THE YELLOW MONKEY「30th Anniversary DOME TOUR」@ナゴヤドーム

191228_7168_n.jpg昨夜は初ナゴヤドームでイエローモンキーライブ。1989年12月28日にこの名古屋で結成したバンドは、名古屋で30周年を迎え、2月に大阪の京セラドーム、4月に東京ドーム2daysを回る。
    
今の吉井さんからは想像できないが、ギターのエマちゃんが「吉井の歌が下手で華がない」という理由でなかなか正式に加入してくれなかったというのは、ファンの間では有名な話。そのエマちゃんが加入の決意を固めたのが30年前にツアーで訪れたこの名古屋だったらしい。
    
吉井さんの歌が下手だった(過去形)と言っているのは、エマちゃんだけではない。彼らの人気に火がついたライブハウス、ラ・ママのオーナーも「吉井くんはホント下手で、売れないと思ってた」と取材で答えていた。
私の高校時代の友人でラフィン・ノーズの追っかけをしてたNからも当時のイエローモンキーについて「すごい下手で色もんで、絶対売れないと思った。イエモンって言うよりイロモンだわ」と言われ、ふん、ラフィンのファンに言われたかねーよ、と思っていたのだが。。。
   
昨夜のライブで幕間に当時のデモが流れて、彼らの言う意味がわかった。へ、下手すぎる。。。下手っていうか、歌唱法がクネクネしててキモいのだ。この歌い方辞めてよかったよ。そんな歴史もあっての30年、おめでとうございます。
    
   
私の初東京ドームは2001年1月のイエローモンキー活動休止ライブだった。あれから19年。ドームツアーができるなんて夢のようだ、ホントに。


THE YELLOW MONKEY 結成30周年の祝祭感に満ちたキャリア初のドームツアーが開幕。

THE YELLOW MONKEYがバンド結成30周年を記念した初の東名阪ドームツアー『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR』をナゴヤドームからスタートさせた。

キャリア最大規模となる全4公演のドームツアーの幕開けを飾ったこの日は、かつてイエローモンキーが1989年12月28日に現メンバーで初めてライブをおこなった記念すべき日でもある。これまで12月28日には、企画ライブ『メカラ ウロコ』を不定期で開催してきたが、昨年でファイナルを迎えたということもあり、吉井和哉(Vo,Gt)は、この公演に「蘇るメカラ ウロコ スペシャル」という裏タイトルを掲げているとコメント。通常のツアーとは一線を画す『メカラ ウロコ』のコンセプトも受け継いだこの日は、ツアーの初日限りのスペシャルな演出が用意されたほか、イエローモンキーの歴史を彩ってきた名曲が数多く披露され、30年間の集大成と呼ぶにふさわしい一夜になった。

ステージサイドまでお客さんで埋め尽くされた満員のナゴヤドーム。(中略)メンバーの演奏に呼応して、赤い閃光が激しくほとばしるスクリーン映像でも魅了した「球根」など、新旧楽曲を織り交ぜながらライブは進んだ。

中盤はメンバー全員がセンターステージへと移動。よりお客さんに近い距離で演奏できる喜びを伝えた吉井は、「名古屋と言えば、ドラゴン」ということで、「メカラ ウロコ」にかけて、「今日は勝手に“ドラゴンの逆鱗”というタイトルをつけてます(笑)」と、会場の笑いをさそった。さらに、現メンバーで初めてライブをおこなったのは1989年12月28日だったが、実はエマが正式メンバーになったのは、初ツアーで訪れた名古屋だったというエピソードを明かすと、「そんなエマが、最初にイエローモンキーに書き下ろした曲を」と紹介をして、インディーズ時代の楽曲「This Is For You」を披露。

センターステージの演奏を終えたメンバーが客席のあいだを縫って後方から退場すると、会場にはイエローモンキーの最初のデモ音源に収録されていたという未発表の音源「PENITENT」が流れ、これまでイエローモンキーが開催してきたライブの全公演リストがスクリーンに映し出された。そして、再びメンバーがステージに戻ると、総勢30人のチンドン屋さんを迎えたスペシャル編成で30周年記念ソング「DANDAN」を披露。

ラスト1曲を残したところで、「ドームツアーなんて夢のようです」と伝えた吉井は、THE YELLOW MONKEYというバンド名について、「本来、欧米からやってきたロックというものを、日本人の心意気でやってみようじゃないかという気持ちで、このバンド名をつけました」と改めて説明。「当時は、周りの人にバカにされてたけど、自分はこのバンド名を誇りに思って活動してきました」と熱く語った。

さらに、イエローモンキーの音楽について、「僕は、現実と、目に見えない何かを結ぶ懸け橋の部分を歌うのがロックだと思ってやってきた」と想いを語り、戦争や、浮かばれない想いを抱えた女性のことを歌ってきたというバンドの表現の在り方にも触れると、そんなバンドの神髄が詰まった2ndアルバム『EXPERIENCE MOVIE (未公開のエクスペリエンス・ムービー)』の収録曲「シルクスカーフに帽子のマダム」で、ライブ本編を締めくくった。(中略)

3時間を超えるライブを締めくくったのは、「悲しきASIAN BOY」。ステージにバンド名をかたどった電飾が現れ、4万人の大歓声がナゴヤドームを埋め尽くすと、「よいお年を! 来年もよろしく!」と言って、メンバーはステージをあとにした。

なお、『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary DOME TOUR』は、このあと、年明け2月11日京セラドーム大阪、4月4日、5日東京ドームの2デイズでファイナルを迎える。今回のツアーは、今年開催されたアリーナツアーと同じく、全公演まったく異なるセットリストでおこなわれる。残り3公演では、初日とはまた違うイエローモンキーを見せてくれるはずだ。
(取材・文/秦理絵、撮影/横山マサト)

セットリスト

1.SECOND CRY
2.ROCK STAR
3.SPARK
4.Balloon Balloon
5.A HENな飴玉
6.追憶のマーメイド
7.球根

8.This Is For You
9.LOVERS ON BACKSTREET
10.Foxy Blue Love
11.SLEEPLESS IMAGINATION
12.I don’t know

13.BURN
14.LOVE LOVE SHOW
15.JAM
16.DANDAN
17.パンチドランカー
18.天道虫
19.”I”
20.SUCK OF LIFE

21.Horizon
22.Father
23.シルクスカーフに帽子のマダム

アンコール

24.おそそブギウギ
25.アバンギャルドで行こうよ
26.バラ色の日々
27.ALRIGHT
28.悲しきASIAN BOY



https://youtu.be/oj1y0x3CiVk


                  


食べたものの記録:11/12(火)〜11/16(土)
東京はあっという間に過ぎ。これだけしか食べてないんだ!
帰った後も、手抜きの連続。まーこういうときがあってもいいよね。
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)10:00−18:00 東京都現代美術館
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/minagawa-akira-tsuzuku/
https://mina-tsuzuku.jp/

ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター
2020年1月9日(木)〜3月8日(日)10:00−18:00 Bunkamura ザ・ミュージアム
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/

奈良原一高のスペイン――約束の旅
2019年11月23日(土・祝)〜2020年1月26日(日)10:00〜18:00 世田谷美術館
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00196

◎六本木
㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画
2019年11月22日(金)- 2020年3月8日(日)10:00 - 19:00 21_21 DESIGN SIGHT
http://www.2121designsight.jp/program/inspiration/

