母親の陰から少しだけ脱却

190927_koushin.jpg本日、↓下画像・右側のnoteを更新した。
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余談だけれど、左のプロフを固定にしておくと、すごい勢いでフォロワーが増えて行く。←翌日は左画像のように、ついに100超えた♡ 私の書くものより私の実績の方が興味深いのかもしれない?(笑)

このテーマで1ヶ月前にせっせと書きためていたものは、ほぼ全ボツとした。1ヶ月前はすべての事象を母親や元夫に結びつけて書きがちだったけれど、ようやくそこから脱却できた。母親マンガを手放したこともよかったのだろう。


世間が狭い人ほど物事を断定しがち

2019/08/23/05:43

またまた母親ネタになるのだけど。。。
(私はnoteに週1で毒母親に関する漫画を連載中→ひよこマンガ序章→終了)

母との生活がとてもきつかった理由の一つは、母がとても世間が狭いということでした。あまりにも世間の常識が通じないのです。

※今日のお題は解決はしておりません。
 ただ私が母親との関係性において感じたことを述べております。


母の繰り出す無理難題

母は常に上から目線で「ああしろ」「こうしろ」と命令を繰り出して来ます。大抵は「17時には帰宅しろ」「21時には寝ろ」など、およそ成人の子供に言うようなことではないので、「無理だ」となるわけです。

そこで、私たちにとっては「正当な理由」で異議申し立てをするのですが、ほとんどの場合「そんなことあるわけがない」と言われて会話が終わってしまいます。

たとえば、「17時は帰宅しろ」「21時には寝ろ」には、「仕事があるから無理だ」と返すと「仕事でそんなに遅くなるわけがない」と即答されます。一体それって、いつの時代のどこの国の話?


あなたの常識は世間の常識ではない

母がそういう考えになったひとつには、我が家の父親の勤務形態が大いに関係しています。

私の父親は、毎日定時に帰ってきました。残業は年に数回ある程度で、会社も近所にあったため、終業時間の15分後には家にいるような感じ。これって、大抵の人はびっくりしますよね。

最近では、大手を中心に残業を減らす方向に向かっているとはいえ、まだまだ深夜までサービス残業をするような労働環境の人は少なくありません。

しかも、都内に勤める人の多くは、通勤に1時間以上かける人がほとんどです。

父のような労働環境は、非常に恵まれていたもので、決して日本においてはスタンダードではありません。当の父自身ですら、それが「普通」だなんて思ってはいなかったでしょう。

でも母にとっては、「普通」で「当たり前」のことでした。


世間の狭い人ってどんな人?

人にはそれぞれに属性があります。

そこからはみ出さず、自分と同じ感覚や価値観で生きている人とだけ付き合っていると、「世の中には別の価値観を持つ人がいる」という想像力が欠如しがちです。

母は一度も働くことなく結婚して、子育てする間はずっと専業主婦でした。働いたのは、子供の手が離れた40代半ばから10年程パートをしていただけ。

パートをしていた小さなスーパーマーケットだけが、母の知る社会。趣味もなく、友達もほとんどいない母にとって、実家と家庭とお店だけが狭い狭い大切な世界なのです。

そんな母の口癖には、「そんな人いるわけない」「そんなことあるわけない」のふたつがあります。何でも「断定」するのです。


母や周りの人の人生に、それに近いできごとがなかったから、「そんなこと、今まで聞いたことがないから、あるわけがない」と思うのでしょう。


世間が広くなるほどに変化する考え方

さて、私自身のことを言えば、イラストレーターも、イラストレーター同士でつるんでばかりいれば、おのずと視野は狭くなりがちです。

でも幸いなことに、私の活動が、イラストを描くこと以外に多岐にわたっているお陰で、いろんな属性の人と知り合うことが多いのです。

本を書くことで「著者」と呼ばれる人とも知り合います。文芸の作家さんもいれば、ライターさん、研究者の方、ビジネスマンなど。ブログを書いていた頃は、やはりビジネスマンやアフィリエイター、クラフト作家、そしてなぜか占い師の方とよく知り合いました。

正直、ブログをやっていて一番驚いたことは「世の中ってこんなにたくさんの占い師がいて、生計を立てていけてるんだ」ってことかもしれません。

人と知り合い、話を聞くたびに驚く、ということを繰り返していくうちに実感したのは「世の中には本当にいろんな人がいる」ということです。数多くの人と知り合えば知り合う程「世の中には、自分の信じられないような人や物事があるものだ」と思うようになるのです。

