
このお仕事は、神戸館のオーナー・尾藤さんからセナリコちゃんファミリーへのプレゼントで
尾藤さんから、「喜んでくださっている」とは聞いていたけれど、お客さん側から直接聞くと、感慨もひとしお!!
さらに驚きなのは、実はそのライターさんは、クライアントの尾藤さんと一緒に仕事をしていた方で
「セナリコ」に続いての二作目を贈る相手なのだ。
なんと、現在のHPのTOP画像の雲に乗った女性のモデルでもあるのだ〜〜〜。
(と言っても、お会いしたこともなければ、写真を見ても、お名前を伺ってもいないのだけど)
夫には詳しく話していなかったので、そのあたりを説明すると
「そうだったんだ!やっとつながった〜」
とますます驚いていた。
それにしてもこんなことってあるんだねぇ〜〜〜びっくり。
うれしい偶然でしたが、やっぱり、悪いことはできないねぇ。。。
#フリーランス #イラストレーターの仕事
すっかりご無沙汰の食べ物。10日以上分ですが、この間色々あった。
でも自分で信念を持ってやっていれば、ちゃんと周りは見ててくれてるって思ったさ。
オットが夕飯を担当してくれるようになって、何かめっちゃシアワセ。
ハーゲンダッツ食べ過ぎや。スイカもそろそろ終わりかなぁ(寂)
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
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昨今は特にFBで繋がることが多いので、知り合う人知り合う人、まー大概が同じグループの人たちと繋がっていて
すかさず、大いなる田舎という言葉を思いだしてしまう。村社会みたいだよね。
イラストレーターの世界も狭い世界だし、私は一応マスメディアで働いているので(笑)
いわゆる業界の方々ともそこそこ広く知り合っていて、そっちは主に東京の知り合いですが
やっぱ業界も結構狭くて「あ、ここも知り合いかぁ、意外〜」と言うことは往々にしてあるけれど
それでも、いつもいつも同じメンツが全部知り合いってことはあんまりなくて
こことここは知り合いだけど、こっちとは違って、でもこっちとは繋がってて、と言う感じ。
円が完全には重ならずに、ちょっとずつずれてずれて、グラデーションになっているのだ。
そんなわけで、名古屋では狭い世界で生きているので、本当に悪いことは出来ないという感じなんだけど
先日、うれしい偶然があった。
オットが、撮影から帰るなり、大コーフンしているので、どうしたんだろうと思っていると
その日の撮影は取材で、一緒に組んだライターさんが、先日私がお仕事いただいた「セナリコ★コーヒー」のご家族と親族だそうで!
すごくかわいいって、喜んでくださっっているとのことだった。
このお仕事は、神戸館のオーナー・尾藤さんからセナリコちゃんファミリーへのプレゼントで
尾藤さんから、「喜んでくださっている」とは聞いていたけれど、お客さん側から直接聞くと、感慨もひとしお!!
さらに驚きなのは、実はそのライターさんは、クライアントの尾藤さんと一緒に仕事をしていた方で
「セナリコ」に続いての二作目を贈る相手なのだ。
なんと、現在のHPのTOP画像の雲に乗った女性のモデルでもあるのだ〜〜〜。
(と言っても、お会いしたこともなければ、写真を見ても、お名前を伺ってもいないのだけど)
夫には詳しく話していなかったので、そのあたりを説明すると
「そうだったんだ!やっとつながった〜」
とますます驚いていた。
それにしてもこんなことってあるんだねぇ〜〜〜びっくり。
うれしい偶然でしたが、やっぱり、悪いことはできないねぇ。。。
#フリーランス #イラストレーターの仕事
すっかりご無沙汰の食べ物。10日以上分ですが、この間色々あった。
でも自分で信念を持ってやっていれば、ちゃんと周りは見ててくれてるって思ったさ。
オットが夕飯を担当してくれるようになって、何かめっちゃシアワセ。
ハーゲンダッツ食べ過ぎや。スイカもそろそろ終わりかなぁ(寂)
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カメラマンやイラストレーターは便利屋ではない。
土曜日の朝、荷物が届いて、オットがゴソゴソ開けているので、誰から?と聞くと
一年くらい前に、梅沢登美男さんの出たライブを撮影したときに
会場に花を活けておられたお花の先生からだそうで。
その先生から、いったい何が?と思ったら、先日、頂き物の靴下があるのだけど
贈りたいので住所を知らせて欲しいとメールがあったんだそう。
開けてみたら立派なブランドの靴下が4足。
よくよく話を聞けば、まぁ、いつものことだけど(笑)
その先生とお話して、超聴き上手なオットは多分ほぼ聞き役だったようで。
で、その方のカメラで写真を撮ってあげたという。
たぶん、プロのカメラマンに写真を撮っていただいたんだから
そのお礼に、ということなのだろう。
さすがお花の先生、律儀にこの一年、お礼をしなくてはと思っておられたのかもしれない。
当然と言えば当然なんだけど、それを当然としてくれない人というのが、世の中にはとても多いのだ。
うちのオットは、常にカメラを持ち歩いているけれど、それは、別に記念撮影のためではない。
一緒にいる私ですら、いつでもどこでも撮ってもらえると思っているわけではない。
(まぁ私の場合は、撮って欲しくないシチュエーションでも勝手に撮られているけれど(笑))
彼は今回Fip-FMモーチャーカメラ部でのスナップ撮影の講師を務めている通り、スナップ撮影を得意としている写真家だ。
だから、常日頃から、「作品」としての写真を撮っているのである。
でもたまに、イベントなどに顔を出すと、当然のように「撮ってくれ」と言う人がいるのだ。
別にね「プロだからお金をもらわないと撮りません」とまでは言いませんよ。
しかし、プロの写真家が一日に撮る写真の量って、半端ない。
大変失礼な言い方ではあるが、素人の方には想像が付かないほどの量なのだ。
普通の日常でも、毎日数百枚撮るんですよ。想像できます?
ましてやイベントなどでは、千枚以上撮ることもあるのです。
昔のフィルムで言えば、36枚撮りのフィルム100本とか、それくらいを普通に撮るんです。
で、スマホで撮った写真みたいに、撮ったものをすぐにメールで送れる訳では無いんです。
一度PCに取りこんで、専用のソフト(Photoshop)で調整して、サイズもすごく大きなもので撮るので、送るために小さくして
と、最低でもこれだけの作業が必要なんですよ。
それを1000枚以上ある写真から、探して、加工して、リサイズして。。。
一回くらいいじゃんって思うかもしれませんが、ちょっと想像してみて下さい。
あなたは今日一回頼んだだけかもしれないけど、うちのオットは出かけるたび毎回頼まれるんですよ。
それ毎回やってたら、体が持たないんです。
私が上記の様な理由を説明して
「うちのカメラで撮ってもいいけど、いつ渡せるかわからないから、あなたのスマホで撮ってあげる」
という言い方をしても、怒る人っているんです。
「ケチ」って思うんでしょうね。
「カメラ持ってるんだから撮ってくれればいいじゃん」というふざけたことを言う人もいます。
だったら、スマホ持ってるんだから、それで撮ればいいでしょう。
なんか、勘違いしてるようですが、カメラで写真撮ること、タダだって思ってません?
