続けるということと、形にするということ。
今年は本当にいろいろとあった年で、かなりショックで落ち込んだり、精神的に追い詰められたりしたこともあったのだけど、そういうことは振り返っても仕方がないので、いいことだけ記しておく。
今年は私にしては珍しく、たくさんの展示をしたんだけど(画像)、割と悔いの無いものを出すことが出来た一年だった。その中でも感慨深いのは、6年ぶりに絵本の展示に出したこと。(右上)
東京にいた頃には、絵本の仲間と活動していて、自主グループで児童書の出版社の編集長や絵本作家さんを招いてワークショップを行ったり、講座に参加したり、本当に絵本漬けだった。
絵本の世界は厳しく、みんな10年15年と勉強して、やっと結果が出せるとかそんな感じ。とにかくたくさんの絵本を読んで、みんなで様々な解釈を考えたり、ゲームみたいに発想法を試してみたり、毎週のようにどこかで仲間と会って、話して飲んで、という感じだった。
名古屋に来てから、自分一人で続けて行くことの限界を感じて、2012年を最後に展示にも出さなくなっていたのだけど、今年ふと思い立って出したところ、予想以上にみんなに歓迎してもらえて、ホントうれしかった。特に代表のT氏とは、深夜の歌舞伎町で二人で3時間くらい話し込み、「ひよ子が参加してくれると、みんなのポテンシャルも上がるからありがたい」とまで言ってもらえて、こちらこそありがたかった。私が離れていた6年の間も、みんながこうして活動を続けていてくれたお陰で、帰ることが出来る場所があるというのは、本当に感謝の想いしかない。
ありがたいことに、今回編集さんにもお褒めのお言葉をいただき、それを励みに、今後形にして行けたらと思う。まずは一冊、キチンと形にすることがまずは一歩だから。
画像:左上から下へ「いろはCarta展(1月:Gallery DAZZLE)」「アイドルポスター展(4月・Laundry graphics gallery)」「赤と黒の陽菜まつり(3月・MITTS COFFEE STAND)」
右上から下へ「第25回え〜ほん絵本原画展(6月・新宿スペースゼロ)」「実践装画塾NAGOYA展(3月:Gallery DAZZLE)」「私のお気に入り展(11〜12月・Laundry graphics gallery)」
本を出したいと言う人、イラストの仕事をしたいと言う人の中には、どうもこの仕事がどういうものか、よく分かってない人も多い。この仕事は、自分の好きなように絵や文章を書けばいいというものではない。
簡単に言えば、「イラストの仕事」は、「クライアントのアタマの中のイメージを具体化」するのが仕事だし、「商業出版で本を出す」というのは、「世の中に求められている内容を一冊の本に落とし込むこと」であって、自己表現だけで完結する世界ではない。
当然、修整が入るのは当たり前だし、まず第一に、最終的にイラストレーションとして誌面などに載せるに値するレベルに達しているのか、一冊の本を書き上げられる力量があるのか、そこは当たり前だけど、最初に確認される。
だから、イラストの仕事をしたいと言いつつ、絵を全然描いてなくて、Websiteも紙のポートフォリオも作ってないような人に、仕事の依頼なんか来るはずがない。それと同じく、構想だけで、一冊書き上げたこともないような人の本を出版しましょうという話になるわけがない。
逆の立場で考えてみればわかると思う。
あなたが会社の人事などで、即戦力の社員を雇いたい場合、以下の三人のうちで、一番採りたい人と、絶対採用したくない人と挙げろと言われたら、誰を選ぶか?
