初めに言っておくと、今日のは私の備忘録で、長いです。
好き勝手に書くので、自慢に聞こえるかもしれません。
待ちに待ったこの日が来たという感じ。
長い長い一日でもありました。
ひと仕事終えてから、夕方、円頓寺「西アサヒ」へ。
大阪から版元の社長が、東京からデザイナーさんが来名し
名古屋在住の編集者とカメラマンと著者(私)が待ち受け。
2冊目の本の初顔合わせでした。
場所が円頓寺「西アサヒ」になったのは、編集さんの地元であり、私自身もここから遠くない場所で生まれ育ったから。
社長も「ええなぁ、この商店街。めっちゃええなぁ」とすっかり気に入って下さり、編集さんも私も思わず笑みが。
今回は社長の依頼で私が本を書くことになり、編集さんとデザイナーさんを私自ら選んで依頼した経緯があり
私とカメラマンのオットは全員と面識があるのですが、他の方は皆さん初対面で、フツーは不安もあるのでしょうが
全く不安はありませんでした。
だって、自分が惚れ込んだ人同士が、上手く行かないはずないじゃありませんか。
類書と比較して「売る」ためにはどう作っていくか、戦略が練られます。
みなさん、それぞれの立場で、それぞれの考えを述べていきます。
出版事情も交えながら、大人同士、相手の立場をおもんばかりながら
初対面とは思えぬ、イイ感じの雰囲気の中で、話は進んで行きます。
「なんか、ええなぁ」思わず俯瞰する私。
詳細は口述しますが、版元の社長とは、最初から相思相愛で
お互い口には出さずとも、「いつか一緒に仕事したい」
という気持ちを数年持ってきたのだと思のです。
ですが、デザイナーさんにどういう印象を持たれているか
正直未知数だったのですが、驚くようなことを次々に言われまして
あらためて、著者というのは素晴らしい!と思いました。
イラストの仕事も楽しいですが、イラストと言うのは作品の要素の一部分でしかなく
でも著者の書くものに、全ての期待がかかる訳で。
ここまで私にかけてくれてるんだという想いは、そりゃ何ごとにも代えがたいほどの喜びでありまする。
半端じゃないプレッシャーでもありますが。
「求められている」ということで、人は実力以上の力を出せるモノなのは、前のアトピー本の時に実感したので
きっと今回も大丈夫でしょう。
話は逸れますが、私の本(アトピーの夫と暮らしています)を読まれた方はご存じですが
2013年の年末にオットがアトピーの二度目に重症化して倒れて、絶望の淵に突き落とされたので
2013年という年号を言われるだけで、ちょっと心に影が差すくらい、私にとって辛い一年なのでした。
でも、前半は本当に楽しくて、まさに「この世の春」と言う感じだったのです。
そんな中、4月にオットが北青山のDAZZLEさんで、二人展をした際にデザイナーさんと出会い
5月に行った出版メッツ関西で、版元社長と出会い
そして7月に、後にアトピー本のPHPの編集さんをご紹介くださったマルプ清水さんと出会いました。
2013年は、ターニングポイントでもあったようです。
そんな中、デザイナーさんの私に対する印象はわかってなかったのですが、今回お会いしてはじめて
そんな風に思ってらっしゃったのだ!ビックリと感激が同時にやってきました。
とにかく炎上してもいいから、ヒナヒヨコの言いたいことを書いた方がいい。
できればぴぴちゃんキャラではなく、ヒナヒヨコのキャラクターを確立して、そこから売って行った方がいい。
キミは自分のキャラを立ててやって行った方がいい。
いずれ、君が言ってることなら仕方がないと思われるくらいになるから。
キミはそれが出来る人だから。。。
ちょっと、ビックリして、感激しました。。。
版元の社長と私の共通点は「惚れっぽい」ところ。
異性にではなく、すぐに人に惚れてしまうんです。と言っても、誰にでも惚れると言う訳ではもちろんなく。
そして「惚れないと」いい作品は作れない。
この会社では、本の出版企画のほとんどが、社長と飲んでいて決まると言います。
(というか、出版企画と言うのは意外とそう言うものが多いようです)
その社長が「(この企画の大元のモノ)、おもろいなぁ」と改めて言ってくれたので、もう大丈夫。
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