お金かかってないんだから、イイじゃんって思ってません?
プロが機材にどれだけお金かけているか、考えたことあります?
うちはそこまで高いカメラは使ってませんが、それでも、一台数十万はします。
そのカメラを、いつ依頼されても良いように、きちっとメンテして最善の状態維持するって大変なことなんですよ。
もちろん何かあった時のために2台・3台と所持するのは当たり前。
さっき出てきたソフトのPhotoshopも、以前は10万円以上する高額ソフトでした(現在は月額制でさらに維持費がかかる)。
PCだって、ネットが出来ればいいというスペックでは足りません。
HDやメモリ、モニタも大きなものが必要だし、画像の加工は非常にPCを酷使するので、こちらも常にメンテが必要。
ざっと考えても、これだけのことが必要なんです。
あと、カメラは消耗品で、一回シャッターを押す度に寿命が縮まります。
というわけで、あなたの記念撮影は、決してタダではないということを、覚えて置いて下さい。
当然、本来ならプロに頼めば料金が発生するということも忘れずに。
まぁね、これって、イラストも同じで。
簡単に似顔絵描いてくれとか、私が猫の絵を描いていると「ウチの猫の絵を描いてくれ」とか言ってくる人がいますが
申し訳ないですが、基本、適当にお茶を濁して無視します。
タダだったら、誰だって描いて欲しいんですよ。
あなたは一人くらいいいじゃんって思うかもしれませんが、あなたひとりに描いたら
「わたしも」「わたしも」って言って来られることくらい想像できますよね。
そんなことになったら、責任とってくれます?
たぶん、描いたら、自慢しちゃうでしょ。宣伝になるしいいでしょとか言って。
言っときますが、タダで描いた絵なんて、何の宣伝にもなりませんので。
「ああ、タダで描いてくれる人なんだ」
って思われるだけですので。
以前、売れなかったころ、宣伝になると思って、知り合った出版関係者の方のプロフを無料で描いたことがありますが
一個も仕事なんか来やしませんでした。
その後、プロフ画像目当てのFB申請がやたら増えただけです。
その関係者の皆さま、今現在は無料でのプロフ画像は一切描いていませんので、ご了承下さいませ(笑)
まぁね、お金を払ってでも描いて欲しい人は、最初にちゃんとお金の話をしてきますからね。
「描いて描いて」って人のことは、無視するし、私の中では
「私をタダで絵を描く便利屋だと思ってる人なんだな」
という判定を下して終わりです。
そんなわけで、お花の先生からの贈り物は、本当にうれしい出来事でした。
最初きいたときは、たった数時間ご一緒しただけで、一年後に思い出していただけるってすごいなぁとも思った。
私のインパクトが強いのはホント、ペンネームだけで、黙っていたら本当にすぐに忘れられてしまうと思うのだけど
オットはしゃべらずとも、こんなに印象に残るのだ。
フリーランスとして、本当にウラヤマシイ才能だと思う。
#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事
2014年8月20日 山形・赤湯温泉にて。
「すっかり気持ち良くなった私が、「規則正しい生活」と言おうとして
うっかり「礼儀正しい生活」と言ってしまったら
ひよこ様ひよこ様と言って、敬礼してくるオットがうざい。」
山形県高畠市にある浜田広介記念館で展示をしたのは
もう二年も前のこと。
その際に、数日山形に滞在したのは本当によい想い出。
特に赤湯温泉のこのお宿は最高でした。
私こう見えて、若いころは宿にコダワリがあり過ぎて
1泊数万する宿に普通に泊まっていた「宿フェチ」だったんです。
特にクラシックホテルが好きで。
今は廃墟になってる有名ホテルの写真が先日見つかったので
今度上げてみようかと思っています。
そんな私が泊まったホテルの中でも、この赤湯温泉の御殿守は最高の宿でした。また泊まりたい。。。
上杉の御湯 御殿守
http://www.gotenmori.co.jp/
じゃらんでも★4.5
http://www.jalan.net/yad321384/
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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ブクレコ
一年くらい前に、梅沢登美男さんの出たライブを撮影したときに
会場に花を活けておられたお花の先生からだそうで。
その先生から、いったい何が?と思ったら、先日、頂き物の靴下があるのだけど
贈りたいので住所を知らせて欲しいとメールがあったんだそう。
開けてみたら立派なブランドの靴下が4足。
よくよく話を聞けば、まぁ、いつものことだけど(笑)
その先生とお話して、超聴き上手なオットは多分ほぼ聞き役だったようで。
で、その方のカメラで写真を撮ってあげたという。
たぶん、プロのカメラマンに写真を撮っていただいたんだから
そのお礼に、ということなのだろう。
さすがお花の先生、律儀にこの一年、お礼をしなくてはと思っておられたのかもしれない。
当然と言えば当然なんだけど、それを当然としてくれない人というのが、世の中にはとても多いのだ。
うちのオットは、常にカメラを持ち歩いているけれど、それは、別に記念撮影のためではない。
一緒にいる私ですら、いつでもどこでも撮ってもらえると思っているわけではない。
(まぁ私の場合は、撮って欲しくないシチュエーションでも勝手に撮られているけれど(笑))
彼は今回Fip-FMモーチャーカメラ部でのスナップ撮影の講師を務めている通り、スナップ撮影を得意としている写真家だ。
だから、常日頃から、「作品」としての写真を撮っているのである。
でもたまに、イベントなどに顔を出すと、当然のように「撮ってくれ」と言う人がいるのだ。
別にね「プロだからお金をもらわないと撮りません」とまでは言いませんよ。
しかし、プロの写真家が一日に撮る写真の量って、半端ない。
大変失礼な言い方ではあるが、素人の方には想像が付かないほどの量なのだ。
普通の日常でも、毎日数百枚撮るんですよ。想像できます?
ましてやイベントなどでは、千枚以上撮ることもあるのです。
昔のフィルムで言えば、36枚撮りのフィルム100本とか、それくらいを普通に撮るんです。
で、スマホで撮った写真みたいに、撮ったものをすぐにメールで送れる訳では無いんです。
一度PCに取りこんで、専用のソフト(Photoshop)で調整して、サイズもすごく大きなもので撮るので、送るために小さくして
と、最低でもこれだけの作業が必要なんですよ。
それを1000枚以上ある写真から、探して、加工して、リサイズして。。。
一回くらいいじゃんって思うかもしれませんが、ちょっと想像してみて下さい。
あなたは今日一回頼んだだけかもしれないけど、うちのオットは出かけるたび毎回頼まれるんですよ。
それ毎回やってたら、体が持たないんです。
私が上記の様な理由を説明して
「うちのカメラで撮ってもいいけど、いつ渡せるかわからないから、あなたのスマホで撮ってあげる」
という言い方をしても、怒る人っているんです。
「ケチ」って思うんでしょうね。
「カメラ持ってるんだから撮ってくれればいいじゃん」というふざけたことを言う人もいます。
だったら、スマホ持ってるんだから、それで撮ればいいでしょう。
なんか、勘違いしてるようですが、カメラで写真撮ること、タダだって思ってません?