1.すでにその仕事の経験が豊富にあり、実績も上げている人
2.その仕事の経験はないが、勉強していたり、独学で作った作品などを提出した人
3.仕事や勉強の経験もなく、作品の提出もなく、ただ「できると思います」という根拠のない自信だけがある人
当然、一番いいのは1で、言語道断なのは3でしょう。
で、ポートフォリオも原稿も無いのに「絵の仕事がしたい」「本を出したい」と言ってる人は、まさに3だってことに、なぜ自分がその立場になるとわからないんだろう。
それと、イラストにしろ本の出版にしろ、スケジュールが決まったら、逃げることは許されない。だから、出版社が一番恐れているのは、依頼をバックレて逃げられること。一度引き受けたら、何が何でも仕上げるのが当然、そうでなければ、そこに穴が開いてしまうからだ。
だからクライアントがまず知りたいのは、絶対にキチンと納品してくれる人か、絶対に一冊ある程度のクオリティで書き上げられるか、という点なのだ。締め切りを必ず守るということも、フリーランスには非常に大切なことであるのは言うまでもない。
それから、修整が入ったり、自分の描いたものに手を入れられることに、過剰な反応を示す人もいるけれど、そういう人は本当に大きな勘違いをしている。私たちの仕事は、ただの自己表現ではないのだ。
私たちの作品は、自分のものであると同時に、依頼をくださった方の「商品」でもある。その商品は、クライアントのイメージ通りのものでなくてはいけないし、ユーザー目線でよりよいものでなくてはいけない。私たちの仕事は、自己表現しつつ、そのイメージにより近づけること。ただ自分の自己満足な作品を作るより、ずっと難しく厳しいことを求められるのだ。
けれど、それをすべてクリアし、ピタリと収まるべきところに収まった時に、得られる喜びを思うと、そんな苦労などどうってことないくらい、喜びも大きな仕事なのである。
#仕事の流儀 #イラストレーターの仕事 #出版1 #出版2
2018.12.29 Saturday これについてはまた後ほど。
12/17(月)〜21(金)函館から荷物が届き、シアワセな食卓♡
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
忘年会はしめやかに。
2018.12.29 Saturday
今年最後に某研究室忘年会に侵入。楽しい夜でした。お会いした皆さま、ありがとうございました。二次会で八海山飲みまくりの幸せな夜。
今年も、自分より少し年上の男性のお誘いで飲む事が多かったのですが、その男性は皆揃って宮田の事がすごく好きという。。。昨夜も自分が女性なら結婚したいと言われてビックリ。
彼の常に年上男性に愛されるところは、今年も健在でした。東京にいた頃なんて、某編集長から「なんだ、旦那来ないの?陽菜さんいいからさ、旦那呼んでよ」(→ひどい(笑))と言われるくらいだったのだ。当時は彼は超多忙な会社員で、業界違いの人だったし、今ほど一緒にはいなかったんですけどね。
2018.12.27 Thursday
昨日と今日と、まさに「一緒に飲んで楽しい大人な方」とご一緒しました。ひとりだけ、うんとお若い方がいて「いつも僕、最年少なんです」とおっしゃるので「私も30代の頃はいつも一番下だったけど、心配しなくてもいつか否応なしに自分が最年長ばかりになる日が来ますよ」と笑ったのですが、そこにこんなタイムリーなコラムが。
自分は一緒に飲みたいと思われる大人になれたのかなぁ。そもそも飲み会自体に参加することが少なく、いつも決まった人のお誘いで、年に数回しか飲まないので、飲み会スキル(があるとすれば)が全然上がってないような気のする今日この頃。
素敵な人の仲間はやっぱり素敵、そして、波長の合う人の仲間もやはり波長が合う、という事実は変わらないと確信した夜でもありました。
そして、物事は「なるようにしかならない」し「きっとどうにかなるもの」だし
「大抵上手くいくように出来ている」ものだということも実感。
いろいろ残念だったり、なかなかうまく行かないと
悩んだことが全て帳消しになるくらい
一気に解決した言葉が飛び出した、そんなミラクルな夜。
それは26日、世界一美味しいフォカッチャを食べつつ
サングリアと白ワインを飲みながら。
来年は良い年になりそう!
12/14(金)〜17(月)基本的には手抜き料理なんだけど、味噌汁があると「キチンと感」が出るなーと思う。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
メリクリ2018。
2018.12.24 Monday
Merry Christmas!!
皆さまどんなクリスマスをお過ごしですか?
オーブンでは、三河赤鶏の丸ごと焼ける
いい匂いがしております。。。
どうぞ良いクリスマスをお過ごしくださいませ。
チキンは無事焼き上がり、仕込んでおいたサングリアで乾杯。
ワインの染みたフルーツとハーゲンダッツで簡単デザート。
チキンは昨夜遅くに行ったスーパーで半額でゲットした三河赤鶏。
ケーキもないし、安上がりですが、見た目はなかなかいい感じに。
2018.12.25 Tuesday
今年最後のお仕事を納品して、ようやくホッと一息。。。
ということはなく、年賀状と年初めの展示の準備で、年末年始はバタバタになりそう。
そんな中、明日からしばらくはようやくの忘年会週間です。飲むぞ!
