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ブラジルは北東部ペルナンブーコには、ルイス・ゴンザーガ
という有名な音楽家がいます。
もうとっくの昔に亡くなられていますが、昨年2012年には、
生誕100周年を迎えました。
ルイス・ゴンザーガは、”フォホーの王様”としてその名が知られています。
フォホーとは、簡単に言うと、サンフォーナ(アコーディオン)、
トライアングル、ザブンバを主要楽器にした、北東部のリズム
(バイアォンetc)を用いた音楽のことをいいます。
40年代、ラジオの普及により、このフォホーが放送されると、
北東部の人々、都会で働く出稼ぎ労働者を中心に大流行します。
当時の都会のブルジョア達は、”田舎の音楽”として蔑んでたようですが、
低所得者や労働者達には、特別な音楽として熱烈に歓迎支持されました。
たぶん日本でいうところの、演歌みたいなものなんでしょうね。
ルイス・ゴンザーガはたくさんの名曲を生み出しましたが、
特に有名な曲は、アサ・ブランカ(白い翼)でしょう。
日本でもほとんどの方が知っていると思います。
合唱曲として歌われたり、ブームもカバーしてましたよね。
ブラジルでは、第二のブラジル国歌と言われる程、
国民から愛されている曲です。
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