「白い兎が逃げる(有栖川有栖)」と食べ物を描く。

171114_IMG_9575_2.jpg2017.11.15 Wednesday
11月ももう半分過ぎましたね。
宮田の個展も半分オシマイ。
彼は毎日のように個展会場のMITTSさんに詰めていて
私も何となくわたわたしております。

と言っても実は昨日と今日は彼は仕事で会場に行けず
14日に近くに立ち寄った私が2日分貼って来たもの。
他の写真も何枚か増やしております。
彼も長時間在廊できないので、なかなかお客様と
会えないのが残念で申し訳ないです。

これカレンダーになってて
30日まで写真はすでに撮ったそうで。
よくもまぁ集めたものだと、彼の写真に対する
執念のようなものを、こういう時に感じます。
8日は名古屋の丸八で、そこはこだわったそうで
道産子の彼の名古屋に対するリスペクトになっています
。。。たぶん。

宮田雄平個展『歩都(Hoto)』
http://miyatayuhei.com/
【会場】MITTS COFFEE STAND 
    名古屋市中区錦2丁目8-15 錦三輪ビル1階
【期間】11月1日(水) 〜 11月30日(木)  会期中無休
【時間】7:00〜19:00 ※土・日曜祝日は8:00〜18:00

「写真の散歩道2017」というイベントの一環です。
http://mdpn.webcrow.jp/2017/exhibition/e03.html


ちょっとしばらくなかなか描けずにいたインスタが復活している。



                  


「白い兎が逃げる」(有栖川有栖)

すごく面白かった。
有栖先生が狂言回しとして登場し、しかもちょっと、というかかなり「抜けている」役回りなのがいい味出している。
「不在の証明」・・・私もかなりどんくさいが、作中の有栖先生よりはマシ。さすがにこれはかなり核心までわかった。
「地下室の処刑」・・・これはよくできた話。いちばん予測がつかなかった。
「比類のないような神々しい瞬間」・・・ダイイングメッセージのトリックはよくできてた。最後の千円札にそんな意味があったとは。でも結局犯人のトリックを完全には暴いていない。こう言う形の収束の付け方もあるんやなぁと思った。で、悪いのは殺された方なんだと思うんだけど!
「白い兎が逃げる」・・・いちばん長い話で、途中で飽きそうになった。何かあんまり好きじゃないと思ったのは、語り部に近い人物が好きになれないからで(結局その人物が犯人で、相当いかれた人物だということが判明する。。。何かそんな気がしたけど、トリックがさっぱりわからんかった)。ストーカーされる女優も、好きになれないタイプだし。どうも有栖先生の描く登場人物は、レギュラーの火村先生や警部と警部補以外はあんまり好感が持てない。



                  


誰かを救うことなんて、所詮誰にも出来はしない。
簡単に救うことが出来れば、話は簡単だけれど、そうじゃないところが、実は試されているような気がする。
こうやって文章にするってイイな。昔からブログにはあんまりマイナスなことは書かないようにしてるけど
「できるだけ客観的に」言葉にしてみるというのは、とてもココロのためにも、問題解決のためにも良いような気がする。
とにかく、待ち続けること、見守ることしかないのだなぁ。

とあるカウンセリングサイトで、心に留まった言葉を。

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「心配ではなく、信頼を選ぶ」ということ。

心配してしまう、ということは、相手を信頼することが出来ない、ということ。
自分が助けなくても、相手には自分の問題を自分で解決する力があるということを、信頼する。
それが相手の力になる。

人が人を助けることは出来ない。
私たちに出来るのは人を助ける事ではなく、その人が自分を助けることをサポートすることだけ。

こうありたい自分たちの未来を心に描いてみると、その未来予想図が、自分にとってのビジョンになる。

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今はお仕事の環境だけはすこぶるよく、ここ数年来ないくらい安定した気持ちで仕事が出来ているので
それはよいんだけど、仕事が楽しすぎて、紺詰めすぎて、毎日ヘトヘト。
週末の打合せまでに、ちょっと形にしておかないとなぁ。。。


                  


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