三連休明け、いろんなことの回答や唐突な告知や問いかけや諸々。。。なんだかいろんなことがありすぎて
もうあんまりよほどのことが無いと驚かなくなってきた。
とにかく来年は真っ新な気持ちで迎えられそうだし、仕事は定期的にありそうだし、もう言うことない。
仕事ってただ飲んだりするのとは違って、真剣勝負なだけに、相性ってやはり大事で。
意思の疎通がうまく図れなかったり、相手の意図が読めないまま仕事をするのは難しい。
私はゲンを担ぐ方なので、何度も躓くようなことは、きっと神様がやったらいかんと言ってるんだって思うようにしてる。
メールと電話、コミュニケーション手段としてどちらが優れてるかは人それぞれ意見があるとしても
会ったからといって、上手くいくとは限らない。
今日最後に納品したお仕事のように、最初のメールからほぼ完ぺきに用件を伝えてくれて
お互いミスしても素直に謝り合って、いえいえこちらこそって譲り合って、気持ちよくお仕事できる相手もいる。
上手くいかないのをツールのせいにするのは間違っている。
12/12(水)〜14(金)温かい毎日。最近知り合った女子とのランチは暑いくらいの日。
やっぱり夢を持つ人と話すのは楽しい。
ケータイのポイントでハーゲンダッツもらった。シアワセすぎる。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
歴史が動くとき。
2018.12.22 Saturday
いつもタイトルイラストを担当している
NHK Eテレ「すイエんサー」ですが、先日火曜日は
「インスタ映えするパフェのつくり方」でした♡
そして先日お伝えしたように、久しぶりに
画面にイラストが登場。
いつも火・土曜放送ですが、23日16時半から
以前に放送した「美文字」の回が再放送されます〜♪
という予告コーナーでした。
そして明日の放送直前にも、いとうあさこさんと
だいすけお兄さんがスケッチブックを持って
「これから始まるよ〜」と登場するそうなので
ぜひ見てね♡
http://www4.nhk.or.jp/suiensaa/
2018.12.23 Sunday
すイエんサー、美文字の書き方、放送中♡
今日はだいすけお兄さんが持ってくれた(°▽°)
美文字マスターしたら、これで年賀状もバッチリ!?
2018.12.20 Thursday
函館から荷物が届いて、シャケご飯イクラ乗せ。
北海道のタラコ入りポテト団子、カボチャ
シシャモ、と北尽くし。至福♡
2018.12.21 Friday
今までの自分はなんてクソ真面目で健気だったのだろう、と最近つくづく感じるー。
来年はひとつステージも上がるし、もう少し気楽に、自由に生きてみようっと。
それでもきっと、何とかなるさ。いやきっと、むしろ今よりもっと良くなるような気しかしない(笑)
2018.12.23 Sunday
85歳を迎えられた天皇陛下の平成最後、天皇としても最後の誕生日会見を見て、日本中が涙したに違いない。
平成の時代に入り、戦後50年、60年、70年の節目の年を迎えました。先の大戦で多くの人命が失われ、また、我が国の戦後の平和と繁栄が、このような多くの犠牲と国民のたゆみない努力によって築かれたものであることを忘れず、戦後生まれの人々にもこのことを正しく伝えていくことが大切であると思ってきました。平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています。
これは本当に本音だろう。父である昭和天皇は、戦争を止められなかったことを生涯苦しまれたのではないだろうか。
同じ立場になった時に、自分に何ができるのか、恐らく自問自答しながら過ごされたこともあったのだろう。
これからの日本がどうなって行くか、誰にもわからないけれど、もしかすると次の天皇は、苦しい立場に立たされることも
多いのではなかろうか。
それにしても、権力は持たされないのに、自由はなく、国民の規範となることは求められる。天皇とはなんと辛い立場か。
そしてそれ以上に苦しいお立場だったのは、民間初の皇后となられた美智子様だろう。
明年4月に結婚60年を迎えます。結婚以来皇后は、常に私と歩みを共にし、私の考えを理解し、私の立場と務めを支えてきてくれました。
また、昭和天皇を始め私とつながる人々を大切にし、愛情深く3人の子供を育てました。振り返れば、私は成年皇族として人生の旅を歩み始めて程なく、現在の皇后と出会い、深い信頼の下、同伴を求め、爾来この伴侶と共に、これまでの旅を続けてきました。
天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに、自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労いたく思います。
ここで陛下は涙ぐまれて声を震わせておられるのがわかり、胸がじーんとした。
いつも寄り添われておられるお二人のご様子は、私たちを温かな気持ちにさせてきたけれど
それは当のお二人にとっては、時に目に見えない大きなものとの戦いでもあったのだろう。
美智子様という素晴らしい皇后なくして、平成天皇の平和な治世は無かったかもしれない。
天皇皇后両陛下が出御する一般参賀は午前10時20分、11時、11時40分に開催されたけど
知人(元M社営業のN女史)が朝9時に到着して、ギリギリ最終の11時40分の回に間にあったそうで。
