ひよこパフェ

2023〜2024年の記録

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中国ドラマにはまる

251023_IMG_8676.jpg(2025/10/23)
昨日中国のリアルな映画を観たばかりだが、実は先週から一週間ほどネットのしょうもないショートドラマにはまっている。
どんなものが流行っているのか。どんなものに人はハマるのか。
そのあたりを探ってみたいと見始めたものの、自分自身がはまってるんだから、まさに「ミイラ取りがミイラに」だわね。

よく2人でカップルとして出演している俳優は、昔の日本の百恵と友和のようなゴールデンコンビなのだろうか。しかし2人は常に結ばれない。なぜなら男がアホすぎるから。

最初にはまったのが、真ん中の『砕〜』。これは大富豪の家に令嬢の将来の花婿候補として7人の孤児が引き取られるが、彼らが大人になったころ、運転手の娘が現れ、7人はその娘に翻弄されて令嬢に冷たく当たる。それでも彼らに尽くしてきた令嬢は、我慢の限界を超えて、彼らを見捨てて別の男との結婚を決める。その途端彼女が惜しくなり、7人そろってしつこくつきまとう。彼女の結婚相手の一番の候補だった男は体中にダイナマイトを巻いて脅す事件を起こす。そのまま屋上から飛び降りて死んでしまう。

もう一つほぼ同時に見始めたのは『物〜』、ある日妻は自分たちの結婚が偽装結婚だったと知る。夫は妻を愛していたが、2人には実子がなく、育てていた養子は夫が愛人に産ませていた子で、書類上は夫と愛人が結婚していることになっていた。愛人は夫の秘書で、彼女は妻を憎み、彼女を陥れて男たちに彼女を暴行(暴力のほう)させて、妻は流産してしまう。すべてを知りボロボロになった妻は実家に戻る。実は妻は大富豪の令嬢で、祖父の薦める相手と結婚を決めてしまう。実は養子は夫の子ではなく、愛人には別に夫がおり、怒った夫の暴力で愛人は死亡。恨んだ愛人の男に夫と妻は拉致されて、妻をかばって夫は大怪我を負い、車いすの生活に。妻は新しい生活で幸せに。その姿を見守る(元)夫。しかし、愛人はほかに男がいるなら、なぜ妻を憎んだのか?よくわからんわ。

「君〜」はそれほどドロドロしてはいないけど、現実にありそうな話。彼氏との結婚を夢見ていた彼女は、若い恋人ができたと振られる。彼の好みに合わせて、彼をベッドに誘うような女になっていた彼女は、昔の彼女のような清楚な若い女性に負けたのだ。彼女は大富豪に見初められて結婚し、ありのままでいいといわれ、彼氏のせいであきらめていた画家の夢も叶えていく。しかし急に彼女に執着し始めた彼氏にしつこくつきまとわれる。

2本目の話が一番ドロドロで恐ろしかった。それにしても、女性は「もうほかに好きな人ができた。あなたのことはどうでもいい」と何度伝えても「そんなわけない」と信じずしつこくつきまとう男のアホなこと!!!でもこういうケースって実際に少なくないのだろうな。それがストーカー化するのかな。

たまに流れて来る小説もこんな感じで、富豪の家が必ず登場し、そこで虐げられた女性が実は・・・という話の多いこと。富豪、好きやね〜〜〜〜

836197482330697728.jpgでもわたしが一番気に入ってはまったのはコチラ。古代王朝ロマンス。これはしびれた。

姫君・雪と大将軍・裴は、前世で互いを憎み合いながらも、最後の瞬間、裴は雪を守るために命を落とした。「来世ではもう関わらぬように」――そう願ったはずの二人が、再び巡り逢う。
転生した雪は、妹の身代わりで、自ら匈との和親を申し出る。だが真実を知らぬ裴は彼女を罵り、婚礼の日、紅蓋を上げて初めて気づく。過ぎ去った愛は、もう戻らぬのだったー


皇女の姉・雪は前世で愛する大将軍・裴と結婚し、妹の霜は敵国・匈へ嫁ぎ、自害してしまう。妹の霜を愛していた裴と雪は憎しみ合うが、匈との闘いで、裴は雪をかばって死ぬ。「来世委では愛する霜ちゃんと沿わせてほしい」と願いながら。雪も自害し、次の瞬間、結婚相手を決める過去に転生。

妹の代わりに匈奴へ嫁ぐことを父皇帝に願い出る。妹が匈へ行くと思い込む裴は雪を罵る。しかし、婚礼の日、ただ一人で匈へ向かったのが雪だと知ると、花嫁を置いて匈へ向かう。

匈での雪は、王に剣で迎えられたり、虎に襲われそうになったりという派手な出迎えをされるが、雪の勇敢さと聡明さで、王に砂漠に咲く花にたとえられるほどの存在感を増していく。裴は雪を折り戻すために匈王に戦いを挑むが詩でも完敗。そこへ霜の放った雪への刺客に裴が射られ、雪が手当てをする。裴は何度も一緒に戻ろうと諭すが、雪はこれが自分の役目だと譲らない。

王は雪が戻ると喜び、2人は仲睦まじく暮らし、3人の子に恵まれた。王は雪以外の側室を持たなかった。王が亡くなり、この国に自分をつなぎとめるものはなくなった、と思う雪。そこへ白髪になった裴が「そろそろ帰りましょう」と迎えに来る。真っ赤な衣装を着て嫁いできた雪は、黒い喪服を着て、裴とともに祖国へ帰る。なんか、じんわりいい話だった。

雪役の女優さんが松本若菜さんにちょっと似てて美しかった。そして大将軍にはまったく魅力を感じず、匈王が素敵。ちょっと大泉さんに似てる。中国ドラマは人の気を引くためかエロに走る傾向があり、紹介の中には「虐げられるかと思っていたら、王は巨●でテクニシャンだった」なんて書いてあるのもあった。そんなの必要ないのに!

9月はこれまたしょうもないマージゲームにはまりにはまっていた。マージなんて、2つ合わせてモノが変化していくだけなのに、何がそんなにハマるんだろう?と思っていたけれど、不思議な達成感と、ストーリーの続きが気になってついうちハマっていた。

イベントの期限があるので、いい成績をとりたくてついついやってしまうというのもあった。結局マージ自体もストーリーも同じことの繰り返しで進化がないことに気づいて、9月いっぱいで全部消した。その後はスッキリとすぐに辞められた。

やっとマージの呪縛から逃れられたと思ったら、今度はドラマか―――!わたしは本当にはまりやすいので、絶対ギャンブルに向いていないと思う。でも推しに生活をささげたりはしないんだけど。飽きっぽいからな。瞬間瞬発力はなかなか強力だけど。
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