未来と芸術展:AI、ロボット、都市、生命――人は明日どう生きるのか
2019年11月19日(火)〜 2020年3月29日(日)会期中無休 10:00〜22:00 森美術館
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/future_art/index.html

特別展 天空ノ鉄道物語
2019年12月3日(火)〜 2020年3月22日(日)10:00〜20:00 森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー
https://macg.roppongihills.com/jp/exhibitions/tentetsuten/index.html
https://tentetsuten.com/

◎恵比寿
中野正貴写真展「東京」
2019.11.23(土・祝)—2020.1.26(日)B1F http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3612.html
山沢栄子 私の現代
2019.11.12(火)—2020.1.26(日)3F http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3445.html
至近距離の宇宙 日本の新進作家 vol.16
2019.11.30(土)—2020.1.26(日)2F http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3447.html
10:00〜18:00(木・金曜は20:00まで) 東京都写真美術館

◎東京駅・銀座
坂田一男 捲土重来(けんどちょうらい)
2019年12月7日(土)−2020年1月26日(日)10:00 - 18:00 東京ステーションギャラリー
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201912_sakata.html

モダンデザインが結ぶ暮らしの夢
2020年1月11日(土) - 3月22日(日)10:00 - 18:00 水曜休 パナソニック汐留美術館
https://panasonic.co.jp/ls/museum/exhibition/20/200111/

窓展:窓をめぐるアートと建築の旅
2019年11月1日(金)〜2020年2月2日(日)10:00-17:00 東京国立近代美術館
https://www.momat.go.jp/am/exhibition/windows/

◎上野
内藤コレクション展「ゴシック写本の小宇宙――文字に棲まう絵、言葉を超えてゆく絵」
2019年10月19日(土)〜2020年1月26日(日)9:30〜17:30 国立西洋美術館 版画素描展示室
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2019gothic_manuscripts.html

企画展「絵本でめぐる生命の旅」
2019年12月17日(火)〜2020年3月1日(日)9:00〜17:00 国立科学博物館 日本館1階 企画展示室
https://www.kahaku.go.jp/event/2019/12picturebook/index.html

ハマスホイとデンマーク絵画
2020年1月21日(火)〜3月26日(木)9:30〜17:30 東京都美術館
https://www.tobikan.jp/exhibition/2019_hammershoi.html

◎その他
ドレス・コード?―― 着る人たちのゲーム
2020年4月11日(土)〜6月21日(日) 東京オペラシティ アートギャラリー 11:00〜19:00 
https://www.kci.or.jp/special/exhibitions2019/

千田泰広 ―イメージからの解放―
2020年1月11日(土)〜2020年2月23日(日)10:00〜19:30 吉祥寺美術館
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/index.html

小さなデザイン 駒形克己展
2019年11月23日(土・祝)〜2020年1月13日(月・祝)9:30〜17:00 板橋区立美術館
http://www.itabashiartmuseum.jp/exhibition/ex191123/
■巡回情報(いずれも予定)
三菱地所アルティアム(福岡)2020年3月14日〜5月10日
岩手県立美術館 2020年9月5日〜11月3日
足利市立美術館 2020年11月14日〜2021年1月10日

◆名古屋◆
日本フィンランド外交関係樹立100周年記念 ムーミン展 THE ART AND THE STORY
2019年12月7日(土)→2020年1月19日(日) 10:00〜19:30 松坂屋美術館
https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/museum/exhibition/2019_moomin-art/
https://www.moomin.co.jp/news/event/59073

特別展 チームラボ 学ぶ!未来の遊園地と、花と共に生きる動物達
2019年11月30日(土)〜2020年2月16日(日) 9時30分〜17時 名古屋市科学館
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/visit/attraction/special_exhibition/post_69.html
https://futurepark.teamlab.art/places/ncsm

特別展 やなせたかし生誕100周年記念 やなせたかしとアンパンマン展
2020年1月25日(土)〜3月29日(日) 9時30分〜17時 名古屋市博物館
http://www.museum.city.nagoya.jp/exhibition/special/past/tenji191122.html
https://www.ctv.co.jp/event/yanasetakashi/

竹中大工道具館巡回展「木組」― 分解してみました ー
2020年1月11日(土)〜4月5日(日)9時30分〜17時 トヨタ産業技術記念館
http://www.tcmit.org/information/news/2019/11/34397

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)9時30分〜17時 名古屋市博物館
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
婦人画報創刊115周年記念特別展 婦人画報と京都 つなぎ、つたえる「人」と「家」
2020.1.2 THU−20 MON http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2001.html
アニメ化30周年記念企画 ちびまる子ちゃん展
2020.2.7 FRI−3.2 MON http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2003.html
午前10時〜午後8時 美術館「えき」KYOTO

特別展 生誕90年 田中一光 未来を照らすデザイン
2020年1月25日(土)〜3月15日(日)午前9時〜午後5時 奈良県立美術館
http://www.pref.nara.jp/52796.htm



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地球・爆──10人の画家による大共作展 Earth Attack & MOE 40th Anniversary 人気絵本のひみつ展再び

191213_IMG_6634.JPG191213_earth_attack01.jpg191213_earth_attack02.jpg2019.12.13 Friday
あいトリ過去最高の入場者数だったそうですが、その舞台となった県美では、現在戦争をテーマにした展示をひっそりと開催中。モノクロでも人それぞれの表現があり、面白い。そしてコレクション展では戦時中に描かれた絵や戦争にまつわる写真や絵が集められ、同時に見ることはすごく興味深い体験だった。こういった展示はは初めてだったけど、楽しかった。リーダーらしき岡本信治郎さんの画風がすごく好き。モノクロばかりだけど、だんだんパッと見ただけで誰の絵かわかるようになって、面白かった。

愛知県美術館と言えば、2014年の「これからの写真」でヌードを展示して物議を醸しだしたことも、私的にはまだ記憶に新しい。あいトリに関しては、スタッフの皆さんは本当に大変だったと思う。成功できてよかった。どうでもいいけど(よくないけど)、塩田千春さんを名古屋に巡回して欲しい。。。

昨日終わっちゃったけど、稲沢市荻須記念美術館で見た「木村伊兵衛 パリ残像」もすごくよかった。戦後のパリの庶民生活の写真はもちろんのこと、添えられた言葉にもグッと来た。さらによかったのは、常設展での荻須さんの描いた戦前から戦後にかけてのパリの絵が良い対比となっていたこと。

私は割とよく美術館に行くこともあり、時間がなかったり疲れたりして、つい企画展だけ見て常設展パスしちゃうことも多い。でも、こんな風に企画展と連動して常設作品も見せてくれると、新鮮に見られて良いなーと思った。先にも書いた愛知県美術館の「地球・爆」もそうだけどね。
地球・爆──10人の画家による大共作展 Earth Attack

「地球・爆」は国内各地域で活躍する10人の画家──伊坂義夫、市川義一、大坪美穂、岡本信治郎、小堀令子、清水洋子、白井美穂、松本旻、山口啓介、王舒野──による絵画プロジェクトで、11組で合計約150点の絵画パネルで構成され、全長は200メートルを超えます。

2001年に起こったアメリカでの同時多発テロ事件に呼応して岡本と伊坂と王が企画し、彼らの呼びかけに賛同した7人の画家が加わりました。構想図案から検討して「共作」する、というアイディアのもと、2003年に着手。全決定稿がそろったのが2007年9月で、そこから本画の制作が始まりました。2013年2月に完成していた第1番は、同年開催の「あいちトリエンナーレ2013」で紹介されました。