9時半到着だったらは入れなかっただろうと。初回は始発到着でようやく入れたそう。
歴史に残る一日だったのだなー。
12/8(土)〜12/9(日)上段8枚は、東京から名古屋での会までの週末。夢の様に楽しい2日間でした。
12/10(月)〜12/12(水)その反動か、ちょっと落ち込み気味な数日。オットがご飯作ってくれておりました。感謝。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
「私のお気に入り展」クロージングパーティー。
2018.12.08 Saturday
もう一週間経つのですねぇ。
一週間前12月8日(土)は、ランドリーグラフィックスさんでの展示のクロージングパーティーで
表参道での野宮真貴さんのライブでした。ライブの様子は、二人のプロカメラマンが撮影し、宮田もその一人。
まだ事務所のチェックが終わっていないので、ライブの様子は載せられませんが、前座・三度飯ジャズトリオの
ベースの早田和音さんが、野宮さんのCDを購入して記念撮影されたお写真をお借りしました。
私は一番最初に受付を担当したのですが、もうすごい人!会場前から待ってる人もいたそうで。
私とツーショットで写っているのは、今回ではなく、春の展示で組んでポスターを作った小口さん。
小口さんとは会期中にすれ違いで会えなかったので、今回お会いできて、うれしかったです。
他のデザイナーさんからも、たくさんおほめいただき、全部ここに書き記したいくらいうれしい夜でした。
憧れのイラストレーターさんから「お名前もイラストも知ってますよ」と言っていただき、ただただ感激♡
昨年からこの春にかけて装画塾でご一緒した宮川さんと話し込むうちにライブが始まり
お隣の青い帽子の女性は、なんと帽子作家さんで、共通の友人もいることが分かって、うれしい偶然。
左下の写真に小さく宮田が写りこんでいます。今回彼は、イスを死守して頑張っておりました。
何だか夢の様な一日で、もうクリスマスやお正月が終わったかのような、今は祭りの後の静けさ、という感じです。
今年は5回のグループ展と個展をして、なんだかすごく忙しい一年でしたが、いつもより展示の後悔が少なく
満足いくものができて良かったなと思います。
ちょっと息切れ感があり、来年は減らそうと思っていたのですが、この日があまりに楽しくて
また来年も頑張ろうと思えました。本当にみなさま、ありがとうございました。
2018.12.12 Wednesday
FBによると、2018年の私のハイライトはこんな感じだったようだ。しかし、一ヶ月に渡って行った個展や
心血注いで頑張った装画塾関連が全く出てこなくて、ランドリーさんのアイドルポスター展が二枚も!
FBって勝手にアルゴリズムなんて作って、本人の本当の意志じゃなくて、いいねの数とか相手が見てる数とかいろいろ
本当の「想い出」とは違った要素が入ってきちゃうんだと思うの。
そんなわけで、できる範囲で修正してみたわたしの想い出。編集も出来るんだけど、選べる写真にも限度があって
私なんかイラストばっかりで写真が出てこない(笑)
宮田の方には私のロフトでのライブペイントが出てきて、そっちのほうがいいのに〜〜なんて言いながら。。。
サヴィニャック展もよかったけど、せっかく載せるならTuperaTupera展の方が良かったなぁ。
2018年12月11日 17時18分 GIGAZINE
「AIが長文を3行ぐらいにギュッとまとめてくれるエンジン「IMAKITA」を使ってみた」
https://gigazine.net/news/20181211-imakita/長文を3行ぐらいで纏めてくれるエンジン IMAKITAを作ってみました - コンピュータ将棋 Qhapaq
http://qhapaq.hatenablog.com/entry/2018/12/09/234447
2018.12.13 Thursday
「ある男」(平野 啓一郎)
http://hiyoko.tv/journal_2/log/book/eid313.html
先月の終わりから、今月にかけて「ある小説」にはまっていた。それが「ある男」(平野 啓一郎)である。平野氏曰く「読み出すと止まらない小説」ではなく「いつまでも読む終わることなく、その世界に浸っていたい小説」を目指しているとあるけれど、本作においては、少なくとも私には成功していると言える。最後の部分、何度も読み返して、何度も泣き、そのまま、この世界と自分の世界の境界が曖昧になりそうだった。
平野氏の「人の描き方」のこの丁寧さは何だろう。あまりに巧みで、まるでその場にその人がいるかのようなのに、技巧に走る訳ではなく、あくまでも真摯にどこまでも文学的に格調高く正統派なのだ。実は主人公にはあまり共感しなかったのだけど、どんな恵まれているように見える人にも、そのバックヤードには、何かしらあるモノだという例えには、ちょうどよい人物なのだと思った。背景に何かある人(主人公)、家庭に問題がある人(T)、自分の預かり知らぬところで不幸を背負わされている人(X)、この3人が主に登場し、主人公とXには妻が、Tには元恋人がいて、主人公はそのそれぞれの女性ともかかわりを持つ。幸せって何だろう。
人はいつだって過去との比較で生きている。
