映画『I Am Regend』

201224cinema.jpg2020.12.27 Sunday
映画「I Am Regend」を見た。ガンの特効薬を開発中に殺人ウィルスが作られてしまい人類60億人の90%以上が死に絶え、残り10%はほぼゾンビという世界。医学博士の主人公は人の死に絶えたNYでゾンビを人間に戻す薬をただ一人作り続ける、という話。このコロナ禍においては割と冷静に見られない状況よね。

新型コロナウィルスはどうやら今のところ日本人には耐性のある型の様で、それで欧州程には感染が広まらずにいるわけだけれど、ウィルスっていつどう暴走して当然変異を起こすかわからない。世界中の医師が恐れているのはそこなんだろうね。今は高齢者や持病のある人以外はそれほど恐れることはないけど。

当然変異でガンの特効薬(ガンの治癒には効果ありという設定)が致死率90%の殺人ウィルスになりうるのだったら、何がどうなるかなんて我々素人にはわからないよね。この映画はいわくつき?で、劇場版とは別のエンディングがあり、タイトルの意味が全く逆転する。原作がそもそも劇場版とは全く違う結末。

見ているときは序盤の愛犬サムとの生活がいい感じで、後半一気に話が進んで、それはそれで面白かったけど、いろいろ疑問に残る点があって、それは原作や当初のエンディングを知らないと理解できない。それにしてもサムの演技が素晴らしく、最近すっかりネコ派だった私だけど、犬を飼いたくなった。


                


2020.12.28 Monday
昨日、テレビが死んだ(カミュ『異邦人』風→ちなみにペストは未読)。
12月に入ってからオットのPCが壊れホットカーペットが壊れ、もうさすがに年内は何も壊れないだろうし、もし壊れるとしてもエアコンかレンジだと思っていたら、まさかのテレビが力尽きた。このテレビ、以前勤めていた会社の同僚が「余っているから」と言ってくださったもの。

実は私もオットも東京時代、ほとんどテレビを見ない人たちで、名古屋への引っ越しと同時にアナログ放送が終わって分厚いテレビを捨てて母と同居したので、その家を出るときにテレビはなかったのだ。

しかし、今の家ではまぁよくテレビを見ること。いただいたテレビは4年半フル活動した。引っ越した当時はテレビの優先度が低く、いただかなければ買うことはなかったかもと思うと(テレビの仕事してるくせにあかんよね)、ホントありがたかったと思う。

そんなわけで、今の生活にテレビは不可欠だし、何なら今夜「麒麟」が見れないのは辛い!ということで、早速電気屋さんに買いに行った。前のと同じサイズの手頃のがあったので即決。

支払いの際に、よくあることだけど「カードを作るといろいろお得ですよ」と言われた。手っ取り早いので私はいつも「私たち自営なんでカードつくれないんです」と言うのだけど「試しにダメもとで申し込んでみませんか?」と言われ、ちょっと興味本位で申請だけしてみることにした。

お兄さんはとっても良い人で、自分の家族や親せきの話まで出して「自営ってなかなか通らないんですよね」などと話してくれた。でもこの年の瀬の忙しい時に(日曜なので超混んでた)、基本通らない自営業者のカードなんかで私たちにつきっきりになってる場合なのだろうか?とふと疑問に思い「これって、どれくらいの人が通るものなんですか?」と尋ねると「大体通りますよ」という。

「そうなんだ、それで通らなかったらショックだね」と言っていると「いや、それがまさかこの人が!って人が通らなったりするんですよ」とさすがおにいさん、フォローもぬかりない。

そんな話をしているとカード会社から電話が入って、無事通ったとのこと。「ええええええっっっっ!!」マジか。

13〜4年前一人暮らししてた頃、今よりちゃんと定期収入もあったけど、週3のバイトだから無理だって言われたこともあれば、今よりずっと収入が少なくても正社員ってだけで通ったこともあったので、どんだけ強いんだ正社員!って思ってた。

あの山田詠美さんがエッセイで「銀座の宝石店で目玉が飛び出るような金額の宝石でも現金で買うのはカードが作れないから」みたいなことを書いていて、あのクラスの作家でもカードって作れないものなんだ!!!と驚いた記憶もあったので、本当にびっくり。テレビ壊れたけど、なんかいい日だった。くださった人にも久しぶりに連絡とったら長い近況が届いてほっこりした。


                


IMG_1182.jpg2020.12.28 Monday
紅茶好きなイギリス人は日常の紅茶は安いティーバッグで入れてがぶがぶ飲むと聞いたことがあるし、我が家も普段はすごく安いティーバッグをまさにがぶがぶ飲む。

紅茶ってなぜかよくいただくので、おいしいデザートがある日などは、いただきもののいい紅茶を入れる。そうするとやっぱりおいしい!感動するけど、これはたまにでいいよね、と思う。

昔、えせマダムみたいな生活をしていた頃には「わたくしマリアージュフレールのマルコ・ポーロしか飲まないの」というような奥様が周りにごろごろしていて、自分自身も缶の可愛さにも引かれてウィッタードのフレーバーティーを集めていたこともあった。でもさ、やっぱ凝った味って飽きてしまうのだ、私の場合。(もちろんどちらもおいしいし、好きな方を否定するつもりはないです)

何年か前に「ハレとケ」(非日常である「晴れの日」と日常)に関する展示を見てから余計に意識するようになったのだけど、日々メリハリを持つって大事なんじゃないだろうか。
何もなくても今日はおいしい紅茶を入れた日となれば、それだけで特別な日になる。効率的でもある。まぁお金持ちだったらこんなこと考える必要もないのだろうけど、庶民が楽しく過ごすには、日々の中に「ハレとケ」を意識するって大事なことだと思う。


                


2020.12.28 Monday
12月25〜26日ごろの週末にせっせと描いていたネコさまたち。
描けば描くほどやっぱ上達するかも。春ごろとは違うよね、と自画自賛。
ちょっと思う通りに描けてくると、グッと絵を描くのは楽しくなる。
そこを超えられるかどうかが、絵を好きになれるかどうかの違いになるのだろう。
特に仕事として選んだ場合、楽しいだけでは済まなくなる。
それでも続けられるってことじゃないと、絵に限らず「好きを仕事にする」なんて甘い言葉では片づけられない。
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2020.12.29 Tuesday
12星座こっそり終わりました。次は干支。すでにこのタッチで何枚か描き始めており。来年まで描いちゃってる(てへ)
干支は全部動物なので描きやすい。なぜかネズミ年からではありません。ふふふ。
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実はこの感じすごく気に入っていて、なんかつかんだ気がする。
このままどんどん描き続けていきたい。


                



2020年9月発売の新刊です。
どうぞよろしくお願い致します♡


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