最年長の岡本が、少年時代に衝撃を受けた1945年の東京大空襲や広島と長崎への原爆投下も含め、20世紀以降の戦争が人類にもたらしたものをテーマとする、この絵画プロジェクトでは、それぞれの画家が個性を生かして描き方に変化を与えつつも、全体としては、ユーモラスで乾いた形で、あたかも一つの「絵巻物」のように表現されています。

史上最長級、の反・戦争絵画をこの機会に体験してください。

【出品作家】
伊坂義夫、市川義一、大坪美穂、岡本信治郎、小堀令子、清水洋子、白井美穂、松本旻、山口啓介、王舒野

[会期]2019年11月1日(金)〜12月15日(日)
[会場]愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
[開館時間]10:00〜18:00 金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
[休館日]毎週月曜日(ただし11月4日[月・休]は開館)、11月5日(火)
[観覧料]一般 1,200(1,000)円 / 高校・大学生 900(700)円 / 中学生以下無料
     ※( )内は前売券および20名以上の団体料金です。
     ※上記料金で、同時開催のコレクション展もご覧になれます。
[主催] 愛知県美術館、中日新聞社
                  


191224_IMG_6944_s.jpg191224_ehon_1omote.jpg191224_ehon_2ura.jpg2019.12.24 Tuesday
クリスマスイブには、今年の初めにわざわざ大阪まで見に行ったのと同じ展示を。二度目なので、観たいものだけに集中して見た。前回はヨシタケさんの文字まで全部読んだけど今回はそれは辞めて(笑)それにしても、酒井さんの線がボールペンだと前回も見たはずなのに、また「ええっそうなんだ」と驚く自分って。。。大丈夫か?

酒井さんの絵、繊細でやさしいと、パステルの線で水彩で塗っていそうだけど、実はボールペンの線にアクリルガッシュなのよね。アクリルでべったり塗ったって繊細な絵は描けるのね。なんだか、うーん、考えてしまった。。。

そして、前回買えなかったブローチはまたもや売り切れ。他の人は全員あったので(大人気のヒグチさんでさえ)、マジおそるべし酒井さん。そしてもう去年くらいから二度と買うまいと言いながらも、つい買ってしまったマステが、前回も買っていてまさかのかぶり。。。。ああ、もう自分が嫌になる。
MOE 40th Anniversary 人気絵本のひみつ展 島田ゆか 酒井駒子 ヒグチユウコ ヨシタケシンスケ なかやみわ

展覧会の内容
日本のみならず海外の絵本作家・児童書作家と信頼を築き、絵本に関する最新情報を、幅広い世代に向けて発信してきた『MOE』。本展では『MOE』の前身である『絵本とおはなし』の創刊から数えて40周年を記念し、5人の絵本作家、酒井駒子さん、島田ゆかさん、なかやみわさん、ヒグチユウコさん、ヨシタケシンスケさんによる原画展を開催いたします。
子供たちだけでなくティーンから大人まで、今MOEの読者からもっとも支持されている、この5人の作品の魅カはどこから来るのか。約200点の原画を展観するとともに、作品作りの背景や絵本作りへの想い、普段の生活のなかで大切にしているものや作家自身の絵本体験についても語っていただき、世界観も、絵の表現や作風も全く異なる5人の作品の魅力に迫ります。
絵本は年月とともに形を変え、かつてないほどの広がりを見せています。
本展をとおして絵本の果てのない楽しさをぜひ感じてください。

2019年12月19日(木)〜12月29日(日)
松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール
愛知県名古屋市中区栄3丁目16-1
TEL. 052-251-1111(代表)
https://www.daimaru.co.jp/museum/nagoya/moe40th_ehon/
開館時間:10:00〜19:30(入館は30分前まで、12月21日(土)、22日(日)は20時まで、最終日は18時まで)、会期中無休
入場料:一般800円、高校生600円、小中生400円
                  


食べたものの記録:11/7(木)〜11/11(月)
楽しかった池田公園のお祭り。酔っぱらったなぁ。全体的に手抜き。
そして翌日からは東京だ!
191107_191109_IMG_7690.JPG191110_191111_IMG_7691.JPG


                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/minagawa-akira-tsuzuku/
https://mina-tsuzuku.jp/

◆名古屋◆
ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/



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黒デ・ニーロと白デ・ニーロを見る「ジョーカー」と「マイ・インターン」

joker.jpg「ジョーカー」
すごい映画だった。
今年はいい映画をたくさん見た年だった。中でもノーラン監督のバットマンシリーズには感銘を受け、その流れで見たのがこの「JOKER」。しかし、最後の最後にガツンと来た。間違いなく、今年見た中でベストだと思う。

こんな壮絶な人生ってあるだろうか。こんなに報われない、哀しい人生。「ダークナイト」でバットマン側から見ていただけではわからない世界がある。もちろんこれはスピンオフ作品であり、バットマンの世界観におけるJOKERがこのままこうだとは言えないけれど、バットマンの両親を殺した犯人がすべて悪というわけではない。トーマス・ウェインが貧困者の味方で、その想いが報われないまま殺された悲劇の人そいう側面もあるけれど、彼には見えていない部分だってあるのだ。

そして何の予備知識もなく観た映画だったので、マレー・フランクリンを見た時に「随分デ・ニーロに似てるね」と言っていたらまさしくその人だった。(彼は演技派過ぎて約ごとにガラッと別人になってしまうため、一瞬本物かどうか迷ってしまうのだ → 私たちだけ?(笑))

10月に見た「マイ・インターン」のデ・ニーロが「白デ・ニーロ」なら、このデ・ニーロは「黒」だなぁ。11月に見た「アイリッシュマン」のデ・ニーロは私的には黒ではなくグレイ。だって、傲慢で悲哀のかけらも感じないのがこの「JOKER」のデ・ニーロだから。

余談だけど、今年はトム・クルーズの映画をよく見た年だったけれど(そして、どれも面白かった)、最後に立て続けにデ・ニーロを見て、改めてその怪優ぶりを感じた。トムにしろデ・ニーロにしろ、長年ハリウッドで活躍できる俳優はやっぱりすごい。(そして実はこの日記を書いているのは年明けで、年明け早々、ミッションインポッシブルシリーズを立て続けに見て、トム三昧だった(笑)このシリーズも何度見ても面白いよね)。

もちろん、ホアキン・フェニックスの素晴らしさは言うまでもない。彼以外にこの役は演じきれなかっただろう。いやもう、スコセッシ監督はアイリッシュマン撮っててよかった。彼がこの映画をディカブリオで撮ってたら、こんな名作にはならなかっただろうな。。。
ストーリー
舞台は1981年、財政難で清掃業者のストライキによって人心の荒むゴッサムシティ。コメディアンを夢見る大道芸人のアーサー・フレックは、不良少年たちからも馬鹿にされて暴行を受けるほど貧困層でも無力な存在。過去には精神病院で隔離された経験を持ち、現在は福祉センターでカウンセリングを受けていた。7種類の精神安定剤を併用するほどの重度で、常に持ち歩いているネタ帳となった日記には、猥褻な写真や乱雑なメモの中に「この人生以上に硬貨(高価)な死を望む」と書き込んでいた。