その半生を理不尽な不幸で踏みにじられた男が、とある方法で人生をやり直す。その結果、彼は唯一無二の極上の幸せを手に入れる。ただ妻が居て子供が居て、そんなありきたりな、他の人にとっては「退屈」と言えるかもしれないその生活が、彼にとってはどれほど素晴らしいものだったか。
田舎の小さな会社で、実直に真面目に働いて、その地域に少しずつ溶け込んで行ったこと。
彼自身はそれまでと同じようにしてきたのに、ようやく静かな生活を手に入れられた、そんな些細なことが、彼にとってはどれほどかけがえないことだったか。
慎ましく慎ましく生きて幸せを手に入れたその姿が、身近な人と重なって、胸を打たれた。名作だと思う。久しぶりに読んで良かったと思える作品に出会えた。
Number of Summary Sentence : 5
Result
Summary of the Document
先月の終わりから、今月にかけて「ある小説」にはまっていた。
実は主人公にはあまり共感しなかったのだけど、どんな恵まれているように見える人にも、そのバックヤードには、何かしらあるモノだという例えには、ちょうどよい人物なのだと思った。
幸せって何だろう。
人はいつだって過去との比較で生きている。
慎ましく慎ましく生きて幸せを手に入れたその姿が、身近な人と重なって、胸を打たれた。
Buzzword
人 ・ 主人公 ・ 手 ・ 幸せ ・ 世界 ・ 小説 ・ 妻 ・ X ・ 不幸 ・ 自分 ・ 何度
Number of Summary Sentence : 10
Result
Summary of the Document
先月の終わりから、今月にかけて「ある小説」にはまっていた。
平野氏の「人の描き方」のこの丁寧さは何だろう。
あまりに巧みで、まるでその場にその人がいるかのようなのに、技巧に走る訳ではなく、あくまでも真摯にどこまでも文学的に格調高く正統派なのだ。
実は主人公にはあまり共感しなかったのだけど、どんな恵まれているように見える人にも、そのバックヤードには、何かしらあるモノだという例えには、ちょうどよい人物なのだと思った。
背景に何かある人(主人公)、家庭に問題がある人(T)、自分の預かり知らぬところで不幸を背負わされている人(X)、この3人が主に登場し、主人公とXには妻が、Tには元恋人がいて、主人公はそのそれぞれの女性ともかかわりを持つ。
幸せって何だろう。
人はいつだって過去との比較で生きている。
その結果、彼は唯一無二の極上の幸せを手に入れる。
ただ妻が居て子供が居て、そんなありきたりな、他の人にとっては「退屈」と言えるかもしれないその生活が、彼にとってはどれほど素晴らしいものだったか。
慎ましく慎ましく生きて幸せを手に入れたその姿が、身近な人と重なって、胸を打たれた。
Buzzword
人 ・ 主人公 ・ 手 ・ 幸せ ・ 世界 ・ 小説 ・ 妻 ・ X ・ 不幸 ・ 自分 ・ 何度
2018.12.15 Saturday
我々のようにプリンタを酷使する職業のフリーランスにとっては、プリンタのインクの高さって、ホント頭痛い問題だったんだけど、ついに出たエコタンク。
エコタンクインクって具体的にどれくらい安いのかと思ったら、インク代90%カットだって!んでもまだ買って2年のプリンタの場合、どうなんだろう?
お客様の声に応えてっていうけど、絶対ちゃう。これだけ性能のいい純正以外のインクが普通に出回るようになって、純正インクが売れなくなり、インクで儲けるというビジネスモデルが成り立たなくなっただけなんだよね。
そして、最近では紙のポートフォリオを送ることが減り(PDFでOKということが多い)、印刷することも減ってきたので、冷静に考えると、今のままでええんちゃう?ということで落ち着いた。遅いよ!(笑)
12/2(日)〜12/7(金)
12月初めのちょうど一週間。せっせとご飯作っておりましたが、最後に爆弾落とされて、しばらく落ち込むことに。
んでも、毎日いろいろあって、落ち込みも一週間も続かないことに、ホッとする。
いろんなことは、なるようにしかなりません。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
今年の締め・ほぼ忘年会なNSK。
2018.12.09 Sunday
日曜夜のNSK(名古屋の本に関わる人の会)はやっぱり楽しかった♡
上段右端の作家のN先生(お会いするのは2度目)が、羽生結弦にしか見えない!!
よく言われるそうで、特にオリンピック後は顕著だそう。確かに、前にお会いした時には気づかなかったわ。んでも間違えられはしないのは、N先生、なんと慎重188センチなのだ。身長164センチの私と並んでもこの通り。
今回文庫交換会があり、私は宮田が大ファンな芦辺先生の御本をゲットし、宮田の名前を入れていただいて記念撮影。私が当たったのに!!なんていい嫁!
(以前にも義父の好きな吉田類さんや宮田の好きなスージー甘金さんなどと、いろんな場所で出会っては、宮田家に貢献している私)
顔出しNGなO先生とカリスマ書店員Hさんとの貴重な3ショット。
二次会では帽子のキュートなO先生とご一緒できて、楽しかった!
東京時代からのお友達で大先輩の田中ひろみさんとも久々に再会。
さりげなく写り込んだ数字のカードは、今回厳正なくじ引きなのに
なぜか隣同士だった私たち夫婦。。。
それと、サラダに厚揚げって斬新!!な写真。
幹事の皆様、本当にお疲れ様でした!
