もう一週間経つのですねぇ。
一週間前12月8日(土)は、ランドリーグラフィックスさんでの展示のクロージングパーティーで
表参道での野宮真貴さんのライブでした。ライブの様子は、二人のプロカメラマンが撮影し、宮田もその一人。
まだ事務所のチェックが終わっていないので、ライブの様子は載せられませんが、前座・三度飯ジャズトリオの
ベースの早田和音さんが、野宮さんのCDを購入して記念撮影されたお写真をお借りしました。
私は一番最初に受付を担当したのですが、もうすごい人!会場前から待ってる人もいたそうで。
私とツーショットで写っているのは、今回ではなく、春の展示で組んでポスターを作った小口さん。
小口さんとは会期中にすれ違いで会えなかったので、今回お会いできて、うれしかったです。
他のデザイナーさんからも、たくさんおほめいただき、全部ここに書き記したいくらいうれしい夜でした。
憧れのイラストレーターさんから「お名前もイラストも知ってますよ」と言っていただき、ただただ感激♡
昨年からこの春にかけて装画塾でご一緒した宮川さんと話し込むうちにライブが始まり
お隣の青い帽子の女性は、なんと帽子作家さんで、共通の友人もいることが分かって、うれしい偶然。
左下の写真に小さく宮田が写りこんでいます。今回彼は、イスを死守して頑張っておりました。
何だか夢の様な一日で、もうクリスマスやお正月が終わったかのような、今は祭りの後の静けさ、という感じです。
今年は5回のグループ展と個展をして、なんだかすごく忙しい一年でしたが、いつもより展示の後悔が少なく
満足いくものができて良かったなと思います。
ちょっと息切れ感があり、来年は減らそうと思っていたのですが、この日があまりに楽しくて
また来年も頑張ろうと思えました。本当にみなさま、ありがとうございました。
2018.12.12 Wednesday
FBによると、2018年の私のハイライトはこんな感じだったようだ。しかし、一ヶ月に渡って行った個展や
心血注いで頑張った装画塾関連が全く出てこなくて、ランドリーさんのアイドルポスター展が二枚も!
FBって勝手にアルゴリズムなんて作って、本人の本当の意志じゃなくて、いいねの数とか相手が見てる数とかいろいろ
本当の「想い出」とは違った要素が入ってきちゃうんだと思うの。
そんなわけで、できる範囲で修正してみたわたしの想い出。編集も出来るんだけど、選べる写真にも限度があって
私なんかイラストばっかりで写真が出てこない(笑)
宮田の方には私のロフトでのライブペイントが出てきて、そっちのほうがいいのに〜〜なんて言いながら。。。
サヴィニャック展もよかったけど、せっかく載せるならTuperaTupera展の方が良かったなぁ。
2018年12月11日 17時18分 GIGAZINE
「AIが長文を3行ぐらいにギュッとまとめてくれるエンジン「IMAKITA」を使ってみた」
https://gigazine.net/news/20181211-imakita/
長文を3行ぐらいで纏めてくれるエンジン IMAKITAを作ってみました - コンピュータ将棋 QhapaqNumber of Summary Sentence : 5
http://qhapaq.hatenablog.com/entry/2018/12/09/234447
2018.12.13 Thursday
「ある男」(平野 啓一郎)
http://hiyoko.tv/journal_2/log/book/eid313.html
先月の終わりから、今月にかけて「ある小説」にはまっていた。それが「ある男」(平野 啓一郎)である。平野氏曰く「読み出すと止まらない小説」ではなく「いつまでも読む終わることなく、その世界に浸っていたい小説」を目指しているとあるけれど、本作においては、少なくとも私には成功していると言える。最後の部分、何度も読み返して、何度も泣き、そのまま、この世界と自分の世界の境界が曖昧になりそうだった。
平野氏の「人の描き方」のこの丁寧さは何だろう。あまりに巧みで、まるでその場にその人がいるかのようなのに、技巧に走る訳ではなく、あくまでも真摯にどこまでも文学的に格調高く正統派なのだ。実は主人公にはあまり共感しなかったのだけど、どんな恵まれているように見える人にも、そのバックヤードには、何かしらあるモノだという例えには、ちょうどよい人物なのだと思った。背景に何かある人(主人公)、家庭に問題がある人(T)、自分の預かり知らぬところで不幸を背負わされている人(X)、この3人が主に登場し、主人公とXには妻が、Tには元恋人がいて、主人公はそのそれぞれの女性ともかかわりを持つ。幸せって何だろう。
人はいつだって過去との比較で生きている。
その半生を理不尽な不幸で踏みにじられた男が、とある方法で人生をやり直す。その結果、彼は唯一無二の極上の幸せを手に入れる。ただ妻が居て子供が居て、そんなありきたりな、他の人にとっては「退屈」と言えるかもしれないその生活が、彼にとってはどれほど素晴らしいものだったか。
田舎の小さな会社で、実直に真面目に働いて、その地域に少しずつ溶け込んで行ったこと。
彼自身はそれまでと同じようにしてきたのに、ようやく静かな生活を手に入れられた、そんな些細なことが、彼にとってはどれほどかけがえないことだったか。
慎ましく慎ましく生きて幸せを手に入れたその姿が、身近な人と重なって、胸を打たれた。名作だと思う。久しぶりに読んで良かったと思える作品に出会えた。
ResultNumber of Summary Sentence : 10
Summary of the Document
先月の終わりから、今月にかけて「ある小説」にはまっていた。
実は主人公にはあまり共感しなかったのだけど、どんな恵まれているように見える人にも、そのバックヤードには、何かしらあるモノだという例えには、ちょうどよい人物なのだと思った。
幸せって何だろう。
人はいつだって過去との比較で生きている。
慎ましく慎ましく生きて幸せを手に入れたその姿が、身近な人と重なって、胸を打たれた。
Buzzword
人 ・ 主人公 ・ 手 ・ 幸せ ・ 世界 ・ 小説 ・ 妻 ・ X ・ 不幸 ・ 自分 ・ 何度
