サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法

180829_savignac_1.jpg180829_savignac_5.jpg180829_savignac_2.jpg180829_savignac_3.jpg180829_savignac_4.jpg2018.08.29 Wednesday
はるばる近鉄で1時間。津までパリのエスプリを味わいに。
見応えあり過ぎで、たっぷり2時間、じーっくり堪能して来ました。
サビニャックは41歳で牛乳石鹸のポスターで認められた遅咲きの人。
(彼は自分で「自分は41歳で牝牛の乳から生まれた」と言っている)
その存在にずっと励まされて来た。

彼の「最初はアニメーションを描いていたけど、描くものがいっぱいの
アニメより、余白の多いポスターは、ものぐさな自分にピッタリ」
と答える茶目っ気がステキ♡
原画も割とアバウトで、でも独特の味わいがたまらない。
丁寧に塗ることで持ち味を出す人もいれば、彼のようにアイデアやセンス
色彩感覚やインパクトで「魅せる」人もいるということを再確認。

意外だったのは、日本の仕事も結構されていたってこと。森永チョコや
サントリーのビール、それからなんと「としまえん」のポスターまで!
「7つのプール」って日本語で入れて下さってるのがうれしい〜!!
下のパリの写真は木村伊衛平さんの作品。
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彼のポスターでいっぱいのパリはどんなに素敵だったでしょうね。
タイムスリップして行ってみたい〜♡

図録やら何やらたくさん買い込んだら、おまけにポスターをもらえて
メチャうれしい╰(*´︶`*)╯♡
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↑右下のは、工作コーナーで作ったもの。
即興で作るのは難しい!元々は肉や魚なんかもあったみたいだけど
会期最後のほうだったので、フルーツしかなくて残念。

↓顔出しパネルで遊ぶ♡右上の歯医者さんのお言葉にうなずく。
サヴィニャック展は、6月末からの展覧会ですが、今年は暑くて
涼しくなってから行こうと思ってたのに、結局すごく暑い日でした。
さすがに疲れてまったりお茶。ゆったりと優雅ないい時間でした〜。
帰りは倍時間かけて鈍行電車でコトコト。とっぷり日が暮れました。。。
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サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
【会期】2018年6月30日(土)〜9月2日(日)
【休館日】毎週月曜日(ただし7月16日は開館)、7月17日
【開館時間】9:30〜17:00(ただし、入館は16:30まで)
【観覧料】一般1,000(800)円 学生800(600)円 高校生以下無料
( )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金
【主催】三重県立美術館 読売新聞社 美術館連絡協議会
【後援】在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本/公益財団法人三重県立美術館協力会
【特別協力】パリ市
【協力】日本航空
【特別協賛】大日本印刷
【協賛】ライオン 損保ジャパン日本興亜 サントリーコミュニケーションズ株式会社
【企画協力】DNPアートコミュニケーションズ

フランスを代表するポスター作家であり日本にも多くのファンをもつレイモン・サヴィニャック(1907‐2002)のかつてない大規模個展が、この夏、三重にやって来ます。
1949年、ベルナール・ヴィルモとの二人展で発表した《牛乳石鹸モンサヴォン》のポスター原画が、モンサヴォンのオーナーの目にとまり、広告へと正式採用されました。遅まきの成功の後、1950年代から60年代にかけては、ビック、チンザノ、シトロエン、ダンロップ、ミシュラン、ティファール、プチ・バトーといった企業の広告を数多く手がけ、代表作を次々に生み出しました。
サヴィニャックのポスターは、シンプルな造形とあざやかな色彩、そしてかわいらしくユーモアあふれる表現を特徴としています。その一見素朴なポスターは、広告する製品の魅力を強くアピールするための最良のモチーフや構成が、選び抜かれてデザインされています。
本展では、その表現の秘密にせまるため、作品を年代順ではなく、「動物」、「子ども」、「働くヒト」といったモチーフや「指さすヒト」といった表現方法、「ビック」「自動車」といった製品ごとにセクションを設けて紹介します。実際に街を飾った大型ポスターや、当時のパリの景観写真、原画や資料、遺品等もあわせて200点以上におよぶ展示品により、サヴィニャックの人物と作品の魅力に迫ります。
陽気で心躍るサヴィニャックの作品は、展覧会をおとずれる人にもきっと、ポスターの魔法をかけるでしょう。

                  


8月も後半に。やや暑さが和らいだけど、気のせいだったと今はわかる。夏らしいメニューが続いております。
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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
荒木飛呂彦原画展 JOJO ―冒険の波紋―
2018年8月24日(金)〜10月1日(月)国立新美術館
http://jojoex-2018.com/

マルセル・デュシャンと日本美術
10月2日(火)〜12月9日(日)東京国立博物館

(仮)集英社デビュー50周年記念 一条ゆかり 展
9月29日(土)〜12月24日(月・祝)弥生美術館

アジアにめざめたら:アートが変わる、世界が変わる 1960-1990年代
10月10日(水)〜12月24日(月・祝)東京国立近代美術館

ブラティスラヴァ世界絵本原画展
2019年1月20日(日)〜3月3日(日)千葉市美術館

ブルーノ・ムナーリ こどもの心をもちつづけるということ(役に立たない機械をつくった男)
2018年11月17日(土)〜2019年1月27日(土) 世田谷美術館

◆名古屋◆
増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"
ルドンひらかれた夢 幻想の世紀末から現代へ
2018年7月22日(日)〜 12月2日(日)会期中無休 ポーラ美術館
http://polamuseum.or.jp/point-rhythm-world/
http://www.polamuseum.or.jp/sp/odilon_redon/

開館25周年記念 特別展 2018イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
2018年9月29日(土)〜10月28 日(日)四日市市立博物館

元永定正展 おどりだすいろんないろとかたちたち
2018年7月14日(土)〜9月30日(日)清須市はるひ美術館
http://www.museum-kiyosu.jp/exhibition_info/2018/motonagasadamasa/index.html

長くつ下のピッピの世界展 〜リンドグレーンが描く北欧の暮らしと子どもたち〜
2019年4月27日(土)〜6月16日(日)松坂屋美術館

◆大阪◆
「没後50年 藤田嗣治展」
Foujita: A Retrospective ― Commemorating the 50th Anniversary of his Death
2018年10月19日(金)〜12月16日(日) 京都国立近代美術館(岡崎公園内)
http://foujita2018.jp/
http://www.e-tix.jp/foujita2018/kyoto/

生誕100年 いわさきちひろ、絵描きです。
2018年11月16日(金)〜12月25日(火)美術館「えき」KYOTO

荒木飛呂彦原画展 JOJO ―冒険の波紋―
2018年11月25日(日)〜2019年1月14日(月)大阪文化館・天保山(海遊館となり)
http://jojoex-2018.com/

特別展「ブラティスラヴァ世界絵本原画展 BIBで出会う絵本のいま」
10月6日(土)〜12月2日(日)奈良県立美術館

MOE40th Anniversary 島田ゆか・酒井駒子・ヒグチユウコ・ヨシタケシンスケ・なかやみわ5人展
2018年12月19日(水)〜2019年1月7日(月)[予定]阪急うめだ本店


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

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