トリモノ帖

鳥に関するあらゆるコト。あらゆるモノ。

世界中の鳥好きさんに捧ぐ。

あわてんぼうのニワトリねえさん/谷 真介 (著), 赤坂 三好 (イラスト)

080713awatenbou_niwatori.jpg沖縄の竹富島に伝わる
昔話だそうです。

竹富島では、にわとりは霊鳥として、
昔から崇められているのだそうですが、
このお話では、とんでもなくあわてんぼうに
描かれています。

とても霊鳥とは思えませんが、
憎めなくて親しみやすいニワトリねえさん。

本来あがめ奉るべき存在を、このように親しみやすく描くことで、
より身近な存在に感じようとしたのかもしれません。

   
   
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にわとりのおっぱい/山本 省三 (著)

080711oppai.jpg図工の時間にニワトリとヒヨコの絵を
描くことになりました。

観察して教室に戻って「さぁ描こう!」
「・・・ん?
ニワトリって、おっぱいってあったっけ??」

普段見慣れているものでも、あれ?と思うと
意外とわからないことって多いもの。

絵本にも結論は書いてありません。
思わずどうだったっけ?と
確認に行きたくなる本です。
   
   
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びっくりたまご/エリック バテュ (著) 小森 香折 (翻訳)

080710bikkuri_tamago.jpg3つのタマゴの中に
ひとつだけ混じった
白でも黒でもないぶつぶつたまご。

白と黒のたまごからはそれぞれ、
白いヒナと黒いヒナが生まれました。

では、ぶつぶつたまごからは
どんなヒナが生まれるのでしょうか?

同じ『びっくりたまご』という
タイトルでも、このお話とは
随分違ったお話。
こちらには、ヒナがちゃんと出てきます。
    
  
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ぴーちゃんの歌 - My dear little friend/さかざき ちはる

080707pi-chan.jpgスイカのペンギンで
有名なさかざきさんの本。

さかざきさんのペンギン好きは
今や広く知られていますが
鳥全般がお好きなんですね。

何だかシンパシーを感じますぅ。

はっ!
わたしはこんなに鳥を愛してるのに、
飼ったことがないんだったっっっ!!!
     
   
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にわとりママとはじめてのたまご/アンドレ ダーハン (著), きたやま ようこ (翻訳)

080704hajimete_tamago1.jpg初めてたまごを産んだ
ニワトリママ。
嬉しくて嬉しくて、タマゴに
いろんな教育を施そうとします。
卵相手に読み聞かせをしたり、
雪山に登って転がしたり。

なにやら胎教に必死になる、
人間の妊婦さんを思わせます。

そして最後にたどり着いた結論は
世の新米ママへのメッセージなのかもしれません。

まさに昨日ご紹介した本について
私が感じたことへのアンサーブック、みたいです。
    
  
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卵のハテナQ&A - ニワトリのつくったお弁当 (シリーズ・実学の森)/山中 良忠

080703tamago_hatena.jpgサブタイトルがすごい。
ニワトリの作ったお弁当って・・・

ニワトリの生んだタマゴで
作ったお弁当ってことか

もしくは

ニワトリが生んだタマゴそのものが
お弁当ってことなのか。

どちらにせよ、ニワトリはかわいい我が子
(タマゴ)をお弁当にするために
産み落とすわけではないと思いますが・・・・

女性だったらこのタイトルはつけないかも?
考え過ぎ?
    
  
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ヒヨコ、ようこそ! /ミラ ギンズバーグ (著), まつかわ まゆみ (翻訳), バイロン バートン

080630yokoso.jpgたまごからかえったひよこには
初めての体験がいっぱい。

おとうさんやおかあさんに愛され
いろんな動物に見守られているということ。
ひよこはそれを感じながら
すくすくと育って行くのです。

それはひよこも人間の子供も同じ。
たくさんの人の力を借りて大きくなることを
子供と一緒に感じながら読んでみたい本。
    
  
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チャボ物語/いわむら かずお (著)

080628cyabo.jpg動物雑誌で連載されていた珠玉のイラストエッセイ。

絵本作家らしい美しいイラストと
(本当に素晴らしく素敵です!)
独特の観察眼に、淡々とした味のある文章。

チャボってこんなに魅力的な生き物だったんだ!
とどんどんチャボの魅力に引き込まれて行きます。

読んだらすっかりチャボの虜に
なってしまうこと間違いなし、かも。
    
   
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ヒヨコに賭ける熱き思い/後藤 静彦 (著)

080627hiyoko_atuki.jpgひよこ版『プロジェクトX』と言った趣の本。

中島みゆきの歌声と
田口トモロヲのナレーションが
聞こえてきそうです。

我々がニワトリに持つイメージは
いわゆる日本の地鶏ですが、こちらでも紹介した本
Niwatori』をみていても、意外と外国産の
羽のふさふさした全体に濃い感じの
ニワトリも多いようで。

(アレはなんでなんでしょうかね?ネコにしろイヌにしろ鳥にしろ、
日本は短毛で、欧米のは毛がふさふさなのは)

たとえば、日本古来からある野草などが、外国から
入って来た雑草のせいで絶滅してしまったり
おかしな病気の元になったり。
外から異文化が持ち込まれると言う事は、弊害があるわけで。

でも、そこを折り合ってやって行くのも大切で。

自分たちの文化や種の維持を図ることと、
よそから入って来たものを受け入れる事は相反する事なんだけど
そこを超えて、真の意味の自国らしい文化を、さらにその上に
構築できたら素晴らしいと思うのです。
そのなかには、もとは自国のものではないものが混じっていたとしても
それはそれでよいと思うのですね。
    
  
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鶏と人 - 民族生物学の視点から/秋篠宮 文仁 (著)

080625tori_to_hito.jpg秋篠宮様の御本です。

秋篠宮様と言えばナマズが有名で
紀子様がナマズのリングをプレゼントされた
と言うエピソードが有名ですが
ニワトリでもよかったわけですね。

でもナマズの方がインパクト大で
確実に話題になっただろうなぁ。

皇室の方々は、第一線での活躍を避けられるため
あえてマイナーなものの研究をされると言うのを
ちらっと聞いた事があるのですが
(そんなわけで、ナマズだったりするんですね)
ニワトリもマイナー・・・なのか??
    
  
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