共に同居する母親ペニーはアーサーを"ハッピー"とあだ名で呼び、以前に家政婦として働いていたウェイン家の主トーマス・ウェインからの返信を日々待っていた。また、アーサーにとって唯一の楽しみは母親と一緒に観るマレー・フランクリン・ショーで、いつか司会者マレー・フランクリン自身から後継者として指名されることを妄想をしている。だが実社会では周囲に溶け込めず、また発作的に笑い出すという病気を患っているために、仕事でも報われない人生を送っていた。
製作
脚本は『タクシードライバー』や『キング・オブ・コメディ』などマーティン・スコセッシの作品群に影響を受けて書かれ、80年代初頭のゴッサムシティを舞台とした作品となった。両作に主演したロバート・デ・ニーロが本作に出演している。

当初はスコセッシ監督がメガホンを取り、ジョーカー役に盟友のレオナルド・ディカプリオが配役される話もあったが、監督に就任したトッド・フィリップスは同役にはホアキン・フェニックス以外考えられないとし、起用されるに至った。
ジョーカー Joker
監督        トッド・フィリップス
脚本        トッド・フィリップス、スコット・シルヴァー
原作        ボブ・ケイン(キャラクター創作)
          ビル・フィンガー(キャラクター創作)
          ジェリー・ロビンソン(キャラクター創作)
製作        トッド・フィリップス、ブラッドリー・クーパー、エマ・ティリンガー・コスコフ
製作総指揮     マイケル・E・ウスラン、ウォルター・ハマダ、アーロン・L・ギルバート
ジョセフ・ガーナー、リチャード・バラッタ、ブルース・バーマン
出演者       ◎アーサー・フレック / ジョーカー 演 - ホアキン・フェニックス(平田広明)
           精神的な問題や貧困に苦しみながらも、スタンダップコメディアンを目指している
           道化師。認知症気味の母の面倒を見る心優しい男だったが、自身の辛い境遇から
           精神のバランスを崩し、次第に常軌を逸した行動を取っていく。感情が高ぶると、
           自分の意思に関係なく突然笑いだしてしまう病気を患っており、また妄想と
           現実の区別もつかなくなってきている。
          ◎マレー・フランクリン 演 - ロバート・デ・ニーロ(野島昭生)
           人気トーク番組「マレー・フランクリン・ショー」の司会者。アーサーが憧れている。
          ◎ソフィー・デュモンド 演 - ザジー・ビーツ(種市桃子)
           アーサーと同じアパートに住むシングルマザーの女性。
          ◎ペニー・フレック 演 - フランセス・コンロイ(滝沢ロコ)
           アーサーの母親。認知症気味で体が不自由。若い頃はゴッサム随一の大富豪の
           ウェイン家にメイドとして仕えていた。
          ◎トーマス・ウェイン 演 - ブレット・カレン(菅生隆之)
           ゴッサムシティの名士。政界に進出し市議会議員となるが、医療制度の解体を
           推し進めたことで困窮する貧困層からバッシングを受けている。
          ◎ギャリティ刑事 演 - ビル・キャンプ(高岡瓶々)・・・ゴッサム市警の刑事。
          ◎バーク刑事 演 - シェー・ウィガム(山岸治雄)・・・ゴッサム市警の刑事。
          ◎ランドル 演 - グレン・フレシュラー(ボルケーノ太田)
           アーサーの同僚の道化師。彼がアーサーに拳銃を渡したことがすべての発端。
          ◎ゲイリー 演 - リー・ギル(越後屋コースケ)
           アーサーの同僚の道化師。小人症で他の同僚に身長をネタにからかわれる。
           原作ではジョーカーのずっと昔の相棒ギャギーというヴィランが元となっている。
          ◎ジーン・アフランド 演 - マーク・マロン(唐沢龍之介)
           「マレー・フランクリン・ショー」のプロデューサー。
          ◎アルフレッド・ペニーワース 演 - ダグラス・ホッジ(田中美央)
           トーマス・ウェインの執事。
          ◎ブルース・ウェイン 演 - ダンテ・ペレイラ=オルソン          
           トーマス・ウェインの息子。この映画の原典である『バットマン』における主人公。
           両親を目の前で失った悲しみから、成長後、蝙蝠のコスチュームを纏って
           犯罪者に立ち向かうクライムファイターとなり、ジョーカーと対決する。
音楽        ヒドゥル・グドナドッティル
撮影        ローレンス・シャー
編集        ジェフ・グロス
製作会社      ヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズ
配給        アメリカ合衆国・日本 ワーナー・ブラザース
公開        アメリカ合衆国・日本 2019年10月4日
上映時間      122分
製作国       アメリカ合衆国
言語        英語
製作費       $55,000,000
興行収入      世界 $993,835,635
                  


my_intern_deniro.jpg「マイ・インターン」
さて、10月に見た別人のようなデ・ニーロ。もう良い人感満載で、誰からも嫌われない。この映画自体、誰も傷つけない、絵に描いたような「良い映画」。映画がみんな「アイリッシュマン」や「ジョーカー」みたいなハードで陰鬱なものばかりになったら、さぞかし殺伐としてしまうだろう。こういう映画ももちろん必要なのだ。

でもやっぱり、アン・ハサウェイは「ダークナイト・ライジング」のほうが魅力的だったと思うし、デ・ニーロはギャング映画が似合う。

映画を観る楽しみにはふたつあり、ひとつは自分とは違う世界を見たり味あうことができること、もうひとつは自分の現実と重ね合わせて、何かしらの解決方法を得たりカタルシスを得ること。この映画はどちらかというと後者で、それぞれが登場人物に自分を重ねてみるのだろう。私はまた仕事頑張ろう、と元気を貰った。

関係ないけど、アンのいびきのシーンはなかなか衝撃的だった(笑)。いびきすら聞かれてもいいという関係を描きたかったのかなぁ。ふたりで同じ部屋で寝るシーン、なんかおじいちゃん扱いされてるデ・ニーロ、どうよって思うけど(笑)
ストーリー
ニューヨークでファッション通販サイトを運営している女社長のジュールズは、短期間で会社を拡大させることに成功し公私ともに順調な毎日を送っていた。そんな彼女の会社にシニア・インターン制度で採用された70歳の老人ベンがやってくる。若者ばかりの社内で当然浮いた存在になってしまうベンだったが、いつしか彼はその誠実で穏やかな人柄によって社内の人気者になっていくのだった。

一方その頃、ジュールズには公私ともに大きな問題が立ちはだかっていた。双方において大きな決断を迫られた彼女は、誰にも自身の気持ちを打ち明けることができず苦しい日々を送っていたが、そんな彼女を救ったのは他でもないベンだった。ベンの温かな励ましを受けていくうちに、いつしかジュールズも彼に心を開くようになっていく。ベンの言葉から勇気をもらったジュールズは、目の前に立ちはだかる数々の難問に立ち向かっていく決意をする。
興行収入
本作は2015年9月25日に全米3305館で公開され、公開初週末に1772万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場2位となった。

