トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

世界中の鳥好きさんに捧ぐ。

美しいハトの仲間02:ミノバト

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ミノバト(蓑鳩)
ハト目ハト科属に分類される鳥類。
◎分布
   東南アジア、インドネシア、ベンガル湾に浮かぶインド領の
   ニコバル諸島などに生息し、別名を「ニコバルバト」という。
◎形態
   体長約40センチメートルと大型のハトで、首から背にかけて
   蓑のような羽を持っていることからその名が付いた。
◎その他
   近年のDNA分析の結果、ハト科の中でも17世紀末に絶滅した
   ドードーに最も近縁の鳥であることが明らかとなった。
◎学名:Caloenas nicobarica
◎英名:The Nicobar Pigeon


     


ドードー(モーリシャスドードー) ハト目ドードー科
学名:Raphus cucullatus 英名:Dodo
090410dodo1.jpg
ミノバトも40センチほどの大型のハトですが
ドードーは嘴だけで25センチほどあるものもいたといわれ
かなり大きな鳥だったようです。

#ハトの仲間

https://www.boredpanda.com/interesting-pigeon-breeds/?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=organic

http://netgeek.biz/archives/163654
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美しいハトの仲間01:コアオバトとアオバト

Pink-necked Green Pigeon1280px-Treron_vernans_male_-_Kent_Ridge_Park.jpg
コアオバト(小青鳩)
ハト目ハト科アオバト属に分類される鳥類。
◎分布
   インドネシア、マレーシア、シンガポール、ブルネイ
   フィリピン、タイ南部、カンボジア、ベトナム南部
◎形態
   全長27僉M困脇部灰色で胸はオレンジがかり、翼は淡い緑色。
   雌は全体的に緑色。虹彩は赤色。
◎生態
   森林に生息する。
   都市部の公園でもよく見られ、東南アジアでは一般的な種。
◎学名:Treron vernans
◎英名:Pink-necked green pigeon


     


近縁のアオバトなら見たことがある。
神奈川県の大磯町はアオバトが飛来する名所なのだ。

Treron_Sieboldii.jpg
アオバト(緑鳩)は、ハト目ハト科アオバト属に分類される鳥。
◎分布
   中国、台湾、日本   
   本州、四国、九州で繁殖する留鳥。
   北海道では夏鳥(6月初旬に道内に飛来し秋になると本州へと渡る)
◎形態
   全長33cm。名前の通り全体的にオリーブ色だが
   オスは頭から胸にかけてが黄色、腹はクリーム色、肩から羽が暗赤色。
   一方メスはそれらの箇所もオリーブ色である。虹彩は青色。
◎生態
   広葉樹林や針広混交林を好み、単独〜多い時は10羽程度の
   群れを作って行動する。
   「オーアーオー」等と聞こえる独特の声で鳴く。
   樹上に木の枝を束ねた皿型の巣を作る。
   植物食で果実や種子等を食べる。

   6月頃に乳白色の卵を産む。一腹卵数は2卵。
   現在、繁殖が確認されているのは日本のみ。
   比較的身近な鳥でありながら、その産卵習性などが
   発見されたのは、戦後(第二次世界大戦)以降の事。

   森林に生息しているが夏から秋にかけて
   海岸に現れることもある。
   その理由は塩分やミネラル補給のためと考えられている。
   小樽市や神奈川県大磯町の海岸などでは
   アオバトが連日、群れで遠路飛来。
   海水を飲む行動が頻繁に観察されている。
   この行動を行う場所はほぼ固定されている。

   その際、尾羽から下半身にかけてを意図的に海水に
   漬ける「尾浸け」という行動を行うことが知られているが
   なぜそうするのかは明らかになっていない。
   海水を飲む際には高波に呑まれたりハヤブサに襲われて
   命を落とす個体もいるという。
   なお、当然ながら海のない地域(栃木県など)の集団は
   海水を摂取する行動はとらない。
◎学名:Treron sieboldii
◎英名:White-bellied green-pigeon

White-bellied_Green-Pigeon_Oiso.jpg

#ハトの仲間
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リョコウバト〜オーデュボンの祈り〜

090411ryokoubato0.jpgリョコウバトは、すでに絶滅した鳥です。
その名のとおり渡りをするハトの仲間で
最も美しいハトだったとも言われています。

18世紀には全米で50〜90億羽が生息しており
世界でもっとも数の多い陸の野鳥と
言われていたにもかかわらず、その後
たった200年ほどで絶滅してしまったのです。

オーデュボンとは、リョコウバトが億単位で
群れを成して飛んでいた頃の鳥類研究家。
この画像は博物画家でもあった彼の作品で
リョコウバトの求愛の様子が描かれています。

彼は1838年の日記に、頭上を通過中のリョコウバトの群れが
3日間途切れることなく飛び続けたと記録しています。

想像してみてください。億単位の鳥の群れを。空を覆う鳥・鳥・鳥です。
その群れが飛ぶと太陽の光がさえぎられ、空一面が暗くなったそうです。
まさかその鳥が絶滅するなんて。
当時の人々が想像できなかったのも無理はないかもしれません。

『オーデュボンの祈り』とはそのリョコウバトとオーデュボンを
モチーフにした伊坂幸太郎の長編小説。
「誰にも止められない、悲しい結末に向かうことを」
「人間ってのは失わないと、ことの大きさに気がつかない」
という伊坂氏の痛烈なメッセージが胸に突き刺さります。

今もこの地上から次々姿を消してゆく動物たち。
そして私たち人間にとっても、それは他人事ではありません。
まさか絶滅するはずがないと思っているわれわれ自身が
滅びる日が一刻一刻と近づいているかもしれないのです。

誰にも止められないかもしれないけれど、止めなくてはいけない。
それが私たち一人ひとりに与えられた宿命なのかもしれません。


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モーリシャスの国鳥・ドードー(世界の国鳥・9)

090410dodo1.jpg日本の国鳥・キジの記事でも(ベタ)
触れましたが、アフリカのマダガスカル沖
インド洋に浮かぶモーリシャス共和国の
国鳥のドードーは、すでに絶滅した鳥です。

発見されてから180年(100年、150年
80年という説も)も経たずに絶滅したため
固有種を絶滅に追い込む人間の非業さを
物語るものとして扱われています。

モーリシャスの国章にもドードーが
描き込まれています。(画像2)
出入国時のパスポートに押される出入国スタンプもドードーのマークなのだそう。

モーリシャスがすでに絶滅しているドードーを国鳥に指定している意味は
もう二度とドードーの絶滅のような悲劇を、人間が繰り返してはならない
という事を世界中に訴えているのだと思うのです。

今も鳥に限らず、絶滅を危惧されている動物がたくさんいます。
人間の身勝手で生態系を狂わせるようなことがあってはならないと
自戒していかねばなりません。


なぜドードーは絶滅してしまったのか。
それを考えて行きたいと思います。少し(いやかなり)長いです。


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