どうしても嫌いな人。

160322_IMG_1144.jpg2016.03.22 Tuesday
「すーちゃん」若干ネタバレあり。
じわーっとくる。特に3巻目の最後で泣いてしまった〜。
どうしても嫌いな人、いるいる。そして私を嫌いな人もいるんだろうなぁ。
ていうか、最近もそう言うこと日々思いながら暮らしているので、余計にツボったかも。
嫌いな人なんて消えてくれないかなぁと毎日思うし。

でもこれ(武田砂鉄さんと深澤真紀さんの対談)を読んで
「ちょっと何言ってるかよくわかんないんですけど」
って言うような人が、何人か周りにいた方が、健全なのかな、と思い直す。

この漫画の中にも「嫌いな人を嫌いな人に持つ親近感」や「嫌いな人と仲が良い人は敵」と言うのが出てくるけれど
感情的にとてもよくわかるけれど、それはやっぱり危険なことなんだろうなぁ。。。

仮想敵を作って、そこを批判することで団結するって、なんだかさもしいし、「孤独耐性の低さ」ってずしんと心に響いた。
私は一人でも割と平気だけれど、それは今はオットと言う唯一無二の味方がいるからなのかも。
でも彼と一緒に仮想敵をあげつらって批判して、ダメな自分たちを慰め合うのだけは避けたい、と常に思う。

深澤さんは椎名誠サークルも、糸井重里サークルも、内田樹サークルも同じ理由で嫌いだということだけど
この3つはどれも教祖と信者っぽくなっちゃうだろうというのは容易に想像できる。
だって、リーダーが魅惑的過ぎるんだもん。
リーダーが好むと好まざるとにかかわらず、メンバーの方が勝手に信者化しちゃうものなんだな、と
カリスマ的なリーダーのいる集まりに行くたびに思う。

でも宗教もそうだけれど、信じたって、教祖は何かをどうにかしてくれるわけではないからね。
あくまでもどうするかは自分自身であって。だけど、教祖を信じてさえいればどうにかなると、思ってしまうんだろうなぁ。


すーちゃんとは、境遇はまったく違うのに、何だか身につまされて、何度も何度も読んでしまう。
それって、益田ミリさんと私が、同じ年だからなのかなぁ。
ちなみに、ツレうつの細川貂々さんも同じ年。
いかに自分が遅咲きかわかるけど、まだまだこれから、味のある花を咲かせるのだ。


                  


2016.03.24 Thursday
嫌いな人、というのとは違うんだけど、ダメな人ってのについて思うこと。

前にバイトしていた小さな会社の社長が、本当にダメな人で、たまにしか会社に来ないんだけど
(普段は何してるか、10年以上働いてる社員も知らない)
ものすごく忙しい会社で、みんな昼休みも30分も取らずに、走り回って仕事してるのに
狭い事務所をケータイ片手にウロウロ歩き回って通路をふさいで、邪魔しかしないのだ。

私がその会社で働き始めて半年くらい経ったときに繁忙期が始まって、泣きそうになりながら仕事してるのに
半年たって、当然ながら仕事は一通り覚えたけど、量が増えたから、こなし切れてないだけなのに
「どうしてこんなに経つのに、まだ仕事覚えてないの?」
と話し掛けて来るのだ。もちろん、まだまだ仕事は山積みで、社長の相手してる暇なんかない。

まったく現場が見えていないくせに、説教だけは一人前。
仕事が忙しすぎて手が回らないので、打開策を提案しても「意見など聞いてない」と一喝する始末。
本当に偉い人ってのは偉ぶらないものだとよく言うが、その真逆を行く人だった。

そんな社長に人望などある訳もなく、みんな陰ではブーブー文句を言っていたが
社員もバイトもみんな本当によく働いていたし、すごく仕事のできる人たちばかりだった。
こんな会社、見限ればいいのにと思うような人たちばかりだったが、仕事内容はなかなか面白かったので
みんな何とか続けていられるんだろう。
そういう会社を作り上げたと言う意味では、社長もあれで結構すごい人なのかもしれないが。。。

そして、働いている人たちの善意で成り立っているような会社なので、人間関係もすこぶるよく
本当に働きやすい会社だった。社長さえ来なければ。

イラストレーターという仕事は、どうしても引きこもってしまうし、気付くと狭い世界の人としか付き合いがなくなってしまうので
やっぱりたまに会社に行くのは、自分が偏った人間にならないためにも、必要なことなのかなぁと思う。
ネタもイロイロ拾えるしね。


                  


2016.03.23 Wednesday
先日の法律違反?なのかも?の件ですが、実は、Web上に私の本の情報部分をスキャンした画像が何枚も貼られていました。
全部で5枚なんですが、単純に5枚上げてるんじゃなくて、ご丁寧に、一枚につき4ページ分の重要な部分を抜粋して
載せてるのもあるので、情報量としては、結構なものです。
それに画像の上には文字情報もあり、文字だけでも充分ネタバレになってるっちゅうねん。
    
担当編集から返事があり、この人は他の本も同様のことをしていて、こういう人は刺激すると
逆恨みする人もいるかもしれないので、これくらいの量なら、宣伝にもなると考えて、ひとまず様子を見て
これ以上増えたら対処しましょうとのこと。
でも私がどうしても消したければ、法務部に相談します、だって。やっぱそういう部署がちゃんとあるのね。
そんなわけで、(著作物のある)皆さま、お気を付け下さいませ。


                  


しつこいですが、アトピー本レビュー。

「アラフォー喪女の婚活ときどき日常の記録」さんが本書をご紹介くださいました。
160321arafour_mojyo1.jpgまきさん、ありがとうございます!!
記事から抜粋させていただいております。

今お付き合いされている方のために
アトピーを研究されておられるそうです。
やさしいですね♡

そんなまきさんは
「なんせ私はサンポールで顔を洗っても
大丈夫なんじゃないかと思うぐらい皮膚が強いです。
ニキビや吹き出物もできない。
合わない化粧品もない。
色んな意味でツラの皮が厚いっす。」
だそうで。その表現力に脱帽。

思わず笑ってしまった私も、ツラの皮は厚いです。
化粧品でかぶれたことなんか一度もないし。

でも結婚ってそもそもが異文化交流。
違った面を持つ他人同士が一緒になることなんです。

皮膚が弱い人と強い人が一緒になることだって
その一つにしかすぎないって思うんだけどなぁ。


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。


#「アトピーの夫と暮らしています」の感想
 →今後こちらに一本化します。

リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

<< かさこ塾オフ会。 戻る 風邪引きでしんどい。 >>