評価
本作に対する批評家の評価は肯定派優勢の賛否両論となっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには151件のレビューがあり、批評家支持率は60%、平均点は10点満点で5.7点となっている。サイト側による批評家の意見の要約は「『マイ・インターン』は上司が女性で部下が男性という時流に即したテーマを十分に掘り下げることができていない。しかし、ハサウェイとデ・ニーロという意表を突く組み合わせがいい雰囲気を作り出している。」となっている。
マイ・インターン The Intern
監督      ナンシー・マイヤーズ
脚本      ナンシー・マイヤーズ
製作      ナンシー・マイヤーズ、スザンヌ・ファーウェル
製作総指揮   セリア・コスタス
出演者     ベン・ウィテカー - ロバート・デ・ニーロ(野島昭生)
        ジュールズ・オースティン - アン・ハサウェイ(園崎未恵)
        フィオナ - レネ・ルッソ(幸田直子)
        マット - アンダーズ・ホーム(川島得愛)
        ペイジ - ジョジョ・クシュナー(佐野仁香)
        キャメロン - アンドリュー・ラネルズ(真殿光昭)
        ジェイソン - アダム・ディヴァイン(新田英人)
        デイビス - ザック・パールマン(英語版)(臼木健士朗)
        ルイス - ジェイソン・オーリー
        ベッキー - クリスティーナ・シェラー(槙乃萌美)
音楽      セオドア・シャピロ
撮影      スティーヴン・ゴールドブラット
編集      ロバート・レイトン
製作会社    ラットパック=デューン・エンターテインメント、ウェイバリー・フィルムズ
配給      ワーナー・ブラザース
公開      ベルギー 2015年9月15日(プレミア上映)
        アメリカ合衆国 2015年9月25日
        日本 2015年10月10日
上映時間    121分
製作国     アメリカ合衆国
言語      英語
製作費     $35,000,000[2]
興行収入    世界 $191,226,709
        アメリカ合衆国・カナダ $74,626,709
        日本 17億5000万円

                  


食べたものの記録:11/1(金)〜11/6(水)
寒くなってきて、ポトフっぽい物も作るように。カボチャのグラタンでサンドがうんまい。
しかし、ホットサンドに飽きたわけじゃないけど、手軽なパスタでお茶を濁すこともしばしば。
簡単でいい、家で食べること、が、モットー。
ライティングの仕事でマヌカハニーのことを知り、本物のはちみつは手が出せないので
アメちゃんでこれまたお茶を濁す。
最後のパンは刈谷だね。せなけいこ展だね。もうそんなに経つのかぁ。
191101_191103_IMG_7688.JPG191104_191106_IMG_7689.JPG


                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館

◆名古屋◆
ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

木梨憲武展 Timing‐瞬間の光り‐
2019年9月13日(金)〜10月20日(日)松坂屋美術館

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
萩尾望都 ポーの一族展
2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/




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文学な週末。

191207_kotonoha_2452.jpg2019.12.07 Saturday
この週末は久しぶりにバタバタ充実していた。土曜日は宮田が写真提供した「コトノハなごやサロン」。宮田の写真をテーマに応募された300以上の文学作品の中から予選通過した20作品の講評と受賞式。どれも想像していたよりレベルが高くて、講評も興味深く、すごく楽しかった。

ワタクシ部外者なのに、久しぶりに宮田の恩師・秦先生にもお会い出来て語らったり、もともと審査員やワークショップの作家の先生方と某会で顔なじみなこともあり、すっかり馴染んで盛り上がりまくり。なんだかんだ2次会までお邪魔してしまった。

しみじみ、モノを書くということは、人の人生を垣間見るようなものだと感じた。その人の書き方によって、こっそり隙間から覗き見るようなものだったり、ズルズルと全部引きずり出して見せつけてくるようなものだったり。審査員の先生方の洞察力に改めて脱帽。

2次会で色々自分たちのことを語ってしまったのだが、SEの宮田を学校に行かせてカメラマンとしたことを、Tさんに「それはいい決断でしたね」ときっぱり言っていただいて、思わず背筋がピュンッと伸びた。初対面の人間に衒いなくこんな事を言える方ってすごいよね。そのきっぱりぶりも清々しくて。半日くらいお話していて、なんて気持ちのいい方なのだろうとも感じた。

NさんやYさんは、個性的で味わいのある方で、いい意味でひと癖ある感じで、その対比が面白い。Nさんが作品を書いた人の心情やスタンスをズバズバ当てちゃう感じとか神みたいだったし、Yさんのお母さんとの関係が書かれてる話に惹かれるという発言とか、作家的な立ち位置とかも出されてて、なんというか情のある温かみのある選だったと思う。

O先生とH先生は2次会には参加されなかったのだけど、O先生の挨拶で「僕もまだまだ勉強が必要だと感じた」
なんておっしゃれるのがすごい。というか、O先生クラスだからそういう発言も説得力があるんだよね。その辺の人がそう言ったら「ホント頑張れよ」って言われて終わりだし。

H先生とは実は同世代(私の方が一つ上)なので、同世代なりの感慨や仕事へのスタンスについて語って盛り上がった。先日、宮田のクライアントさんで私の一つ年上の男性ともめっちゃ同世代語りが盛り上がったんだけど(撮影の間中しゃべってた)、全然立場は違っても、想いは同じだなぁと。それを確認し合う作業が楽しい。やっぱこの年になるといろいろ考えるよねぇ。

このイベントについては久しぶりにnoteに書こうと思うのだった。(と言いつつすでに数日経ってしまったが。。。)


                  


191208_mozo_2453_2.jpg2019.12.08 Sunday
土曜日のコトノハに続き、日曜日は地元西区のmozoに10月にできた紀伊國屋書店で直木賞を受賞された大島真寿美さんのトークショー。恐れ多くも大島さんとも某会で顔なじみで、サインの際に「ひなちゃんと、何回も目が合っちゃったね。うふふ」などと言われ、悦に入る。さすが、テレビカメラなども入っておりました。めっちゃ真横からドアップで撮られてたんだけど、使われたんだろーか。。。(怖)
    
トークショーのお話でも、実際にお目にかかってお話しても、大島さんはすごくかわいらしい方なのである。しかし、書くことへの情熱とか、脳内で色んな事を咀嚼して物語を紡いでしまうすごさとかが、やっぱ当たり前だけどフツーじゃない。ホント、できるなら頭の中を覗いてみたい!って思う。
    
会場でも、某会でよく会う方々が集結。一瞬だけど楽しい時間でした。実はこの夜には、その某会があったのだけど、12月の繁忙期ということで宮田も私も残念ながら欠席して、仕事にいそしむ。しかし、土日アクティブに動くと、やっぱ疲れが出るお年頃。週明けにヒトナミ乗り切ってヘトヘト。次の波に乗らねばと思っていると、某会のある方からお仕事の依頼が!疲れてなどいられませんね。ありがたいことです。


                  


食べたものの記録:10/28(月)〜11/1(金)
函館からのりんごをせっせと消費する日々。
りんごのワイン煮サンドとかりんごとブルーチーズのピッツァとか。
これりんごが薄く切れないし、どうしても水っぽくなっちゃう。どうすればええのー。
ハロウィンのカボチャのグラタンは美味しくできた。ハロウィーンりんごの匂いと風の国へ急ぎますぅ〜
191028_191030_IMG_7686.JPG191030_191101_IMG_7687.JPG


                  


◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/minagawa-akira-tsuzuku/
https://mina-tsuzuku.jp/

◆名古屋◆
不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
萩尾望都 ポーの一族展
2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/




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特別展 木村伊兵衛 パリ残像

191204_kimura_iei01.jpg191204_kimura_iei02.jpg特別展 木村伊兵衛 パリ残像(稲沢市荻須記念美術館)

すごくよかった。戦後のパリの庶民生活の写真はもちろんのこと、添えられた言葉にもグッと来た。さらによかったのは、常設展での荻須さんの描いた戦前から戦後にかけてのパリの絵が良い対比となっていたこと。

写真をやっている者であれば当然のこと、そうでなくても美術に足を突っ込んでいる者であれば、知らない方がおかしい木村伊兵衛の名前。彼の写真より、朝日新聞主催の新人写真家を対象とした「木村伊兵衛写真賞」の方が有名かも知れないが。

私ももう10年以上前、恐らく2006〜2007年頃に、東京の近代美術館で彼の写真をまとめて見た記憶がある。それはモノクロで、とても日本的な写真だったように記憶している。

ただ当時は、さほど写真に興味がなく、2013年春に行った土門拳美術館やまだ最近2018年に見たソール・ライターの写真程の衝撃は受けなかった。印象としては水墨画のような。。。うーん、勘違い?

