
(2025/8/24)
日曜日は来名した宮田姉とランチをした。
その昔、mixi全盛の頃、付き合い始めたばかりの宮田が日記に「姉に会って話をしないと」みたいなことを書いていて、どうやらその「話」というのがわたしのことで。
「お姉さんいるんだ」と身構えていたら、実は本当の姉ではなく、東京砂漠で出会った道民同士なので姉弟と呼び合っているとのこと。でも姉さんは小樽で宮田は函館なんだが。
そして出会ったのがオフ会で、2月7日うまれの人たちの27(ニーナ)の会というのらしく、姉さんと宮田は誕生日が同じなのだ。
姉さんおよび27の会の人たちには結婚祝いをしていただいたのだが、みんな宮田と同じくシャイで、なぜか初対面のわたしが一人でしゃべり倒し、姉さんはわたしのことを「怖いもんが何もない人」だと思ったらしい。(それは激しく誤解だとのちに知るのだが)。
姉さんと言っても、宮田より2歳上なだけで、わたしよりはだいぶ若い。
東京時代は、姉さんと27の会ではないほかの仲間と一緒に6人くらいでお笑いライブを見に行ったりして遊んでいた。しかし今回会うのは7年ぶり。名古屋に来てからは、数年に1回しか会っていないのだ。
姉さんは相当美人なのだが、写真に映すとなぜか美しさが消えてしまう。レンズ越しの姉さんはなんだか薄幸そうで、現実の彼女とは別人だ。「どうしたら姉さんをキレイに撮ってあげられるだろうか」と宮田と話し合った結果、「笑かせばいいんではないか」となった。
はからずも罰当たりにも万松寺で決行した。
大須の万松寺は信長が亡き父の遺影に灰を投げつけたと伝わる名刹。(といっても場所は移転している)。姉さんが御朱印を購入している間に宮田を記念撮影し、その後姉さんを笑かして、宮田と一緒に撮った。
帰宅後、姉さんどんな風に写ってるかな?と見てみたら写真がない。そうだ「じゃ私ので撮って」と姉さんのスマホで撮ったんだった。姉さん、ちゃんと写ってるかな。
『72時間』にも登場した「コンパル本店」でランチした。結構な行列だったが、思ったより早く入れた。
実は白状すると、わたし、エビフライサンドを店で食べるのは初めてなのだ。テイクアウトでしか食べたことがなかった。だから知らなかったんだけど、店だとエビフライサンドは寝かせて出てくるのね。そして割とアバウトにカットするのね。
そして何より、めっちゃ食べにくい。でも、そんな不満を補って余りあるほどおいしかった。名古屋コーチンのたまごサンドと姉さんのリクエストでフルーツサンドの3種類を3人で分けた。ホットコーヒーで入れるアイスコーヒーも美味。
しっかり者だとばかり思っていた姉さんが、意外とドンくさく(失礼)、アイスコーヒーを作ればこぼし、サンドイッチの具も半分くらい落としてしまう。でもなんだかそのすべてがかわいらしく、やっぱり姉さんというより妹みたいだな、と思うのだった。
7年ぶりに会った上に、SNSでもまったくつながってなくて、今回姉さんはわたしたちと連絡とるのにものすごく苦労したらしい。しかも『ナゴヤ愛』で弟が著者デビューしたことも知らなかったそうで。
1店舗だけ在庫がありそうな店は知っていたが、このあと姉さんは用があり、店に行くのは断念。「え〜、サイン欲しかった」と言いながら、その場でポチっていた。
今日会社から帰ったら届いていたそうだ。でも多分在庫はもうないので、中古だったのかもしれない。今はもう定価より高いのではないかと思う。ううう、申し訳ないっす。
(2025/8/26 記)