とりかえっこ/さとう わきこ(文)二俣 英五郎 (絵)
コレも発想がとっても愉快な作品。遊びに出かけたひよこちゃん、
出逢った動物たちとどんどん
声をとりかえっこして行きます。
ほんのりとやさしい絵ながらも
細部までしっかりと描き込まれた絵に
短くわずかな文章の対比がおもしろく
大人も子供も何度読み返しても楽しい本。
ところで、さとうわきこさんといえば、
『ちっちゃなひよこちゃん』という絵本が
シリーズで3冊出ているのですが、絶版になっているらしく、残念です。
コレも発想がとっても愉快な作品。
復刊された傑作絵本シリーズだけあって(あらすじ)
たまごから生まれたかわいいひよこさん。
にわとりのお母さんと一緒に
元気よくお散歩していると、
向こうから大きな牛さんがやってきました。
海に浮かんだ緑がいっぱいの小さな島に住む
愉快痛快な物語。
あまり賢くなくて、どことなく憎めない
『にじをみつけたあひるのダック』の続編。出版社からの紹介文
きょうはいいお天気。水あびでもしましょうと、ひよこたちを探しに行く
あひるのダック。りんごの木の下、ぶらんこ、きゃべつ畑、ひまわりの
花の周りなど、あちこち探して回りますが、1羽も見つかりません。
ひよこたちはどこへ行ってしまったのでしょう?
きまじめな表情で、前へ、前へと、さがしながら進んでいくあひるのダック。
かわいいひよこたちはそこここにちょこんと隠れて(?)いるのですが……。
読み進むうちに、意外なところに勢ぞろいしたひよこをみつけた瞬間は、
大人も子どもも思わず笑顔がこぼれます。見つける喜びを共有し、
読み聞かせの醍醐味が味わえる絵本です。
最後のページに描かれた10種類の絵を探して、絵本を最初のページから
「もう1回!」。そんなお楽しみもついています。
1から10まで、楽しく数を教えたい人にもおすすめ。
表紙のみっちりと並んだ
赤ちゃんの大好きな「いないいないばぁ」を
これは正確に言うと
こんなにかわいらしい表紙の出版社 / 著者からの内容紹介
たまごは、どのようにしてひよこになるのでしょう。
受精卵になるところから書きおこし、
カラを割って誕生するまでの成長過程を簡潔な文章で描いています。
読んであげるなら:5・6才から
自分で読むなら:小学低学年から