お金かかってないんだから、イイじゃんって思ってません?
プロが機材にどれだけお金かけているか、考えたことあります?
うちはそこまで高いカメラは使ってませんが、それでも、一台数十万はします。
そのカメラを、いつ依頼されても良いように、きちっとメンテして最善の状態維持するって大変なことなんですよ。
もちろん何かあった時のために2台・3台と所持するのは当たり前。
さっき出てきたソフトのPhotoshopも、以前は10万円以上する高額ソフトでした(現在は月額制でさらに維持費がかかる)。
PCだって、ネットが出来ればいいというスペックでは足りません。
HDやメモリ、モニタも大きなものが必要だし、画像の加工は非常にPCを酷使するので、こちらも常にメンテが必要。
ざっと考えても、これだけのことが必要なんです。
あと、カメラは消耗品で、一回シャッターを押す度に寿命が縮まります。
というわけで、あなたの記念撮影は、決してタダではないということを、覚えて置いて下さい。
当然、本来ならプロに頼めば料金が発生するということも忘れずに。
まぁね、これって、イラストも同じで。
簡単に似顔絵描いてくれとか、私が猫の絵を描いていると「ウチの猫の絵を描いてくれ」とか言ってくる人がいますが
申し訳ないですが、基本、適当にお茶を濁して無視します。
タダだったら、誰だって描いて欲しいんですよ。
あなたは一人くらいいいじゃんって思うかもしれませんが、あなたひとりに描いたら
「わたしも」「わたしも」って言って来られることくらい想像できますよね。
そんなことになったら、責任とってくれます?
たぶん、描いたら、自慢しちゃうでしょ。宣伝になるしいいでしょとか言って。
言っときますが、タダで描いた絵なんて、何の宣伝にもなりませんので。
「ああ、タダで描いてくれる人なんだ」
って思われるだけですので。
以前、売れなかったころ、宣伝になると思って、知り合った出版関係者の方のプロフを無料で描いたことがありますが
一個も仕事なんか来やしませんでした。
その後、プロフ画像目当てのFB申請がやたら増えただけです。
その関係者の皆さま、今現在は無料でのプロフ画像は一切描いていませんので、ご了承下さいませ(笑)
まぁね、お金を払ってでも描いて欲しい人は、最初にちゃんとお金の話をしてきますからね。
「描いて描いて」って人のことは、無視するし、私の中では
「私をタダで絵を描く便利屋だと思ってる人なんだな」
という判定を下して終わりです。
そんなわけで、お花の先生からの贈り物は、本当にうれしい出来事でした。
最初きいたときは、たった数時間ご一緒しただけで、一年後に思い出していただけるってすごいなぁとも思った。
私のインパクトが強いのはホント、ペンネームだけで、黙っていたら本当にすぐに忘れられてしまうと思うのだけど
オットはしゃべらずとも、こんなに印象に残るのだ。
フリーランスとして、本当にウラヤマシイ才能だと思う。
#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事
2014年8月20日 山形・赤湯温泉にて。
「すっかり気持ち良くなった私が、「規則正しい生活」と言おうとして
うっかり「礼儀正しい生活」と言ってしまったら
ひよこ様ひよこ様と言って、敬礼してくるオットがうざい。」
山形県高畠市にある浜田広介記念館で展示をしたのは
もう二年も前のこと。
その際に、数日山形に滞在したのは本当によい想い出。
特に赤湯温泉のこのお宿は最高でした。
私こう見えて、若いころは宿にコダワリがあり過ぎて
1泊数万する宿に普通に泊まっていた「宿フェチ」だったんです。
特にクラシックホテルが好きで。
今は廃墟になってる有名ホテルの写真が先日見つかったので
今度上げてみようかと思っています。
そんな私が泊まったホテルの中でも、この赤湯温泉の御殿守は最高の宿でした。また泊まりたい。。。
上杉の御湯 御殿守
http://www.gotenmori.co.jp/
じゃらんでも★4.5
http://www.jalan.net/yad321384/
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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ブクレコ
Zip-FMモーチャーカメラ部・第3回「四間道・円頓寺商店街街歩き」2016年8月14日(日)
2016.08.14 Sunday
Zip-FM主催:モーチャーカメラ部・第3回は、名古屋駅にほど近い古い街並み残る「四間道(しけみち)」と
ちょっとレトロな「円頓寺商店街」での街歩きでした。
これは円頓寺でのヒトコマ。
「先生はどんな写真撮ってるんですか?」と質問されて、今撮ったばかりの写真を見がら
受講生の皆さんに説明する宮田。
ほぼ私専属カメラマンとして、いつも当たり前のように撮影してもらってきまして
たまには私がカメラマンとして、彼を撮影する側に回ってみました。
一眼レフを手にするのなんて、10年以上ぶり!
桜通線・国際センター駅で集合して、まずは四間道から撮影開始。
んでも、駅で宮田に「商店街は暗いからこれくらいで」と調整してもらった設定では
ピーカンの空の下では明るすぎて、真っ白に飛ぶ飛ぶ!
レタッチで何とか見えるようにはなりましたが、何ともお粗末な出来。
左の縦写真だけが、四間道の風情を伝えているのですが、何故こんなに下を開けているのか!