Result
Summary of the Document
先月の終わりから、今月にかけて「ある小説」にはまっていた。
平野氏の「人の描き方」のこの丁寧さは何だろう。
あまりに巧みで、まるでその場にその人がいるかのようなのに、技巧に走る訳ではなく、あくまでも真摯にどこまでも文学的に格調高く正統派なのだ。
実は主人公にはあまり共感しなかったのだけど、どんな恵まれているように見える人にも、そのバックヤードには、何かしらあるモノだという例えには、ちょうどよい人物なのだと思った。
背景に何かある人(主人公)、家庭に問題がある人(T)、自分の預かり知らぬところで不幸を背負わされている人(X)、この3人が主に登場し、主人公とXには妻が、Tには元恋人がいて、主人公はそのそれぞれの女性ともかかわりを持つ。
幸せって何だろう。
人はいつだって過去との比較で生きている。
その結果、彼は唯一無二の極上の幸せを手に入れる。
ただ妻が居て子供が居て、そんなありきたりな、他の人にとっては「退屈」と言えるかもしれないその生活が、彼にとってはどれほど素晴らしいものだったか。
慎ましく慎ましく生きて幸せを手に入れたその姿が、身近な人と重なって、胸を打たれた。
Buzzword
人 ・ 主人公 ・ 手 ・ 幸せ ・ 世界 ・ 小説 ・ 妻 ・ X ・ 不幸 ・ 自分 ・ 何度
2018.12.15 Saturday
我々のようにプリンタを酷使する職業のフリーランスにとっては、プリンタのインクの高さって、ホント頭痛い問題だったんだけど、ついに出たエコタンク。
エコタンクインクって具体的にどれくらい安いのかと思ったら、インク代90%カットだって!んでもまだ買って2年のプリンタの場合、どうなんだろう?
お客様の声に応えてっていうけど、絶対ちゃう。これだけ性能のいい純正以外のインクが普通に出回るようになって、純正インクが売れなくなり、インクで儲けるというビジネスモデルが成り立たなくなっただけなんだよね。
そして、最近では紙のポートフォリオを送ることが減り(PDFでOKということが多い)、印刷することも減ってきたので、冷静に考えると、今のままでええんちゃう?ということで落ち着いた。遅いよ!(笑)
12/2(日)〜12/7(金)
12月初めのちょうど一週間。せっせとご飯作っておりましたが、最後に爆弾落とされて、しばらく落ち込むことに。
んでも、毎日いろいろあって、落ち込みも一週間も続かないことに、ホッとする。
いろんなことは、なるようにしかなりません。
2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。
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『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。
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読書メーター
◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■
◆東京◆
六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展 カタストロフと美術のちから展
2018.10.6(土)〜 2019.1.20(日)会期中無休 森美術館
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/catastrophe/
(仮)集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり 展
9月29日(土)〜12月24日(月・祝)弥生美術館
アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代
10月10日(水)〜12月24日(月・祝)東京国立近代美術館
ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ(役に立たない機械をつくった男)
2018年11月17日(土)〜2019年1月27日(土) 世田谷美術館
クマのプーさん展
2019年2月9日(土)〜4月14日(日) Bunkamura ザ・ミュージアム
2019年4月27日(土)〜6月30日(日)あべのハルカス美術館
https://wp2019.jp/
◆名古屋◆
日本・スウェーデン外交樹立150周年記念
長くつ下のピッピの世界展 〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜
2019年4月27日(土)〜6月16日(日)松坂屋美術館
クリムト展 ウィーンと日本1900
2019年7月23日(火)〜10月14日(月・祝)豊田市美術館
https://klimt2019.jp/
ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館
サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/
◆大阪◆
生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
2018年11月16日(金)〜12月25日(火)美術館「えき」KYOTO
荒木飛呂彦原画展 JOJO ―冒険の波紋―
2018年11月25日(日)〜2019年1月14日(月)大阪文化館・天保山(海遊館となり)
http://jojoex-2018.com/
MOE40th Anniversary 島田ゆか・酒井駒子・ヒグチユウコ・ヨシタケシンスケ・なかやみわ5人展
2018年12月19日(水)〜2019年1月7日(月)[予定]阪急うめだ本店
不思議の国のアリス展
2019年3月16日(土)〜5月26日(日)兵庫県立美術館
http://www.alice2019-20.jp/
名古屋は6番目に巡回予定。