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セルマ・ラーゲルレーヴは1858年11月20日、スウェーデンに生まれた。1885年から1895年まで女学校で教師として勤めた後、1906年に『ニルスのふしぎな旅』を著す。1909年には女性初のノーベル文学賞受賞者となった。(ちなみに今年のノーベル文学賞、誰だったか覚えてますか?答えはこちら。)
彼女の代表作『ニルスのふしぎな旅』は、ニルス少年による冒険物語。ニルスはいつも動物をいじめてばかりいた悪ガキだったが、ある日、いたずらをしようとした妖精に魔法をかけられ、身体を小さくされてしまう。ニルスは動物たちから復讐されそうになるが、ちょうどそばにいたがちょうのモルテンの背中に飛び乗り、脱出。ガンの群れに合流し、はるばる北のラップランドを目指すという物語である。
ラップランドへ向かう途中、ニルスは様々な経験をし、人間的にも成長していく。最後には魔法が解けてめでたしめでたし・・・というお決まりのストーリーだが、実はこの話、裏がある。ニルスがラップランドへ向かう途中、スカンディナビア半島各地の美しい自然を訪ねるのだが、読者はこれを通じてスウェーデンの国土や地理について学ぶことができる。物語を通じてナショナリズム=愛国心を養うことができるという仕組みだ1 。NHKのアニメを見ていたという読者もまさかそんな裏事情があったとは気づくまい。何ともよく出来た作品ではないか!
童話『ニルスのふしぎな旅』に隠された大人の事情とは?・・・続きを読む。