そんな印象の木村伊兵衛だったけど、今回の展示は赤の色がとにかく美しかった。かといって鮮やか過ぎず、そのニュアンスが戦後のパリの雰囲気をよく表していて、言葉に出来ない素晴らしさ。木村伊兵衛の得意とする自然なスナップはお気に入りのライカで、発売されたばかりの富士のカラーフィルムで撮影された。戦争の傷跡の残るパリはモノクロームの似合う街だけれど、あえてカラーで撮影したのだそう。
191204_kimura_iei_photo01.jpg
https://bijutsutecho.com/exhibitions/2679

アンリ・カルティエ・ブレッソンやロベール・ドアノーと共に回ってリアルに切り取られたパリの下町の庶民の生活、ブランドのモデルやマヌカンたちの素顔。どれもとてもオシャレなのに、生活感と生命力にあふれている。木村自身が気をつけないとカラー写真は人形みたいになってしまうと警告している。

wikiでは同時代の写真家・土門拳と対比して
女優の高峰秀子は著書にて、「いつも洒落ていて、お茶を飲み話しながらいつの間にか撮り終えている木村伊兵衛と、人を被写体としてしか扱わず、ある撮影の時に京橋から新橋まで3往復もさせ、とことん突き詰めて撮るのだが、それでも何故か憎めない土門拳」と評している。

土門拳が深い被写界深度で女性のシワやシミなどもはっきりと写し出すため嫌われることが多かったのに対し、木村は浅い被写界深度でソフトに撮り、女性ポートレートの名手とうたわれた。
これを読んで、肖像画において、印象派の巨匠ルノワールがソフトなタッチで肖像画家として大人気を博したのに対して、ロートレックは真実を描きすぎるうえ、本人より醜く描くこともあったため、不評だったという話を思い出した。
色々なカメラを使ったが一番愛用したのはライカであり、ライカを愛用した写真家として筆頭に上げられることが多い。「ライカの神様」と呼ばれることもあった。ニコンFの発表会に招かれての挨拶でも「私はライカがあればそれで充分です」と言って笑ったという。

プロからアマチュアに至るまで多くの崇敬を集めるこのスナップの達人中の達人に、どうしたらうまく写真が撮れるのか聞いたところ、『いつでもカメラを手から離さずにいる事が大事だ』と答えたとされる。
無駄に演出することのない自然なスナップの名手であった木村伊兵衛。フランスのスナップ写真の名手、アンリ・カルティエ・ブレッソンの名を取って和製ブレッソンと呼ばれた。そのブレッソンがパリ撮影中の木村伊兵衛を撮った写真がプロフィール写真として使用されている。


                  


稲沢市荻須記念美術館は、パリを中心に活躍した稲沢市出身の画家・荻須高徳の業績を讃えるために1983年に作られたもの。ちょうど木村伊兵衛が渡航する少し前の戦前〜戦後のパリの空気感いっぱいの絵画が展示されており、その空気感の違いがすごく興味深かった。同じ場所で描かれた絵と撮影された写真の対比もあって楽しめた。

戦争前はのんびりとして華やかで、絵画と写真、表現は違ってもその空気の違いまで感じられた。ホント素敵な展示だった。こう言ったら失礼だけど、この展示は三越などでは見られないだろう。この美術館で大正解だったと思う。

館内には荻須高徳の作品と復元されたアトリエが常設されている。アトリエがまた素敵で、パリの空気を感じた。毎年秋に特別展が催されており、今年はパリにちなんで、荻須高徳と同じ年の生まれの木村伊兵衛の写真展となったようだ。
木村 伊兵衛(きむら いへい、1901年12月12日 - 1974年5月31日)は、20世紀に活動した日本の写真家。戦前・戦後を通じて活動した日本を代表する著名な写真家の一人。
報道・宣伝写真やストリートスナップ、ポートレート、舞台写真などさまざまなジャンルにおいて数多くの傑作を残している。特に同時代を生きた写真家、土門拳とはリアリズム写真において双璧をなす。

荻須 高徳(おぎす たかのり、1901年11月30日 - 1986年10月14日)は、大正・昭和期の洋画家。愛知県中島郡井長谷村(現在の稲沢市井堀高見町)出身。小磯良平は東京美術学校(現・東京藝術大学)の同期生。新制作協会会員。

土門 拳(どもん けん、1909年10月25日 - 1990年9月15日)は昭和時代に活躍した日本の写真家。
リアリズムに立脚する報道写真、日本の著名人や庶民などのポートレートやスナップ写真、寺院、仏像などの伝統文化財を撮影し、第二次世界大戦後の日本を代表する写真家の一人とされる。また、日本の写真界で屈指の名文家としても知られた。
191204_IMG_2168.jpg天気予報にはそんなことどこにも書いてなかったのに、まさかの雨。運動不足解消のために始めたドラクエウォークで敵と戦いながら(ギガデーモン戦。改良前でめちゃめちゃ強かった)ゆるゆる歩いて行ったら、本格的な降りの前に美術館に到着。

見ている間に止むかと思ったら、どんどんどんどんひどくなる。仕方なく美術館の人にバス停の場所や傘の売っていそうな場所など尋ねると、なんと、忘れ物の傘が余っているので下さるという。。。ありがたや。本当に美術館の皆さま、ありがとうございました。

バス停まで傘があればよかったのだけど、そのうち雨がやみ、結局そのまま歩いて駅までたどり着いた。コンビニで買った肉まんをほおばりながら、モンスターと戦い歩く穏やかな休日。暗い色合いの街が、木村伊兵衛の写真の世界の続きのようで、何だか心地が良かった。
特別展 木村伊兵衛 パリ残像

木村伊兵衛 (1901-74) は東京に生まれ、幼い頃にカメラを手にして以来写真に熱中し、1931 年に「独逸国際移動写真展」で欧米の新たな写真表現、特にリアリズムに感銘を受け、人物の内面に迫る肖像写真や下町に生きる人々の飾らない日常を捉えた写真を発表しました。小型で素早い撮影が可能なカメラ「ライカ」を愛用した「ライカ使いの名手」としても知られ、長きにわたって日本
の写真界を牽引し続けました。
本展では、木村が日本人写真家として戦後ヨーロッパを初めて取材した 1954 年および 55 年に撮影されたフランス、パリの作品を展示します。木村はパリで、写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンやロベール・ドアノーらと交流を深め、裏通りや市場などの生活の場を撮影しました。当時、一般的には普及していなかったカラーフィルムで写されたこれらの作品は、戦後間もないパリに生きる人々のざわめきや温もりまで詩情豊かに伝えています。
常設展の荻須高徳作品と併せてご鑑賞いただくことで、パリの素顔を体感していただくことができます。ぜひご覧ください。

