一年ほど前に、ドラッグストアで
頭の飴という渋いお菓子を見つけまして。
ホント、渋いでしょ。
大豆と黒ゴマ・白ゴマがたっぷり入って、お砂糖は黒砂糖とオリゴ糖(若干砂糖)。
原材料は他に水飴と昆布粉末のみ。
岐阜県郡上八幡(徹夜踊りで有名なとこね)のミネラルたっぷりの天然水で仕込んだ
栄養たっぷり、安心安全な飴ちゃんなのです。
ソフトタイプということで、口に入れるとすぐに噛み砕くことが出来る柔らかさです。
そしておいしい!ホドホドの甘さでとっても食べやすいです。
きな粉やゴマが嫌いでなければ、食べられます、たぶん。
とココで思い出したのがコレ。
「げんこつ飴」ってご存知ですか?
岐阜県の飛騨地方や愛知県犬山市などの名物で、きな粉で作ったあめ菓子のことなんです。
飛騨では、お土産物店だけでなく、スーパーやコンビニでも売られているポピュラーなお菓子だそうで
名古屋でいう
「なごやん」みたいなもののようですが、げんこつ飴は、ここ名古屋ではそこまでポピュラーでは無く
私も、子供の頃に食べた懐かしい味、という感覚なのです。
頭の飴は、げんこつ飴にゴマ風味を足したような味。。。と言われても
げんこつ飴食べたことない人には、何のことやらって感じですが。
ただ、げんこつ飴って、すっごくおいしいのだけど、結構硬くて、アゴが疲れるのだけが難点でした。
その点、頭の飴は、やわらかいので食べやすいです。
頭の飴はげんこつ飴とは無関係ではありますが、製造元は堀製菓本舗という岐阜市にある会社なので
やっぱり何かヒントになっているのかもしれません。
アトピーのひどいときには、甘いものは控えた方がよいのですが
食べたいのに我慢してばかりだと、それはそれでストレスになってよくないかもです。
そんなときのために、こんな飴をこっそりバッグにしのばせておくと、よいかもしれません。
私もオットも、仕事しながら、ちょっと小腹がすいたときに食べています〜
ありがたいことに、Amazonその他で、好意的なレビューを頂いている本書「アトピーの夫と暮らしています」ですが
公開されているレビュー以外にも、私の元には、特に同じような境遇の「アトピーの夫を持つ奥さま」からのメールが届きます。
そういう方々にお返事を書いていて感じたのは、もしかしたら、こうしてメールを送って下さる方以外にも
同じように感じている方がいらっしゃるのではないかと。
そこで、メールをくださった方の個人情報に配慮しつつ、私の書いたお返事を
コチラにも載せてみようと思います。
このブログをお読み下さる方に、何かしらの癒しや慰めになってもらえたらうれしいです。
よくメールを頂くのが、アトピーと言う病気を理解していなくて、何の配慮もせず
夫のアトピーの悪化を招いてしまったことを、ずっと悔やみ続けている、というお話。
また、アトピーの悪化で苦しむ夫の気持ちを理解せず
傷つけるような言動をしてしまったことを、やはり悔やみ続けているというお話など。
そのお気持ちはとてもよくわかります。
私自身、本書にあるように、結婚して二年半は、夫のアトピーには全く配慮していませんでしたから。
そして、彼のアトピーが悪化した時は、すごく後悔したし、そのことでずっと自分を責め続けてきたので。
でも、いろいろ考えた結果、こう思うようになりました。
どんなに自分を責めたところで、時間は戻らないし、大切なのは未来なのではないかと。
だって、こう書くとショックを受けるかも知れないけれど、アトピーとの闘いって、すごく長期戦なわけです。
何年も、もしかしたら、何十年も続くんです。
その間、ずっと夫のことを支え続けて行くわけです。
悪化するたびに自分を責めていては、とても身が持ちませんよ。
最初の数年、ちょっと配慮が欠けたからと言って、それが何だって言うんでしょう?
この先、頑張って支えていければそれでいいのでは?
きっと、孤独にアトピーと戦う夫たちにとっては、それだけで十分なのでは、と思います。
時には、ついつい相手を傷つけることを言ってしまうことだってありますよね。
でも、お天気に晴れの日も嵐の日もあるように、人間だってそんなに安定したものじゃありません。
支える側が不安定になることだってあります。
支えてるんだから、不安定にになっちゃいけないんだ、なんてなったら
今度は支える妻の方が、病気になっちゃいますよ。
本当の本当に決定的に夫を傷つけて、もう一緒にいられないような、そんな関係になっているならまだしも
ただ自分の中でうじうじ後悔しているだけなら、そんな気持ちは捨てちゃっていいんじゃないかって思うんです。
男性は、自分に持病や弱点があるということを、人に知られたくないという想いがある様ですよね。
だから、孤独に陥りやすいのかな、と思います。
また、アトピーに関しては、女性の患者さんも出来れば隠したいという方が多いようです。
そんな中、アトピー患者さんとっては、たった一人だけ自分のことをわかっていてくれる家族の存在こそが
一番の支えや癒しになるはずです。
そう信じて、あまり気負わず、頑張って行きましょう。
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アトピー性皮膚炎に対して、闘病、闘病と、
いつも思わず書いているような気がしますが、、、
アトピーに関しては、あまり『闘病』と言う言葉は合わないな
と、最近になってようやく思えるようになってきたアトピーのオット ユウです
いや、脱ステロイド真っ只中の時は、本当に戦っていましたが・・・
(戦っていたというか、一方的にボコボコにされていただけのような)
それが一段落して、症状の上がり下がりはあるものの、
落ち着くにつれ気分的にも楽になって、病気との距離感・付き合い方も理解して、
『病気と戦うこと』ではなく『病気とお付き合いすること』を、
何となく理解出来るようになってきました。
今、アトピーで悩んでいる方々は、
きっと、アレもコレも何でも一人で抱え込んでしまっていると思います。
病気に負けまいと思うこと、戦うこと、
そこで生まれてしまうストレス、などなど・・・
やはり、アトピーの背後に隠れている大きな敵はストレスだと思っています。
(当然、食や身に付けるものの問題もありますが)
アトピーを治したい、勝ちたい、負けたくない、
と、強く強く思っている方は、一度、肩の力を抜いて、
リラックスして、自分のストレス源を見直してみるのも一つの手です。
色々と言いながら、書きながら、
まだまだ私自身がなかなか出来ていないので、、、
日々、もっと肩の力を抜かなきゃ・・・
と思う今日この頃でした。
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