update : 2008/10/12 Sun |
アート&クラフト
歴史あるハンドクラフトである
パッチワークキルト。
日本で言えばさしずめ刺し子などが
それに当たるのでしょうが、古くなった布も
捨てずにつなぎ合わせてステッチ(キルト)を
入れる事で丈夫にし、機能性も高め、柄合わせや
美しいキルトで装飾面でも楽しまれるように
なって行きました。
それがやがてクラフトとして定着し
今やアート作品と呼べるものまで登場。
そのパッチワークには数えきれないほどのパターンがあるわけですが
動物をテーマにしたものでは、鳥が圧倒的に多いのだそうです。
なかでもがちょうは大人気。
昔はがちょうはどの家でも飼われ、肉は食卓へ、羽根はフェザーベッドへと
人々のしあわせに貢献していたからです。そのがちょうの冥福を祈って
キルトのパターンが生まれたのだそう。
鳥は幾何学模様の三角形であらわされます。
この「グレーグース(Gray Goose)」のパターンには
「悪魔のつめ(Devil's Claws)」「ダブルZ(Double Z)」
「茶色のがちょう(Brown Goose)」の別名があります。