お会いできたみなさま、ありがとうございました♡
こちらは、先日の
ランドリーグラフィックスさんでのポスター展に
出展したイラスト。右がデザイナーさんがデザインしたポスターで、左が私のオリジナル。
この冊子をNSKで作家さんに見せてたら、やたら右のオリジナルが好評で、「これが本の表紙でも全然おかしくない」「このイラストから話書けって言われたら書ける〜」などなど数名から言っていただき、う、うれしい!!「名古屋テレビ塔物語」なんていうアンソロジーとか、企画立たないかしらん。
ポスターは、最後まで迷って、このメリーゴーランドの写真の方が好きだから、という理由でこちらに決めました。
小さな古いメリーゴーランドが、すごく素敵に見えて、私が言うのも何だけど、プロが撮るってすごい!と
改めて思ったのでした。ちなみに私の写真は
コチラ。
そして、雪の結晶を散らした途端、全く違ったものになり、デザイナーさんってすごい!とも思いました。
ポスターとしては、動きのあるコチラで正解だったと思います。
そんなわけで楽しい制作でした。(デザイン:宮坂佳枝、写真:宮田雄平)
どーでもいいけど、宮坂さんと宮田2人で野宮さんをテーマに作るという、「宮づくし」でしたw
前日の野宮真貴さんのシークレットライブの
コーフン覚めやらぬ中、今日は浅草へ。
私のひよこキャラのお醤油が置いてあるという
「まるごとにっぽん」に行き、夜は名古屋で書店さんの会に
出るため、早めに帰路に着きました。
今回お会いできた皆さま、本当にありがとうございました!
楽しい時間に感謝です。
醤油を見つけてホッとして、フラフラお店を見ていたら
法被着たお店の人に、宮田が首から下げてるカメラを見て
話しかけられて、それ自体はよくあることなのだけど
なんと、その方は映像関係の仕事をされてて
奥様はエージェントだそうで、なぜか名刺交換することに。
やっぱ東京ってミラクルだわ。
11/30(金)〜12/1(土)
ぶり大根にハンバーグ。けっこうマメに作っとりますな、ワタクシ。
丸亀は、半額だったので、初めて釜揚げうどん食べた。つけ麺ぽくてよいよい。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
いろいろ軌道修正。
2018.12.08 Saturday
週末は、千駄ヶ谷のランドリーグラフィックスギャラリーさんの展示の
クロージングで、今回の展示のテーマ・元ピチカートファイブの
野宮真貴さんの関係者のみのライブのために上京。
野宮さんのライブは宮田が撮影を担当したのですが、野宮さん側の
チェックが入るため、まだこちらには上げられないのですが。。。。
まー大コーフンで、前日は二人ともほとんど眠れず。。。
新幹線で睡眠を取ろうと、取り出したのは。。。。な写真。
お友達のイラストレーター・キクイケ ナオコさんの
じーさん&ひよこさんアイマスクをお供に、新幹線で東へ。
このキュートなアイマスクやいろんなグッズはナオコさんの
「じーさんの店」で買えます♡
https://naopstores.com/
毎年のことを思うと
11〜12月は精神的に落ち込むことの多い月だ。
11月の前半と後半では、落ち込む理由が違っていて
20日頃までは、あることにあきらめを決めつつ
別のある部分には前向きに行こうと決めていたのだが
そこで、なかなかに衝撃的な出来事があり
ある案件の軌道修正をせざるを得なくなった。
実はこれ昨年、私の方から一旦手を離してしまった案件で
夏に再開し、満を持してイイ感じに進めそうなときには
。。。。という感じ。
だからと言って、昨年一度手放したことに後悔はない。
それがあったからこそ、その件の本質が見えたのだから。
12月は、
昨年は急に蕁麻疹が出たりして、ホント驚いた。
こんなんだったのね!ギャー!!
んでも、去年は今年に比べると毎日楽しくて
そんなにストレスがたまっていたとは思えないんだけどね。
ストレスなら、一昨年(2016年)のほうがすごかったはず。
仕事が忙しすぎて、体調おかしかったし。
一見何の問題もなさそうでも、実は心には負荷がかかっているものなのかもしれない。
2018.12.07 Friday
大好きなイラストレーターであり
恩師でもある原田治さんのイラストの段ボール、いいなぁ。。。
次の引越しは絶対ここだ!
