「ファンがいる」という人
(2025/12/13)
わたしには3歳上の姉がいる。妹にだけは負けたくないというライバル心が異常に強く、わたしの婚家を巻き込んで失礼な言動をしたり、オットを侮辱したりということが重なり、16年間音信不通だった。
昨年、姉と相続問題で久しぶりに顔を合わせたが、相変わらず自己顕示欲が強く「その店の子があたしのファンで」などと話してくる。念のためいうと、姉は作家でもインフルエンサーでもなく、もちろん芸能人でもない。太っているし、見た目でファンができるとも思えないタイプ。ただ話術はうまく、わたしより100倍社交的。姉の友達は、姉のそういった話に「○○ちゃんのファンなんだ、さすがだね〜」などと適当に話を合わせているのだろう。しかし妹のわたしはそんなことは言わず聞き流す。それもまた姉は気に入らないのだろう。
ところで、姉以外にもたまに、人気稼業でもないのに姉同様に「〜がわたしのファンで(※)」みたいに話す人がいる。そういう人に出会ったら要注意だ。わたしは基本的には「相手をほめる方」だと思う。相手はちっともわたしをほめてくれないが、わたしは結構ほめているつもりである。
相手のいいところを探したいし、見つけたら伝えたい。でも「わたしのファン」という人は、承認欲求の塊なので、「ほめる」だけでは足りない。「ほめて」「ほめて」「ほめちぎらない」と満足しないのだ。あるとき、ほめ方が足りなかったのか、何かが相手の琴線に触れたのか、相手が急にわたしを下げ始めた。そして怒ってその後連絡も途絶えてしまった。
ああきっと「○○さんのこういうところ、素敵」くらいでは足りず、「ファンです」くらい言わないとダメなんだな、と感じた。そして相手の「わたしのファン」は、おそらくわたしに勝ちたい気持ちの表れ。相手はわたしにコンプレックスや敗北感を抱いていると同時に見下している可能性が高いので、刺激しないようにしなくてはいけない。
ていうか、今後はそういう人とはこちらから距離を置こうと思う。だってめんどくさいんだもん。
(※作家や芸能人など、本当に「ファン」のいる方についてのことではありません)
わたしには3歳上の姉がいる。妹にだけは負けたくないというライバル心が異常に強く、わたしの婚家を巻き込んで失礼な言動をしたり、オットを侮辱したりということが重なり、16年間音信不通だった。
昨年、姉と相続問題で久しぶりに顔を合わせたが、相変わらず自己顕示欲が強く「その店の子があたしのファンで」などと話してくる。念のためいうと、姉は作家でもインフルエンサーでもなく、もちろん芸能人でもない。太っているし、見た目でファンができるとも思えないタイプ。ただ話術はうまく、わたしより100倍社交的。姉の友達は、姉のそういった話に「○○ちゃんのファンなんだ、さすがだね〜」などと適当に話を合わせているのだろう。しかし妹のわたしはそんなことは言わず聞き流す。それもまた姉は気に入らないのだろう。
ところで、姉以外にもたまに、人気稼業でもないのに姉同様に「〜がわたしのファンで(※)」みたいに話す人がいる。そういう人に出会ったら要注意だ。わたしは基本的には「相手をほめる方」だと思う。相手はちっともわたしをほめてくれないが、わたしは結構ほめているつもりである。
相手のいいところを探したいし、見つけたら伝えたい。でも「わたしのファン」という人は、承認欲求の塊なので、「ほめる」だけでは足りない。「ほめて」「ほめて」「ほめちぎらない」と満足しないのだ。あるとき、ほめ方が足りなかったのか、何かが相手の琴線に触れたのか、相手が急にわたしを下げ始めた。そして怒ってその後連絡も途絶えてしまった。
ああきっと「○○さんのこういうところ、素敵」くらいでは足りず、「ファンです」くらい言わないとダメなんだな、と感じた。そして相手の「わたしのファン」は、おそらくわたしに勝ちたい気持ちの表れ。相手はわたしにコンプレックスや敗北感を抱いていると同時に見下している可能性が高いので、刺激しないようにしなくてはいけない。
ていうか、今後はそういう人とはこちらから距離を置こうと思う。だってめんどくさいんだもん。
(※作家や芸能人など、本当に「ファン」のいる方についてのことではありません)