google 2015年9月21日 2015年敬老の日。
日本では今日は敬老の日。
googleの敬老の日バージョンをお送りします。
ただし今日は残念ながらこれでは無く、2015年のイタリア、スペイン、ポルトガルなどの「祖父母の日」に使われています。
2015 年祖父母の日(スペイン、ポルトガル)2015/07/26
2015 年祖父母の日(イタリア)2015/10/02
ちなみに、2016年はネコ。
『カナリアのシスリーB』ターシャ・テューダー・作・絵/ないとうりえこ・訳
ニューイングランドの厳しい自然の中で
楽園と呼ばれる庭づくりをして
昔ながらの生活を送っていたターシャ。
最初はターシャの昔風の生活を理解し
守ろうとしていた夫も去って行きますが
それでも、その生活を貫いたターシャ。
本当に意思の強い人だったのでしょう。
この展示のときにも
とにかく、この忙しさの中で、よくぞこれだけの
クラフトを制作できたモノだと感心したものでした。
その時に原画を見られたのは、今となっては貴重です。
そんなターシャの生活を知ると、さらに
絵本の世界も広がります。
カナリアがつがいになって、卵を人形の家で産みます。
人形のバスタブは、ヒナを育てる巣にぴったり。
やがて、どんどん鳥は増えていき・・・
なんて夢のある作品でしょう。
こんな幼少時代を送ることのできる子供は幸せですね。
June 09, 2010
楽園と呼ばれる庭づくりをして
昔ながらの生活を送っていたターシャ。
最初はターシャの昔風の生活を理解し
守ろうとしていた夫も去って行きますが
それでも、その生活を貫いたターシャ。
本当に意思の強い人だったのでしょう。
この展示のときにも
とにかく、この忙しさの中で、よくぞこれだけの
クラフトを制作できたモノだと感心したものでした。
その時に原画を見られたのは、今となっては貴重です。
そんなターシャの生活を知ると、さらに
絵本の世界も広がります。
カナリアがつがいになって、卵を人形の家で産みます。
人形のバスタブは、ヒナを育てる巣にぴったり。
やがて、どんどん鳥は増えていき・・・
なんて夢のある作品でしょう。
こんな幼少時代を送ることのできる子供は幸せですね。
June 09, 2010
『アンジェロ』デビッド マコーレイ・作・絵/千葉 茂・訳
コレも泣いてしまいます。
仕事だけに情熱を傾け、
一筋にひたむきに生きてきた老人の
人生の最後に触れ合った、ハトとの物語。
ハト以外に看取られず、孤独に死んだことを
卑屈になど描いてはいません。
どう生きて、どう死んでいくか。
何が不幸で、何が幸せか。
それは人それぞれ。
仕事だけに情熱を傾け、
一筋にひたむきに生きてきた老人の
人生の最後に触れ合った、ハトとの物語。
ハト以外に看取られず、孤独に死んだことを
卑屈になど描いてはいません。
どう生きて、どう死んでいくか。
何が不幸で、何が幸せか。
それは人それぞれ。
『おしゃべりなたまごやき』寺村 輝夫・作/長 新太・絵
大好きな絵本。
王様がお茶目で、
かわいいったらないのです。
実際には、王様は国の一番偉い人、
なはずなのに。
いろいろ難しいことを
決めているはずなのに、
童話の中の王様って、大抵のんき。
この王様も、そんな感じです。
王様の悩みが、
たまごやきくらいしかないのでは??
そんなのどかな、のんびりとしたお話。
オチも楽しい!!
鳥好きな私には、
たくさんの鶏が登場するシーンに
萌えてしまうのでしたww
『おとなしいめんどり』ポール ガルドン作・絵/谷川俊太郎・訳
猫と犬とネズミと
おとなしい赤いめんどりが
一緒に暮らしていますが
働くのはめんどりだけ。
残りの三匹は寝てばかり。
手伝ってと言っても
「いやだね!いやだよ!いやだなあ!」
という返事ばかり。
しかしある日、
3匹とめんどりの立場が逆転します。
そこが痛快です。
絵も味があって素敵です。
おとなしい赤いめんどりが
一緒に暮らしていますが
働くのはめんどりだけ。
残りの三匹は寝てばかり。
手伝ってと言っても
「いやだね!いやだよ!いやだなあ!」
という返事ばかり。
しかしある日、
3匹とめんどりの立場が逆転します。
そこが痛快です。
絵も味があって素敵です。
「にわとりとたまご」イエラ マリ、 エンゾ マリ
8/30まで、地元愛知県の
刈谷市で開催していた「イエラ・マリ展」
とても素晴らしい展覧会でした。
イタリアの絵本作家、イエラの絵本は
文字がなく、始まりと終わりがないのも
大きな特徴だそうで。
主なテーマは「命の循環・命の連鎖」。
たとえば
リンゴに蝶が受粉して実がなり
リンゴの中にいた毛虫がやがて蝶になる。
たとえば
ワニはヒョウを食べ、ヒョウはオオカミを食べ
オオカミはヤマネコを食べ、途中
ヘビや蚊や人間をはさんで、ワニも何かに食べられ
たとえば
春が来てイタチは冬眠から目覚め、鳥は卵を産み
夏が来てイタチは活発に動き回り、鳥は子育てし
秋が来てイタチは冬眠の準備をし、鳥は巣立ち
冬が来てイタチはまた冬眠する
この絵本も
にわとりが卵を産み、卵がひよこになり
やがてそのひよこも成長してにわとりになる
どこが始まりでも終わりでもなく
どこからでも始められる
あの永遠の命題
「鶏と卵はどちらが先か」
に答えたかのような作品。
(実際にはこの命題には答えは出たのですが)
鳥好きならば文句なしに愛おしくなる一冊。
刈谷市で開催していた「イエラ・マリ展」
とても素晴らしい展覧会でした。
イタリアの絵本作家、イエラの絵本は
文字がなく、始まりと終わりがないのも
大きな特徴だそうで。
主なテーマは「命の循環・命の連鎖」。
たとえば
リンゴに蝶が受粉して実がなり
リンゴの中にいた毛虫がやがて蝶になる。
たとえば
ワニはヒョウを食べ、ヒョウはオオカミを食べ
オオカミはヤマネコを食べ、途中
ヘビや蚊や人間をはさんで、ワニも何かに食べられ
たとえば
春が来てイタチは冬眠から目覚め、鳥は卵を産み
夏が来てイタチは活発に動き回り、鳥は子育てし
秋が来てイタチは冬眠の準備をし、鳥は巣立ち
冬が来てイタチはまた冬眠する
この絵本も
にわとりが卵を産み、卵がひよこになり
やがてそのひよこも成長してにわとりになる
どこが始まりでも終わりでもなく
どこからでも始められる
あの永遠の命題
「鶏と卵はどちらが先か」
に答えたかのような作品。
(実際にはこの命題には答えは出たのですが)
鳥好きならば文句なしに愛おしくなる一冊。
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