最近、数年ぶりに「古巣」の様な場所に顔を出すことが増えて
冷たくあしらわれるかと思いきや、どこでも歓待していただけて
ホッとしております。5年ぶりくらいに顔を出すと、メンバーも
変わっていたりして、どこも変化していますね。
それでも変わらない人も物もアリ、こうして繋がって行けるのは
縁があるということなんだろうなぁ。。。何はともあれ
今後古巣での活動の成果もお見せできると思います。
バラ園にて。「フリージア」という品種名の「黄色いバラ」。
紛らわしいよっ!
宮田雄平撮影。
2018.04.29 Sunday
目黒区美術館へフジタの本のお仕事を見に行ってきました。
素晴らしかったです。
4年ほど前に見た武井武雄展での限定の書籍たち。
ため息の出るような美しい贅を凝らしたものでしたが
それがあのフジタの本だなんて!
フジタの本の挿絵なんで、すごく実践的にためになる感じだし
特装本の美しさは、本好きにはたまらんし。
ネコはカワイイし!眼福だわ。
そして、こんなにたくさんの大作を描いていた合間に
本当にたくさんの「絵手紙」を残していたこと!
恋多き人は筆まめなのですね。
フジタは数回結婚しましたが、その度に本当に妻を愛していたんだなぁ。
それがすごく伝わってきました。
絵描きにとって、よき展覧会とは「絵を描きたくなる展覧会」
この展覧会も、焦燥感を湯載らせるものではあり。。。
描かなくちゃ!って本当に本気で思うのでした。
日々の仕事や諸々に埋没されて、なかなか本気で絵に向き合えませんが
これは言い訳でしかない。フジタはサロンなどで散々遊んでからも
帰宅して絵を描いたと言いますからね。
私は結構欲張りだと思っていますが、イラストの仕事以外のものは
結構アッサリと生活から捨て去ることができるんです。
でももっと貪欲にならなくては、なんて思いました。
次は東京都美術館かぁ。。。
なんとなく、ドル箱の奪い合いで、順番に回ってるような気がしてしまう。
それでも、まだ見ぬ人に、知っていただくにはいいチャンスと思おう。。。
でももう、東京でも何度も見たし、一昨年の名古屋でも見たし
フジタ相当好きな私でも、もうオナカイッパイ。。。。
館内のカフェでまったり。
コーヒーは250円でクッキーセットは350円。ポットで出てきたミントティーはなんと200円。安すぎる〜〜〜
お店のおばさま方もいい味出していらして、くつろげた。
目黒区美術館、いいなぁ。また来よう。
没後50年 藤田嗣治 没後50年 藤田嗣治 本のしごと ─ 文字を装う絵の世界 ─ Léonard Foujita Private on Works
目黒区美術館は、明治以降、海外で絵を学び、また活躍した日本人作家の作品収集を基本方針の一つとして、 1987(昭和62)年に開館しました。
なかでも、1913( 大正2)年に渡仏し、1920年代にはパリで「画壇の寵児」と なった藤田は、当館のコレクション形成にとって重要な作家で、開館前からその作品の収集を始め、特に戦後藤田 と交友したアメリカ人フランク・E・シャーマンの旧蔵コレクションをまとめて収蔵できたことは大きな成果で した。
そして、開館の翌年に開催した「レオナール・フジタ―絵と言葉」展は、画家・藤田が絵画制作とともに、フ ランスで手がけた「挿絵本」を網羅的に紹介した初めての試みでした。
その後、「藤田嗣治と愛書都市パリ」(2012 年、渋谷区立松濤美術館、北海道立近代美術館)、「藤田嗣治 本のしごと―日本での装幀を中心に」(2013年、千代 田区日比谷図書文化館)などが開催され、藤田の挿絵本は多くの方々に知られるようになりました。
2018(平成30)年は藤田嗣治の没後50年にあたります。これを記念し、目黒区美術館では、藤田の画業の中か ら挿絵本を中心に紹介する展覧会を再び開催いたします。
1886(明治19)年東京に生まれた藤田嗣治は、東京美術学校(現在の東京藝術大学)の西洋画科で学んだ後、 1913(大正2)年、26歳でフランスに渡ります。1919年、サロン・ドートンヌに出品した6点すべてが入選し、 1920 年代初頭に発表した乳白色の肌をもった裸婦像は、藤田独自の表現として当時のヨーロッパで高い評価を 得ました。
フランスで画家としての地位を確立した藤田は、絵画だけでなく挿絵本の仕事にも積極的に取り組む ようになります。19世紀後半から20世紀にかけて、希少性の高い挿絵本は愛書家たちの収集対象となっており、 藤田がパリに渡った当時のヨーロッパは挿絵本の興隆の時代だったのです。
1919年、藤田は初めての挿絵本『詩 数篇』(Quelques poèmes)を手がけ、1920年代には30冊以上の挿絵本がフランスで出版されました。すでに挿 絵を手がけていた他の画家たちを凌駕するこの仕事量は、当時のフランスでの藤田の人気を反映したものである と同時に、藤田自身が挿絵本の世界に魅せられていたことを物語ってもいます。
本展では、戦前のフランスで発行された藤田の挿絵本、1930年代から40年代の日本での出版に関わる仕事、 1950(昭和25)年フランスに移住した後の大型豪華本の挿絵などを中心に、藤田嗣治の「本のしごと」をふり返り ます。
また、絵画や版画といった「絵のしごと」、さらには藤田が友人に送った葉書や絵手紙、手作りのおもちゃ、 陶芸作品なども同時に展示し、藤田の幅広い創作活動を紹介いたします。
「文字を装う絵の世界」
※ 本展は、2018年1月、西宮市大谷記念美術館でスタートし、目黒区美術館、ベルナール・ビュフェ美術館、東京富士 美術館を巡回いたします。
