本を書くこと。本を描くこと。vol.2 〜描く〜

2017.09.15 Friday
今度出す本の打合せの後、長い長い一日にはまだ続きがあります。
外苑前DAZZLEさんで毎年開催されている「実践装画塾」の講師で装幀家の宮川和夫先生をお招きして
「実践装画塾NAGOYA」第一回を開催。何と私めが発起人。

メンバーも揃い、友人のスペースも借りられて、満を持しての開催と言う感じで、感慨深い日でした。

写真撮影はオット・宮田雄平
前の日記ではそんなに感じませんでしたが、ここにいると一人メッチャ派手なのが私。
最近写真をあまり撮ってなかったせいか、服装のせいなのか、なんだかさらに丸くなっているのに驚きましたが
それをこうして載せることに、あまり抵抗がなくなっていることが不思議。
40にして惑わずという心境なのか?
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それはきっと、自分を認めることが、やっとできたからなんだと思うのです。
著者として、イラストレーターとして、オットからは妻として家族として、いろんなところで求められるということで
ようやく自分はこれでいいのだと認めることが出来るようになりました。

イラストレーターとしては、自分ではまだまだだと思っていましたが、あまりに周りから
「成功してると言って良いのでは」と言われるので、「そうか、私は成功してるんだ」と認めることにしました。
もちろん、実際のところはまだまだで、本当に成功してる、ものすごい方々からは笑われてしまいそうだし
自分自身も、もっともっと目標はあるんですけどね。

自分を認めるのは、自分の心次第だというけれど、上手く行かなかった経験を重ねながら
自分の心だけをポジティブに保つのは、難しい相談です。

大切なのは、成功体験を積み重ねること。
小さなことでいい、上手く行った、という経験は、重なれば大きな自信に繋がります。


                  


けれど、こと”イラスト”に関してはイマイチ自身の無い私なのですが
今回「私はイラストでやって行けるでしょうか」という問いに
「大丈夫」と太鼓判を頂いたのも、かなり自信に繋がりました。

こんな風に書くと、ものすごく自慢っぽいですし、いい気なもんだ、と思われるかもしれませんが
ここまで来るのは、決して短くも楽でもなかったのです。やはり、時間と手間と脚を惜しんではいけませんね。

版元社長やデザイナーさんに言われたのが「フットワークが軽い」と言うこと。
そして「人をまき込むタイプだね」とも言われました。
確かに、人を巻き込んで化学反応を起こすことこそ、私が一番やりたいことなのかもしれません。

だって、私が存在しなかったら、知り合うことのなかった人同士が繋がって、新しいことが始まるって
これ以上ないってくらい大コーフンな、楽しいことじゃありませんか?


                  


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