むしろ途中で撮ったiPhone写真の方がよっぽどよく撮れました〜。アングル考える余裕もあったしね。
円頓寺に入り、みんなの前で挨拶。
一番上の写真の続き。すっかり盛り上がっています。
教える合間に自分でも撮る。秋にはモーチャーカメラ部の写真展があります。
宮田も講師として出展します。ドキドキしますね。
楽しい街歩きも12時半で終了。
途中ハムカツを買い食いしたり、終了後みんなでお茶したり。
唐突に参加していた私でしたが「お前誰だよ」と言われることもなく、自然に溶け込んでおりました。楽しい時間でした。
ハムカツをほおばるひよこカメラマン。
さすがに、もうちょっと写真上達したいな、と思いました。
いつでも教えてくれる人がそばにいて、恵まれているんですが、圧倒的に自分より上手い人がそばにいると
ま、撮ってもらえばいいか、という気持ちになっちゃうんですよね。
それにしても、昨年展示を見に行ったモーチャーカメラ部、まさか今年はその講師を宮田がすることになるなんて。
感慨深いです。
前にも書きましたが、何期か前には宮田の恩師でもある松原先生も務められた大役です。
そんな大役に宮田を抜擢して下さった、モーチャーカメラ部代表の秦先生には、本当に感謝の言葉しかありません。
ちょうど3年前の男木島でアートイベント開催中の会田誠さんと
高松から男木島へ向かう船の中で遭遇。
何と会田さんは、写真を撮る宮田のことを
「これは本物だな」
とつぶやいたのでした。
この年の春、会田さんっは六本木の森美術館で
「天才でごめんなさい」
という展示で話題をかっさらい、物議を醸しだしました。
(私は名古屋在住にもかかわらず、二回も見に行った)
その天才に本物だと言われるなんて!!(フガフガ)
そう言えば、さらに一年前の2012年秋に私たち夫婦は
とある番組のオーディションを受けに某地方局を訪れたのですが
その際にオットの写真を見たディレクター陣からやはり
「これは本物だね」
と言われたのを思い出しました。
ひよこだがね『毛フェチ度判定オーディション』
http://hiyoko.tv/nagoya/hiyoko/zannen/eid648.html
a・鳥・家だよりVol.1『オーディション』
http://hiyoko.tv/journal/log/study/eid760.html
やっぱり彼は本物なのだ☆
こういう仕事をしていると、どんなに褒められてもどんなに認められても
ガクッと不安が頭をもたげてくる時があるものなんです。
そういう時に思い出せたらと思います、大丈夫、だって本物なんだから!
(バカでごめんなさい)
#フリーランス #仕事の流儀
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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Zip-FM主催:モーチャーカメラ部・第3回は、名古屋駅にほど近い古い街並み残る「四間道(しけみち)」と
ちょっとレトロな「円頓寺商店街」での街歩きでした。
これは円頓寺でのヒトコマ。
「先生はどんな写真撮ってるんですか?」と質問されて、今撮ったばかりの写真を見がら
受講生の皆さんに説明する宮田。
ほぼ私専属カメラマンとして、いつも当たり前のように撮影してもらってきまして
たまには私がカメラマンとして、彼を撮影する側に回ってみました。
一眼レフを手にするのなんて、10年以上ぶり!
桜通線・国際センター駅で集合して、まずは四間道から撮影開始。
んでも、駅で宮田に「商店街は暗いからこれくらいで」と調整してもらった設定では
ピーカンの空の下では明るすぎて、真っ白に飛ぶ飛ぶ!
レタッチで何とか見えるようにはなりましたが、何ともお粗末な出来。
左の縦写真だけが、四間道の風情を伝えているのですが、何故こんなに下を開けているのか!
むしろ途中で撮ったiPhone写真の方がよっぽどよく撮れました〜。アングル考える余裕もあったしね。
円頓寺に入り、みんなの前で挨拶。
一番上の写真の続き。すっかり盛り上がっています。
教える合間に自分でも撮る。秋にはモーチャーカメラ部の写真展があります。
宮田も講師として出展します。ドキドキしますね。
楽しい街歩きも12時半で終了。
途中ハムカツを買い食いしたり、終了後みんなでお茶したり。
唐突に参加していた私でしたが「お前誰だよ」と言われることもなく、自然に溶け込んでおりました。楽しい時間でした。
ハムカツをほおばるひよこカメラマン。
さすがに、もうちょっと写真上達したいな、と思いました。
いつでも教えてくれる人がそばにいて、恵まれているんですが、圧倒的に自分より上手い人がそばにいると
ま、撮ってもらえばいいか、という気持ちになっちゃうんですよね。
それにしても、昨年展示を見に行ったモーチャーカメラ部、まさか今年はその講師を宮田がすることになるなんて。
感慨深いです。
前にも書きましたが、何期か前には宮田の恩師でもある松原先生も務められた大役です。
そんな大役に宮田を抜擢して下さった、モーチャーカメラ部代表の秦先生には、本当に感謝の言葉しかありません。
ちょうど3年前の男木島でアートイベント開催中の会田誠さんと
高松から男木島へ向かう船の中で遭遇。
何と会田さんは、写真を撮る宮田のことを
「これは本物だな」
とつぶやいたのでした。
この年の春、会田さんっは六本木の森美術館で
「天才でごめんなさい」
という展示で話題をかっさらい、物議を醸しだしました。
(私は名古屋在住にもかかわらず、二回も見に行った)
その天才に本物だと言われるなんて!!(フガフガ)
そう言えば、さらに一年前の2012年秋に私たち夫婦は
とある番組のオーディションを受けに某地方局を訪れたのですが
その際にオットの写真を見たディレクター陣からやはり
「これは本物だね」
と言われたのを思い出しました。
ひよこだがね『毛フェチ度判定オーディション』
http://hiyoko.tv/nagoya/hiyoko/zannen/eid648.html
a・鳥・家だよりVol.1『オーディション』
http://hiyoko.tv/journal/log/study/eid760.html
やっぱり彼は本物なのだ☆
こういう仕事をしていると、どんなに褒められてもどんなに認められても
ガクッと不安が頭をもたげてくる時があるものなんです。
そういう時に思い出せたらと思います、大丈夫、だって本物なんだから!
(バカでごめんなさい)
#フリーランス #仕事の流儀
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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ブクレコ
そして続いていく。
ここのところ、長文続きだったので、今日は手短に。
先日、数年前にお仕事を頂いたクライアントからお引っ越しのご案内が届いたので
ご無沙汰しています、とお返事してみたら
以前お仕事したものの売れ行きが好調で
また秋くらいに、是非お仕事依頼したいとのお返事♡♡♡やった〜!!
朝目覚めて布団の中でぼーっとしていたら電話が鳴って
あれ?いつもと違う音?と思ったら、以前、お仕事ご一緒して
今は育休に入ってらっしゃる編集さんからFacetimeが来ていて
慌てて取るが間に合わず。
その後何とか連絡が取れて
お子さんが間違ってかけてしまったとのこと。
でもちょうど、編集さんと連絡を取りたいと思っていたので
ありがたいアクシデントだった。
というか、ここで連絡が取れたのって、絶対意味あることだよね?くらいの勢いで思う。
フリーランスで働いていると、会社員のように継続してずっと同じ人と関わって仕事をするということが少ないのだけれど
数年の月日を経て、途切れたようなお付き合いが、こうしてまた繋がっていくのは、シアワセなことだと思う。
そんなシアワセな繋がりが幾つか続いてうれしかったので、記してみた♡
イラストの仕事というのも、今は本当に厳しく、不安要素は一杯だけれど、ここが正念場。頑張って行かねばね。
でも、こうして繋いで行かれれば大丈夫。そして続いていく。
#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事
載せるのがすっかり遅くなったけど
仲良しの絵本仲間、宮知和代ちゃんの初絵本が6月に出版されました!
彼女はもう本当に素晴らしい才能&感性の持ち主!
すでに重版も決まったそうで、すんばらし!