本展では、東京国立近代美術館所蔵の藤田嗣治旧蔵本を中心に、各開催館蔵・個人蔵の挿絵 本を併せて展覧いたします。また、油彩、水彩、版画などの作品は各開催館の館蔵品を中心に構成します。
【出品数】(予定)
・書籍タイトル数(雑誌も含む)= 100タイトル
・作品(絵画・立体など) = 約40点
・書簡(葉書・手紙) = 約40点
※ 書籍の挿絵は一部額装で展示します。
※ 書籍は同タイトルの本を複数冊展示するものもあります。
【関連イベント】
●特別講演会「藤田嗣治 ―〈絵〉と〈言葉〉」
講師:矢内みどり(美術史家)
日時:4月22日(日) 14:00〜15:30 定員70名(先着・席に限りがあります)、聴講無料(ただし当日有効の本展観覧券が 必要です)
●当館学芸員によるギャラリートーク
日時:4月29日(日)14:00〜14:40 申込不要、参加無料(ただし当日有効の本展観覧券が必要です)
●大人のための美術カフェ
ご案内:当館学芸員
日時:5月12日(土)14:00〜15:00 申込不要、参加無料(ただし当日有効の本展観覧券が必要です)
「藤田嗣治 本のしごと」展の会場をまわりながら、出品物にまつわるお話や所蔵作品についてお話します。
グリーングリーンなもの、食べてますね。いい感じ!GW直前かな。
仕事もプライベートも忙しすぎて、日記が追いつかない!!
◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■
◆東京◆
PALETTECLUB特別企画 原田治のイラストレーション展
2018年4月7日(土)〜5月20日(日) パレットクラブ・スクール
http://www.osamugoods.com/news/180320.html
没後50年 藤田嗣治 本のしごと ─ 文字を装う絵の世界 ─ Léonard Foujita Private on Works
2018年4月14日(土)〜6月10日(日)目黒区美術館
http://mmat.jp/exhibition/archives/ex180414
「猫都(ニャンと)の国宝展 〜猫の都の国宝アート〜」
2018年3月29日(木) - 5月13日(日) 目黒雅叙園・東京都指定有形文化財「百段階段」
http://www.hotelgajoen-tokyo.com/event/nyanto
アール・デコ・リヴァイヴァル!鹿島茂コレクション フランス絵本の世界
2018年3月21日(水)〜6月12日(火) 東京都庭園美術館
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/180321-0612_frenchpicturebooks.html
◆名古屋◆
クエイ兄弟 ファントム・ミュージアム
2018年4月7日(土)- 2018年5月20日(日)岡崎市美術博物館
http://www.city.okazaki.lg.jp/museum/exhibition/openexhibition/p022419.html
ぼくと わたしと みんなの tupera tupera 絵本の世界展
2018年3月17日(土)〜6月10日(日) 三重県立美術館
http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/000211092.htm
驚異の超絶技巧! -明治工芸から現代アートへ-
サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
2018年6月30日(土)〜2018年9月2日(日) 三重県立美術館
スヌーピー×おもしろサイエンスアート展「SNOOPY FANTARATION」
2018年8月15日(水)〜8月27日(月) JRタカシマヤ
https://sn-fantaration.snoopy.co.jp/
◆大阪◆
ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展
2018年4月7日(土)〜5月20日(日)伊丹市立美術館
http://artmuseum-itami.jp/jp/wp-content/uploads/2018/02/2018slitami_press.pdf
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2018アソシエイテッド・プログラム
蜷川実花写真展 UTAGE 京都花街の夢 KYOTO DREAMS of KAGAI
2018.4.14 SAT 〜5.13 SUN 美術館「えき」KYOTO
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_1805.html
ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展
2018年5月18日(金)〜2018年6月3日(日) 美術館「えき」KYOTO
https://www.walkerplus.com/event/ar0726e217515/
おさるのジョージ展
2018年8月4日(土)〜9月2日(日)美術館「えき」KYOTO
生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
2018年11月16日(金)〜12月25日(火)美術館「えき」KYOTO
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