引っ越す予定もないし、今住んでる場所はすごく気に入ってるけど
それでも、全てをリセットして遠くへ行きたくなる。
前日にかなりショックな出来事があったのだけど
結局問題は、自分の中の不安を払しょくできなかったこと
これに尽きると思う。
不安ってのはホントやっかいなシロモノだ。
不安が猜疑心になり、諸々を破壊していく。
でも結局、お互いに不安を感じるような相手とは、相性が悪いということなのだろう。
そして、不安を感じる時点で、自分には手に負えない事なのだろう。
11/27(火)〜11/29(木)
いろいろ悩みつつ、ご飯の支度だけは手を抜かない私。りんごばっか食べてるね。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
秋から冬へのはずだけど、めちゃくちゃ温かい。
紅葉が見たいね、という話になり、何か所かの候補の中から選んだ場所は
結局自宅から一番近く。でもこれが正解。
ほとんど人もいなくて、ただ鳥の声だけがして、癒された。。。
(クリックすると動画が再生されます≪音声注意≫)
2018.12.04 Tuesday
品川と田町の間の駅名が決まり
公募は圧倒的1位が「高輪」で、第2位は「芝浦」、第3位は「芝浜」。
JR東日本によると「高輪ゲートウェイ」は36人が応募し、130位だそうで
公募の意味ないじゃん、という声が高まっている。
→こんなTweetが話題になり、爆笑。
そしてそんな12/4、観測史上の12月の気温を更新したそう。
しかし、週末は寒くなるのね。東京も寒いのかなー。
暑すぎる12月の夏日、気象庁「暖冬傾向続く」日本列島の南から暖気が流れ込んだ影響で、全国各地は4日、季節はずれの暖かさとなった。43都道府県337地点で12月の過去最高気温を更新し、東京や福岡、徳島など66地点で25度以上の夏日になった。
気象庁によると、4日の最高気温は各地で、平年より10度前後上昇。沖縄県宮古島市29・8度、福岡市26・4度、大阪府八尾市で26・1度を観測するなど、各地で汗ばむ陽気となった。東京都練馬区でも25・0度を観測し、関東の島部以外では14年ぶりとなる12月の夏日となった。
平年を10〜15度上回る暖気が、九州から北海道の上空1500メートル付近を広く覆ったことが気温上昇の要因で、気象庁は「暖冬傾向は来春まで続くだろう」としている。
一方、今週末から来週にかけては一時的に冬型の気圧配置となり、全国的に冷え込む見通しという。
2018年12月04日 23時03分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
2018.12.03 Monday
私の普段のラフ(確認用の下絵)はとってもラフなので定評(?)がある。
以前にあるイラストレーターさんから、本番と間違えてラフが誌面に掲載されてしまったという話を聞いて
信じられない想いだったのだが、ラフの段階でがっつり色を入れて細かく仕上げる人もいるのだと知る。
最近の仕事で「最初の依頼なので、ラフ段階で簡単に着色したものを見せて欲しい」と言われ
ラフにデジタルでざっくり色を入れて、レイアウトにあてがってみると、意外と良くて
「これ、間違えて載るかもしれん」と思ったし、このラフ以上の本番が描けるのか、逆に心配になってきた。。。
#イラストレーターの仕事
11/24(土)〜11/27(火)
久しぶりに吉井和哉beautifulの世界。
♪公園で散歩もいいじゃないか 簡単な格好でいいじゃないか
コンビニの菓子パンでいいじゃないか
永遠の太陽で照らされた きみの横顔がbeautiful
それ以外は真面目に作りました。ワタリガニパスタ第二弾はやっぱ最高♡
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
久々画面に登場。
ほぼ一か月前に、地元愛知県春日井市での公開収録にお邪魔した
「すイエんサーin愛知」がいよいよ来週4日火曜日に放送。客席との記念撮影の写真では、私たち夫婦もどこかに写りこんでおります♡
また、今年度から演出の変更で画面には登場しなくなっていた私のイラストが、久しぶりにテレビ画面に登場します!
12月23日(日)16:30〜イレギュラーな日時ですイエんサーが放送されるため、冒頭にMCふたりがすイエんサーが始まるよ〜、と言っている映像がプラスされました。
その際、二人が私のスケッチブックを持っております。「美文字」(9/11放送の再放送)の回のものです。
ちなみに、12月18日(火)放送の次回予告でもスケッチブックを持った二人が登場。楽しみです♡
2018.11.22 Thursday
ゴーンとビーンは名前も似てる!こういうやり取りは平和でいいね。H先生に感謝。
2018.11.30 Friday
仕事で送られたファイルを外出時に確認したくても、ガラケー時代はjpgなどの画像ファイルしか見られなかったけど、それがスマホになり、pdfからついにはOfficeまで見られるようになり、便利だわーと感動したものでした。しかし、たったひとつ、zipファイルだけはお手上げだったのが、ついについに、zipまで見られるように♡
下の方の「内容をプレビュー」をクリックすると、中身が見られるのですわよ。拡大も出来るんですよ、ちょっとすごいよこれは!もはや無敵ですな。フリーランス、ノマドワーカー万歳。
2018.11.29 Thursday
♪チビタのおでん チビタのおでん チビタのおでんはサークルK!も明日で終わり。
たかがコンビニされどコンビニ。地場のお店が無くなるのは寂しいなぁ。
11/22(木)〜11/24(土)カレー曜日まっ最中。
普通カレーからスクランブルエッグ、目玉のせ、トンカツ(初・熟成豚肉)、そして〆はカレーうどん。
なぜかイベントでもカレーを振舞われる。さすがお店の味!