是非どうぞよろしくお願い致します♡
「おたのしみ じどうはんばいき」(宮知和代・アリス館)
ハーゲンダッツのスペシャルパッケージ的なものをアホみたいに2種類も買い込み、うちってエンゲル係数高いかも?と思う。。。
冷凍庫を圧迫してるので、サクサク食べなくてはいけないのだが、ハーゲンダッツを毎日食べるなどと言う贅沢は
とてもできない貧乏性。。。
ソルティバニラは激ウマで何度もリピ買いしている。
ラベンダー&ブルーベリー、こう来たか!と言う感じで、結構おいしいのだが
ラベンダーいらなくね?と思っちゃアカンのかね(笑)
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
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先日、数年前にお仕事を頂いたクライアントからお引っ越しのご案内が届いたので
ご無沙汰しています、とお返事してみたら
以前お仕事したものの売れ行きが好調で
また秋くらいに、是非お仕事依頼したいとのお返事♡♡♡やった〜!!
朝目覚めて布団の中でぼーっとしていたら電話が鳴って
あれ?いつもと違う音?と思ったら、以前、お仕事ご一緒して
今は育休に入ってらっしゃる編集さんからFacetimeが来ていて
慌てて取るが間に合わず。
その後何とか連絡が取れて
お子さんが間違ってかけてしまったとのこと。
でもちょうど、編集さんと連絡を取りたいと思っていたので
ありがたいアクシデントだった。
というか、ここで連絡が取れたのって、絶対意味あることだよね?くらいの勢いで思う。
フリーランスで働いていると、会社員のように継続してずっと同じ人と関わって仕事をするということが少ないのだけれど
数年の月日を経て、途切れたようなお付き合いが、こうしてまた繋がっていくのは、シアワセなことだと思う。
そんなシアワセな繋がりが幾つか続いてうれしかったので、記してみた♡
イラストの仕事というのも、今は本当に厳しく、不安要素は一杯だけれど、ここが正念場。頑張って行かねばね。
でも、こうして繋いで行かれれば大丈夫。そして続いていく。
#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事
載せるのがすっかり遅くなったけど
仲良しの絵本仲間、宮知和代ちゃんの初絵本が6月に出版されました!
彼女はもう本当に素晴らしい才能&感性の持ち主!
すでに重版も決まったそうで、すんばらし!
是非どうぞよろしくお願い致します♡
「おたのしみ じどうはんばいき」(宮知和代・アリス館)
ハーゲンダッツのスペシャルパッケージ的なものをアホみたいに2種類も買い込み、うちってエンゲル係数高いかも?と思う。。。
冷凍庫を圧迫してるので、サクサク食べなくてはいけないのだが、ハーゲンダッツを毎日食べるなどと言う贅沢は
とてもできない貧乏性。。。
ソルティバニラは激ウマで何度もリピ買いしている。
ラベンダー&ブルーベリー、こう来たか!と言う感じで、結構おいしいのだが
ラベンダーいらなくね?と思っちゃアカンのかね(笑)
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イラストレーターとコミュニケーション能力。
イラストレーターの適性として、必要なものに
「コミュニケーション能力」が挙げられると思う。
イラストレーターなんて、絵さえ上手ければ、誰でもなれるんでしょ
と思う人は多いかもしれない。
けれど、絵が(そこそこ(笑))上手いのは当然として
フリーで仕事をするには、高い営業力も必要だし
必要最低限のビジネススキルも持っていないと厳しい。
自宅で効率的に仕事をこなすには、高い自己管理能力も必要だと思う。
営業力やビジネススキルは、どちらかというと仕事を得るまでの話で
実際に仕事を始めた時に試されるのが、コミュニケーション能力、なのである。
オットのアトピーが一番悪化していた時に派遣で働いていた会社は
とてもシンドイ職場だった。
派遣会社に登録に行ったのが12月の半ば過ぎで、その当日に仕事が決まって
やったー!と喜んでいたのだけど、やはりそうそううまい話があるわけはない。
私の前にいた女の子が、急に辞めることになったとは聞いていたが
よくよく聞けば、上司とウマが合わず、毎日バトルが続いた挙句
3月末の契約を破棄して、12月末で辞めることになったのだそうだ。
仕事は、上司とマンツーマンで行うもので、実務をしつつ上司から
直接指示を受けることになり、引継ぎもなかったので
彼女のことは、別の同僚から聞いただけだったけど、それはもう毎日毎日
切れまくって大変だったそうで。
私は3月末の予定が、一か月延長になるほど、その上司とはうまくやれていて
「いい人が来てくれてよかった」
と言われて、悦に入っていたのだが、そんな扱いも最初のうちだけだった。
その上司のことは、私の前任者以外の女性もみんな嫌っていて、その理由が、何を言ってるかわからないというもの。
専門用語ばかりやたら並べて難しいことは説明するのに、肝心な実務に必要な部分ははしょってしまうという
理数系男子にありがちなパターンだったのだ。
私も、いや、聞きたいのはそう言うことじゃなくて、とは思ったけれど、持ち前の好奇心旺盛な性格のせいか
上司の専門的な話も嫌いでは無く、ところどころ、へぇ、そうなんですね、と合いの手は入れつつ
相手が何を言いたいのかを何とか聞きだし、理解しようとして、実際にどうにかなったのだ。
私自身、決して人間関係が得意なわけではないので、何で自分にできることが他の人にはできないんだろう?と
逆に不思議ですらあった。
でもふと思ったのだ。
そうか、もしかしたら、イラストの仕事をするうちに、コミュニケーション能力が身についたのかもしれない。
ここでいうコミュニケーション能力とは、正確に言うと、人と仲良くする能力とはちょっと違う。
相手が何を言わんとしているのかを、読み取る能力、なのである。
これがないと、正直イラストレーターとして仕事をするのは厳しい。
イラストの仕事と言うのは、好きなものを好きなように描いてお金がもらえる訳では無い。
クライアントの「こういうものを、こういうイメージで描いて」という抽象的な言葉を視覚化して表現することなのである。
ある言葉を聞いて浮かぶイメージは、ある程度までは、共通の認識としてはあるかもしれないが
細かいディテールにまで及ぶと、やはりそこには個人差がある。
簡単なものでも
「リンゴを描いて下さい」
と言われたら、大抵の人は赤いリンゴを描くだろうけれど
「犬を描いて下さい」
と言われたら、柴犬を描く人もレトリバーを描く人も、ダックスフントを描く人もいるかもしれない。
それ以上に
「美味しそうなリンゴ」「アートな感じのするリンゴ」「人懐っこい犬」「さびれた街をとぼとぼ歩く孤独でお腹を空かせた犬」
などとバリエーションが広がれば、描く人によって出来上がりはさまざまになる。
けれど、正解は一つなのだ。
イラストレーターが好きに描いてよい職業では無い以上、クライアントがOKを出すのが正解なんである。
たとえ、全国共通で、リンゴは赤、となっていても、クライアントが「黒」と言えば黒ななのだ。
そのクライアントの「正解」を上手く導きだし、クライアントの期待を超えるものを描くには
クライアントの意図を正確に読み取ることがまず必要なのだ。
それと、イラストレーターは、打たれ強さも必要だ。
大人になって普通に生きていると、あまりダメ出しされることってないんではなかろうか。
よほど仕事で失敗した時以外に、人から叱られたり、否定されることって少ないのではないか。
けれど、イラストの仕事は、まず一回でラフが通ることは少ない。
大抵ダメ出しされ、否定されるところから仕事が始まるんである。
前出の上司は頭がイイだけに、こちらに要求するレベルも高く
「陽菜さんは、ミスはほとんどないからいいんだけど」
と言いつつ、一回うっかりしてしまったミスについてネチネチ言われたりしたのだが
否定されるのにはなれているので、冷静に受け止められたのではないか、と思う。