会 期     10 月 26 日 ( 土 ) 〜 12 月8日 ( 日 )
        ※会期中、月曜日(11 月4日 ( 月・祝 ) を除く)、11 月5日 ( 火 ) は休館
開館時間    午前9時 30 分〜午後5時(入館は午後4時 30 分まで)
観覧料     一般 700(560)円、高校 ・ 大学生 400(320)円、小・中学生 100(80)円
        ※市内の小・中学生は無料
        ※( )内は 20 人以上の団体料金・割引料金
        ※障害者手帳・戦傷病者手帳・被爆者健康手帳を持参の方(付添人1人を含む)は割引料金

https://imaonline.jp/news/exhibition/20180921-7/
1950年代の日本では、海外渡航が極めて難しく、芸術の都パリは遠い遙かな夢の世界でもあった。1954年、ライカと開発されたばかりの国産カラーフィルムを手にパリを訪れ、日本人写真家として戦後初めてヨーロッパを取材した木村。そこでアンリ・カルティエ=ブレッソンに出会い、またロベール・ドアノーとも親しく交わり、その案内で生きたパリの町並みと下町の庶民のドラマを見ることができた。

本展では木村の作品の中でもとりわけ異色なカラー表現されたパリの写真作品131点が展示される。

https://mikan-incomplete.com/culture/33385
戦後間もない日本では、 海外渡航がきわめて難しく、芸術の都パリは遠い遙かな夢の世界。1954 (昭和29)年、 初めて念願のヨーロッパ取材がかなった木村伊兵衛は、ライカと開発されたばかりの国産カラーフィルムを手にパリを訪れ、アンリ・カルティエ=ブレッソンに出会い、 またロベール・ドアノーとも親しく交わり、その案内で生きたパリの町並みと下町の庶民のドラマを見ることができた。

木村作品のなかでもとりわけ異色なカラー表現がなされたパリは、 撮影後、 半世紀を経てアルルの写真フェスティバルやパリ市庁舎写真展などで紹介され、改めて国際的な評価を受けることとなる。木村の描きとった131 点のカラー作品から往時のパリの魅力が蘇る。

https://croissant-online.jp/life/77174/
戦後間もない日本、海外渡航がきわめて難しく、遠い遥かな夢の世界でもあった芸術の都パリ。
1954(昭和29)年 、初めて念願のヨーロッパ取材がかなった木村伊兵衛は、ライカと開発されたばかりの国産カラーフィルムを手にパリを訪れる。そこで20世紀を代表するフランスの写真家、アンリ・カルティエ=ブレッソン に出会い、フランスのファッション・報道写真家として有名なロベール・ドアノー とも親しくなる。その中で生きたパリの町並みと下町の庶民のドラマに触れることに。

木村作品のなかでもとりわけ異色なカラー表現がされたパリ。撮影から半世紀を経て、アルルの写真フェスティバルやパリ市庁舎写真展などで紹介され、改めて国際的な評価を受けることとなったそう。
木村の描きとった131点のカラー作品から蘇った、往時のパリの魅力を楽しんで。

https://www.cinra.net/news/20181024-kimuraihei
1901年に東京下町の紐職人の家に生まれた写真家・木村伊兵衛。1950年に日本写真家協会初代会長に就任し、土門拳とともに「リアリズム写真運動」を推進した。1954年には日本人写真家として戦後初めてヨーロッパを取材。パリではアンリ・カルティエ=ブレッソン、ロベール・ドアノーら写真家とも交流し、当時開発されたばかりの国産カラーフィルムを手に、パリの町並みと下町の人々を撮影した。パリを写した木村のカラー写真は、半世紀を経て『アルル国際写真フェスティバル』や『パリ市庁舎写真展』などで紹介され、国際的な評価を受けた。
内容紹介
戦後間もない日本では海外渡航がきわめて難しく、芸術の都パリは遠い遙かな夢の世界でした。
1954年(昭和29)、初めて念願のヨーロッパ取材が叶った木村伊兵衛は、ライカのカメラと開発されたばかりの国産カラーフィルムを手に渡仏。そこで写真家アンリ・カルティエ=ブレッソンやロベール・ドアノーと出会い、生きたパリの街並みと下町の庶民のドラマを見ることができました。
木村作品のなかでもとりわけ異色なカラー表現されたパリ117点を収載。往時のパリの魅力が蘇ります。

木村/伊兵衛
1901年(明治34)、東京市下谷の紐職人の家に生まれる。子供の頃から写真に興味を持ち、京華商業に進学はしたが寄席や芸者置屋に出入りする一方、写真に熱中した。卒業後に砂糖問屋の台湾支店に就職。そこでも仕事場近くの写真館に出入りし営業写真の技法を教わる。1922年、東京にもどりアマチュア写真クラブに入会、自宅に写真館を開く。1930年、ライカを入手し花王石鹸の広告部門でプロ写真家として活動を開始。翌年東京で開催された「独逸国際移動写真展」に大きな衝撃を受け、リアリズムの写真表現を確信する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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食べたものの記録:10/22(火)〜10/28(月)
秋のカレー週間。
文章の仕事をもりもりこなしながら、ドラクエにはまりまくっていた頃。よく歩いたなぁ。
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/minagawa-akira-tsuzuku/
https://mina-tsuzuku.jp/

◆名古屋◆
ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
萩尾望都 ポーの一族展
2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/




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映画「アイリッシュマン」

iroshman-1.jpg話題沸騰の中で見た映画。名優たちが特殊メークではなく、画面上で若返ったり年取ったりする。
そんな先端技術を用いて撮られた映画は、古き良き時代の男たちの生き様と悲哀に満ちていた。
「普遍的な」人間について語るものだった。

アイルランド系の大男で、闇世界のドンとビートルズ並みに人気のある組合委員長の両方から愛されたヒットマン。
デ・ニーロの演技がすさまじかった。

どんなに栄華を極めても、悪人の最期は虚しい。
ちょっとしたほころびが元であっけなく殺されたり、刑務所で惨めに生涯を終えたりする。
生き残っても家族にすら見捨てられ、一人でクリスマスを過ごすことになる。

あっけなく殺されて、その死の真相どころか、死体の在処すら不明なのがパチーノ演じるジミー・ホッファ。
ホッファ殺害を命じ、別件で投獄されてそのまま刑務所で死亡したのが、闇世界に君臨したペシ演じるブファリーノ。
そして、ホッファをブファリーノの指示で殺害し、その後服役したデ・ニーロ演じるアイリッシュマン。

自分を兄弟とまで呼んだホッファを失い、娘には縁を切られ、施設で神父に懺悔を続ける姿はあまりにも惨めだ。

とはいえ、この映画はあくまでも、シーラン(アイリッシュマン)の「自分が殺害した」という告白を元にした
「フィクション」で、実際にはホッファ殺害の真相は解明されていない。

本編にたびたび登場したケネディ大統領の暗殺事件。一説にはその黒幕はホッファであるとも言われている。
しかし、皮肉なことにそのホッファ自身の死も、ケネディと同じくアメリカ最大の謎とされているのだそうだ。

「家でペンキを塗った」という言葉の真意はもちろん「ジミー・ホッファを殺したのは私だ」という自供。「家をペンキ塗りする」という隠語はマフィアの間で「殺害する」を意味する。つまり「お前は殺し屋なんだってな」ということ。ヒットマンが殺人をするとき、家の壁が血の海で赤いペンキを塗ったようになるということに由来。原作でジャーナリストのチャールズ・ブランドが2004年に刊行しベストセラーとなった実録犯罪レポ書『I Heard You Paint Houses』のタイトルでもある。

アイリッシュマン The Irishman
https://cinemaevery.com/the-irishman-introduction/
第二次大戦後のアメリカで、全米トラック運転組合の幹部でありながら裏社会の犯罪行為にもどっぷりと手を染めていた伝説の男フランク・シーランの半生を描く。

