前回の六本木ヒルズでの「ドラえもん展」からの。
そうそう、六本木と言えば、東京タワーはお隣みたいによく見えますが(初めて行った頃に写真を撮ったはずなのに、見当たりませんでした。。。)、ちゃあんと、スカイツリーも見えました♡
お目当ての21_21に続く日本庭園風の小径。冬の住んだ空気に水が澄んで、木々が映り込んで本当に美しかった。
展覧会ディレクターには、思想家で人類学者の中沢新一を迎えます。中沢は、各地のフィールドワークを通じて、時代や領域を横断し、学問の垣根を超えた研究を行ってきました。(中略)すごく難解な展示だった。
現代における野生とはなにか。自身の内に潜む野生をどのように見いだすのか。見たことのない物事の意味をどのように理解し、表現するのか。
本展では、現代の表現者たちのもつ野生の魅力に着目し、さまざまな作品や資料を通して、その力を発動させるための「野生の発見方法」を紐解いていきます。
でもこういうのは、理解しようとしてはいけないのかもしれない。感じなくては。
これわかりにくいかもしれないけど、範囲内に入って体を動かすと、画面に自分が登場するのだ。けっこう楽しかった。
海外の少数民族の儀式用のものって割とエロスなものが多くて、日本の「かわいい」ものの中にも、実はこっそり、エロスが混じってたりして(左画像のカワイイの文章の下の左画像の一番左。黄色い首の鳥の横に交尾してるワンコが)、これこそ野生だってことね。
「ドラえもん展」ではあんなにわかりやすく、それでいてあんなに深く、あんなに面白かったしりあがり寿さんの映像が、サッパリわからんくて悩む。
南方 熊楠(みなかた くまぐす)さんの本でも読んでみようっと。そういうきっかけになるのも展示のいいところ。
結局のところ、自分の中にないモノは出せないってことなのかしらね。そして自分の中に会って出たかってるモノこそ出すべきだってことでもある。
自分が、全てのしがらみや理性を超えてでも、世に出したいものって何だろうって考えてしまった。思考に刺激を与える良い展示だった。難解だけどね。こういうのを、わかった気になって、偉そうに言うことは自重したいものだ。
この後は美味しいケーキを食べて(まだクリスマスのケーキが登場したばかりだった!)銀座へ移動。
◇見に行きたい展覧会メモ◇ →展覧会記録■
≪東京で行ってきた展示≫
刀剣鑑賞の歴史
2017年12月5日(火) 〜 2018年2月25日(日)東京国立博物館
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1890
THE ドラえもん展 TOKYO 2017
2017年11月1日〜2018年1月8日 森アーツセンターギャラリー
http://www.roppongihills.com/events/2017/11/002654.html
野生展:飼いならされない感覚と思考
2017年10月20日(金)〜 2018年2月4日(日)21_21 DESIGN SIGHT
http://www.2121designsight.jp/program/wild/
オルビス30周年記念 「ケの美」展
2017年11月17日(金)-12月24日(日) POLA MUSEUM ANNEX
http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html
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