しかし、幸か不幸か、その嫌われ者の上司と妙に仲良くなってしまったおかげか、いつの間にか社内で
二人で孤立するようになって行ったのだった。いやホントしんどかった。
結局女性陣とは「仲良く」できていないので、そういう意味での対人スキルはまだまだだったな、と思ったり。
そういえば、翌年もこの会社からは仕事の打診が来たのですが、丁重にお断りしました。
上司Kさん、ごめんね。
この会社のことを考えると、冬が永遠に終わらないように感じたこととか、春が本当にうれしかったことを思いだす。
ちょうどこの会社で3か月目に入った、忙しさのピークの中で、戸田恵子さんの本のイラストの依頼があり
とても光栄なお仕事で、よいお仕事をさせていただいたのではあるが、スケジュール的にはずれにずれ込んで
ちゃんと納期に間に合うのかとキリキリ胃が痛み、ついには不整脈が出たりと、ホントイロイロ大変だった。
この写真では笑顔ですけど、実は不整脈を抱えていたのでした。
でもおかげで、版元の編集Uさんとも、編プロの編集Dさんとも、今でも連絡を取り合う仲!ありがたやー。
#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事
うれしいことに、本を買って下さったというのでご一緒にパチリ。
颯爽とした美女でございます。
まったく生活感なくカッコよくお仕事されているKさん
二児の母と知った時は驚いた!!
小学生の息子さんが拙著をすごく気に入って下さったそうで
息子の名前を書いてください♪と最初頼まれて
結局、ご本人も旦那様もお嬢さんの名前も全部描いてました。
旦那さまもお読みくださったそうで、何だか照れまするー。
Kさん、ありがとうございました♡
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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ブクレコ
「コミュニケーション能力」が挙げられると思う。
イラストレーターなんて、絵さえ上手ければ、誰でもなれるんでしょ
と思う人は多いかもしれない。
けれど、絵が(そこそこ(笑))上手いのは当然として
フリーで仕事をするには、高い営業力も必要だし
必要最低限のビジネススキルも持っていないと厳しい。
自宅で効率的に仕事をこなすには、高い自己管理能力も必要だと思う。
営業力やビジネススキルは、どちらかというと仕事を得るまでの話で
実際に仕事を始めた時に試されるのが、コミュニケーション能力、なのである。
オットのアトピーが一番悪化していた時に派遣で働いていた会社は
とてもシンドイ職場だった。
派遣会社に登録に行ったのが12月の半ば過ぎで、その当日に仕事が決まって
やったー!と喜んでいたのだけど、やはりそうそううまい話があるわけはない。
私の前にいた女の子が、急に辞めることになったとは聞いていたが
よくよく聞けば、上司とウマが合わず、毎日バトルが続いた挙句
3月末の契約を破棄して、12月末で辞めることになったのだそうだ。
仕事は、上司とマンツーマンで行うもので、実務をしつつ上司から
直接指示を受けることになり、引継ぎもなかったので
彼女のことは、別の同僚から聞いただけだったけど、それはもう毎日毎日
切れまくって大変だったそうで。
私は3月末の予定が、一か月延長になるほど、その上司とはうまくやれていて
「いい人が来てくれてよかった」
と言われて、悦に入っていたのだが、そんな扱いも最初のうちだけだった。
その上司のことは、私の前任者以外の女性もみんな嫌っていて、その理由が、何を言ってるかわからないというもの。
専門用語ばかりやたら並べて難しいことは説明するのに、肝心な実務に必要な部分ははしょってしまうという
理数系男子にありがちなパターンだったのだ。
私も、いや、聞きたいのはそう言うことじゃなくて、とは思ったけれど、持ち前の好奇心旺盛な性格のせいか
上司の専門的な話も嫌いでは無く、ところどころ、へぇ、そうなんですね、と合いの手は入れつつ
相手が何を言いたいのかを何とか聞きだし、理解しようとして、実際にどうにかなったのだ。
私自身、決して人間関係が得意なわけではないので、何で自分にできることが他の人にはできないんだろう?と
逆に不思議ですらあった。
でもふと思ったのだ。
そうか、もしかしたら、イラストの仕事をするうちに、コミュニケーション能力が身についたのかもしれない。
ここでいうコミュニケーション能力とは、正確に言うと、人と仲良くする能力とはちょっと違う。
相手が何を言わんとしているのかを、読み取る能力、なのである。
これがないと、正直イラストレーターとして仕事をするのは厳しい。
イラストの仕事と言うのは、好きなものを好きなように描いてお金がもらえる訳では無い。
クライアントの「こういうものを、こういうイメージで描いて」という抽象的な言葉を視覚化して表現することなのである。
ある言葉を聞いて浮かぶイメージは、ある程度までは、共通の認識としてはあるかもしれないが
細かいディテールにまで及ぶと、やはりそこには個人差がある。
簡単なものでも
「リンゴを描いて下さい」
と言われたら、大抵の人は赤いリンゴを描くだろうけれど
「犬を描いて下さい」
と言われたら、柴犬を描く人もレトリバーを描く人も、ダックスフントを描く人もいるかもしれない。
それ以上に
「美味しそうなリンゴ」「アートな感じのするリンゴ」「人懐っこい犬」「さびれた街をとぼとぼ歩く孤独でお腹を空かせた犬」
などとバリエーションが広がれば、描く人によって出来上がりはさまざまになる。
けれど、正解は一つなのだ。
イラストレーターが好きに描いてよい職業では無い以上、クライアントがOKを出すのが正解なんである。
たとえ、全国共通で、リンゴは赤、となっていても、クライアントが「黒」と言えば黒ななのだ。
そのクライアントの「正解」を上手く導きだし、クライアントの期待を超えるものを描くには
クライアントの意図を正確に読み取ることがまず必要なのだ。
それと、イラストレーターは、打たれ強さも必要だ。
大人になって普通に生きていると、あまりダメ出しされることってないんではなかろうか。
よほど仕事で失敗した時以外に、人から叱られたり、否定されることって少ないのではないか。
けれど、イラストの仕事は、まず一回でラフが通ることは少ない。
大抵ダメ出しされ、否定されるところから仕事が始まるんである。
前出の上司は頭がイイだけに、こちらに要求するレベルも高く
「陽菜さんは、ミスはほとんどないからいいんだけど」
と言いつつ、一回うっかりしてしまったミスについてネチネチ言われたりしたのだが
否定されるのにはなれているので、冷静に受け止められたのではないか、と思う。
しかし、幸か不幸か、その嫌われ者の上司と妙に仲良くなってしまったおかげか、いつの間にか社内で
二人で孤立するようになって行ったのだった。いやホントしんどかった。
結局女性陣とは「仲良く」できていないので、そういう意味での対人スキルはまだまだだったな、と思ったり。
そういえば、翌年もこの会社からは仕事の打診が来たのですが、丁重にお断りしました。
上司Kさん、ごめんね。
この会社のことを考えると、冬が永遠に終わらないように感じたこととか、春が本当にうれしかったことを思いだす。
ちょうどこの会社で3か月目に入った、忙しさのピークの中で、戸田恵子さんの本のイラストの依頼があり
とても光栄なお仕事で、よいお仕事をさせていただいたのではあるが、スケジュール的にはずれにずれ込んで
ちゃんと納期に間に合うのかとキリキリ胃が痛み、ついには不整脈が出たりと、ホントイロイロ大変だった。
この写真では笑顔ですけど、実は不整脈を抱えていたのでした。
でもおかげで、版元の編集Uさんとも、編プロの編集Dさんとも、今でも連絡を取り合う仲!ありがたやー。
#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事
うれしいことに、本を買って下さったというのでご一緒にパチリ。
颯爽とした美女でございます。
まったく生活感なくカッコよくお仕事されているKさん
二児の母と知った時は驚いた!!