チャールズ・ブラントによるノンフィクション著作『I Heard You Paint Houses』を原作として、第二次大戦後のアメリカを舞台に、実在したフランク・シーランという人物を通して描かれる裏社会に生きる人間たちの悲哀・・・。

https://www.tadamonkugaiitakute.com/36553.html
マフィア同士の抗争をただ見せるのではなく、世界の歴史が動いた重要な出来事と絡めているのが功を奏している。JFケネディー大統領の暗殺事件の黒幕をはっきりとマフィアの仕業として描いている。ケネディー一家は禁酒法時代に酒の密売で財を築いた家族で、マフィアとのつながりが深かったにも関わらず、大統領になった途端マフィアを一掃するようなキャンペーンを打ち立て、反感を食らったことで知られる。
当時のアメリカの労働運動と、その裏に暗躍したマフィアとの結びつき、更には1975年に失踪した全米トラック運転組合委員長ジミー・ホッファ暗殺の真相にも迫ります。

マーティン・スコセッシ監督の悲願とも言われた映画化の実現だけでなく、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、そしてジョー・ペシという圧倒的な存在感を誇る俳優陣の共演は、多くの映画ファンの耳目を集めました。
第二次大戦後の混沌としたアメリカ。“The Irishman”ことフランク・シーラン(ロバート・デ・ニーロ)は、全米トラック運転手組合「チームスター」のリーダー、ジミー・ホッファ(アル・パチーノ)の右腕として働きます。ところがその裏の顔は、裏社会のドンとして君臨するラッセル・ブファリーノ(ジョー・ペシ)に仕える凄腕のヒットマンでもあったのです。

やがてホッファが失踪するという事件が起こり、シーランには事件の関与とホッファ殺害の容疑がかけられます。物語はシーランを通じて、当時の裏社会に生きる一癖も二癖もある面々の人間模様と、その壮絶な生きざまを描き出して行きます。
≪あらすじ≫
フランク・シーランは全米トラック運転組合(チームスター)の一員として長らく活動していたが、その傍らでブファリーノ・ファミリーと共に犯罪行為に手を染めていた。ファミリーの依頼で人殺しも行ってきたシーランだったが、彼が関与した事件の中には、(JFK暗殺の真相とともにアメリカ史上最大の謎・)ジミー・ホッファの暗殺も含まれていた。本作は最晩年のシーランの回想という形を取りながら、ホッファ暗殺の真実や労働運動とマフィアの結びつき、裏社会に生きた者の悲哀を描き出していく。

監督        マーティン・スコセッシ
脚本        スティーヴン・ザイリアン
原作        チャールズ・ブラント『I Heard You Paint Houses』
製作        マーティン・スコセッシ ジェーン・ローゼンタール 
          エマ・ティリンジャー・コスコフ ロバート・デ・ニーロ ガストン・パヴロヴィッチ
出演者       ◎フランク・シーラン(アイルランド系米国人・凄腕のヒットマン"The Irishman")
                                      : ロバート・デ・ニーロ

          ◎ジミー・ホッファ(全米トラック運転組合委員長・ビートルズ並みの絶大な人気・
          ケネディ大統領暗殺の黒幕説・フランクをボディガードとして雇う): アル・パチーノ

          ◎ラッセル・ブファリーノ("McGee" および "Old Man" 北東ペンシルバニアの
               イタリア系アメリカ人マフィア・ブファリーノ一家のボス): ジョー・ペシ

          ・フェリックス・ディトゥリオ: ボビー・カナヴェイル
          ・ビル(ウィリアム)・ブファリーノ(弁護士でラッセルのいとこ): レイ・ロマーノ
          ・アンジェロ・ブルーノ(フィラデルフィアを支配したマフィア組織のボス・
                                      :ハーヴェイ・カイテル

          ・トニー・プロ(Anthony Provenzano ニュージャージー州のマフィアのボス・
                           ジミーと一緒に服役): スティーヴン・グレアム
          ・アンソニー・サレルノ(”Fat Tonny” ニューヨーク・マフィアの五大一家の
                1つ・ジェノヴェーゼ一家のフロントボス): ドメニク・ランバルドッツィ
          ◎ペギー・シーラン(フランクの4人の娘のひとり): アンナ・パキン
          ・アイリーン・シーラン(フランクの二人目の妻): ステファニー・カーツバ
          ・トーマス・アンドレッタ(ジミー・ホッファ暗殺の容疑者): ジェレミー・ルーク
          ・スティーブン・アンドレッタ: ジョゼフ・ルッソ
          ・キャリー・ブファリーノ(ラッセルの妻): キャスリン・ナルドゥッチ
          ・ジミー・ニール: J・C・マッケンジー
          ・エド・パーティン: クレイグ・ヴィンセント
          ・フランク・フィッツシモンズ(全米トラック運転組合会長・組合の顔”フィッツ”
                              ・ジミーを裏切る): ゲイリー・バサラバ
          ◯ジョゼフィーヌ・ホッファ(ジミー・ホッファの妻): ウェルカー・ホワイト
          ・チャッキー・オブライエン(ジミーの義理の息子)
                      : ジェシー・プレモンス(マット・デイモンのそっくりさん)
          ・ロバート・ケネディ(第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの実弟・
                            同政権の司法長官): ジャック・ヒューストン
          ・ドン・リックルズ: ジム・ノートン
音楽        ロビー・ロバートソン
撮影        ロドリゴ・プリエト
編集        セルマ・スクーンメイカー
製作会社      Netflix シケリア・プロダクションズ トライベッカ・プロダクションズ
配給        世界 Netflix
公開        世界 2019年11月7日
上映時間      210分
製作国       アメリカ合衆国
言語        英語
製作費       $159,000,000

キャスティング
2017年7月、ジョー・ペシの出演が正式に決定した。ペシの出演交渉は難航を極め、受諾までに50回ほど断られたと報じられている。

撮影・音楽
本作の主要撮影は2017年8月29日にマンハッタンで始まり、2018年3月5日に終了した。

なお、本作はフランク・シーランの半生を描いた作品ではあるが、若い頃のシーランもデ・ニーロが演じている。インダストリアル・ライト&マジックによる特殊効果によって、デニーロの風貌を若返らせることで、一人の俳優が演じきることが可能になった。
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評価
本作は批評家から絶賛されている。 Rotten Tomatoesでは221件の批評家レビューのうち96%が支持評価を下し、平均評価は10点中8.9点となった。 サイトの批評家の総合的な見解は「『アイリッシュマン』は大胆で、壮大で、一生涯をたちまち駆け抜けるような映画。際立った技術と生々しい演技の数々、そしてダークなユーモアをそなえた、スコセッシによるジャンルの魅力の総決算であり、近年のキャリアの勝利だ。」である。


                  


食べたものの記録:10/16(水)〜10/21(月)
最近、市販のパスタソースにアレンジを加えて食べることが増えてるんだけど、あんかけパスタもなかなかいける。
でも一番お気に入りは、高菜ソース二人分の半分だけ使ってきのこ類と牛乳とチーズ、片栗粉など加えて
ホワイトソースにするとめちゃくちゃうまい。これで二人分でちょうどよく、二回つくれてお得感半端ない。
(ここにはその写真はない)
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館

◆名古屋◆
ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

木梨憲武展 Timing‐瞬間の光り‐
2019年9月13日(金)〜10月20日(日)松坂屋美術館

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
萩尾望都 ポーの一族展
2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/


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