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
雑記。11/21〜24あたり。世間はさつき氏の写真問題からゴーン逮捕へ。
しばらく日記を書いていなかったので、結構色々たまっている。
しかし最近、いろいろあってFBも書いていないので
このままいくとホント何してたかわかんなくなるので
やっぱメモ代わりにFBはつけとけ!と思う。
2018.11.24 Saturday
三ツ川マルシェ。宮田センセが撮影班として、活躍!
ですが、何故か休憩中だけ撮り、あとは自分の買い物に夢中で
撮影する姿撮り損ねたヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
カレーもコーヒーも美味しく、無農薬で新鮮な野菜と
手作りオリーブ石鹸と、それから、一目惚れしてスカート二枚
買っちゃったけど、それはナイショ。ふふふ。
2018.11.23 Friday
【奈良少年刑務所・改装前最後の一般公開】
重要文化財指定されている奈良少年刑務所は、レンガ造りの重厚な建物で、
監獄ホテルとして生まれ変わることになり
刑務所の形のままの姿を見られるのは、この週末が最後だそうです。
この三連休、よろしければ、足を運んでみて下さい♡
(私は行けず残念です)
先日宮田の写真を展示していただいた「名古屋都市センター」の冊子に
宮田が行った夏のジオラマワークショップの様子が掲載されましたが
その隣に、奈良少年刑務所が舞台となった「写真集 美しい刑務所」
(寮美千子/上條道夫・西日本出版社)が紹介されていて、
うれしくなりました。
著者であり作家の寮美千子さんは、詩の創作を通じて受刑者と交流する活動をされています。
写真撮影は宮田も尊敬する森山大道氏に師事された上條道夫さん。
2018.11.24 Saturday
ペンネームを使って生きていると特に、本名の自分との間に乖離を感じるものだ。
本当の自分は地味で、非社交的で、ネガティブで、人から興味なんて持たれない、つまんないやつだって思う。
しかし、最近、イラストの仕事のことを何も知らない人から「すごくオシャレですよね。
ファッション関係のお仕事されてるんですか?」と尋ねられた。
帽子もかぶらず、すごく地味にしてたんだけど!久々にうれしかった(単純)。
そういえば、東京にいた頃はもっと尖がったファッションだったせいか、帽子の学校で「芸能人ですか?」と
聞かれたことがあって、それは驚いた。
「芸能人?芸人の間違いじゃなくて?」と思わずツッコミを入れたけど、今でも覚えてるんだから、うれしかったのねー。
にゃはは。
(しかし、よくよく考えると、「芸能人ですか?」と聞かれる時点で「売れてない」ってことだよね、という自己ツッコミも入れてみたり。)
2018.11.21 Wednesday
ひとりで電車に乗ると大抵本を読むのだけど、思わず車内にどれくらい本を読んでる人がいるか、見まわしてしまう。
今日は隣に座ったおじいさまも読書中。その隣の少年は残念ながらゲームに夢中、
だけどそのまた隣の少年は活字の本を読んでる!向かいで読書する人もおじいさま。
車内で本を読むのは、おじいかおばば(私)か小学生だけ。頑張れ、少年よ、20代になっても本を読み続けておくれ。
11/18(日)〜11/22(木)
あとで振り帰ってみると、この辺りから、なんか疲れが取れなくなって
少し前みたいに食事の支度を頑張れなくなってきていた。
ちょっとイロイロと重なって、ストレスがたまっていたのだと思う。
本文にもあるけど、そのほとんどは、今では解決済み。
最後の方は夫のつくったカレーで、しばらくカレー週間が続く。
ふと気づくと、こんなことを鍵付きでつぶやいている自分が居た。もう今はこんな風に思わないけどね。
「最近、周り中に気を遣いまくりながら行きているような気がして、いろいろめんどくさくなって冬眠したくなる。
自分が20代ならこんなこと感じないんだろうけど、この歳になっても社会的なヒエラルキーの最下層にいて
よほどの逆転ホームランを打たない限り、それは打開できそうにないと思うと、山で穴掘りたくなるのだ。」
「当たり前のことを言うという当たり前のことをすると関係性が悪くなるというのか当たり前
という面倒な出来事が山盛りで疲れた。冬眠したい。」
ああしかし、いいかも冬眠。起きる頃には痩せていそうだし(そっちか!)。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ
『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
続きを読む>>
1/1