小学生の息子さんが拙著をすごく気に入って下さったそうで
息子の名前を書いてください♪と最初頼まれて
結局、ご本人も旦那様もお嬢さんの名前も全部描いてました。
旦那さまもお読みくださったそうで、何だか照れまするー。
Kさん、ありがとうございました♡
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ
『迷う門には福来る』〜迷うって大事なこと〜
2016.06.13 Monday
あまりに面白過ぎて、思わず地下鉄を乗り過ごしそうになった。。。
著者に似てきてる?!
2016.06.22 Wednesday
久田さん 最後、ホロッとしました。。。面白かった!
次回作も楽しみにしてます*\(^o^)/*
上記はFBでの私の投稿。
『迷う門には福来る』の著者のひさださんとはFBで繋がっていて
リアルタイムで感想を伝えることが出来た。
ひさださんは、名古屋市内で働くカリスマ書店員さんである。
昨年秋からお邪魔しているNSK(名古屋書店員の会)で知り合った。
NSKは、(基本名古屋在住の)本にまつわる人々(書店員・作家・書店営業・編集者)がゆるくつながる会だ。
NSKに出るまで、私は書店員さんが、お店の壁を超えてこんなに仲がイイとは思わなかったし
作家さんと書店員さんが、こんなに密にお付き合いしてるとも想像したことが無かった。
NSKに集う人たちはみんな愉快で、とても心が豊かな方が多い。本をたくさん読んでらっしゃるのもその理由の一つだと思う。
やっぱり本を読むって、情緒をはぐくむうえで、すごい大事なんだなー。
書店員さんの読書量って半端ない。もうホント叶わない。
しかし書店員さんは、基本「読む」(売る)人で、書く側に回ることはまれだ。
そんな中、ひさださんが、本を書くことになったのは、タイトル通り、その「迷いっぷり」の素晴らしさから。
ご本人はとにかくマジメに一生懸命生きている!ただそれだけなのに、なぜか彼女の周りは事件だらけ。
生きてるだけでネタになる。うらやましいくらいである。
彼女の「迷いっぷり」は本当に見事で、読む人の期待を裏切らない。これマジか?マジだったら、この人、本当に大丈夫か?
ここまで来ると、ネタなんでは?と疑いたくなるくらいの迷走ぶりであるが、ご本人を存じ上げてるだけに
それがネタではない紛れもない事実だということも分かっている。
そして、一生懸命な人は、やはり素敵だ。たとえ、とんちんかんで周りを事件に巻き込んで大迷惑をかけても、それでも
ひさださんが愛されるのは、やっぱり彼女が一生懸命だからだ。
だって、ひさださんは、例えばただ「東京に行って帰ってくる」というだけで
一体普通の人の何倍のパワーを使っているだろうか。
ひさださんにとっては、生きることが人の数十倍もの試練の連続なのだ。それくらい人生は過酷なのだ。
本の一冊くらい出せたって、お釣りがくるくらいだ、と思う。
なのに、ひさださんはいつも楽しそうだ。ひさださんの周りにいる人たちも楽しそうだ。
この本が出た頃にはまだひさださんとはお知り合いになってなかったので、私はくしくも登場できなかったが
次回作には是非名を連ねて頂きたいものだ、というのが今のところの私の野望。
ところで、この本の本筋とは違うけれど、迷うって本当に「福来る」なんじゃないかって思った。
先日、自転車の3人組の小学生男子を見かけた。交差点で信号を渡ったところで、一人の子が猛ダッシュで左折。
残された二人は「おーい!!グーグルマップが右だって言ってるぞー」と叫んでいたが、ひるまず走り続ける様子に根負けして
間違っていると知りつつ、後を追って行った。
その様子を見て、思わずいいぞいいぞ!とほくそ笑んでしまった。
今は小学生も、ネットで地図を見て、迷わず目的地に行く時代なんだね。確かにその方が合理的で無駄がない。
だけど、本当にそれでいいの?
迷うことでしか見えない景色ってあるんじゃない?
若いころ、特に子供の頃は、迷って飛んでもない場所に出たりして、ちょっとだけ怖い思いをしたり
自分がまだまだだって思うような経験をするって、大事なことなんじゃないかって思う。
この年になって思うのは、物事を断定的に言い切る人ほど、狭い世界しか知らないなぁってこと。
狭い世界しか知らないと、自分の判断基準になるサンプルが少ないから
「そんなこと絶対にある訳ない」「そもそもそんなこと常識だから」
みたいな言い方をしがちなんだよね。
でも、少し広い世界に出てみると、自分が思うより色んな人がいることに気づくし、小説より奇なる事実を目の当たりにする。
多くの人に知り合うほど、まだまだ世界には、変わった人がいるし、ビックリする出来事があるもんだなぁと思うようになる。
世界は本当に広いし、できれば、できるだけ広い世界を見た方がいいじゃんって思う。
そこにはもちろん、苦しいこともたくさん待ち受けていると思うけれど。
自分にとって居心地のいいぬるま湯で、楽に生きて、井の中の蛙で生涯を終えるのも
それはそれでいいのかもしれないけれど、でも本当にそれで幸せ?
