update : 2009/02/11 Wed |
国
その国を象徴する国鳥。
最初はわが日本の鳥です。
日本の国鳥は1947年3月に
日本鳥学会によってキジ(雉)に
制定されました。
ほかにウグイスやハトなど、いかにも
日本らしい鳥が候補にあがりましたが
大多数の支持を得てキジに決定。
主な理由として
・日本固有の野鳥である
・渡りをしないので一年中日本中で見られる
・姿が優美で美しく狩猟に最適で肉が美味
・古事記・日本書紀に記載があり「桃太郎」にも
登場するので子供にもなじみがある
などがあげられます。
キジは、世界中で主要な狩猟鳥となっています。
国鳥が狩猟対象となっているのは、日本だけだそうです。
国鳥に選ばれた理由の一つに
「狩猟対象として最適であり、肉が美味」
というものが含まれているのが、どうも・・・
キジ(雉子、雉)
学名:Phasianus versicolor)キジ目キジ科の鳥。
国内の多くの自治体で「市町村の鳥」に指定されている。
日本では本州、四国、対馬を除く九州に留鳥として生息。
日本にはキタキジ、トウカイキジ、シマキジ
キュウシュウキジの4亜種が自然分布していたが
ユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが
主に北海道など、もともとキジが生息していなかった
地域に狩猟目的で放鳥され、野生化している。
◇その他豆知識
・日本銀行券D壱万円券の裏面に描かれていた。
・飛ぶのは苦手だが、走るのは速い。時速32kmを記録。
・「ケーン」と鳴き、「けんもほろろ」という言葉は
この鳴き声に由来している。
・「頭隠して尻隠さず」ということわざは、草むらに
隠れたつもりになったキジの様子に由来している。
・きしめんの語源には諸説あるが、キジ肉を平打ちの
麺の具にして藩主に献上したという説もある。
・民話によく登場し、日本の野鳥としては知名度は高い。
・「雉丼」に実際に使われているのは鶏肉である。