「にわとりとたまご」イエラ マリ、 エンゾ マリ
8/30まで、地元愛知県の
刈谷市で開催していた「イエラ・マリ展」
とても素晴らしい展覧会でした。
イタリアの絵本作家、イエラの絵本は
文字がなく、始まりと終わりがないのも
大きな特徴だそうで。
主なテーマは「命の循環・命の連鎖」。
たとえば
リンゴに蝶が受粉して実がなり
リンゴの中にいた毛虫がやがて蝶になる。
たとえば
ワニはヒョウを食べ、ヒョウはオオカミを食べ
オオカミはヤマネコを食べ、途中
ヘビや蚊や人間をはさんで、ワニも何かに食べられ
たとえば
春が来てイタチは冬眠から目覚め、鳥は卵を産み
夏が来てイタチは活発に動き回り、鳥は子育てし
秋が来てイタチは冬眠の準備をし、鳥は巣立ち
冬が来てイタチはまた冬眠する
この絵本も
にわとりが卵を産み、卵がひよこになり
やがてそのひよこも成長してにわとりになる
どこが始まりでも終わりでもなく
どこからでも始められる
あの永遠の命題
「鶏と卵はどちらが先か」
に答えたかのような作品。
(実際にはこの命題には答えは出たのですが)
鳥好きならば文句なしに愛おしくなる一冊。
刈谷市で開催していた「イエラ・マリ展」
とても素晴らしい展覧会でした。
イタリアの絵本作家、イエラの絵本は
文字がなく、始まりと終わりがないのも
大きな特徴だそうで。
主なテーマは「命の循環・命の連鎖」。
たとえば
リンゴに蝶が受粉して実がなり
リンゴの中にいた毛虫がやがて蝶になる。
たとえば
ワニはヒョウを食べ、ヒョウはオオカミを食べ
オオカミはヤマネコを食べ、途中
ヘビや蚊や人間をはさんで、ワニも何かに食べられ
たとえば
春が来てイタチは冬眠から目覚め、鳥は卵を産み
夏が来てイタチは活発に動き回り、鳥は子育てし
秋が来てイタチは冬眠の準備をし、鳥は巣立ち
冬が来てイタチはまた冬眠する
この絵本も
にわとりが卵を産み、卵がひよこになり
やがてそのひよこも成長してにわとりになる
どこが始まりでも終わりでもなく
どこからでも始められる
あの永遠の命題
「鶏と卵はどちらが先か」
に答えたかのような作品。
(実際にはこの命題には答えは出たのですが)
鳥好きならば文句なしに愛おしくなる一冊。
大型本: 32ページ
出版社: ほるぷ出版; 新版 (2015/2/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4593505690
ISBN-13: 978-4593505692
発売日: 2015/2/20
商品パッケージの寸法: 22 x 22 x 1 cm
出版社: ほるぷ出版; 新版 (2015/2/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4593505690
ISBN-13: 978-4593505692
発売日: 2015/2/20
商品パッケージの寸法: 22 x 22 x 1 cm
商品の説明
内容紹介
にわとりが卵を産みひよこが誕生するまでをテーマにした絵本。
イタリアの人気絵本作家イエラ・マリが色で語る、文字なし絵本の傑作。
内容(「BOOK」データベースより)
イタリアの人気絵本作家、イエラ・マリが色で語る生命の鼓動があふれる
文字なし絵本の傑作。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない
版型に関連付けられています。
内容(「MARC」データベースより)
にわとりが卵を産みひよこが誕生するまでをテーマにした絵本。
イタリアの人気絵本作家イエラ・マリが色で語る、生命の鼓動あふれる
文字なし絵本の傑作。卵が先が、にわとりが先か。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に
関連付けられています。
著者について
1931年ミラノに生まれ、ブレラ国立美術学校で絵画を学び、そこで出会った
エンゾ・マリと結婚。1960年代半ばまで生活を共にする。デザイナーとして
仕事をしていた2人は、子育てをしながら新しい絵本のアイディアを練り、
1960年『りんごとちょう』を発表。
その後イエラは、イタリアの子どもの本の歴史に大きな足跡を残した
エンメ出版と出会い、代表作『あかいふうせん』『木のうた』を含め、
1967年から10数年間に、同社で8冊が刊行。
晩年、長い間世間から隠れるように暮らしたイエラは、多くのことを
語らないまま、2014年1月に逝去。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マリ,イエラ
デザイナーのエンゾ・マリと組んで、グラフィック・アートの面から
すぐれた絵本を発表しているイタリアの作家
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)