ひよこパフェ

2023〜2024年の記録

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記事捏造事件?(長文)

241016_g1oU.jpg(2024/10/16)
中京テレビPSシリーズ

番組ファンクラブで連載していたコラム
公式Websiteで連載が決定!

https://ctv.co.jp/psgold/article/5dqni5uohj79bsjx.html

会員登録なしで誰でも読めるので
ぜひお読みくださるとうれしいです。


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《Xに書いたもの》
取材で媒体(企業)側の「こう答えてほしい」意図に沿った答えが得られるとは限らない。それを踏まえていかに媒体にとってよい記事にすべきかにライターは注力するもの。それなのに聞いていないこと、書いていないことを勝手に加筆されて驚くとともに、途方に暮れた。(先週の話で今は解決しつつある)

少なくともちゃんとしたメディア(新聞・出版・放送)ではこんな経験はないし、あったとしたら大問題だ。捏造とかヤラセが問題になっているが、自分たちがそれをしている自覚はないのだろう。一般企業がメディアを持ち発信することの責任に無自覚なのだろうな。

あ、この案件は無記名記事なので、わたしが表に出すことはありません。今後わたしが公開する記事のことではありませんので(笑)


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《FBに書いたもの》
9月は企業案件がいくつか舞い込んで、とっても忙しく、今もまだその余波が続いている。
仕事は担当者によって天国にも地獄にもなる。事件はそんな中で起こった。

9月にいくつか仕事をしたうち、企業AとBは対照的だった。

Aは担当ディレクターは熟練で敏腕。この人いわくAはすごく面倒でほかのライターさんは切れまくっているという。しかしふたを開けてみると初稿の修正に応えたら敏腕ディレクター氏が「あとはやっておきます」と言ってくれて秒で終了。

できるディレクター氏のお陰で、Aは私にとってはおいしい仕事だったのである。(しかも報酬はAはBの約2倍)

一方Bは、取材現場に立ち会ったB社員もよい感じの人で、取材現場はいい雰囲気だったのだが、なぜか原稿の確認は現場や状況を知らないまったく別の人。大企業ゆえの縦割りの弊害なのか、とんでもない修正を入れられた。

そもそも、依頼内容はそれまでの記事がB社製品の宣伝記事すぎて読まれないので、コンテンツマーケティング的に「読み物としておもしろくしてほしい」とのことだった。なので、専門的な話を聞いておもしろい記事に仕上げた。現場では当然B社社員も立ち会い、一緒に質問した上で書いた記事である。

それなのに、出来上がった記事は思いっきり「B社宣伝記事」で専門的な話はサクッと削除。

しかもまったく質問していないこと、つまり聞いても書いてもいないことを、「勝手に加筆」されていた。「創作」というか、「捏造」というか。この案件は記事4本。ほかの記事は私に捏造してほしいという。

さらに、こちらの仕事はディレクターがポンコツで「B社がこう言ってますが、どうしますか?」と聞いてくるだけで何もしない。たぶん私の原稿もB社からの修正も読んでもいないだろう。

話にならないので、ディレクション会社の社長に直に「これは問題だと思いますが…」と伝えると「それは問題だ!」となって、社長がめちゃくちゃ頑張ってくれている。よかった、ここ問題にしてくれて。

余談ながら、現在わたしは某大手出版社の雑誌の仕事(見開き全部構成からイラストまで担当)に取り掛かっていて、10月もバタバタのうちに終わりそうだ。↑こういうおかしなことがあると、きちんとしたメディアの仕事は安心できるな。

しかし取材相手がことごとく「お金かかりませんか?」と聞いてくるのにもやる。変な詐欺のせいでホント迷惑である。
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