誰からも嫌われたくない病と自分だけが得したい病。

161001cakes_horiemon-1.jpgCakesでのホリエモンの「ウシジマくん」連載、楽しみにしてるんだけど
これ本当にそう!
(一週間ほど前に読んだものの、なかなか文章にまとめることが出来なくて
無料期間終わってすでに一般の方は読めないかも。。。)

誰からも嫌われたくないと八方美人な人も
自分は相手に与えることもせず、一方的なクレクレ君も、そりゃ、あかんでしょう。

これ読んで、ある時期、女友達と言うか、まさに戦友と一緒に
心ならずも巻き込まれたメンドクサイ騒動について、対策を練っていたのを
思い出しました。

当時、私達が巻き込まれていたことも、まさにこれだな。
正直、私たちにとってはどうでも良い人たちが
勝手に戦いを仕掛けてきているんだけど
(どうでも良い=上から目線と言う訳では無く、私たちはそれぞれに他で
大きな問題を抱えていたため、必然的に優先順位が低かったというだけ)

一番の問題はそれをとりまとめしなくてはいけない立場の人が、みんなにイイ顔をしてるってこと!
悲しいかなその人はその結果、誰からも信頼されてない。
人に意見を求めて、問題点をあぶりだして、どこが悪い点なのかもちゃんとわかってる。
彼女には困ったもんだねと、散々私には同情したフリをして、相手にもまた同じようなことを言って(いたんだと思う)。


                  


で、どうなったかと言うと
最初は、戦いを挑んできた人たちに足もとをすくわれないように理論武装して
真ん中にいる人に訴えたり、いろいろいろいろやってみたけど。。。
結局、何をしても何も変わらなかった。

それはすごくショックだったけど、それはまた、敵が私たちに対して何かしようとして騒いでも
同じように、何も変わりはしないということだということもわかってきた。

この先つき合う価値のない人たちなのだということを悟り
そのまま少しずつ距離を置いて、フェードアウトすることにしたのだった。

私たちに戦いをしかけているうちの一人は典型的なクレクレ君だった。
自分にしか興味がないし、いつも自分だけが得することことばかり考えて、他人が得することは許せない。
そう言った思考回路が透けて見えた。


                  


誰からも嫌われたくなくて保身に走る人と、自分だけが得したい人に共通しているのは
自分からは周りに何も与える気がないということだ。

自分が頑強な組織の中にいて、そのまま安泰な人生を送って行けるのなら
人から奪うだけ奪って、自分だけが得して生きて行くことは可能だと思う。

だけど、そこから一歩でて、自分の足で立って生きて行こうと思った時に、モノを言うのは信用とか信頼関係だ。

自分から何かを人に与えようとしない人、自分だけを守ろうと保身に走る人を、誰が信用する?誰が信頼する?

信用とか信頼はお金で買えないし、一朝一夕で得られるものではない。
コツコツと積み上げることでしか身につかないのだ。

小さい人生で満足したいのなら、そんなこと気付かずに生きて行けばいいのだと思う。
でも広い世界を見たいなら、「得する」人生を求めてはダメなのだ。
いつもなんか損してるな、くらいで、人生はちょうどいいのだ。

人は自分が得していることには、なかなか気づかないものなのだから。


                  


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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。


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