update : 2017/05/29 Mon |
雑学
今からもう4年ほど前のことになりますが
2013年のトリエンナーレで、瀬戸内の島旅をしました。
豊島で民泊というのをしまして。
結構今は浸透してると思いますが、民泊とは一般のお宅に泊まることを言います。
民泊にはもれなく特典が付いてきまして、新鮮な野菜を収穫できるとか、魚釣りに連れて行ってもらえるとか、それぞれ魅力的なのですが、私たちが選んだのは
「名古屋コーチンの採れたて卵で、朝食にたまごかけご飯」
ができるというYさんち。
ちなみに
筆者の自宅は名古屋ですが、何か?
ところで、鳥好きの風上にも置けませんが、ニワトリって、もしかして怖いんじゃ。。。
心の中を、かつて愛読していた「動物のお医者さん」の”西根家最強生物・ヒヨちゃん”がよぎる。(ヒヨちゃんは白色レグホン。買ったときヒヨコだったからヒヨちゃん)
思わず名古屋コーチンについて調べてみると、性格は人懐っこく温厚だと言います。
「温厚なニワトリ・・・」
イマイチイメージできませんでしたが、旅も中盤、Yさんちにて、早朝ニワトリさんたちにご対面。驚いたのは、エサがキュウリだったこと。スライサーでシャリシャリと小気味よくスライスしたキュウリをニワトリたちは嬉しそうにつついています。餌に夢中なのもあってか、私には興味なっしん。人懐っこいのか?どうかも微妙。。。
気になる卵の収穫ですが、実は、早朝と言っても私たちが起きたのは相当遅く、すでにお母さんは卵を収穫してしまったそうで。
ガーン、とショックを隠し切れない寝ぼすけたち。すると人のいいお母さんは
「そろそろまた生んでると思うから、好きなだけ持ってきていいよ」
とニコニコ。
お言葉に甘えて、ボウルを手に再度鶏小屋へ。
トリさんたちが歩き回る奥に、卵の産みつけてある棚のようなところがあり、藁が敷き詰めてあります。近づいてみると、あったあった!ニワトリは固まって卵を産む性質があるそうで、一か所に卵がすでに10個くらい産みつけてあるのですぐにわかりました。
さっきと違い、エサがないので、ニワトリたちは私のそばに寄ってきます。見おぼえない人に興味津々なのか、ちょんちょんつついてきます。といっても、ヒヨちゃんのように血を見るような感じではなく、あくまでも「スキンシップ」という感じです。
「ちょいと失礼しますよ」
と声をかけて、ドキドキしながら卵を手に取ります。こちとら、なんといっても侵入者。温厚な名古屋コーチンとはいえ、ニワトリたちにとっては大事な卵を奪いに来たと知ったら、急に攻撃に出てくるかもしれません。思わずボウルを抱えて体をホールドし、身構えてしまいます。
ところが、ニワトリたちは、のんびりと棚に近寄ってきて
「何してるの?」
「何かいいものあるの?」
とでもいうように、私の手元をのぞき込むのです。むしろ思い出すのはチョビかスナネズミ!
ラブリー!!
名古屋コーチン♡♡♡
若干の罪悪感とともに、私はすっかりコーチン様のとりこに。
いつか飼う!!と心に決めて、後ろ髪引かれつつ、鶏小屋を後にしたのでした。
この日の朝ごはん。自分で収穫したホカホカの卵で卵かけご飯するってだけでも贅沢なのに、名古屋コーチンですよ!卵焼きもお母さんが第一弾に収穫した名古屋コーチン卵で作ったものです!幸せすぎ。
野菜も採れたて。朝から焼きなすまで用意して下さって、Yさんのお母さん、本当にありがとうございました!!
ひとことでいうと、島旅、最高でした。
鳥のオブジェもいっぱい、猫もいっぱいで(あんま関係ないか)、癒されました。
皆様もぜひ、Yさんちで名古屋コーチンとの極上体験、味わってくださいませ。
(民泊については、ネットですぐに情報出てきますので、自分で調べてね♡)
(Yさん宅は一般のお宅で、個人情報でもあるので、ここには詳細は載せません)
旅の詳細
http://hiyoko.tv/journal/log/museum/eid818.html
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