本を書くこと。本を描くこと。vol.1 〜書く〜

170915_IMG_7619.jpg2017.09.15 Friday
初めに言っておくと、今日のは私の備忘録で、長いです。
好き勝手に書くので、自慢に聞こえるかもしれません。

待ちに待ったこの日が来たという感じ。
長い長い一日でもありました。
ひと仕事終えてから、夕方、円頓寺「西アサヒ」へ。

大阪から版元の社長が、東京からデザイナーさんが来名し
名古屋在住の編集者とカメラマンと著者(私)が待ち受け。
2冊目の本の初顔合わせでした。

場所が円頓寺「西アサヒ」になったのは、編集さんの地元であり、私自身もここから遠くない場所で生まれ育ったから。
社長も「ええなぁ、この商店街。めっちゃええなぁ」とすっかり気に入って下さり、編集さんも私も思わず笑みが。

今回は社長の依頼で私が本を書くことになり、編集さんとデザイナーさんを私自ら選んで依頼した経緯があり
私とカメラマンのオットは全員と面識があるのですが、他の方は皆さん初対面で、フツーは不安もあるのでしょうが
全く不安はありませんでした。

だって、自分が惚れ込んだ人同士が、上手く行かないはずないじゃありませんか。

170915_MG_8971s.jpg類書と比較して「売る」ためにはどう作っていくか、戦略が練られます。
みなさん、それぞれの立場で、それぞれの考えを述べていきます。
出版事情も交えながら、大人同士、相手の立場をおもんばかりながら
初対面とは思えぬ、イイ感じの雰囲気の中で、話は進んで行きます。

「なんか、ええなぁ」思わず俯瞰する私。

詳細は口述しますが、版元の社長とは、最初から相思相愛で
お互い口には出さずとも、「いつか一緒に仕事したい」
という気持ちを数年持ってきたのだと思のです。

ですが、デザイナーさんにどういう印象を持たれているか
正直未知数だったのですが、驚くようなことを次々に言われまして

あらためて、著者というのは素晴らしい!と思いました。
イラストの仕事も楽しいですが、イラストと言うのは作品の要素の一部分でしかなく
でも著者の書くものに、全ての期待がかかる訳で。
ここまで私にかけてくれてるんだという想いは、そりゃ何ごとにも代えがたいほどの喜びでありまする。
半端じゃないプレッシャーでもありますが。

「求められている」ということで、人は実力以上の力を出せるモノなのは、前のアトピー本の時に実感したので
きっと今回も大丈夫でしょう。

170915_MG_8923.jpg


                  


話は逸れますが、私の本(アトピーの夫と暮らしています)を読まれた方はご存じですが
2013年の年末にオットがアトピーの二度目に重症化して倒れて、絶望の淵に突き落とされたので
2013年という年号を言われるだけで、ちょっと心に影が差すくらい、私にとって辛い一年なのでした。
でも、前半は本当に楽しくて、まさに「この世の春」と言う感じだったのです。

そんな中、4月にオットが北青山のDAZZLEさんで、二人展をした際にデザイナーさんと出会い
5月に行った出版メッツ関西で、版元社長と出会い
そして7月に、後にアトピー本のPHPの編集さんをご紹介くださったマルプ清水さんと出会いました。

2013年は、ターニングポイントでもあったようです。

そんな中、デザイナーさんの私に対する印象はわかってなかったのですが、今回お会いしてはじめて
そんな風に思ってらっしゃったのだ!ビックリと感激が同時にやってきました。

とにかく炎上してもいいから、ヒナヒヨコの言いたいことを書いた方がいい。
できればぴぴちゃんキャラではなく、ヒナヒヨコのキャラクターを確立して、そこから売って行った方がいい。

キミは自分のキャラを立ててやって行った方がいい。
いずれ、君が言ってることなら仕方がないと思われるくらいになるから。
キミはそれが出来る人だから。。。

ちょっと、ビックリして、感激しました。。。


版元の社長と私の共通点は「惚れっぽい」ところ。
異性にではなく、すぐに人に惚れてしまうんです。と言っても、誰にでも惚れると言う訳ではもちろんなく。
そして「惚れないと」いい作品は作れない。

この会社では、本の出版企画のほとんどが、社長と飲んでいて決まると言います。
(というか、出版企画と言うのは意外とそう言うものが多いようです)
その社長が「(この企画の大元のモノ)、おもろいなぁ」と改めて言ってくれたので、もう大丈夫。


                  


2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています

新品価格
¥1,296から




←感想・お問い合わせ・執筆やイベントなどのご依頼はこちらからどうぞ

151027fbpage_atopi.jpg『アトピーの夫と暮らしています』FBページです。



#「アトピーの夫と暮らしています」の感想


リンク「アトピーの夫と暮らしています」
読書メーター
クチコミ.jp
ブクレコ


  •   このエントリーをはてなブックマークに追加  

<< 文章を書く。 戻る 本を書くこと。本を描くこと。vol.2 〜描く〜 >>