想定内の出来事に想定内の人生。
確かにさ、それはそれで幸せなのかもしれないけどさ
でもきっと、そういう人には、絶対に訪れない。
迷って、惑って、思い悩んだ末に与えられた、神様からの贈り物。
迷う門には、福が来るんだよ。
#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事
それにしても、読んだ本を書いた人に、直接感想を伝えることが出来るなんて、よくよく考えれば、すごい時代が来たもんだ。
昔はさ、せいぜい編集部あてに手紙を書くくらいで、絶対に著者に届くとは限らなかったし。
雨の中、川沿いの道を歩く。とぼとぼ。。。
こんな美しい景色を見られるなら、迷うのも、悪くはない。
ゆっくりゆっくり歩くことでしか、見えない景色もあるもんね。
一番気合いが入っていたはずの朝ご飯写真がないのは、最近フルーツを切らしていたから。
味噌アイスは何故か、カフェオレ風味な気がした。なかなか美味な気がしたので、確認のためにもう一回買う。
弁当が縦に並んでるのが、自分的にはすごく嫌(時系列的に仕方ないのだが)。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
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ブクレコ
あまりに面白過ぎて、思わず地下鉄を乗り過ごしそうになった。。。
著者に似てきてる?!
2016.06.22 Wednesday
久田さん 最後、ホロッとしました。。。面白かった!
次回作も楽しみにしてます*\(^o^)/*
上記はFBでの私の投稿。
『迷う門には福来る』の著者のひさださんとはFBで繋がっていて
リアルタイムで感想を伝えることが出来た。
ひさださんは、名古屋市内で働くカリスマ書店員さんである。
昨年秋からお邪魔しているNSK(名古屋書店員の会)で知り合った。
NSKは、(基本名古屋在住の)本にまつわる人々(書店員・作家・書店営業・編集者)がゆるくつながる会だ。
NSKに出るまで、私は書店員さんが、お店の壁を超えてこんなに仲がイイとは思わなかったし
作家さんと書店員さんが、こんなに密にお付き合いしてるとも想像したことが無かった。
NSKに集う人たちはみんな愉快で、とても心が豊かな方が多い。本をたくさん読んでらっしゃるのもその理由の一つだと思う。
やっぱり本を読むって、情緒をはぐくむうえで、すごい大事なんだなー。
書店員さんの読書量って半端ない。もうホント叶わない。
しかし書店員さんは、基本「読む」(売る)人で、書く側に回ることはまれだ。
そんな中、ひさださんが、本を書くことになったのは、タイトル通り、その「迷いっぷり」の素晴らしさから。
ご本人はとにかくマジメに一生懸命生きている!ただそれだけなのに、なぜか彼女の周りは事件だらけ。
生きてるだけでネタになる。うらやましいくらいである。
彼女の「迷いっぷり」は本当に見事で、読む人の期待を裏切らない。これマジか?マジだったら、この人、本当に大丈夫か?
ここまで来ると、ネタなんでは?と疑いたくなるくらいの迷走ぶりであるが、ご本人を存じ上げてるだけに
それがネタではない紛れもない事実だということも分かっている。
そして、一生懸命な人は、やはり素敵だ。たとえ、とんちんかんで周りを事件に巻き込んで大迷惑をかけても、それでも
ひさださんが愛されるのは、やっぱり彼女が一生懸命だからだ。
だって、ひさださんは、例えばただ「東京に行って帰ってくる」というだけで
一体普通の人の何倍のパワーを使っているだろうか。
ひさださんにとっては、生きることが人の数十倍もの試練の連続なのだ。それくらい人生は過酷なのだ。
本の一冊くらい出せたって、お釣りがくるくらいだ、と思う。
なのに、ひさださんはいつも楽しそうだ。ひさださんの周りにいる人たちも楽しそうだ。
この本が出た頃にはまだひさださんとはお知り合いになってなかったので、私はくしくも登場できなかったが
次回作には是非名を連ねて頂きたいものだ、というのが今のところの私の野望。
ところで、この本の本筋とは違うけれど、迷うって本当に「福来る」なんじゃないかって思った。
先日、自転車の3人組の小学生男子を見かけた。交差点で信号を渡ったところで、一人の子が猛ダッシュで左折。
残された二人は「おーい!!グーグルマップが右だって言ってるぞー」と叫んでいたが、ひるまず走り続ける様子に根負けして
間違っていると知りつつ、後を追って行った。
その様子を見て、思わずいいぞいいぞ!とほくそ笑んでしまった。
今は小学生も、ネットで地図を見て、迷わず目的地に行く時代なんだね。確かにその方が合理的で無駄がない。
だけど、本当にそれでいいの?
迷うことでしか見えない景色ってあるんじゃない?
若いころ、特に子供の頃は、迷って飛んでもない場所に出たりして、ちょっとだけ怖い思いをしたり
自分がまだまだだって思うような経験をするって、大事なことなんじゃないかって思う。
この年になって思うのは、物事を断定的に言い切る人ほど、狭い世界しか知らないなぁってこと。
狭い世界しか知らないと、自分の判断基準になるサンプルが少ないから
「そんなこと絶対にある訳ない」「そもそもそんなこと常識だから」
みたいな言い方をしがちなんだよね。
でも、少し広い世界に出てみると、自分が思うより色んな人がいることに気づくし、小説より奇なる事実を目の当たりにする。
多くの人に知り合うほど、まだまだ世界には、変わった人がいるし、ビックリする出来事があるもんだなぁと思うようになる。
世界は本当に広いし、できれば、できるだけ広い世界を見た方がいいじゃんって思う。
そこにはもちろん、苦しいこともたくさん待ち受けていると思うけれど。
自分にとって居心地のいいぬるま湯で、楽に生きて、井の中の蛙で生涯を終えるのも
それはそれでいいのかもしれないけれど、でも本当にそれで幸せ?
想定内の出来事に想定内の人生。
確かにさ、それはそれで幸せなのかもしれないけどさ
でもきっと、そういう人には、絶対に訪れない。
迷って、惑って、思い悩んだ末に与えられた、神様からの贈り物。
迷う門には、福が来るんだよ。
#フリーランス #仕事の流儀 #イラストレーターの仕事
それにしても、読んだ本を書いた人に、直接感想を伝えることが出来るなんて、よくよく考えれば、すごい時代が来たもんだ。
昔はさ、せいぜい編集部あてに手紙を書くくらいで、絶対に著者に届くとは限らなかったし。
雨の中、川沿いの道を歩く。とぼとぼ。。。
こんな美しい景色を見られるなら、迷うのも、悪くはない。
ゆっくりゆっくり歩くことでしか、見えない景色もあるもんね。
一番気合いが入っていたはずの朝ご飯写真がないのは、最近フルーツを切らしていたから。
味噌アイスは何故か、カフェオレ風味な気がした。なかなか美味な気がしたので、確認のためにもう一回買う。
弁当が縦に並んでるのが、自分的にはすごく嫌(時系列的に仕方ないのだが)。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
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