だからこそ、自分の狭い世界の中で生きている人ほど、断定しがちだということにも、納得できます。


「世間の狭い人」は主婦や女性だけではない

とはいえ、「世間の狭い人」は何も、「専業主婦」や「女性」に限った話ではありませんし、「年齢」も関係ありません。

問題は、周りに「自分と同じような人」としかいないような人。

学生時代も自分と似た属性の人とつるんだまま社会人になり、ずっと同じ会社に勤めて、社内の人間関係だけで日々が回っているような人は、男性でも女性でも若くても、世間が狭くなりがちです。

周りが皆自分と似た生活レベルで、似た価値観の人ばかりなので、それ以外と触れ合う機会が絶望的に少ないからなんですね。

そういう人は、自分の周りに見えているものが、世界のすべてだと断定しがちです。

というのも、私の元夫がそういうタイプ。彼の口癖も「そんなことあるわけないだろ」でした。

彼は地方の国立大を卒業後、大手企業に就職し、結婚するまでは会社の寮に住んでいました。ほとんどいつも社内の決まった人とだけ話し、取引先やお客さんも、彼と同じような「いい大学を出ていい会社に勤めてる」似た属性の人ばかりでした。


対処法?

長々と書いてきましたが、「世間が狭く、断定しがちな人」と出会ってしまったら、説得は困難だと覚悟した方がよいでしょう。私も二度とも逃げ出したくらいなので、解決方法はわかりません。

もしかすると、少しずついろんな話をして、外堀を埋めて行くことで、自分の世間が狭いことを理解してくれるということはありえます。でも、私の母のように、そもそも人の話をほとんど聞いてない人もいます。

母だって、実生活で出会わなくても、テレビのニュースなどで、東京の通勤ラッシュの映像や、ブラック企業などの実態は見ているはずです。遅く帰宅する夫が登場するドラマなんていくらでもありますし。

でもたぶん、母にとってはそれは遠い世界の出来事で、フィクションなのです。「実際にはそんなことがあるわけない」のでしょう。

他の解決方法を試みるなら、視野を広げるのに一番いいのは読書。それもビジネス書などではなく、できれば文芸作品がいいと思います。

そういえば、母が本を読んでるのなんて、見たことがありません。母の場合は、本を読んだところで「自分とは違う世界のこと」で終わってしまいそうですが。。。


私のマンガなども「母親とは愛情深いモノ」という価値観で凝り固まった人からは「こんなことあるわけない」で終わるのかもしれませんね。

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食べたものの記録:8/26(月)〜8/29(木)
今は遠い神戸ライブ。夏の終わりのできごとだったはずなのに、まだ暑い。。。
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2015年10月発売の実話エッセイ。アトピーって痒いだけの病気じゃないんです。

アトピーの夫と暮らしています



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◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■

◆東京◆
塩田千春展:魂がふるえる
2019.6.20(木)〜 10.27(日)会期中無休 森美術館

原田治 展 「かわいい」の発見
Osamu Harada: Finding “KAWAII”
2019年7月13日(土)〜9月23日(月・祝) 世田谷文学館

バスキア展
2019年9月21日(土)〜11月17日(日)森アーツセンターギャラリー

ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
2019年11月16日(土)〜2020年02月16日(日)東京都現代美術館

みんなのレオ・レオーニ展
2019年7月13日(土)〜9月29日(日)東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

◆名古屋◆
クリムト展 ウィーンと日本1900
2019年7月23日(火)〜10月14日(月・祝)豊田市美術館
https://klimt2019.jp/

ムーミン展
2019年12月7日〜2020年1月末 松坂屋美術館

サラ・ベルナールの世界展
2018年11月23日(金・祝)〜2019年3月3日(日)堺 アルフォンス・ミュシャ館
2020年1月頃まで、全国巡回予定。
https://www.sunm.co.jp/sarah/

木梨憲武展 Timing‐瞬間の光り‐
2019年9月13日(金)〜10月20日(日)松坂屋美術館

不思議の国のアリス展
2020年4月18日(土)−6月14日(日)名古屋市内の美術館(未定)
http://www.alice2019-20.jp/

◆大阪◆
ルート・ブリュック 蝶の軌跡
2019年9月7日(土)〜10月20日(日)伊丹市立美術館
https://rutbryk.jp/

ショーン・タンの世界展
2019年9月21日(土)〜10月14日(月・祝)美術館「えき」KYOTO
http://www.artkarte.art/shauntan/

萩尾望都 ポーの一族展
2019年12月4日(水)〜12月16日(月) 阪急うめだ本店
https://www.asahi.com/event/poeten/




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